スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「直ちに影響が出る被害・被災地自治体公務員心のケアの必要性」香山リカさんラジオフォーラム(内容書き出し)

原発事故がもたらす人と人との間を裂く「直ちに影響が出る被害」と
被災地自治体公務員の過酷な現状と心のケアの必要性に関して、
精神科医の香山さんと湯浅さんのお話を一部分書き出しました。


ラジオフォーラム
放送開始日 2013年3月2日(土)~
Web公開日 2013年3月8日(金)

パーソナリティ 湯浅誠さん 活動家/社会運動家
ゲスト 香山リカさん 精神科医、立教大学現代心理学部教授


直ちに影響が出る被害

香山:
私の診察室に来る患者さんの中にも、ものすごい原発問題のことでね、
本当に日々心を痛めたり考えたりしている人も多いんですけれども、
その人たちと、たとえば同じ家庭の中でも夫は無関心だとか、お姑さんは全然無関心とかって、
本当に家庭内の亀裂が入ってしまって、離婚話が出るとか、そういう事にもなってて、
私ね、それも原発事故の被害だと思うんですよ。
そうやって人の間に亀裂を入れる。
だから、実害とかね、そういうことももちろんあるんだけれども、
じゃあ、その原発事故が無かったらその亀裂は入らなかったわけだから、
そうやってね、人と人との間を裂くっていうのも、これも本当に私、
「これは気の持ちようだから被害じゃない」って言う人がいるんだけど、
それは全くそうじゃなくて、
これこそが「直ちに影響が出る被害」だなと、心に対する被害ですよね。


湯浅:それは福島県の方とか、福島県から避難されてきた方じゃない方で、

香山:
そうです。
東京に住んでいらっしゃったり、そういう方でも本当に皆さんそれぞれ捉え方、考え方が違い、
だけど答えがどこにあるか分からないからね、
もう「それぞれの考え方」としか言いようがないじゃないですか。
本当に親しい人との間で気持ちが裂かれていくというかね、
私はこれが本当に原発の実害だと思っていますね。


湯浅:
東京から関西とか沖縄に避難した人も沢山いますからね。
やっぱり家族の中で色々あったでしょうね。



被災地自治体公務員の心のケア
http://youtu.be/fatv8PNjSnk?t=30m22s

湯浅:
今日のテーマはですね、被災地の自治体公務員のメンタルケア―という事にしたんですが、
それは何故かというと、香山さんがこれに関わっていらっしゃる。

香山:
そうなんですよ。
震災からもう2年近く経ちますけれども、いわゆる「心のケアが大事」多くの人が言っていますよね。
でもね、私は本当に今回の震災が起きた直後から、
私も今東京に住んでいるし、そんな急にね、被災地に出かけていって、
「被災地のみなさん心のケアに来ましたよ」とか言ったってね、
そんなにすぐに何か出来ることもないし、これは本当に時間がかかるし、
地元にいる人にじっくりやっていただくしかない面もあると思ったんですよね。
じゃあ何が出来るかな?と思った時に、
最近精神医療の中でもちょっと注目が集まっている災害が起きた時のケアで、
「支援者支援」というね、
支援している方達のケア。
支援者の方達もやっぱり災害が起きたりすると、ものすごく心にダメージを受けたりしていて、
その人たちをサポートするっていう動きがちょっと出てきているんですよね。
これは消防庁とか自衛隊なんかにはそういう専門家がいて、
災害救援に携わった人々にいろいろ話を聞いたり、必要な人に手当をしているんですけど、

一番、今回の大震災の後にそう言ったサポートが回らなかったのが、学校の先生役場の人達ですね。

それでその人達は、ほとんど学校と言っても公務員ですから、
今回は非常に、その方達のほとんどが自分も被災者。
ご家族が亡くなったり家が無くなったりしている方も沢山いらっしゃいましたけど、
とりあえず仕事は逆にあると。
仕事しなきゃいけない。
業務命令としてはね、「とにかく被災者の住民のために子どものために頑張って下さい」という。

ま、当り前なんですけど、
そこで自分も被災しながら人のために働き続けなきゃいけないというですね、
ものすごい大変な状況に陥ったんですよ。

それに加え、もうひとつの問題があって、
それはちょうど震災が起きた直後ぐらいから、
まァね、大阪とかの方でいろいろと元気な政治家の方々がいてですね、
ま、その人たちが、それも前からあったのかとも思うんですけれども、
いわゆる「公務員バッシング」みたいなね、
「公務員というのは働いていないんだ」とか。

それがなんと、被災地の公務員にまでも、全国から
「あんたたち何やってんだ」とかね、
「高い給料もらってなにもやって無いじゃないか」とか「税金泥棒」みたいな、
非常に心ない非難みたいなものが寄せられて、
もちろん住民の被災者の方々も大変で、
だんだん震災から時間が経つと、いわゆる自分たちのいろんな気持ちの、
ま、こんな言い方をしたらなんですけど、
“はけ口”みたいなものに、やっぱり公務員の人達がなってしまっていて、
苦情を言われたりですとかね、責められたりして。
本当に自治体の人達の気持ちのやり場がないという状況が長く続いてたんですよね。

で、そこで何かできないか、っていう事でね、
ま、私がやるまでもなく、そういうサポート体制をね、国とか県とかで作ってもらえないかなと思って、
ちょっとその時湯浅さんにも相談したりしたんですけど、

本当にそれがみんな二の足を踏むんですよね。
「被災者優先だから、そんな公務員のための、なんかね、特別なケアなんていうのはできない」とか、
「それは後です」みたいになったりして、
みんななかなかそれに予算をつけたりとか仕組みを作ってくれないという事になって、
そこで公務員の組合の人達の自治労と一緒になって、
自治労は持ち出しでね、自分たちの。
もちろん会費とかで、組合費とかで出来ているのかもしれないけれども、
「何とかそれはやらなきゃいけない」という事で、
一緒に被災3県で月一回2日間ぐらいの相談室をずっとやってたんですよね。

湯浅:3県、3カ所。

香山:そうですね、3カ所毎月、県の中の違う地区とかでやってたんですけど、

湯浅:あぁ、巡回しながらね。

香山:
そうです。
それと、自治体の職員の人達を集めた研修会。
「みなさんも疲れて当然です」とか、「休みが必要なんですよ」とか、本当に基本的な事をね、
そしてなんか「疲れたと思ってもいけない」とかね、
みなさん、「休みたいと言ってもいけない」とか思って気が張り詰めていた方も多かったので、
「それはもう、疲れるのは当然です」というところから研修をしたりという事をずっとやっていて、
で、今は電話相談ですね。
ホットラインを週に2回私も受けていたことがあるんですけど、数人の仲間とやっているんですよね。



湯浅:
なるほどね、なかなかこう、被災者でありながら見えにくい被災者っていうかね、
大前提として「支える側だろう」と思われちゃう人ですよね。
特に大きな災害の時っていうのは、やっぱり公務というのは何倍にも膨れ上がるんですよね。


香山:
そうですよ、
しかもね、みんな心の準備が無い。
たとえば役場の人は、だってあの3月11日の2時46分までパソコンで書類作っていたのが、
いきなりなんかこう、「ご遺体の安置所に行って下さい」とかねw、
もう考えられないような業務をやらなければいけなくなっちゃったんですよね。
それもすごいですよ。


湯浅:
わたしは、阪神大震災の時にね、神戸の市役所の職員だった人に、
「あの時は自分は棺桶作ってたんだ」って聞いたんですよ。
もう足りなくって、ずーーっと、棺桶を作り続けていた。
そんな話をこの間釜石に行った時に、公務員、釜石の市役所の人に話したら、
「まさに自分がそれやってました」と、

香山:ww・・へぇ~

湯浅:
「棺桶作ってました」と。
あの時は宮城県とかは、沿岸部はみんな火葬場もやられちゃったんで、
土葬して、
でも土葬も出来ないっていうか、批判もあったんでやっぱり火葬しなきゃいけないっていうことで、
でも火葬場は無いという事で、

結局あれ、一時期ね、全部ヘリで八丈島に飛ばして、
ま、八丈島以外にも飛んだと思うんですけれども、
で、火葬して持って帰ってきたのを埋葬してたんですよね。
それも全部、当然亡くなった人の名簿管理から、行方不明者の名簿作りから、火葬手続きまで、
これ一つも間違えられないじゃないですか。
その一つ一つ間違えられない仕事をやって、棺桶まで作らざるを得ない。
それぐらい一気に膨張しちゃうのが災害時で、

だからこそ、そこに忙殺されることで、
たとえば避難所とかに24時間公務員の人達が貼りつけなかったんですよね。
でも、それが今度は批判のターゲットになった。
「いないじゃないか」
「なにやってるんだ、あいつらは」ということになって、
本当につらい立場だと思いましたけどね。


香山:
ねぇ、で、まぁね、東北の方達の県民性とかというとね、
それはいろんな人たちがいるから一概には言えないんですけれども、
でも結構皆さんはそれでも、「これは助かって頂いた命ですから」とかね、
本当にみんな我慢しているんですよね。
で、「被災者の住民の方は本当にお辛いので」とかですね言って、
「もう、こういう場ではもっと怒ってもいいんですよ」とかね、こっちなんかが言ってもみなさん
「これはもう当たり前のことだ」とかね、言ってやってるんですよね。
だから本当に最近になって逆に、
こういった疲労って1年とか1年半経ってから出てくるという事もあって、

公務員の方で実はもう自殺されたっていう方も、何人か報道されたりしていますし、
退職者、去年の12月で辞めた方、また今度の3月で辞められる方っていうのが、
実はね、非常に多いんですよね。
もう、疲れ切ってしまって。

で、まあね、これね、よく公務員のケアって言うと、
「なんだ、公務員の味方かよ」って言われるんだけど、実は私はそうじゃないと思っていて、
公務員がみんな辞めたり倒れたり亡くなったりしたら、復興が進まないじゃないですか。
だから、
「いや違うんです。実は私は公務員の人の事をね、
別にその人たちが気の毒だからやっているっていうよりは、
被災者、被災地の復興のためにもね、この人達に元気でいてもらわなかったら困るから、
この人達の事をね、やっているんですよ」って言っている


湯浅:結局、住民サービスに跳ね返ってきますからね。

香山:
そうなんですよ。本当に、
ま、それは被災地だけじゃなくて、あらゆる全国の公務員の人達の問題もそうだと思うんですけど、
その人たちをいじめてっていうか、その人たちを批判してボロボロにしたら、
結局自分たちのね、サービスが受けられなくなるっていう、


湯浅:
窓口に行った時にね、
なんかこう…元気なくて会話が成り立たない人だったら、

香山:(笑)

湯浅:それは行った方も大変ですよね。


香山:
そうなんですよ。
だから、そういう意味ではね、そういう人たちを批判してみんな辞めて
「やったー!全員辞めた!!」なんて言ってね、
役場に誰もい無くなったらw、どうなるんだろう?なんてちょっと思っちゃったりして、
ね―、なんかブラックジョークみたいなんですけど、
そういうのもあってね


湯浅:
全国から応援に入っている公務員の人達もとっても大変だし、
もともと被災地で公務員をやられている方達も大変だし、
その方達が元気に仕事していただける環境をつくるっていうのが
結局被災地の復興支援にもなるという事ですね。


香山:はい、そうです。

湯浅:
そんな香山さんも係わっておられるホットライン、電話相談ですけれども、
名称が「自治労ホットダイヤル」という事で、電話番号を申し上げます。

電話番号はフリーダイヤルで 
0120-556-283 
ココロ・ツバサと読んで下さいという事です。

東日本大震災の被災3県の自治体職員さんが対象で、
この電話相談に関しては受付時間が
水曜日の夜6時から9時と、土曜日の午後1時から6時。
もちろん秘密厳守匿名大丈夫という事でやられていますので、
是非、愚痴で構わないんですよね?


香山:
ええ、もう気軽に、
話す事がまとまっていなくても何でもいいので、お気軽にどうぞ。




「甲状腺がん・核保有」3/2ラジオフォーラム小出裕章ジャーナル(内容書き出し)



ーーー


ほとんどおっしゃっている事にわたしは同意ですが、
「いや違うんです。実は私は公務員の人の事をね、別にその人たちが気の毒だからやっているっていうよりは、
被災者、被災地の復興のためにもね、この人達に元気でいてもらわなかったら困るから
この人達の事をね、やっているんですよ

この部分の発言には(。◔‸◔。)??

確かに、公務員の方々がいなくなってしまったら大変なことになりますが、
別にその人たちが気の毒だからやっているわけじゃなく
というところに引っかかってしまった私でした。



ーーー


http://diamond.jp/articles/-/12955

↑これを読んだら、この方の考え方に関して、ますます意味が分からなくなった。
すごく偏見を持っていらっしゃるような気がします。





関連記事

コメント

非公開コメント

同感です

きーこさんの感じていることはなんとなくわかるような気がします。
なんだかこう・・・同じ場所で話をしている感じがしない、所詮他人事みたいな感じ。
彼女たちもなんだかんだ理由をつけて「自分の商売繁盛」に忙しいのでしょう。

香山さんに関しては、彼女は「自分は時勢に沿った発言をしている」と思っているのかもしれないですが、私には「都合よく使われている」ように見えます。

香山はわかってない!

キーコちゃん、いつも有難う!

誤字訂正
「なんだ、公務員の見方かよ」→「なんだ、公務員の味方かよ」
これを呼んだら→これを読んだら

香山は原発の恐ろしさを全然わかっていないね。
だからフクシマの被曝者公務員の本当の辛さが見えていないのだと思う。
だから阪神大震災の時の経験と重ね合わせて、
公務員の過重労働みたいな点に矮小化して
頓珍漢なケアをして
なんかいいことをしてるみたいな自己満足に陥ってるのだと思う。

フクシマの被曝者公務員の一番の辛さは
いうまでもなく、
体制側に加担して、子供たちや住民や自分を
被曝させながら
現状復帰→旧秩序維持に邁進するのか、
それとも政府の被曝容認→旧秩序維持に反対し、
反原発運動に立ち上がり
子供たちや住民や自分をこれ以上の被曝をさせない
方向へ向かうべきかっていう
究極の選択を迫られている点だと思う。

香山は
小出先生をヴァーチャルなヒーローに仕立あげて
ニートたちの非現実的な態度を
批判してるけど、
香山は小出先生の主張が正しいと
本当に考えるのなら
ニート批判みたいなどうでもいいことに
小出先生を持ち出す暇があったら
原発に対する自分の態度を鮮明にすべきだろう!

さもなければ
フクシマの被曝公務員たちの
ケアなんか絶対にできないと思う!!!






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。