04.28
Sun
2013年4月21日
チェルノブイリ・フクシマを忘れない! 集会とデモ


 


http://youtu.be/N6zjaKGCLr0?t=1h7m23s
1:07:25~武藤類子さん

2013042311.jpg

これが私の住んでいたところなんですけれども、
ちょっとですね、「子どもの本棚」という本があるんですけど
そこに投稿させていただいた文章がありますので、
それをちょっと読ませていただいてお話を終わりにしたいと思います。



冬枯れの柴山を背景に音もなく降り続ける雪が
野原も小屋も真っ白に染めていきます。
福島原発事故から2年がたとうとしている私の家の前の風景です。
いまだに毎時0.2マイクロシーベルトを計測する放射性物質が確実に存在していますが、
それでもなお美しい森です。

私は原発事故が起きる前までは
福島県の阿武隈山系の中にある雑木の森で細々とカフェを営みながら暮らしていました。
カフェの名前は「里山喫茶燦(きらら)」といいました。

人生には様々な波があり、私にもドドンと落ち込んだ時期がありました。
そんな時に始めたのですが、何とか気を取り直し、
今からきらめく様な人生を生きようとつけた名前でした。

森にはこなら、さくら、漆、かえで、ヤマボウシなどの広葉樹があり、
秋には色とりどりに紅葉し、冬には一枚の葉も残さずに落葉した枝枝が夕焼けの空に映えました。
早春のパステルカラーの芽生えは、夏至のころには圧倒的な深緑になりました。
四季折々の光景の中で、
「私はなんと美しい星に暮らしているんだろう」とひとり呟く事が何度もありました。

森にはいつも小さなドラマがありました。
私は日々観察しては驚嘆し、森の暮らしは退屈することはありませんでした。

原発事故以来、私はほとんど戸外で過ごす事がなくなりました。
草の匂いも、せせらぎの音も、割った薪が渇く時にピンピンと奏でる音。
頬を撫でる風も、甘酸っぱい木イチゴの実も、雪の上の獣の足跡も、
窓ガラスの向こうの世界のものになりました。

どんなに美しくても触れる事の出来ない世界は悲しいものです。

原発事故がもたらしたものは人類だけに及ぶものではありません。
地球に生きる生き物としての私たちは、今からどんな世界をつくっていったらいいのでしょうか。

この文章を書いている間に夕闇が迫ってきました。
雪は20cmほど積もって今は止んでいます。
のぼってきた月に光に照らされて、透明な青い世界が広がっています。
深く考えなければいけない時ですね。



2013042313.jpg

という事で、この店に今も住んではいるんですけれども、
ちょうどこのお店を始めたのが2003年の4月26日だったんですね。
「チェルノブイリを忘れないように」と思って始めたお店でした。

震災以来閉じてしまっていたんですけれども、休業していたんですね。
もう再開の見込みはないなと思って。
つい2週間ほど前にここを廃業にいたしました。

本当に、原発事故というものがもたらすものの
もたらすものというのは、もちろん健康に被害があったり、経済的な被害があったりしますけれども、
あの、人の心っていうんですかね、
そこに与える影響というのは非常に大きいなと思っております。


この前ETV特集というのを見ていたら、
アメリカの規制委員会の委員長さんが辞められてねその事をやっていましたけれども、
彼が言ってたのは「人はどういう影響を受けるのか?」という、
「人の暮らしというものがどういう影響を受けるのか」
その事がすごく重要だという事をおっしゃっていました。



ーーつづくーー
武藤類子さんのこの日のお話を今後書き出していく予定です。



「福島からあなたへ」武藤類子さんインタビューOurPlanetTV2/9(内容書き出し)

9・19「さようなら原発集会」全員の集会の発言内容完全書き出しました
「私達は静かに怒りを燃やす東北の鬼です」
9月19日の武藤類子さんのスピーチ書き出し



この日の武藤類子さんの講演 書き出し分

「原発事故以来、私はほとんど戸外で過ごす事がなくなり窓ガラスの向こうの世界になりました」
武藤類子さん4/21(内容書き出し)


「作業員『汚染水は浴びたくない』・モニタリングポスト数値半分」
武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)


「除染・鮫川村・バイオマス発電」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

「IAEAがやってきた」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

「福島エートス・福島原発告訴団」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)




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comment 2
コメント
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| 2013.04.28 19:43 | 編集
武藤さんはついにきれいな店を失ったのですね。お気の毒です。
怒りがこみ上げます。

武藤さん、小出先生、正しいことをしている人のお話は、読んで気持ちがいいです。ただし、小出先生のセシウムをお前達も食えという罰ゲームは受け付けません。
問題人物が偉そうに語る、欺瞞にみちた内容を数日間拝見してきただけに、やっとほっとしました。
人はだまされやすいと痛感しました。
みなさん、だまされて放射能にやられないようにお気をつけ下さい。
ゆず | 2013.04.29 09:23 | 編集
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