武田邦彦先生の
原発論点5 原発の「安全性」を決めるものから抜粋して転記します。
福島原発事故が起こる前、放射線防護の専門家とマスコミは、次のように言っていた.
1. 1年1ミリ以上の被曝は確率的にガンを発生させる、
2. 原発からの放射性物質の漏洩は量によらず大変なことである、
ところが、事故が起こると、突然、
1. 1年100ミリまで大丈夫である、
2. 柏崎原発事故より20億倍の放射線が漏れても健康に影響がない、
と言い出した。このぐらい大きく変わると、「原発の安全性」も考え直さなければならない。
・・・・・・・・・
たとえば、熱を発するものの設計をするときに、「人間は60℃でやけどをする」というのと、
「人間は1000℃までやけどをしない」というのでは考え方も、設計が違う.
それも突然、事故が起こったからというだけで、やけどをする温度が60℃が1000℃になると言うのでは、
安全もなにも考えることが出来ない。
もし、多くの「放射線の専門家」が言ったように「1年100ミリまで安全だ」というなら、
私は再び「原発推進派」になることができる。
浜岡原発も「危険」から「安全」に変わる.
まして、大阪のテレビに良く出ていた医師の言われるように「放射線はあびるほど健康になる」というなら、
さらに積極的に原発を進めることができる。
日本のエネルギー問題も無くなるし、これまで何を目的に「安全な原発」を考えてきたかも判らない。
原子力の関係者はすべてのことを「1年1ミリ」と「人間は放射線をあびない方が良い」という前提で研究をしてきた。
それは原子力の関係者が言ってきたことではない。
放射線医学や防護の人から習ってきたことだ。
それが逆というなら、まったく異なる世界になる。
・・・・・・・・・
マスコミも同じだ。
NHKは「1年100ミリまで大丈夫」という人をたびたび登場させた。
朝日新聞は
「人間は100人に30人がガンで死ぬのだから、0.5人が放射線でガンになっても問題ではない」という記事を
女性記者が書き、大きく掲載した。
それなら、原発の安全性はまったく変わり、日本の原発は安全になる.
でも、これは放射線医学と防御の専門家が決めることであって、私でも電力会社でもない。
だから、シッカリして欲しい。
・・・・・・・・・
再度、呼びかけたい.
放射線医学と防御の専門家の皆さん!!
一体、1年1ミリなのですか? 子供が1年20ミリなのですか?
1年100ミリなのですか? どっちなのですか??
それによって、私たちの判断も生活も180度変わるのです!!
あなた方の判断と発言はそれほど大きな意味を持っているのです!!
すぐ、結論を出してください。
「真実」であるかどうかではなく、「事故前の1年1ミリ」と「事故後の1年100ミリ」の差の理由だけでも結構です。
それがすべてのスタートですから。
・・・・・・・・・
政府の人へ。
もし、福島の子供が「1年20ミリ」まで安全なら、浜岡原発を止める理由はありません。
福島の子供が放射線に強く、静岡の人が放射線に弱いということはありません。
誠実な心を持ってしっかりやってください。
(平成23年5月8日 午後2時 執筆)
武田邦彦
<参考>
武田先生がおっしゃっている大阪のテレビに出ていた人か?放射能は安全だという講演です
福島原発の放射能汚染被害。東京大学医学博士、稲恭宏氏によると、野菜も水も安全だそうです。
放射能は安全なレベルでも、原発は危険です。間違えないでください。
原発は地球に負荷をかけ、地震を起こすからです。関東東北大地震は、原発の発電が地中のエネルギーに不可をかけたのが原因です。
いつの時代、学者の言うことも玉石混交です。人には個体差もあります。内容は、見た方が、自己責任で判断してください。
稲恭宏氏にはプルトニウムとかウランの廃棄物と一緒にベッドの中で寝たり食べたりして欲しいです。
または福島の学校の校庭から削り取った土をご自宅のお庭にでも盛り土して下さい。健康で長生きできるのでしょ~?
そして・・・山下俊一氏はお約束通りなるべく早い時期にお孫さんと福島の放射能レベルのなるべく高いお砂場で遊びに行くお約束を守って欲しいです。せめて3泊4日位連続毎日砂遊びして下さい。
多くの専門家の中の一人・・1年100ミリまで安全だとおっしゃっている先生は
5/3二本松市 山下俊一氏講演
福島県のアドバイザー山下俊一氏はどこまで子ども100ミリシーベルトで頑張り抜けるか・・・・
福島市の広報紙「市政だより」4/21に疑問がいっぱいです
をご覧ください
原発論点5 原発の「安全性」を決めるものから抜粋して転記します。
福島原発事故が起こる前、放射線防護の専門家とマスコミは、次のように言っていた.
1. 1年1ミリ以上の被曝は確率的にガンを発生させる、
2. 原発からの放射性物質の漏洩は量によらず大変なことである、
ところが、事故が起こると、突然、
1. 1年100ミリまで大丈夫である、
2. 柏崎原発事故より20億倍の放射線が漏れても健康に影響がない、
と言い出した。このぐらい大きく変わると、「原発の安全性」も考え直さなければならない。
・・・・・・・・・
たとえば、熱を発するものの設計をするときに、「人間は60℃でやけどをする」というのと、
「人間は1000℃までやけどをしない」というのでは考え方も、設計が違う.
それも突然、事故が起こったからというだけで、やけどをする温度が60℃が1000℃になると言うのでは、
安全もなにも考えることが出来ない。
もし、多くの「放射線の専門家」が言ったように「1年100ミリまで安全だ」というなら、
私は再び「原発推進派」になることができる。
浜岡原発も「危険」から「安全」に変わる.
まして、大阪のテレビに良く出ていた医師の言われるように「放射線はあびるほど健康になる」というなら、
さらに積極的に原発を進めることができる。
日本のエネルギー問題も無くなるし、これまで何を目的に「安全な原発」を考えてきたかも判らない。
原子力の関係者はすべてのことを「1年1ミリ」と「人間は放射線をあびない方が良い」という前提で研究をしてきた。
それは原子力の関係者が言ってきたことではない。
放射線医学や防護の人から習ってきたことだ。
それが逆というなら、まったく異なる世界になる。
・・・・・・・・・
マスコミも同じだ。
NHKは「1年100ミリまで大丈夫」という人をたびたび登場させた。
朝日新聞は
「人間は100人に30人がガンで死ぬのだから、0.5人が放射線でガンになっても問題ではない」という記事を
女性記者が書き、大きく掲載した。
それなら、原発の安全性はまったく変わり、日本の原発は安全になる.
でも、これは放射線医学と防御の専門家が決めることであって、私でも電力会社でもない。
だから、シッカリして欲しい。
・・・・・・・・・
再度、呼びかけたい.
放射線医学と防御の専門家の皆さん!!
一体、1年1ミリなのですか? 子供が1年20ミリなのですか?
1年100ミリなのですか? どっちなのですか??
それによって、私たちの判断も生活も180度変わるのです!!
あなた方の判断と発言はそれほど大きな意味を持っているのです!!
すぐ、結論を出してください。
「真実」であるかどうかではなく、「事故前の1年1ミリ」と「事故後の1年100ミリ」の差の理由だけでも結構です。
それがすべてのスタートですから。
・・・・・・・・・
政府の人へ。
もし、福島の子供が「1年20ミリ」まで安全なら、浜岡原発を止める理由はありません。
福島の子供が放射線に強く、静岡の人が放射線に弱いということはありません。
誠実な心を持ってしっかりやってください。
(平成23年5月8日 午後2時 執筆)
武田邦彦
<参考>
武田先生がおっしゃっている大阪のテレビに出ていた人か?放射能は安全だという講演です
福島原発の放射能汚染被害。東京大学医学博士、稲恭宏氏によると、野菜も水も安全だそうです。
放射能は安全なレベルでも、原発は危険です。間違えないでください。
原発は地球に負荷をかけ、地震を起こすからです。関東東北大地震は、原発の発電が地中のエネルギーに不可をかけたのが原因です。
いつの時代、学者の言うことも玉石混交です。人には個体差もあります。内容は、見た方が、自己責任で判断してください。
稲恭宏氏にはプルトニウムとかウランの廃棄物と一緒にベッドの中で寝たり食べたりして欲しいです。
または福島の学校の校庭から削り取った土をご自宅のお庭にでも盛り土して下さい。健康で長生きできるのでしょ~?
そして・・・山下俊一氏はお約束通りなるべく早い時期にお孫さんと福島の放射能レベルのなるべく高いお砂場で遊びに行くお約束を守って欲しいです。せめて3泊4日位連続毎日砂遊びして下さい。
多くの専門家の中の一人・・1年100ミリまで安全だとおっしゃっている先生は
5/3二本松市 山下俊一氏講演
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越後屋 | 2011.05.09 07:17 | 編集