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大阪地裁小野憲一裁判長「大飯原発は安全上の基準を満たしている」/関電「大飯原発新基準に適合している」5年猶予使い適合提出


大飯原発の運転停止認めず 大阪地裁

NHK 4月16日 15時59分

国内で唯一運転している関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機について、
福井県などの住民たちが「大規模な地震で重大な事故に至る危険がある」と主張し、
運転停止の仮処分を求めていたのに対し、
大阪地方裁判所は「合理的な安全基準を満たしている」と判断し、住民らの申し立てを認めませんでした。

去年8月、営業運転を再開した福井県にある関西電力の大飯原発3号機と4号機について、
福井県や近畿地方などの住民262人が、
周辺の3つの活断層が同時に動く地震が起きれば、
運転を止めるための制御棒が決められた時間内に原子炉に入らず、重大な事故に至る危険がある

などと主張して、原発の運転停止を求める仮処分を大阪地方裁判所に申し立てていました。

これに対し、小野憲一裁判長は16日、
「制御棒が原子炉に入るまでに一定の時間を超えるとは認められず、具体的な危険性があるとは言えない
福島第一原発の事故のあと、
原発の安全性に関して国が決めた緊急対策や基準は、現在の科学技術の水準に照らして合理性があり
大飯原発は安全上の基準を満たしている」と判断し、
住民たちの申し立てを認めない決定を出しました。

決定の中で裁判長は、
大飯原発の敷地にある破砕帯が活断層と認めるに足りる事情はなく、
地震で安全性の限界を超える大津波に襲われる可能性も認められない
」と指摘しました。

決定について、住民側の弁護士は、
「原発の危険性を警告してくれると期待していたが、裁判所に裏切られ、残念だ」と話しています。

関西電力は、
「今後も安全対策に万全を期し、原子力規制委員会が策定する規制基準を確実にクリアするとともに、
世界最高水準の安全性を目指していく」というコメントを出しました。




ーーー


小野憲一


所属 大阪地方裁判所部総括判事
異動履歴
H.20. 4. 1 ~       大阪地方裁判所部総括判事
H.15. 4.21 ~ H.20. 3.31 大阪高等裁判所事務局長
H.14. 4. 1 ~ H.15. 4.20 大阪高等裁判所
H. 9. 4. 1 ~ H.14. 3.31 最高裁判所裁判所調査官
H. 7. 4. 1 ~ H. 9. 3.31 東京地方裁判所
      ~ H. 7. 3.31 大阪地方裁判所


「無主物」裁判、裁判の在り方を問う・神保&青木ニュースコメンタリー12/3(内容書き出し)
神保:
基本的に運転停止差し止め請求とかの裁判っていうのは、だいたいね門前払いなんだけど、
使われる言葉っていうのがね、
ま、要するに原告側が原発の危険性を色々と証拠を提示する訳ですよ。
そうしてもね、「専門的技術的判断は司法判断になる」っていう言葉が大体入ってきちゃうわけ。
でもそれは何を言っているかっていうと、
もし、専門的技術的評価をしないんであれば、安全だっていう評価も出来ていない事でしょ?
なのに、原子力委員会や国が「安全だ」という事は、もうそのまんま受け入れていて、
「いや、そうじゃない」っていうものについては
専門的判断を出してはいけませんという事を言っていることが、
そもそもさっきの中立性の問題があるわけですよね。
要するに自分たちは技術的判断をしないんだったら、
安全だっていう人達と、そうじゃないっていう人達がいて、
それなりに、ただ言っているだけじゃなくて、それなりにデータとか出されているんだったら、
やっぱりそれをもう一回吟味するために、
いったん仮処分になっているものは、いったん差し止めるんですよね。
それで、吟味したうえで、それは裁判所じゃない所でやるんならやるで構わないけれども、
でも、自分たちはそれが出来ないからと言って、すでに動いているんだから、国が安全だと言ったんだから、
って言ったら、それは実はもう、技術判断をしているじゃないかと。
安全だという判断をそのまま採用しているじゃないかとなるんで…


青木:
例えば自分が裁判官やっててね、
原発のね運転差し止め請求の訴訟なんか受けてやって、
僕自身は反原発だとしてもですよ、
その、それを出した瞬間に、おそらく裁判所の中では「アイツは超変わり者だ」と、
「こんな裁判官はね、非常にバランスを逸している」と。
「反原発の運動家かなんかに毒されたんじゃないか」みたいな烙印を押されて、
一生、永久にね、出世の芽はないし、場合によっては支部から支部へ
支部っていうのはどういうことかって言うと
東京とかじゃなくて、地方の地裁のさらにその支部ですよね。
もう、そういうところに飛ばされて、一生転勤で…
要するに最高裁事務総局に睨まれたら、永久に支部支部支部みたいな感じになって…
だからやっぱり、人事。
だから人事で、人事っていうのは裁判所の場合は転勤が伴うのでお金にもかかわるし、
それから、生活にもかかわる、家族にもかかわる、人間としての裁判官の全てにかかわるわけじゃないですか。
だって、出世欲っていうのもある。
だからそれを、最高裁事務総局がギュッっと握っちゃって、もう、「こういう判決出したら干されるぞ」と。
で、実際に干しちゃう訳でしょ?

神保:干しちゃいますね。


ーーー

大飯原発「事前確認」週内にも提出 関電、新基準で規制委へ
福井新聞 2013年4月16日午前7時04分

国内で唯一稼働している大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について
関西電力が、7月に施行される新たな規制基準に適合していると判断し、
原子力規制委員会の事前確認に向け、週内にも適合状況を提出する方針を固めた
ことが15日分かった。
規制委が安全上問題はないと判断すれば7月以降も運転を継続することになり、
予定通り9月に定期検査に入る。

規制委は10日、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、
過酷事故や地震、津波対策を盛り込んだ新基準案をまとめた。
長期停止している原発が再稼働するための前提条件となる一方、
稼働中の大飯3、4号機については新基準の適合状況を事前に確認する方針を示していた。

田中俊一委員長は
「新基準ができて即停止させるのではなく、次の定検で対応を確認する」と
運転継続を認める考えを示唆している。
一方で、新基準に照らして安全性を点検し
「非常に具合が悪いところがあれば、早めに停止しなければいけない」とも述べている。

新基準では、多額の投資と時間がかかるハード対策の実施を要求している。
このうち、即時対応が義務づけられた免震機能などを持つ「緊急時対策所」について関電は、
耐震性のある中央制御室横の会議室が代替機能を果たすとしている。
本格的な事故対策拠点となる免震事務棟は2015年度に完成する予定。

防潮堤に関しては、原発ごとに定める最大規模の「基準津波」がまだ決まっていない。
現状では大飯原発に到達する津波の想定は2・85メートルで、
敷地の高さ(9・7メートル)を下回っている

水密扉は既に取り付けており、安全上問題ないと説明する見通し。
防潮堤の整備は14年3月に完了する。

緊急時制御室を備えた「特定安全施設」と
事故時に原子炉格納容器の圧力を下げるフィルター付きベントは未整備だが、
5年の猶予期間が認められている



ーーー

大飯原発、6月下旬に評価結果 新規制基準適合で規制委方針
福井新聞 (2013年4月17日午後6時58分)

原子力規制委員会は17日、定例会合を開き、
国内で唯一稼働している関西電力大飯3、4号機(福井県おおい町)が
原発の新規制基準に適合しているかどうかについて、
6月下旬をめどに評価結果を取りまとめる方針を決めた。
7月の新規制基準施行前に、基準への適合状況を事前確認する。
初の評価会合を19日に開き、検討を始める。

会合では、
地震・津波関係は島崎邦彦委員長代理、
施設や機器の安全面などに関する評価は更田豊志委員が担当する。
審基準に基づく安全審査をする原子力規制庁の職員も参加する。

関電に対するヒアリングを行い、結果は会合で報告する。
評価の過程で現地調査も検討するほか、
必要に応じて評価会合に外部有識者の出席を求めるケースもあるという。

委員からは外部有識者の活用について
「何らかのルールをつくるなど、安定した活用方法の検討が必要」との意見が出た。
これに対し規制委の田中俊一委員長は、
重要な判断が外部有識者任せになっていたことが東京電力福島第1原発事故の一因と指摘し
規制委と規制庁が責任を持ってやる」と強調した。


新基準では最大規模の「基準津波」に耐える
防潮堤や免震機能などを備える「緊急時対策所」などの整備が義務づけられる。
大飯原発はいずれも未整備だが、基準津波はまだ決まっておらず、
緊急時対策所は耐震性のある中央制御室横の会議室で代替できるとしている。

田中委員長は、事前確認の結果、
安全上の重大な問題が認められなければ、7月の基準施行時に運転停止を求めず、
次の定期検査に入る9月までの運転を認める考えを示している。
大飯原発敷地内の破砕帯調査の結果が6月末までに出ない可能性も考えられるが、
田中委員長は
「できるだけ早く結果が出るように事業者に求めており、
現時点で安全上問題があるかどうかを私が述べるのは適切でない」と話した。




ーーー


「安全系設備に猶予期間を設けて運転するのは 故障した航空機をそのまま飛ばしているのと全く同じ」
後藤政志氏4/2原子力規制を監視する市民の会「新安全基準骨子案」の問題点を暴く(文字起こし)

後藤:
より信頼性を高めると称して重要な設備の設置に猶予期間を設けています。これは最悪です。

福島事故から、
「発生する可能性が小さくても大規模な事故につながる可能性がある」というのは確実に存在する訳です。
そしたらその事を確実に抑えない限りは再発するんですね。起こり得る。

つまり、安全系の設備に対して猶予期間を設けて運転してしまう。
OKしてしまうということは、
故障した航空機をそのまま飛ばしているというのとまったく同じです。

そうしますと、こういうものをもしそのまま認めるとしますと、
原子力規制の信頼性の根幹を失います。
私はこれだけは絶対に許しちゃいけないと思っています。

<5年猶予問題>原子力規制を監視する市民の会4/2坂上武氏&デモクラTV4/5
坂上:
要するに「5年猶予して下さい」というのを電力会社が言うのならまだわかるんですね。
資源エネルギー庁が言うのなら、それもまだわからないことはない。
なぜね、電力会社もなにも言わないし、それから資源エネルギー庁もなにも言わないのに、
事もあろうに原子力規制委員会が
「5年猶予してもいいですよ」というのを率先して文書を出しているというのは、
これはやっぱり異常な事態だと思います。

これについては
何故原子力規制委員会が規制の立場で「5年猶予してもいいですよ」というような文書をわざわざ出したのか?
それも田中委員長という、上からドーンとですね委員長試案という形で降りてきたわけですけれども、
これについては、理由は言えないはずです。
ま、これは、原子力規制庁の役人どもとこの件については折衝していますけれども、
何故それをわざわざ規制の側の立場でそういう文書を出すのか?理由はなにか?って言ったら、
理由はないんですよね。


内田:
中央制御室みたいなものを、最後につくる特定安全施設とか言う、
まさにシビアアクシデント対策ですよね。

後藤:
そのシビアアクシデントっていうのは起こらないと思ってきて、
実は福島は起こしたんでしょ。
だから、
今我々が考えるべきことは最悪の状態というものを考えなきゃいけないのに、
最悪の状態の可能性はまァないだろうと。
全く同じ構造でいま行っているんですね。文脈で。
そうすると、そんな事を国民、我々自身がね、なに一つ信じられなくなっちゃうんですよ。



報道するラジオ 「小出裕章さんに聞く汚染水漏れ」 4/12(文字起こし)
水野:
「時間的な猶予を与える」という項目があるんですね。
たとえば非常時のバックアップシステムである第二制御室。
これは中央制御室の変わりにいざという時になるものなんだそうですが、
「これはすぐに出来なくてもいい、5年間猶予しましょう」という事だそうです。
これって、そんなにすぐにいらないものなんですか?

小出:
事故というのは予測できませんので、
ひょっとしたら第二制御室が必要で無い事故かもしれないのですね、次に起きるのは。
ですから、
「何がどうやって必要か」という事は事故に関しては予測が出来ないという者だと私は思っています。
でも事故というのは、私たちが望むと望まざるとに関わらず起きる訳ですし、
原子力発電所が事故を起こしてしまえば、今現在起きているような大変悲惨な事になってしまうわけで、
私はもう原子力から足を洗うべきだと思います。
対策をもし、取るというのであれば、
「自分たちが思っている対策が出来るまでは、やはり動かさせない」
という位の事は言うべきだと思いますけれども、
残念ながら原子力規制委員会というのはそこまでの力を持っていないという事だと思います。


ーーー


多分大地震は5年も待ってくれないと思う。

<イラン・地震>マグニチュード6.3の地震から6日後にM7.8

4月13日05時33分頃 淡路島付近 M6.0 震度6弱
4月17日17時57分頃 三宅島近海 M6.2 震度5強
4月17日21時03分頃 宮城県沖 M5.8 震度5弱

震度5では普通になってきている今の日本の状態は311前には考えられなかった状況だと思う。
次はどこ?
大飯原発の真下かもしれない…。




小野憲一さん、ご自身の判決に責任取れますか?言うまでもなくそれくらいの覚悟の上の判決でしょう。





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