IOC評価委員会来日「福島第一原発が気にならないのかな?」近藤重勝氏3/6(内容書き出し)

2013年3月6日水曜日
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近藤 勝重さん


IOC評価委員会による東京視察3日目。
宿泊施設輸送インフラをアピール。

2020年夏のオリンピックに向けた
IOC国際オリンピック委員会の評価委員会による東京視察は3日目を迎えました。
招致委員会によるプレゼーテ―ションでは、
選手村から半径10km圏内におよそ8万7000室の宿泊施設や、
1日に2570万人が利用する都内の鉄道網などについてアピールしました。
夜には迎賓館に評価委員のメンバーを招き、
安倍総理主催による公式夕食会が開かれます。


荒川:
はい。
近藤さんね、このプレゼーテ―ションというところが功を奏しているんでしょうか?
IOCがですね、東京のオリンピックの支持率というのを、
IOCの評価委員会が、調査してるんですね。
そうしましたら支持率がですね、70%に上がってきてるんですね。
うーん!
都民の関心がそれだけ高まってきているという事なんでしょうね?


近藤:
あの~、この間のメディアの情報の流れ方を見ても、
いわゆるなんちゅうんでしょう、「そういうムードをつくっているだろうな」という気はするんですよ。
で、僕はその70っていう数字そのものは、
そりゃあ、そういう数字なんだと受け止めるより仕方がないと思うんですけどね、
あの、ただやっぱり気になるのは、
IOCのみなさんが、
昨日もNHKだったですか、福島原発の中へ入って、
4号機の燃料プールの状況とか汚染水の話しをやってましたよね。


で、あれをたまたま日本に来ているIOCの職員の方が見たらね、
そりゃ、気にならないのはウソでしょ?
でも表向き、そういう話っていうのは「どうなってるんだろうな?」

「東京都と関係ない」って言ったって関係ありますよ。
そりゃ、福島ですから。

そして一方で日本はもうまれに見る、いわゆる大地震の大国ですから。


荒川:地震大国ですから。


近藤:
20年までに何が起きるか?なんていう事は、それなりに心配はあるんだろうと思うんですよ。
で、そういう事に関してね、IOCの方と、なんか、こういう話をして、
名称は「復興五輪」って言っているわけでしょ?
そうすると、やっぱもうそういう話がもっと伝わってきてですね、
で、IOCも「その辺はあんまり心配していないんだ」とかね、
何とかいう情報があんまり入ってこないもんですから、
IOCのみなさんが日本に来て、そりゃおっしゃる事はとても、
交通が良い、いろんな状況が良いっていうのはそれはわかると思うんです。

だけど本当の腹の内にどの程度そのあたりの事を気にしているのかね、
それをこっちがちょっと気になるぐらいでね。

荒川:
そうですねぇ。
しかも2020年にどうなっているのか?
現実はどうなっているのか?という事も気になる事ですよね。


近藤:そうですね。



ーーー





近藤さんが番組内で話されているNHKの福島第一原発取材番組は
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2013年3月5日 NHK ニュースウオッチ9です。
IOC評価委員会の方々は夜は安倍総理主催による公式夕食会があったので、
この放送は多分見ていないのではないか?と思いますが…


特集まるごと」より   2013年3月5日(火)

井上
「震災から間もなく2年。
今週、『“忘れまい”あの時を』というテーマでシリーズをお届けしてきます。
今日(5日)は東京電力福島第一原発の今です。」

大越
「私の隣に映っているのが、今から10時間ほど前の私の姿です。
今日、東京電力福島第一原発の内部を取材してきました。
2時間という取材時間だったのですが、防護服とマスクの圧迫感、
そして放射線量への緊張感でかなりの疲労を覚えました。
現場の今をこの目に焼き付けて
エネルギーを始めとする日本のこれからを考えていきたいというのが取材の動機です。
取材を通して見えたもの、それはそれでも状況は改善されつつあるということ。
しかし、この懸命な戦いはこれから30年や40年という
廃炉に向けたとてつもなく長い戦いの入り口にすぎないという現実でした。」

福島第一原発へと向かう道。
大越キャスターがまず目にしたのは…。

大越
「大型店舗などが見えていますが、こちらは人影が全くありません。
富岡町、これが事故2年後の現実です」

原発の敷地内に入ると、事故対応の拠点となっている免震重要棟に通されました。

大越
「こちらが装備の一式。
これを身に付けて現場に向かうことになります。」

求められたのは何重もの厳重な装備。

大越
「綿の手袋とゴムの手袋、あわせて3枚。」

マスクも顔にきちんと合っているか入念にチェックされます。

大越
「大変な労力、大変な重装備です。
ようやく現場に行ける。」

このあと、現場で見えてきたのは廃炉に向けたとてつもなく長い戦いの一端でした。

核心:逃げられない現実

大越キャスターが見た 今なお続く高線量

大越
「1号機の建屋周辺を歩いています。
こうして徒歩で取材するのは、私たちが初めて。」

事故の爪痕が今だ生々しく残る現場。

大越
「放射性物質の放出を防ぐためのカバーで覆われていますが、ここが1号機の原子炉建屋。
最初に水素爆発を起こしたところ。
あちらの建物も水素爆発の影響か。
ガラスが全部吹き飛んで、爆発のすさまじさを感じさせます。」

大津波は海抜10メートルのこの場所も飲み込みました。

大越
「車がまだ流されたままの状態で残っています。
10メートルという高さをものともせずに津波が押し寄せて、
その後、全電源喪失、そして水素爆発とまさに惨事がここから始まった。」

そして、取材を続けていると…。

大越
「今の線量は?」

「今、毎時300マイクロシーベルトくらいですね。」

放射線量は、一般人の年間の限度とされる量にわずか3時間あまりで達する、高い値を示していました。

ここで取材できたのは10分間ほど。
バスに乗り込む際にはビニール袋を足にかぶせるよう指示を受けました。

大越
「放射性物質をバスの中に持ち込まないようにとバスに乗り降りするたびにこの作業が必要になる。
1つ1つに実に手間暇がかかります。
安全確保とはこれほどかということに実感します」

大越キャスターが見た 増え続ける汚染水

大越キャスターが次に向かったのは、福島第一原発が今まさに課題と直面しているその現場でした。

大越
「この巨大なタンク、1,000トンの水が入る。
1日、約400トンの汚染水が増えているということ。
この巨大なタンクも計算上、わずか2日半でいっぱいになってしまうということになります」

原発敷地内に設置されているタンク。
現在、その数はおよそ930。
容量はおよそ32万トンに上っています。
福島第一原発では、汚染された水を循環させて燃料の冷却を行っていますが、
地下水や雨水が大量に入り込み、汚染水が増え続けているのです。
東京電力は今後、70万トンにまでタンクを増やす方針ですが、
それでも2年半後にはタンクの置き場がなくなるということです。

大越
「この敷地も当然、限界がありますので、いつまでもこの中で貯蔵ができるというわけではないのです。
核物質を取り除く努力をしながら、それでも増え続ける汚染水とどう戦っていくのか、
これは非常に長い長期の課題でもあり、そして差し迫った課題でもあるわけです。」

その汚染水との戦い。
今日の取材では東京電力が新たな対策の切り札として期待する施設も…。

大越
「こちら『多核種除去装置』というプラントだそうです。
放射性セシウムは、ほかのプラントで除去されるのですが、
それ以外の、たとえばストロンチウムなどの放射性物質はここで除去をする、
そのための運用の準備が進んでいるということです。
これによってごく一部の物質を除けば放射性物質は除去されるのですが、
しかし、放射性物質がゼロになるわけではありません。
水はたまり続けることは変わりありませんし、すべて真っさらなきれいな水になるわけではないのです。」

大越キャスターが見た 遠い廃炉への道

これから40年かかるとされる廃炉に向けた作業。
大越キャスターはその最前線にも…。

大越
「今、私は水素爆発が起きた4号機の前に来ています。
そして4号機は11月から、使用済み核燃料の取り出しが始まることになっています。
30~40年と言われる廃炉作業の象徴的な一歩と言えると思います」

行われていたのは、燃料の取り出しに向けて水素爆発で壊れた建屋を覆う巨大なカバーを建設する工事でした。

大越
「本格的に使用済み核燃料の取り出し始まると、廃炉のステップとして大きな意味を持つということですか?」

東京電力 小森明生常務
「そうですね、第1ステップの節目としては、非常に大きなポイントになります。」

現場では廃炉作業に立ち向かう大勢の作業員の姿がありました。

大越
「ここでの使用済み核燃料の取り出しが成功するかどうか非常に大きなステップだが、
なにしろ驚くのは、この過酷な現場で、実に多くの作業員が
こうした姿・形で防護服に身を包んで作業にあたっていることです。」

そして、原発の全景が望める高台に…。

大越
「一見静かな海ですけれども、ここを巨大な津波がやってきました。
そして建屋を破壊しました。
すべての電源が落ちて、水素爆発を誘発しました。
日本中を震撼させた原発事故はここで起きました。
廃炉に向けた作業は、まだ始まったばかりです。」

およそ2時間の取材のあと、再び免震重要棟にもどった大越キャスター。
東京電力の幹部に…。

大越
「この原発への対処は、今もまだ、懸命・必死の作業が続いている印象だが?」

事故発生時から現場で指揮 福島第一原発 福良昌敏ユニット所長
「過酷な現場であることは間違いないが、作業環境は良くなってきているのかな。
廃炉の取り組みをできるだけ早く進めて、広く社会に迷惑をかけ続けている状態を解消しなければ。
そのためには、発電所にいる我々が成し遂げるしかない。」

大越キャスターが見た 福島第一原発の今

大越
「状況は改善されつつあるとはいえ、高い放射線量の中でも過酷な作業、これからも続きます。
そしてその都度ハードルは訪れます。
その代表的なものが早晩、保管場所がいっぱいになる汚染水の問題と言えます。
差し迫った問題でもあり、ずっと向き合わなければならない問題でもあります。
今だに避難している15万人を超える人たちのみならず、原発事故は私たち全員にとって今も続く問題なのです。」




ーーーーーー

大越キャスターの福島第一原子力発電所取材の感想もありました。


ーー以下転記ーー


過酷な現場、いまも
大越健介の時代をみる 2013年03月06日 (水)

プレハブの建物の入り口には「WBC受付」と書いてある。
「おっ、ワールド・ベースボール・クラシックかよ。そんなアホな」などと、
ひとりでボケと突っ込みをかましてみる。

このWBCとはもちろん、野球の世界大会の意味ではない。
「Whole Body Counter」。
放射性物質による内部被ばくの総量を測る機器のことである。
東京電力福島第一原発のサイトに入る者は、
南に位置する楢葉町のスポーツ施設の中に設けられたこの建物で、
事前と事後に検査を行い、被ばく量の比較をする。
それによって健康に影響がないことを確認しなければならない。

3月5日、初めて福島第一原発のサイトに取材に入った。
その前にいくつもの手順を踏まなければならない。
WBCもそのひとつ。
つまらぬダジャレを思いついたのも、
緊張感から自分を解き放ちたい気持ちが無意識に働いたのかもしれない。

事故対処の前線基地である「免震重要棟」で身支度を整えた。
手袋や靴下は二重三重である。
外のものに触れやすい部位だからだ。
そして白ずくめの防護服に、顔にはマスクをつけ、ヘルメットをかぶる。特にマスクは独特の圧迫感がある。

東京電力の担当者に誘導され、最初に水素爆発を起こした1号機の前でバスを降り、周辺を徒歩で取材した。
メディアでこの場所に降り立ったのはぼくたちが初めてだ。
東電側との折衝の結果、ようやく実現したものだ。
場所によってはいまだ極めて高い放射線量があるこの区域に、
外部の人間を入れる判断は、東電側も悩ましかったと思う。
しかし、現実をこの目に焼き付けたいという要望に応えてくれた
東電側は慎重にルートを検討し、そのエスコートのもとで取材は実現したのである。

海に面したタービン建屋の裏側をみると、
津波の圧倒的なパワーでひしゃげた車が、その時のままになっている。
10メートルの高台にあることなどもろともせずに押し寄せた津波によって、
今も15万人あまりが避難する原発事故の惨事が始まった。
一方で、原子炉建屋には放射性物質の放出を抑えるカバーが全面にかけられていた。
困難な状況は、それでも改善されつつある。

使用済み核燃料を冷やすプールがむき出しになり、「崩落か」との恐怖が走った4号機へと移動。
その隣にはいま、巨大な構造物が建設中で、多くの作業員が立ち働いていた。
使用済み燃料を取り出すための施設だ。
激しく傷をさらす建屋をいたわるようにして寄り添い、
クレーンが据え付けられて搬出のオペレーションを担う。
廃炉に向けた象徴的な一歩となる。
しかし、30年から40年かかると言われるのが廃炉の作業だ。そこまで完全な収束はありえないのだ。

2時間にわたる現場取材を終えるころには、
マスクで締め付けられたこめかみのあたりが痛み、息も上がっていた。
現場の作業員の苦労はいかばかりか。2度の夏をどうしのいだのだろう。
これからも何度も夏は来る。そして寒い冬も。

福島第一原発を出て、車に40分揺られ、再び内部被ばく量の検査施設に立ち寄った。
検査終了にほっと一息つき、改めてその場を眺めてみて気がついた。
この無粋なプレハブは、美しい人工芝の上に建てられている。
ここは、サッカーの総合施設・Jヴィレッジの一角。
もともとは屋内練習場だった場所だ。
Jリーガーをはじめ、数多くの選手たちが汗を流したJヴィレッジ。
原発事故対応の拠点となって以降、
サッカーのナショナルトレーニングセンターとしての役割を明け渡したまま、
いま、想定もしなかった施設が林立している。

随行してくれた東電の職員のひとりが、
プレハブの彩り程度の役割しか果たしていない人工芝を踏みしめながら、
「悲しい話です」とつぶやいた。
戦いはこれからも続く。
しかも、電力を作って届けるという生産的な使命ではなく、
虎の子のプラントを安全に「壊す」という切ない使命のためである。
15万人を超える避難者の苦しみとともに、作業にあたる人たちの難儀を思い、
わずか2時間の取材で音を上げそうになった自分を恥じた。




ーーー

番組を放送中にハピーさんが呟いていたので…。

大越11 大越12

ハッピー ‏@Happy11311 21:29 - 2013年3月5日
大越キャスター、首までチャック上げてテーピングしないと汚染するでし(-.-;)それじゃ作業出来ないでし(>_<)
作業員の中でも首の太い人はなかなか上までチャック上がらないんだ(^_^;)
だからテーピングで肌が露出しないようにしてるんだよね。新しいタイベックは特に苦しいみたいでし。


大越13 大越14


本当に首の部分が大きく開いているのが気になりました。



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IOC委員から放射能に関する質問なし
デイリースポーツ 3月7日(木)13時17分配信

国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会による2020年東京五輪招致の現地調査は7日、
アンチ・ドーピングや都の環境政策についてのプレゼンテーションが行われた。

環境についてのプレゼンターを務めた大野輝之・東京都環境局長は
「大気、水、食料などについては、まったく問題ない」と説明。
プレゼンの冒頭では水野正人・招致委員会副理事長が
「東京の水は安全です」と、間接的に放射能に関して問題がないことに触れ、
IOC委員からも質問は出なかったという。

1月に提出した立候補ファイルの中では、東京での放射線量は国際的な基準を十分に満たしており、
地震や津波の対策にも万全を期していると記載されている。
しかし、この日のプレゼンでは地震、津波については言及しなかった。

「東京都の環境マネジメントに関しての質問が多かった。十分にご理解いただけたと思う」と
大野局長は語った。



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