2013年3月30日土曜日
孫崎享さん
元外務省の情報局長、防衛大学の教授をされていました孫崎享さんのご自宅で
直接インタビューをさせていただきます。
テーマはTPPの参加問題と、
衆議院議員の総務委員会で自民党の大西英男(66)さんという1年生議員がですね、
孫崎批判をしたということに対して
「やはりそれは言論風圧じゃないか」というふうに我々は見ていますので、
それに対して孫崎さんに、インタビュー&トークで今日は1時間ぐらい語って頂くということで、
よろしくお願いします。
それでは簡単なこの間の経緯をですね。
「そもそも総研」
孫崎享:
一番大事なのがスタートが「そもそも総研」。
テレビ朝日でTPPの話をしたんですね。
このTPPの話をした時には、いろんな論点がありますけれども、
大きな論点はまず第一に
安倍首相は「日本がTPPの交渉に入って自分たちの言い分をしっかり受け入れさせる」
というような事を言っておいでになるわけですよね。
このポイントは、
「実はTPPの交渉状況を見るとまずあり得ない」という事を申したんですね。
それの一番の大きな根拠は二つ三つありまして、
一つは日本と同じように後発で入っていった国、
メキシコとカナダは「入る時に条件をつけられている」と。
そしてこの条件は、
「今まで決まっている事に対してはこれを無条件で受け入れること」という事を言われている訳ですね。
もうひとつのポイントは、このTPPの交渉自体はもうほとんど終わっていまして、
今年の7月にもう一回大きな会合があって9月にはシャンシャンシャンということで、
10月11月に首脳レベルで正式に発足という事になっていますから、
交渉自体は基本的にほとんどのものが終わっているという状況であると。
ですから、終わっているというような状況の中で、後から入って行った国が、
「何も新しい交渉は出来ない」という条件を付せられているといえば、
もう日本が言っているセリフ、特に安倍首相が言っている
「日本が自分たちの言い分をしっかりやるんだ」と、
「あとは交渉力で頑張れるんだ」というのは、これは間違っているというポイントを言ったんです。
それからもうひとつ。
ではこの「TPPに入った時にどういう危険性があるか?」というところでは、
TPPに入った時に一番の、
ま、TPPというのはよく農業だという事が言われるんですけれども、
農業だけじゃなくて、分野はいろんな交渉のアイテムがありますけれども、
全部で20以上の分野がある。
全ての、日本の経済活動の全てのものが影響される、そういうふうな状況で
一番危惧されるのがISD条項と呼ばれているわけです。
これ、英語でISD条項と言われると、何かさっぱり分からないようなんですが、
Iは投資家
Sは国家
Dは、ま、紛争ですね。
だから、投資家が国家を訴えられる制度ということなんです。
どういう時に投資家が訴えられるかというと、
投資家は日本とか、そういう市場に投資をいたします。
その投資をする時に一定の投資の期待値というものを持つわけですね、
「日本にお金を投資すればこれ位のものが期待できるであろう」と。
ところがその国の法律、制度によってその投資が十分に獲得できない時には、
その国の法律を訴えられるという制度なんですね。
ということは基本的に国家の主権が無くなるという条項だと。
だからこれは、本当に一番の心配は、
ISD条項を含むTPPに入るという事は、日本の国家主権というものが大きく侵害される。
という事を言ったわけです。
で、いままでTPPの反対という事は、いろんな方がいろんな事をおっしゃっているんですけれども、
中心は農業関係なんですよね。
だけど農業じゃないんだと、
実はもっと深刻な問題があるんだという事を、大手メディアで解説したのは今まであんまりなかった。
それをテレビ朝日のそもそも総研が10分間ぐらいにまとめた。
だからこれを見ていた人達はですね、相当深刻な影響を与えたんですね。
それで、ま、大西さんの所に繋がるんですけれども、
これは面白いのは、大西さんの、
大西英明、東京都第16区選出の議員なんです。
江戸川区ですよね、16区っていうのは。
これで、最初はやはりTPPの話しが重要になっているのは、
一番初めに何故取り上げたか?って言うと、
「奥さんから電話があった」と。
「そもそも総研を見ていたら、お父さん、大変な事をいま孫崎っていう人間が言ってますよ」と、
ということなんですね。
それで、私はこの大西議員という人に対して、非常に疑問を、
ま、若干私も調べたんですけれども、疑問を持っているのはですね、
「TPP反対派」なんですよ。
で、もしも、この人が賛成派であったならね、
TPPを賛成しようとしているのに、反対の人間がなんかいちゃもんをつけていると、
これはけしからん。だからこれを調べなきゃいけないという、こういうんですよね。
ところがTPPの反対を言って、それで選挙に訴えた人間ですから、
もしもTPPにこういうふうな問題点がある、こういう危険性があると思ったら、
彼は選挙民に対しての責任でいくとね、
首相であるとか、外務大臣を呼んで
「総理あなたは何の問題もない、交渉が出来るという事を言っているけれども、
こういうような、メキシコ・カナダへの条件を見ると、交渉できないんじゃないの?」
と、聞かなきゃいけないのに、
全く逆に、その危険性を言った人間に対して「これはおかしい」という事を言っているということですね。
それで先程、「これはヤラセじゃないか」というような、
「誰かの指示じゃないか」というのがありましたけれども、
多分、その可能性が非常に強いんですよね。
これは、冒頭彼が一番最初に言ったのは、
「私は今日初めての質問です」と。
「みなさん、この機会を与えていただいてありがとうございます」と、
で、10分もらっている訳ですよね、彼の時間はね。
それに私の批判を一番最初から5分やっている訳ですよ。
一番最初にね、最初の出だしの諮問ですから、
彼にとってはこの委員会がデビュー、大変に重要なもの。
それだったら自分の一番勉強をしている、
その委員会に入っているのは、なにか自分でやりたい事があるから入っている訳でね、
総務委員会ですよね、
なんだかその主張があるにもかかわらず、
私ごときを攻撃するのに初めの5分。
10分のうち5分をそれに使うというのは全くおかしい話。
ーー:NHKの人がきているわけね、
それでこれはNHKの会長がおいでになっていた時、ということですよね。
それで会長(NHK)に対して、ひとつはTPPの問題で独善的だという事を言った。
それからもうひとつ、彼が私に対して攻撃をしているのは、
「尖閣諸島を中国領と言っている。そして竹島を韓国領と言っている」
こういう人間を出すのはおかしいと、こう言っているんですよね。
こんなものはあり得ない。
私自身は、日本が固有の領土であると言っている問題については、
これまでの歴史的な経緯を見るとなかなか難しい事がありますよという主張はしているけれども、
中国の領土であるとかね、韓国の領土であるから、
日本の主義主張は全くないんだというような言い方をしていることはない。
ところがこれが非常に面白いのはですね、
大西さんは、私がツイッターで攻撃しているその日に早速反論、
反論というか弁護を書いているんですよね。
弁護を書いていて、私とかにいろんな事を書いているんですけれども、
「私の本をちゃんと読んでいる」と。
こう書いているんですが、「ホントかいな?」と、
「ホントかいな?」っていうのはですね、
その紹介の本の一つはね、「日本外交現場からの証言」というのがあるんです。
これは1993年位に出た本なんですけれども、一応絶版になっているんですよね。
絶版になっているから、この本を入手しようとするとアマゾンぐらいでしか入手できない。
で、アマゾンで探すと、少なくても700円位の本が2000円しているわけですよね。
場合によってはコレクトアイテムという事で10000円以上してるんです。
というようなものを、そんなもの買うわけがない。
私だって買いたくはないですね。
一般の普通の本を700円の本を2000円出して、ということですから、
読んでいる筈が、多分「ない」と思われるんですよね。
というようなことで、彼は「私の本を読んでいる」とこう言っているんだけれども、
私の本を読んでいれば主義主張がしっかり分かっていて、
そういう、尖閣諸島を中国領土だと言ったり、それから竹島を韓国領土だと言ったり、
そういうのを出す根拠が全くないというのが分かるはず
だからここでもですね、日本のいまの非常に危険なことは、
人に簡単なラベルを貼るんですよね。
このラベルを貼ってその人の人格を破壊する。
これはウォルフレンが人物破壊という本の中に書いている。
ーー:小沢さんに対して。
小沢さんに。
で、ちょっと脱線しますと、私は最近ウォルフレンの話をして、角川さんと一緒になったんですよね。
そしたら、このウォルフレンの人物破壊というのは非常に興味深い本なんですけど、
新聞社、大手新聞社が広告を出すのを断ったんですよね。
で、いい加減な出版社だったらいいけれども、角川さんですよね。
角川さんが出す本の、名前出してもいいんだったら、
ま、言いましょうね、せっかく来て下さったんだから。
朝日新聞。
ーー:あ、朝日が、拒否した
「朝日が拒否した」と角川さんがおっしゃっているんですよね。
だから実はね、そこ、そこまで行っているんですよ、日本の言論統制というのは
ーー:すごいですね、それは
で、ウォルフレンの事について
「ウォルフレンの本はおかしい」というような事を言う、そういうのじゃなくて、
出版する宣伝までも受け入れない。
ついでに朝日新聞ということで言えば、
私の「戦後史の正体」という本については、「これは陰謀論だ」という、ひどい書評を出したんですけどね。
ま、若干ついでに申しますと、私はあの、
今日は何をしゃべってもいいという事で、
ーー:そうです!タブーなしです。
「戦後史の正体」というのは非常に、このいきさつ顛末というのは非常におもしろくて、
「戦後史の正体」があった時に、長い間大手新聞は全く書評を出さなかったんですね。
これは、私も当然出る筈がないと思っていた。
ところが、かなり売れ始めましてからね、
やっぱり、放っておく訳に行かなかったと思うんで、
もう、ベストセラー近く売れましたから、放っておくわけに行かないということで
朝日新聞が取り上げたんですよね。
その書評が非常に雑な書評だったんですよ。
というのは、「陰謀論」ということで言うのは簡単で、それはいいんですけれども、
全て、「日本の政治家がやられている全てが検察がやっつけた」とこう書いてある。
これは事実と反するんですね、
私の本にはそんなことは書いていない。
ということで、
「事実に基づかない誹謗中傷をするのはおかしい」と、
「朝日新聞は私に謝るべきだ」というのをツイッターで書いたんですね。
ツイッターで書いたんだけれども、そんなものに力があるとは到底思っていない。
「ただ、言ってはみたものの」っていう程度で言ったんですよ。
ところが何が起こったか?というと、
電話がジャンジャン朝日新聞にかかったようなんですよね。
ーー:抗議電話が
抗議電話が。
この抗議電話が朝日新聞の想像以上だったんですね。
ーー:いいですねぇ
それで多分、
かからない人たちも沢山出てきたと言われているぐらいに大変な勢いで抗議があったんですよね。
ということで、それから3~4日後、朝日新聞が来て、
「孫崎さんのご意見をお伺いしたい」ということになって、
最終的には「10行第一バラグラフ全部を削除する」と、になったんですよ。
ーー:ほぉ~。陰謀論というのは、
ええ、「陰謀論がある」というところを削除したんです。
だからそうすると、冒頭の10行削除するっていう事は、もう、書評として成り立ってないですよね。
という事を、朝日がせざるを得なかった。
ということはね、今日おいでになるわけですけれども、普通の人の力というのは、
ーー:すごいですよ
すごくなってきたんですよね。
そのすごくなってきたというのは、今まではその力というのがなかなか結集しにくかったんだけども、
いろいろなメディアが出てきたもんだから、
このいろんなメディアでもって、なにかがあると力が集結するんです。
そういうような事になったんじゃないかと思うんですよね。
ーー:「新聞購読をやめますよ」とかね、そういう殺し文句を言う訳ですよ。
なるほど。
ーー:そうすると一番効くわけですよね。
なるほど、なるほど。
ーー:「世論がマスコミと戦って謝らせた」という事ですよね。
そういうこと!
そうそうそう!
ーー:すごい事ですね、それは。
すごい事なんですよ、そうなんです。
そうなんです、ええ。
だから、私はなにもしていないんですよ。
私はただ、ツイートしただけで。
それをね、皆さんがリツイートしてくれたと。
それでリツイートした人が自分で出来るアクションを取ってくれた。一つは電話ですよね。
それがやっぱり無視できないという、そういう事があったんですけど。
それでま、大西さんのところに戻りますと、
そういうようなことで、私への全く正当ではないレッテルを貼って、
そしてこういうような人をNHKが出すのはおかしいということを
衆議院の総務委員会で言ったわけですよね。
ーー:NHKの会長がいる前でですよね。
そうです。
NHKの会長はこれに答弁をしております。
NHKの会長も私の事を「ひどい人とは思っておりません」みたいな
そういう好意的な発言は特になくてですね、wwま、当然のこと何ですけれども。
「出演者についてはいろいろな論点を紹介する判断の材料を提供するために依頼するということで、
報道機関として放送法のもとめる公平・公正・不偏不党という原点を踏まえ考えてまいりたいと思います」
と、ま、考えられること、NHKには使われないと。
ーー:NHKは不偏不党とはだれも思ってないw
だからこの“事件”はですね、非常に、
ーー:やっぱり“事件”ですよね。
ええ。
非常に重要な所が、今おっしゃった様に、
NHKの内部自体で必ずしも不偏不党の報道を出来ない
公平な報道が出来なくて、
そこの、NHKの人間が言えなくなるような、そういうような事態が今起こってきている訳ですよね。
だからそういう意味で、NHK自体が比較的いろいろな角度の主張を取り上げて、
右側もある左のものもある。
原発を推進するものもある、原発を中止しなければいけないという説明もある。
いろんな形の主張を一応出す。
そして国民の判断に供するという、そういう報道姿勢を取っているんだったら問題ないんだけど、
「今、それが無い」と思われている所にこれが出てきているわけですよね。
だからそれだけに、そういうような圧力というのがちょっと、表には見えない訳ですよね。
たとえば原発の番組を最近作ったということで、
記者がNHKから離れて行ったという事がありましたけれども、
ーー:堀潤さん。
ええ。
このなかでですね、どういう、
ーー:辞めさせられたんですよね。
ああ、なるほど。
でも、どういう形で辞めさせられたかまでは正確にはわかりませんよね。
だけど今回のは、明確に国会という場所で「使うな」という事を言ってきたわけですから、
これは本来的には、私は大手メディアは「なんだ!」ということで戦わなければいけない。
ーー:そうですよね、どこも沈黙でしょ?
沈黙だと思いますね。
ーー:批判している所が無いですよね。
わたし総務委員会の放送を見ていて、ビックリしました。
これはもう、「このまま放置したら大変なことになる」と思ってですね。
そうなんですよ。
放置、だから特定の人達を、好ましくないという事を言って、発表の場を与えない。
で、多分これ、非常に問題なのは
その時に野党の先生方もいるわけですよ。
ーー:そう!やとうが沈黙している。
ね、普通だったら「ちょっと待て」と、
これはね、言論を守る、
「民主主義の根幹である自由な言論というものを封鎖するような問題」ではないかと。
それを、国会という場所まで使って圧力をかけるというのは、これは大変なことであると。
騒がなきゃいけないのにね、野党の議員も何にもしゃべってないような雰囲気なんですよね。
ーー:すごく静か。
ーー:静かですよねぇ。
ーー:永田町ボケしてるんでしょうかね?
ーー:と言うか、タイミングが先生、計られているんです。あれは完ぺきな陰謀です。
というのは、NHKの予算編成権というのが政府与党にあって、
あの時期ちょうどNHKの会長を呼んで予算編成をしていたんですね。
ーー:そうそう、予算の編成でしょ。
ーー:そうです。その時に聞かせたんです。
「孫崎さんを使い続けると予算を減らすよ」っていう、間接的な。
恫喝ですよ、あれ。
だから今言われたのは非常に重要であって、
大変重要な事ですよね。
というのは単なる質疑のところではなくて、
NHKの予算を審議するという場所で、もしも使ったらマイナスになるかもしれないというね、
そういうところですから、場所も非常に重要な局面でやっているんですよね。
ーー:予算圧力ですね。
ーー;これが大西さんですね、総務委員会での質問ですね。
ーー;今日で7分間Youtubeに2本上がっていて、いま
「よくやった大西」っていのと、
「孫崎先生頑張れ」っていうのと二つのYoutubeが、ネットで今週戦いをやってて、
削除になったり荒れたりすごい状況になって、国会答弁がネットでは話題になっているんですけど、
大手マスコミというのは一切これは語られていないですね。
ーー:「よくやった大西」というのもあるんですね?
ーー:あるんです。完全に二つの映像が上がっているんです。
とりあえず私の説明はここで、
あとは皆さんとお話しをしながら言ったらどうでしょう。23:53
http://youtu.be/9iY8MWl75Us?t=23m53s
ーーつづく。
では、こちらも文字起こし↓
自民党 大西英男 2013年3月21日
自民党 大西議員:
自民党新人の大西英男でございます。
山口泰明(やまぐち たいめい)先生始め、多く諸先輩のご配慮によりまして、
質問する機会をお与えていただきましてありがとうございます。
まず私はNHK報道のですね、政治的中立性についてお尋ねをしたいと思います。
実は先日、早朝の会議に急ぐためにですね車で移動しておりましたら、
うちの家内から、「お父さん大変よ 、今テレビでTPPはとんでもないという事をやってるわよ」
という事で連絡がありました。
私はですね、すぐ家内に「録画を録っておけよ」と言って帰りましてから深夜見ましたら、
まぁとんでもないんですね。
これはNHKじゃなありませんよ。
テレビ朝日、8時からの「モーニングバード」なんですね。
丁度、安倍晋三総理がTPP参加を表明した直後の放送でございました。
そこでですね、孫崎亨という評論家ですね、これ外務省出身ですけれども、
この人が「TPPというのはもう交渉の余地はない。決まってるんだ。今からでは手遅れだ」
あるいは「これアメリカの国家利益に奉仕する枠組みであって、日本はアメリカの植民地化してしまう」
こういう事をですね、メインコメンテーターとして滔々とやっているんですね。
それで私は孫崎亨氏の今日までの政治的な発言について調べてみました。
とんでもないんですねぇ。
これは自らのツイッターや、あるいはですねテレビ報道でも言っておりますが、
「尖閣は中国の領土だ。竹島は韓国の領土だ」こういったことをですね主張しているんですね。
で、これは相当前からでございます。
そして、更に調べていくと、
なんとなんとNHKに何回か出演しているんですね。
例えば、平成24年9月の「NEWS WEB 24 尖閣や竹島に日本はどう対応する」というこの大事な問題に、
孫崎享さんがメインコメンティターとして出席をして、自説を言っているんですね、
少しあれですかね、トーンダウンしたかも知れません。
その後、なんと今年のですね、平成25年1月「NHKスペシャル 2013世界とどう向き合うか」というですね、
世界に向けて日本の公共放送であるNHKが基本的な姿勢を示さんとする
その番組にもコメンテーターとして出ているんです。
複数の人たちが出て、違った意見をいう事を妨げるものではありません。
しかし、NHKの番組において主たる評論家としてですね、
一方的に自己の、我々にとりましては正確を欠いている。
正しい認識とは思えないような主張をですね、延々と続けて行く。
こういう事が許されていいのかどうか。
私はNHKのこうした機会にですね、率直に見解を伺いたいと思います。
NHK松本会長:
お答え申し上げます。
ただ今、話が具体的に出ましたた領土問題でございますが、
NHKは日本政府の公式見解を踏まえましてニュース・番組を制作いたしておりまして、
例えばニュースの原稿でも、尖閣諸島や竹島に触れる場合には、
「沖縄県の尖閣諸島、島根県の竹島」という形で、
日本の領土であることを明確に表現するということでやっております。
また、この領土問題は国家の主権に関わる重要な問題でありますので、
今後ともニュース番組できちっと伝えてまいりたいとおもいます。
NHKは放送法によりまして、政治的公平というものを求められております。
一方で意見が対立する問題については、
できる限り多くの角度から論点を明らかにすると、こういうことも求められているところでございます。
えー、出演者についてでございますが、
色々な論点を紹介する、そして判断の材料を提供するために依頼をするという事でございますが、
報道機関として放送法の求める公平・公正・不偏不党、
こういう原点を踏まえて考えてまいりたいというふうに思います。

自民党 大西議員:
会長からお答えがありましたけれどもですね、
NHKは日本の公共放送ですから、その公共放送においてですね、
あのー、こうした
「尖閣は日本の領土ではない」という事を発言して、評論家活動を行っている人間がですね、
活動しているという事は、これはやはり諸外国に対してですね、
「日本の世論は揺らいでいるのではないか」という事をね、思わせかねない状況があります。
会長がおっしゃるように、
言論の自由です。不偏不党、そういったことをですね、守っていかなければいけないですけれども、
この人だけをテレビ出演させて、一方的な意見の表明をなさせたという事は事実であるわけでございまして、
これらについては十分注意をしていただきたいと思います。
この孫崎亨さんのこうした一連の評論活動を受けてですね、
朝鮮日報は「孫崎さんの本を読みなさい。日本人は頭を冷やしなさい」
あるいは中国もですね、そうした報道をしているんですよ。
これは明らかに国益に反することです。
これについては、
ぜひ、しっかりとした対応をですね今後ともお願い申し上げたいと思います。
わたくしは別にですね、NHKは嫌いじゃないんですよ。
私は大体テレビを見る7割はNHKですかねぇ。
そして大河ドラマ大好きですねぇ。
今の「八重の桜」それこそですね、いま東北の人達が、あの大震災で、えー、立ち上がろうとしている。
そうすると、歴史の中にですね、あのー、あの会津の悲劇、それを乗り越えて
ー(略)ー
これは、政党を批判する訳じゃありませんけれど、あれですね、えー、
ちょうど「坂の上の雲」が放送されていた時代ですねぇ。
ー(略)ー
我々は海外に行けば頼りになるのはNHKの衛星放送ですよ。
これからも国際放送も大いにご努力いただいて、
NHKがですね、国民の公共放送として、
さらにしっかりとした信頼を勝ち得るように心からお願いを申しあげましてわたくしの質問を終わります。
ありがとうございました。
ーーー
これは脅し以外の何ものでもないじゃないですか!!
しかし、すごい発言ですね、この叔父さん。
こんな人が国会議員だなんて・・・レベルが低すぎる
続きを読むに
「そもそも総研」動画など
3月21日木曜日のそもそも総研は放送されませんでした。玉川さんもスタジオにはいませんでした。
問題の「そもそも総研」 2013年3月14日
問題の「そもそも総研」はこちらで文字起こしされています↓
日本の主権て言うのはなくなるんですよ(孫崎享氏)-
テレビ朝日モーニングバード そもそも総研書き起こし
メディアで報じたのはここだけ??
自民党 TPP反対を口封じ
ゲンダイネット 2013年03月29日07時00分
自民党の大西英男衆院議員(66)の国会質問に対し、「言論弾圧ではないのか」と怒りの声が噴出している。
発言が飛び出したのは21日の衆院総務委員会のNHK予算審議。
質問に立った大西議員は、テレビ朝日の「モーニングバード」(14日放送)に出演した
元外務省国際情報局長の孫崎享氏(69)を名指しで批判。
TPPの交渉参加を決めた安倍首相の方針について
「日本は米国の植民地にされるのではないか」といった懸念を示した孫崎享氏の論評に
イチャモンをつけたのだ。
〈私は孫崎享氏の今日までの政治的な発言について調べてみた。とんでもない〉〈国益に反する〉と続けた上で
孫崎享氏が過去にNHKにも出演していたことにも触れ、松本正之NHK会長に見解を求めたのである。
しかし、この質問はハッキリ言って異常だ。
国会議員が民放番組のコメンテーターの論評や問題提起した発言を国会で問題視すること自体がおかしいし、
それに対してNHK会長に答弁を要求するのもスジ違いだ。
「これがまかり通るなら、テレビに出演するコメンテーターは皆、口をつぐむか、
当局寄りの発言しかしなくなる。
戦前の特高警察の『言論統制』と同じ。
さすがに、ネット上では
『予算審議を人質に、大西議員がNHKに孫崎氏を起用しないよう“恫喝”したのに等しい』と
批判が出ているのです」(政治ジャーナリスト)
孫崎享氏が言う。
「大西議員は私の著書を熟読したとブログに書いていますが、
私の著書には、大西議員が国会で指摘したような内容はどこにも書いてありません。
つまり、自身の誤った妄想で、言論を封じ込めようとしている。これは大変、危惧する事態です」
孫崎享氏の指摘は、多くの国民が感じていることだ。
口封じしようとしているのは、それほどTPPが国益に反する協定という裏返しじゃないのか。
(日刊ゲンダイ2013年3月26日掲載)
孫崎享氏のインタビューの続きはこちら↓
<2>言論の封殺「「常識的な事を言えない空気にいま日本はなっています」孫崎享氏3/30(文字起こし)
<3>「世界を見て下さい。今世界にどれ位米軍が駐留していますか?
イラクでさえアメリカ軍を追い出したんですよ」孫崎享氏3/30(文字起こし)
孫崎享さん
元外務省の情報局長、防衛大学の教授をされていました孫崎享さんのご自宅で
直接インタビューをさせていただきます。
テーマはTPPの参加問題と、
衆議院議員の総務委員会で自民党の大西英男(66)さんという1年生議員がですね、
孫崎批判をしたということに対して
「やはりそれは言論風圧じゃないか」というふうに我々は見ていますので、
それに対して孫崎さんに、インタビュー&トークで今日は1時間ぐらい語って頂くということで、
よろしくお願いします。
それでは簡単なこの間の経緯をですね。
「そもそも総研」
孫崎享:
一番大事なのがスタートが「そもそも総研」。
テレビ朝日でTPPの話をしたんですね。
このTPPの話をした時には、いろんな論点がありますけれども、
大きな論点はまず第一に
安倍首相は「日本がTPPの交渉に入って自分たちの言い分をしっかり受け入れさせる」
というような事を言っておいでになるわけですよね。
このポイントは、
「実はTPPの交渉状況を見るとまずあり得ない」という事を申したんですね。
それの一番の大きな根拠は二つ三つありまして、
一つは日本と同じように後発で入っていった国、
メキシコとカナダは「入る時に条件をつけられている」と。
そしてこの条件は、
「今まで決まっている事に対してはこれを無条件で受け入れること」という事を言われている訳ですね。
もうひとつのポイントは、このTPPの交渉自体はもうほとんど終わっていまして、
今年の7月にもう一回大きな会合があって9月にはシャンシャンシャンということで、
10月11月に首脳レベルで正式に発足という事になっていますから、
交渉自体は基本的にほとんどのものが終わっているという状況であると。
ですから、終わっているというような状況の中で、後から入って行った国が、
「何も新しい交渉は出来ない」という条件を付せられているといえば、
もう日本が言っているセリフ、特に安倍首相が言っている
「日本が自分たちの言い分をしっかりやるんだ」と、
「あとは交渉力で頑張れるんだ」というのは、これは間違っているというポイントを言ったんです。
それからもうひとつ。
ではこの「TPPに入った時にどういう危険性があるか?」というところでは、
TPPに入った時に一番の、
ま、TPPというのはよく農業だという事が言われるんですけれども、
農業だけじゃなくて、分野はいろんな交渉のアイテムがありますけれども、
全部で20以上の分野がある。
全ての、日本の経済活動の全てのものが影響される、そういうふうな状況で
一番危惧されるのがISD条項と呼ばれているわけです。
これ、英語でISD条項と言われると、何かさっぱり分からないようなんですが、
Iは投資家
Sは国家
Dは、ま、紛争ですね。
だから、投資家が国家を訴えられる制度ということなんです。
どういう時に投資家が訴えられるかというと、
投資家は日本とか、そういう市場に投資をいたします。
その投資をする時に一定の投資の期待値というものを持つわけですね、
「日本にお金を投資すればこれ位のものが期待できるであろう」と。
ところがその国の法律、制度によってその投資が十分に獲得できない時には、
その国の法律を訴えられるという制度なんですね。
ということは基本的に国家の主権が無くなるという条項だと。
だからこれは、本当に一番の心配は、
ISD条項を含むTPPに入るという事は、日本の国家主権というものが大きく侵害される。
という事を言ったわけです。
で、いままでTPPの反対という事は、いろんな方がいろんな事をおっしゃっているんですけれども、
中心は農業関係なんですよね。
だけど農業じゃないんだと、
実はもっと深刻な問題があるんだという事を、大手メディアで解説したのは今まであんまりなかった。
それをテレビ朝日のそもそも総研が10分間ぐらいにまとめた。
だからこれを見ていた人達はですね、相当深刻な影響を与えたんですね。
それで、ま、大西さんの所に繋がるんですけれども、
これは面白いのは、大西さんの、
大西英明、東京都第16区選出の議員なんです。
江戸川区ですよね、16区っていうのは。
これで、最初はやはりTPPの話しが重要になっているのは、
一番初めに何故取り上げたか?って言うと、
「奥さんから電話があった」と。
「そもそも総研を見ていたら、お父さん、大変な事をいま孫崎っていう人間が言ってますよ」と、
ということなんですね。
それで、私はこの大西議員という人に対して、非常に疑問を、
ま、若干私も調べたんですけれども、疑問を持っているのはですね、
「TPP反対派」なんですよ。
で、もしも、この人が賛成派であったならね、
TPPを賛成しようとしているのに、反対の人間がなんかいちゃもんをつけていると、
これはけしからん。だからこれを調べなきゃいけないという、こういうんですよね。
ところがTPPの反対を言って、それで選挙に訴えた人間ですから、
もしもTPPにこういうふうな問題点がある、こういう危険性があると思ったら、
彼は選挙民に対しての責任でいくとね、
首相であるとか、外務大臣を呼んで
「総理あなたは何の問題もない、交渉が出来るという事を言っているけれども、
こういうような、メキシコ・カナダへの条件を見ると、交渉できないんじゃないの?」
と、聞かなきゃいけないのに、
全く逆に、その危険性を言った人間に対して「これはおかしい」という事を言っているということですね。
それで先程、「これはヤラセじゃないか」というような、
「誰かの指示じゃないか」というのがありましたけれども、
多分、その可能性が非常に強いんですよね。
これは、冒頭彼が一番最初に言ったのは、
「私は今日初めての質問です」と。
「みなさん、この機会を与えていただいてありがとうございます」と、
で、10分もらっている訳ですよね、彼の時間はね。
それに私の批判を一番最初から5分やっている訳ですよ。
一番最初にね、最初の出だしの諮問ですから、
彼にとってはこの委員会がデビュー、大変に重要なもの。
それだったら自分の一番勉強をしている、
その委員会に入っているのは、なにか自分でやりたい事があるから入っている訳でね、
総務委員会ですよね、
なんだかその主張があるにもかかわらず、
私ごときを攻撃するのに初めの5分。
10分のうち5分をそれに使うというのは全くおかしい話。
ーー:NHKの人がきているわけね、
それでこれはNHKの会長がおいでになっていた時、ということですよね。
それで会長(NHK)に対して、ひとつはTPPの問題で独善的だという事を言った。
それからもうひとつ、彼が私に対して攻撃をしているのは、
「尖閣諸島を中国領と言っている。そして竹島を韓国領と言っている」
こういう人間を出すのはおかしいと、こう言っているんですよね。
こんなものはあり得ない。
私自身は、日本が固有の領土であると言っている問題については、
これまでの歴史的な経緯を見るとなかなか難しい事がありますよという主張はしているけれども、
中国の領土であるとかね、韓国の領土であるから、
日本の主義主張は全くないんだというような言い方をしていることはない。
ところがこれが非常に面白いのはですね、
大西さんは、私がツイッターで攻撃しているその日に早速反論、
反論というか弁護を書いているんですよね。
弁護を書いていて、私とかにいろんな事を書いているんですけれども、
「私の本をちゃんと読んでいる」と。
こう書いているんですが、「ホントかいな?」と、
「ホントかいな?」っていうのはですね、
その紹介の本の一つはね、「日本外交現場からの証言」というのがあるんです。
これは1993年位に出た本なんですけれども、一応絶版になっているんですよね。
絶版になっているから、この本を入手しようとするとアマゾンぐらいでしか入手できない。
で、アマゾンで探すと、少なくても700円位の本が2000円しているわけですよね。
場合によってはコレクトアイテムという事で10000円以上してるんです。
というようなものを、そんなもの買うわけがない。
私だって買いたくはないですね。
一般の普通の本を700円の本を2000円出して、ということですから、
読んでいる筈が、多分「ない」と思われるんですよね。
というようなことで、彼は「私の本を読んでいる」とこう言っているんだけれども、
私の本を読んでいれば主義主張がしっかり分かっていて、
そういう、尖閣諸島を中国領土だと言ったり、それから竹島を韓国領土だと言ったり、
そういうのを出す根拠が全くないというのが分かるはず
だからここでもですね、日本のいまの非常に危険なことは、
人に簡単なラベルを貼るんですよね。
このラベルを貼ってその人の人格を破壊する。
これはウォルフレンが人物破壊という本の中に書いている。
ーー:小沢さんに対して。
小沢さんに。
で、ちょっと脱線しますと、私は最近ウォルフレンの話をして、角川さんと一緒になったんですよね。
そしたら、このウォルフレンの人物破壊というのは非常に興味深い本なんですけど、
新聞社、大手新聞社が広告を出すのを断ったんですよね。
で、いい加減な出版社だったらいいけれども、角川さんですよね。
角川さんが出す本の、名前出してもいいんだったら、
ま、言いましょうね、せっかく来て下さったんだから。
朝日新聞。
ーー:あ、朝日が、拒否した
「朝日が拒否した」と角川さんがおっしゃっているんですよね。
だから実はね、そこ、そこまで行っているんですよ、日本の言論統制というのは
ーー:すごいですね、それは
で、ウォルフレンの事について
「ウォルフレンの本はおかしい」というような事を言う、そういうのじゃなくて、
出版する宣伝までも受け入れない。
ついでに朝日新聞ということで言えば、
私の「戦後史の正体」という本については、「これは陰謀論だ」という、ひどい書評を出したんですけどね。
ま、若干ついでに申しますと、私はあの、
今日は何をしゃべってもいいという事で、
ーー:そうです!タブーなしです。
「戦後史の正体」というのは非常に、このいきさつ顛末というのは非常におもしろくて、
「戦後史の正体」があった時に、長い間大手新聞は全く書評を出さなかったんですね。
これは、私も当然出る筈がないと思っていた。
ところが、かなり売れ始めましてからね、
やっぱり、放っておく訳に行かなかったと思うんで、
もう、ベストセラー近く売れましたから、放っておくわけに行かないということで
朝日新聞が取り上げたんですよね。
その書評が非常に雑な書評だったんですよ。
というのは、「陰謀論」ということで言うのは簡単で、それはいいんですけれども、
全て、「日本の政治家がやられている全てが検察がやっつけた」とこう書いてある。
これは事実と反するんですね、
私の本にはそんなことは書いていない。
ということで、
「事実に基づかない誹謗中傷をするのはおかしい」と、
「朝日新聞は私に謝るべきだ」というのをツイッターで書いたんですね。
ツイッターで書いたんだけれども、そんなものに力があるとは到底思っていない。
「ただ、言ってはみたものの」っていう程度で言ったんですよ。
ところが何が起こったか?というと、
電話がジャンジャン朝日新聞にかかったようなんですよね。
ーー:抗議電話が
抗議電話が。
この抗議電話が朝日新聞の想像以上だったんですね。
ーー:いいですねぇ
それで多分、
かからない人たちも沢山出てきたと言われているぐらいに大変な勢いで抗議があったんですよね。
ということで、それから3~4日後、朝日新聞が来て、
「孫崎さんのご意見をお伺いしたい」ということになって、
最終的には「10行第一バラグラフ全部を削除する」と、になったんですよ。
ーー:ほぉ~。陰謀論というのは、
ええ、「陰謀論がある」というところを削除したんです。
だからそうすると、冒頭の10行削除するっていう事は、もう、書評として成り立ってないですよね。
という事を、朝日がせざるを得なかった。
ということはね、今日おいでになるわけですけれども、普通の人の力というのは、
ーー:すごいですよ
すごくなってきたんですよね。
そのすごくなってきたというのは、今まではその力というのがなかなか結集しにくかったんだけども、
いろいろなメディアが出てきたもんだから、
このいろんなメディアでもって、なにかがあると力が集結するんです。
そういうような事になったんじゃないかと思うんですよね。
ーー:「新聞購読をやめますよ」とかね、そういう殺し文句を言う訳ですよ。
なるほど。
ーー:そうすると一番効くわけですよね。
なるほど、なるほど。
ーー:「世論がマスコミと戦って謝らせた」という事ですよね。
そういうこと!
そうそうそう!
ーー:すごい事ですね、それは。
すごい事なんですよ、そうなんです。
そうなんです、ええ。
だから、私はなにもしていないんですよ。
私はただ、ツイートしただけで。
それをね、皆さんがリツイートしてくれたと。
それでリツイートした人が自分で出来るアクションを取ってくれた。一つは電話ですよね。
それがやっぱり無視できないという、そういう事があったんですけど。
それでま、大西さんのところに戻りますと、
そういうようなことで、私への全く正当ではないレッテルを貼って、
そしてこういうような人をNHKが出すのはおかしいということを
衆議院の総務委員会で言ったわけですよね。
ーー:NHKの会長がいる前でですよね。
そうです。
NHKの会長はこれに答弁をしております。
NHKの会長も私の事を「ひどい人とは思っておりません」みたいな
そういう好意的な発言は特になくてですね、wwま、当然のこと何ですけれども。
「出演者についてはいろいろな論点を紹介する判断の材料を提供するために依頼するということで、
報道機関として放送法のもとめる公平・公正・不偏不党という原点を踏まえ考えてまいりたいと思います」
と、ま、考えられること、NHKには使われないと。
ーー:NHKは不偏不党とはだれも思ってないw
だからこの“事件”はですね、非常に、
ーー:やっぱり“事件”ですよね。
ええ。
非常に重要な所が、今おっしゃった様に、
NHKの内部自体で必ずしも不偏不党の報道を出来ない
公平な報道が出来なくて、
そこの、NHKの人間が言えなくなるような、そういうような事態が今起こってきている訳ですよね。
だからそういう意味で、NHK自体が比較的いろいろな角度の主張を取り上げて、
右側もある左のものもある。
原発を推進するものもある、原発を中止しなければいけないという説明もある。
いろんな形の主張を一応出す。
そして国民の判断に供するという、そういう報道姿勢を取っているんだったら問題ないんだけど、
「今、それが無い」と思われている所にこれが出てきているわけですよね。
だからそれだけに、そういうような圧力というのがちょっと、表には見えない訳ですよね。
たとえば原発の番組を最近作ったということで、
記者がNHKから離れて行ったという事がありましたけれども、
ーー:堀潤さん。
ええ。
このなかでですね、どういう、
ーー:辞めさせられたんですよね。
ああ、なるほど。
でも、どういう形で辞めさせられたかまでは正確にはわかりませんよね。
だけど今回のは、明確に国会という場所で「使うな」という事を言ってきたわけですから、
これは本来的には、私は大手メディアは「なんだ!」ということで戦わなければいけない。
ーー:そうですよね、どこも沈黙でしょ?
沈黙だと思いますね。
ーー:批判している所が無いですよね。
わたし総務委員会の放送を見ていて、ビックリしました。
これはもう、「このまま放置したら大変なことになる」と思ってですね。
そうなんですよ。
放置、だから特定の人達を、好ましくないという事を言って、発表の場を与えない。
で、多分これ、非常に問題なのは
その時に野党の先生方もいるわけですよ。
ーー:そう!やとうが沈黙している。
ね、普通だったら「ちょっと待て」と、
これはね、言論を守る、
「民主主義の根幹である自由な言論というものを封鎖するような問題」ではないかと。
それを、国会という場所まで使って圧力をかけるというのは、これは大変なことであると。
騒がなきゃいけないのにね、野党の議員も何にもしゃべってないような雰囲気なんですよね。
ーー:すごく静か。
ーー:静かですよねぇ。
ーー:永田町ボケしてるんでしょうかね?
ーー:と言うか、タイミングが先生、計られているんです。あれは完ぺきな陰謀です。
というのは、NHKの予算編成権というのが政府与党にあって、
あの時期ちょうどNHKの会長を呼んで予算編成をしていたんですね。
ーー:そうそう、予算の編成でしょ。
ーー:そうです。その時に聞かせたんです。
「孫崎さんを使い続けると予算を減らすよ」っていう、間接的な。
恫喝ですよ、あれ。
だから今言われたのは非常に重要であって、
大変重要な事ですよね。
というのは単なる質疑のところではなくて、
NHKの予算を審議するという場所で、もしも使ったらマイナスになるかもしれないというね、
そういうところですから、場所も非常に重要な局面でやっているんですよね。
ーー:予算圧力ですね。
ーー;これが大西さんですね、総務委員会での質問ですね。
ーー;今日で7分間Youtubeに2本上がっていて、いま
「よくやった大西」っていのと、
「孫崎先生頑張れ」っていうのと二つのYoutubeが、ネットで今週戦いをやってて、
削除になったり荒れたりすごい状況になって、国会答弁がネットでは話題になっているんですけど、
大手マスコミというのは一切これは語られていないですね。
ーー:「よくやった大西」というのもあるんですね?
ーー:あるんです。完全に二つの映像が上がっているんです。
とりあえず私の説明はここで、
あとは皆さんとお話しをしながら言ったらどうでしょう。23:53
http://youtu.be/9iY8MWl75Us?t=23m53s
ーーつづく。
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では、こちらも文字起こし↓
自民党 大西英男 2013年3月21日
自民党 大西議員:
自民党新人の大西英男でございます。
山口泰明(やまぐち たいめい)先生始め、多く諸先輩のご配慮によりまして、
質問する機会をお与えていただきましてありがとうございます。
まず私はNHK報道のですね、政治的中立性についてお尋ねをしたいと思います。
実は先日、早朝の会議に急ぐためにですね車で移動しておりましたら、
うちの家内から、「お父さん大変よ 、今テレビでTPPはとんでもないという事をやってるわよ」
という事で連絡がありました。
私はですね、すぐ家内に「録画を録っておけよ」と言って帰りましてから深夜見ましたら、
まぁとんでもないんですね。
これはNHKじゃなありませんよ。
テレビ朝日、8時からの「モーニングバード」なんですね。
丁度、安倍晋三総理がTPP参加を表明した直後の放送でございました。
そこでですね、孫崎亨という評論家ですね、これ外務省出身ですけれども、
この人が「TPPというのはもう交渉の余地はない。決まってるんだ。今からでは手遅れだ」
あるいは「これアメリカの国家利益に奉仕する枠組みであって、日本はアメリカの植民地化してしまう」
こういう事をですね、メインコメンテーターとして滔々とやっているんですね。
それで私は孫崎亨氏の今日までの政治的な発言について調べてみました。
とんでもないんですねぇ。
これは自らのツイッターや、あるいはですねテレビ報道でも言っておりますが、
「尖閣は中国の領土だ。竹島は韓国の領土だ」こういったことをですね主張しているんですね。
で、これは相当前からでございます。
そして、更に調べていくと、
なんとなんとNHKに何回か出演しているんですね。
例えば、平成24年9月の「NEWS WEB 24 尖閣や竹島に日本はどう対応する」というこの大事な問題に、
孫崎享さんがメインコメンティターとして出席をして、自説を言っているんですね、
少しあれですかね、トーンダウンしたかも知れません。
その後、なんと今年のですね、平成25年1月「NHKスペシャル 2013世界とどう向き合うか」というですね、
世界に向けて日本の公共放送であるNHKが基本的な姿勢を示さんとする
その番組にもコメンテーターとして出ているんです。
複数の人たちが出て、違った意見をいう事を妨げるものではありません。
しかし、NHKの番組において主たる評論家としてですね、
一方的に自己の、我々にとりましては正確を欠いている。
正しい認識とは思えないような主張をですね、延々と続けて行く。
こういう事が許されていいのかどうか。
私はNHKのこうした機会にですね、率直に見解を伺いたいと思います。
NHK松本会長:
お答え申し上げます。
ただ今、話が具体的に出ましたた領土問題でございますが、
NHKは日本政府の公式見解を踏まえましてニュース・番組を制作いたしておりまして、
例えばニュースの原稿でも、尖閣諸島や竹島に触れる場合には、
「沖縄県の尖閣諸島、島根県の竹島」という形で、
日本の領土であることを明確に表現するということでやっております。
また、この領土問題は国家の主権に関わる重要な問題でありますので、
今後ともニュース番組できちっと伝えてまいりたいとおもいます。
NHKは放送法によりまして、政治的公平というものを求められております。
一方で意見が対立する問題については、
できる限り多くの角度から論点を明らかにすると、こういうことも求められているところでございます。
えー、出演者についてでございますが、
色々な論点を紹介する、そして判断の材料を提供するために依頼をするという事でございますが、
報道機関として放送法の求める公平・公正・不偏不党、
こういう原点を踏まえて考えてまいりたいというふうに思います。

自民党 大西議員:
会長からお答えがありましたけれどもですね、
NHKは日本の公共放送ですから、その公共放送においてですね、
あのー、こうした
「尖閣は日本の領土ではない」という事を発言して、評論家活動を行っている人間がですね、
活動しているという事は、これはやはり諸外国に対してですね、
「日本の世論は揺らいでいるのではないか」という事をね、思わせかねない状況があります。
会長がおっしゃるように、
言論の自由です。不偏不党、そういったことをですね、守っていかなければいけないですけれども、
この人だけをテレビ出演させて、一方的な意見の表明をなさせたという事は事実であるわけでございまして、
これらについては十分注意をしていただきたいと思います。
この孫崎亨さんのこうした一連の評論活動を受けてですね、
朝鮮日報は「孫崎さんの本を読みなさい。日本人は頭を冷やしなさい」
あるいは中国もですね、そうした報道をしているんですよ。
これは明らかに国益に反することです。
これについては、
ぜひ、しっかりとした対応をですね今後ともお願い申し上げたいと思います。
わたくしは別にですね、NHKは嫌いじゃないんですよ。
私は大体テレビを見る7割はNHKですかねぇ。
そして大河ドラマ大好きですねぇ。
今の「八重の桜」それこそですね、いま東北の人達が、あの大震災で、えー、立ち上がろうとしている。
そうすると、歴史の中にですね、あのー、あの会津の悲劇、それを乗り越えて
ー(略)ー
これは、政党を批判する訳じゃありませんけれど、あれですね、えー、
ちょうど「坂の上の雲」が放送されていた時代ですねぇ。
ー(略)ー
我々は海外に行けば頼りになるのはNHKの衛星放送ですよ。
これからも国際放送も大いにご努力いただいて、
NHKがですね、国民の公共放送として、
さらにしっかりとした信頼を勝ち得るように心からお願いを申しあげましてわたくしの質問を終わります。
ありがとうございました。
ーーー
これは脅し以外の何ものでもないじゃないですか!!
しかし、すごい発言ですね、この叔父さん。
こんな人が国会議員だなんて・・・レベルが低すぎる
続きを読むに

3月21日木曜日のそもそも総研は放送されませんでした。玉川さんもスタジオにはいませんでした。
問題の「そもそも総研」 2013年3月14日
問題の「そもそも総研」はこちらで文字起こしされています↓
日本の主権て言うのはなくなるんですよ(孫崎享氏)-
テレビ朝日モーニングバード そもそも総研書き起こし
メディアで報じたのはここだけ??
自民党 TPP反対を口封じ
ゲンダイネット 2013年03月29日07時00分
自民党の大西英男衆院議員(66)の国会質問に対し、「言論弾圧ではないのか」と怒りの声が噴出している。
発言が飛び出したのは21日の衆院総務委員会のNHK予算審議。
質問に立った大西議員は、テレビ朝日の「モーニングバード」(14日放送)に出演した
元外務省国際情報局長の孫崎享氏(69)を名指しで批判。
TPPの交渉参加を決めた安倍首相の方針について
「日本は米国の植民地にされるのではないか」といった懸念を示した孫崎享氏の論評に
イチャモンをつけたのだ。
〈私は孫崎享氏の今日までの政治的な発言について調べてみた。とんでもない〉〈国益に反する〉と続けた上で
孫崎享氏が過去にNHKにも出演していたことにも触れ、松本正之NHK会長に見解を求めたのである。
しかし、この質問はハッキリ言って異常だ。
国会議員が民放番組のコメンテーターの論評や問題提起した発言を国会で問題視すること自体がおかしいし、
それに対してNHK会長に答弁を要求するのもスジ違いだ。
「これがまかり通るなら、テレビに出演するコメンテーターは皆、口をつぐむか、
当局寄りの発言しかしなくなる。
戦前の特高警察の『言論統制』と同じ。
さすがに、ネット上では
『予算審議を人質に、大西議員がNHKに孫崎氏を起用しないよう“恫喝”したのに等しい』と
批判が出ているのです」(政治ジャーナリスト)
孫崎享氏が言う。
「大西議員は私の著書を熟読したとブログに書いていますが、
私の著書には、大西議員が国会で指摘したような内容はどこにも書いてありません。
つまり、自身の誤った妄想で、言論を封じ込めようとしている。これは大変、危惧する事態です」
孫崎享氏の指摘は、多くの国民が感じていることだ。
口封じしようとしているのは、それほどTPPが国益に反する協定という裏返しじゃないのか。
(日刊ゲンダイ2013年3月26日掲載)
孫崎享氏のインタビューの続きはこちら↓
<2>言論の封殺「「常識的な事を言えない空気にいま日本はなっています」孫崎享氏3/30(文字起こし)
<3>「世界を見て下さい。今世界にどれ位米軍が駐留していますか?
イラクでさえアメリカ軍を追い出したんですよ」孫崎享氏3/30(文字起こし)
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- 国会事故調5/28菅直人元総理(動画・内容書き出し)前半
コメント
911冤罪被害者・山崎サラ淑子さんのお話 . 忙しい方は是非08番目の動画だけでも見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=Wn0blcET8V8&list=PL50BC3CFFC1A18722
ZERO : INVESTIGATION INTO 911
http://www.youtube.com/watch?v=6EX_vmufF70&list=PL20B9BB946DD475E7
http://www.youtube.com/watch?v=Wn0blcET8V8&list=PL50BC3CFFC1A18722
ZERO : INVESTIGATION INTO 911
http://www.youtube.com/watch?v=6EX_vmufF70&list=PL20B9BB946DD475E7
| 2013.04.02 23:13 | 編集
TPP交渉?参加すれば、マスメディアも電力も アメリカ企業に乗っ取られるちゅうのに、みんな能天気でんなー。
発送電分離が、2020年までに実施されるようやけど、
自公政権(政府)が、原発が難しくなる政策を進めるちゅうのは、夏の参院選のための人気取りとも思えまへんがな。
アメリカで産出されているシェールガスは、日本が購入しているLNGの8分の1の価格
(日本もシェールガスをアメリカから購入しますが、せいぜいいLNGの価格の30%減)で、
アメリカの電力企業にシェールガス持参で参入されれば、日本の電力会社は太刀打ちできまへん。
当然、シェールガスを日本に売るよりも電力にして売れば儲かりますんで、魅力的な日本の電力市場を放っておく訳ありまへんがな。
(東京ガスや神戸製鋼も電力が儲かるからっちゅうて電力事業を拡大するんでっせ。)
熱効率の高いガスコンバインドサイクルの技術も トヨタのハイブリッド技術を露骨に差し出せと、
アメリカは要求しているぐらいやから、当然持っていかれるんちゃうか。
古賀茂明さんは、反原発主張で正義の味方みたいな印象やけど、TPP交渉参加は絶対にやらんといかんちゅう発言されとるなー。
頭が良くて庶民の味方であればTPP参加発言はありえへんが、やっぱりアメリカのスパイちゃうか?
TPPは、各分野が対象で、残念ながらマスメディアもアメリカ企業に参入され、
殿様商売のNHKも当然完全に滅びるでー。
電力・NHKのやりたい放題もいまのうちちゅうことや。
by孫崎(さんを支持する今西憲之さん風のプー太郎)
発送電分離が、2020年までに実施されるようやけど、
自公政権(政府)が、原発が難しくなる政策を進めるちゅうのは、夏の参院選のための人気取りとも思えまへんがな。
アメリカで産出されているシェールガスは、日本が購入しているLNGの8分の1の価格
(日本もシェールガスをアメリカから購入しますが、せいぜいいLNGの価格の30%減)で、
アメリカの電力企業にシェールガス持参で参入されれば、日本の電力会社は太刀打ちできまへん。
当然、シェールガスを日本に売るよりも電力にして売れば儲かりますんで、魅力的な日本の電力市場を放っておく訳ありまへんがな。
(東京ガスや神戸製鋼も電力が儲かるからっちゅうて電力事業を拡大するんでっせ。)
熱効率の高いガスコンバインドサイクルの技術も トヨタのハイブリッド技術を露骨に差し出せと、
アメリカは要求しているぐらいやから、当然持っていかれるんちゃうか。
古賀茂明さんは、反原発主張で正義の味方みたいな印象やけど、TPP交渉参加は絶対にやらんといかんちゅう発言されとるなー。
頭が良くて庶民の味方であればTPP参加発言はありえへんが、やっぱりアメリカのスパイちゃうか?
TPPは、各分野が対象で、残念ながらマスメディアもアメリカ企業に参入され、
殿様商売のNHKも当然完全に滅びるでー。
電力・NHKのやりたい放題もいまのうちちゅうことや。
by孫崎(さんを支持する今西憲之さん風のプー太郎)
自由人 | 2013.04.02 23:14 | 編集
NHKが、国会(政府)に予算を握られて、経済学者の植草一秀さんいわく「NHKが公共放送としての役割を放棄して、
単なる政府の御用機関に成り下がっている点にある。」のポチ化を批判しとるようやけど、
身近に同じ図式のもっと深刻な問題があるっちゅうねん!
警視庁・警察庁の本庁がある東京都で、東京都議会の与党である●●党が、警察の人事と予算を警察に一任させる(自由にさせる)かわりに、警察がカルト教団の手下に成り下がっているのと同じ図式やで。
たかが人事と予算と思ったらいかんでー。
警察は、年間数百億円(下手すりゃ1000億円超え)の裏金を自分たちのふところに入れる業務上横領を
組織ぐるみでやっとるのは、元愛媛県警の仙波さんも公言しとるようやけど、裏金作るちゅうたら人事と予算は重要やねん。
本来、ストーカー被害の相談先の警察が、実はカルト教団とグルで、ストーカー行為に参加しとるようやけど、
ジャーナリストの大沼安史さんも大変な事になっとるようやでー。
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2013/04/post-b860.html
創●警察アンカリングとか、創●警察集団ストーカーで検索すると無数の情報が確認できるちゅうねん。
創●●会アンカリング、集団ストーカもえらいことになっとるなー。
タレントの清水由貴子さんも カルト教団の入信の誘いを断って、とんでもストーカー被害にあっとって、
「警察までストーカーに参加するとは夢にも思わなかったわ」と嘆いて、それを苦に自殺(に装う?)されよったわ。
奈良の騒音おばさんも 実はカルト教団の被害者で、一人でよう闘っとったようやで。
なんか、日本ちゅうのは、金でどうにでもなる国やっちゅう事やな。
by 今西憲之さん風のプー太郎
単なる政府の御用機関に成り下がっている点にある。」のポチ化を批判しとるようやけど、
身近に同じ図式のもっと深刻な問題があるっちゅうねん!
警視庁・警察庁の本庁がある東京都で、東京都議会の与党である●●党が、警察の人事と予算を警察に一任させる(自由にさせる)かわりに、警察がカルト教団の手下に成り下がっているのと同じ図式やで。
たかが人事と予算と思ったらいかんでー。
警察は、年間数百億円(下手すりゃ1000億円超え)の裏金を自分たちのふところに入れる業務上横領を
組織ぐるみでやっとるのは、元愛媛県警の仙波さんも公言しとるようやけど、裏金作るちゅうたら人事と予算は重要やねん。
本来、ストーカー被害の相談先の警察が、実はカルト教団とグルで、ストーカー行為に参加しとるようやけど、
ジャーナリストの大沼安史さんも大変な事になっとるようやでー。
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2013/04/post-b860.html
創●警察アンカリングとか、創●警察集団ストーカーで検索すると無数の情報が確認できるちゅうねん。
創●●会アンカリング、集団ストーカもえらいことになっとるなー。
タレントの清水由貴子さんも カルト教団の入信の誘いを断って、とんでもストーカー被害にあっとって、
「警察までストーカーに参加するとは夢にも思わなかったわ」と嘆いて、それを苦に自殺(に装う?)されよったわ。
奈良の騒音おばさんも 実はカルト教団の被害者で、一人でよう闘っとったようやで。
なんか、日本ちゅうのは、金でどうにでもなる国やっちゅう事やな。
by 今西憲之さん風のプー太郎
自由人 | 2013.04.03 01:02 | 編集
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| 2013.04.03 18:55 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2013.04.04 10:19 | 編集
kiikoさん、孫崎さんの記事非常に参考になりました。ありがとうございます。kiikoさんのアイデェア「メディアに意見を送ろう!」に効果があることが証明されましたね。ちょうど先週より、国会議員にTPPに反対の嘆願書を書いているところでした。
「こんなことをしても効果はないに決まってる...」と思いながら昨日まではメールを送っていましたが、今日からはガゼンやる気が出てスピードが出そうです。
【緊急拡散】宛先&例文掲載!「TPP交渉参加反対を求める嘆願書」を送ろう!http://project99.jp/?p=5292
「こんなことをしても効果はないに決まってる...」と思いながら昨日まではメールを送っていましたが、今日からはガゼンやる気が出てスピードが出そうです。
【緊急拡散】宛先&例文掲載!「TPP交渉参加反対を求める嘆願書」を送ろう!http://project99.jp/?p=5292
セワヤキ | 2013.04.04 19:45 | 編集
は~↓という気分です。私、16区の者です。昨年夏、駅前で演説をしているのを見て、終わるのを待って、原発についていくつか質問したんです。ワゴン車の上からしゃがんで、受け答えされ、さらには、ビデオ撮影までわれ。イライラが振り切れて、私が何をしゃべったかほとんど記憶がない(笑)
父にその話をしたら、だってあいつはあほだもん。と、一蹴。何で?と聞くと、あれやこれやけちょんけちょんに言ってましたよ。父は1歳違いで、昔からの彼を知っているようです。
ごめんなさいね、あんなのを国に送り出して。
16区は昔から変なのを送り出しているの・・・
父にその話をしたら、だってあいつはあほだもん。と、一蹴。何で?と聞くと、あれやこれやけちょんけちょんに言ってましたよ。父は1歳違いで、昔からの彼を知っているようです。
ごめんなさいね、あんなのを国に送り出して。
16区は昔から変なのを送り出しているの・・・
BJ | 2013.04.11 00:17 | 編集