「IAEAがやってきた」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

武藤類子さん
IAEAがやってきた

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動画→http://youtu.be/N6zjaKGCLr0?t=31m32s

31:32
これは去年の12月ですね、
福島県の郡山市というところで行われました
IAEAとそれから日本政府の共催で行われた世界閣僚会議の様子なんですね。
これは本会議の中の様子です。
この会議が行われるという事を、私たちもちょっと前なんですけれどわかりまして、
一体何がこの会議で行われるんだろうかという事を大変懸念いたしました。
で、私たちは「IAEAは福島で何をするの?」というリーフレットをつくったんですね。

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これは受付のところにあります。
多分みなさんの分もあると思うので、もしよかったら後でお持ち帰りになって下さい。

IAEAと聞いた時に、私たちがまず思ったのは、
チェルノブイリの原発事故の後、IAEAとWHOというところが協定を結んで、
お互いの了解がなければ、いろんな放射線の研究ですとか、
それから測定データとか、
そういうものを発表できないという協定を結んだという事を聞いておりましたので、
福島県の中で、福島県とそれから福島県立医大と、それぞれに協定を結ぶという事なんですね。
それがいったいどんな意味をもつのか?という事をとても私たちは心配いたしました。

もしかしたら健康被害とか、大事なデータが隠蔽されて行くのではないか、という懸念を持ったんですね。
それで、IAEAに正しく対応するための資料集という本も、
今日は5冊しかないんですけれども持ってきました。300円ですのでもしよかったらお買い求めください。

それでこの会にも、わい所に「傍聴は出来るのか」という事を聞いたんですけれども、
それは外務省じゃなければ分からないという事で、福島県でもよく分かっていなかったんですね。
それで外務省の方に出向きまして、是非傍聴させてほしいという事をお話しまして、
傍聴は可能になったんですけれども、
このホームページそのものに傍聴の募集が出ていた訳でもなくて、
すごく分かりにくい所にあったんだそうなんですね。
それで仲間の何人かがここに入りました。

で、ここで話された事というのは、いろんな参加があったんですけれども、
IAEAはもちろんですけれども、ICRPとか、アンスペアーですとかWHO
そして最終的にはインターポールもここに参加していたという事だったんですね。

インターポール
インターポール いんたーぽーる Interpol。
International Criminal Police Organization(ICPO)。
国際刑事警察機構。
1956年設立。
フランスのリヨンに本部がある。
2003年3月現在181か国・地域が加盟。
主な活動
国際犯罪及び国際犯罪者に関する情報の収集と交換
国際会議の開催
逃亡犯罪人の所在発見と国際手配書の発行等


それでこの中でいろんな各国の閣僚の方が来られたんですけれども、
ナミビアとキューバ、それからマーシャル諸島を除いて、
その3国を除いて、ほとんどの国が
新しい完全な原発をつくって、または導入してそれを推進していくという表明を
次々にしたという事なんだそうです。


それでこの中では、福島県産の野菜食べ物ですね。
「福島はもうこんなに復興しているよ」という写真がいっぱい展示されていたという事です。
わたしたちはこの中に、自分たちの思いを手紙やFAXとして送りまして、
それを是非展示してほしいという事で展示してもらったりもしました。
場所は隅っこの方に会ったんだそうですけれども、
だんだん3日目には真ん中の方に持ってきてもらったということです。

実際にこの会議の途中にIAEAに申し入れをしたりですね、
それから会場の外で抗議行動などもしました。
「原発事故の過小評価をするな」それから
「チェルノブイリの真実を隠すな」
「防護基準を見直せ」など、そういうことをみんなで抗議をしたんですね。

最終日には、郡山駅からみんなは帰られるので、
駅でみんなで待っていてですね、
福島のお母さんの手紙というものを英訳してもらったものを渡しながら
「どうぞ国に帰ってこれを読んでください」ということで閣僚のみなさんにお渡ししました。

会議は3日間だけだったんですれども、
このIAEAというものが福島に常駐するという事を聞いたんですね。
それで「どういう形で常駐するのか?」という事を県にいろいろと聞いたりしました。


「IAEAが今、郡山に乗り込んで福島県民を殺そうとしているんです」広瀬隆氏12/15(文字起こし)
えっと、今日はどういう日か?と言いますと、
IAEA国際原子力機関が今、郡山に乗り込んで、
それでですね福島県民を殺そうとしているんです。


<1> 原子力マフィアによる被ばく強制の歴史“IAEAとICRP”
12/14広瀬隆氏郡山(内容書き出し)

今、郡山からタクシーに乗ってここに来る途中、
運転手さんが「労働福祉会館はなにかあるのか?」って言うから
説明してあげました。
IAEAというとんでもない奴が乗り込んでくるから、みんなで集まってやる。
「あなたたちボーッとしてちゃダメだよ」と言ったら、
「そうだよ」って、ちょうどホテルの前を通る時に「ここらしいな」って言ってましたけど、
「だけどこんなのを招くなんて福島県がおかしいんじゃないですか?」って僕が言ったんですね。
「そうだよ、あいつらはどうしようもない奴らだ」ってタクシーの運転手さんが言っていました。


※広瀬隆さんの「原子力マフィアによる被ばく強制の歴史“IAEAとICRP”」は
<1>~<11完>まであります。長いですが読むべき、知っておくべきと思います。





IAEAと環境創造センター
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36:35
ここはですね、実を言うと私の家のすぐそばなんですけれども、
田村の三春町というところの工業団地なんですね。
工業団地の一角に広く空いている所があったんですね。
ここに福島県が、環境創造センターというものをつくるんだそうです。
これはですね、三春町と南相馬市の二か所につくるんだそうなんですけれども、
三春町の場合には建設費60億円。
南相馬市は15億円だったかな。
そして様々な予算全部で190億円という莫大なお金を使って
創造センターというものをつくるんだそうなんですね。

このなかにIAEAが常駐するんだという事を聞いていたんですね。

で、つい2,3日前なんですけれども、
福島県に参りましてこのIAEAというものについての説明を色々と求めたんですね。
福島県の職員の方々に聞いたんですけれども、

実を言うと、ここに建物が出来るのは2年後なんですけれど、
もうすでに今年中にですね、福島県庁の隣の建物にIAEAの部屋が出来るんだそうです。

で、そこは何をする所かというと、
緊急時対応能力研修センターというものが出来るんだそうなんですね。
アジア太平洋地域の核に関する緊急事態のようなことが起きた時に
「どう対応するか」という訓練センターみたいなものが、ここ、福島で行われるということなんだそうです。

私はよく分からなかったんですけど、
ラメットというところのいろんな機器というものを福島県に置いてですね、
それの使い方なんかを研究するんだそうです。

「被爆地福島というところでそういう訓練がなされるのか」という、
そんな思いでちょっと帰ってきたんですけれども、
で、そこにIAEAが来る訳なんですね。
それで、そのIAEAは、こっちの建物が出来たらそこに移行するんですけれども、

福島県としてはですね、最初に発表していたのは、
福島県とIAEAとの協力で、
放射線のモニタリング、そして除染、それから廃棄物の処理に関する研究をするという事ですね。
それから人々に対する放射線の教育とか広報とかそういう事をするという事を言ってたんですね。
でも、もともとの目的というのは、その緊急時対応能力研修センターという事のようなんですね。

福島県で、
環境創造センターの中にはですね、IAEAの他にJAEA、それから国立環境研究所ですか、
そういうものが入るんだそうです。
それで県の方にそういう、言わば推進機関ではなくてですね、
もっと市民の立場に立った世界的な研究者とかそういう人たちを、
そこに混ぜていただくという事は出来ないんでしょうか?という事を聞いたんですけれども、
「除染などに関してはIAEAが世界最高水準だ」という事を言っていて、
「そこにお願いするしかないんだ」という事を言っていたんですね。
「県としては今まで推進してきたことに対して責任を取れよという意味もあります」
というふうには言っていたんですけれども、
なんだかあまり…、こうちょっと心もとないと言いますか、
「いずれそこがどうなっていくんだろう」という事がとっても心配なんですね。

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40:36
1週間ぐらい前にまた、家の近くなものですからしょっちゅう行って
「どんなふうになっているのかな?」と見に行っているんですけれども、
地質調査というものが始まっていました。
3月11日から10月3日までという、結構長い期間の地質調査をやるようで、
上の方にちょっと小さくボーリングの機械が映っているんですけれども、
結構大規模なボーリングの調査をやるみたいなんですね。
だから大きい建物が建つのかな?というふうに思っています。

このIAEAの事に関しても、私たちも、
本当に私たちは素人なのでね、何ができるか分からないんですけれども、
とにかく県にある程度の、交渉できる場をつくり続けて
発言して行ったり、質問したり、そういう事を続けていこうというふうには思っています。

で、県立医大とも協定を結んでいるんですけれども、
福島県は全くその内容は分からない、関知していない」というふうに言っていました。

甲状腺検査の結果が発表されたので、
福島の中で2011年3万8000人の18歳未満の子どもたちの中に、10人の悪性の方がいて、
そして、3人が癌だと確定されたという事が分かったんですけれども、
その事でやっぱり子供を持つ親御さん達は非常に心配しています。

のう胞や結節がある方は沢山周りにいるんですね。
その人たちが、「セカンドオピニオンとかそういうものを何処でやったらいいだろうか」ということを、
よく話題にしておられます。

甲状腺だけではないというふうに思うんですね。
2011年に厚労省が行った動態調査というもので、
心臓疾患で亡くなった人が福島県は日本一になった
んだそうなんですね。
で、徐々に心臓疾患で亡くなる方は増えているんですけれども、
2011年でグンと上がったという事だそうです。

だから健康被害というものがこれからどんな風に起きてくるのか、
チェルノブイリと同じなのか違うのか、
その辺も分からないですけれども、とても心配しています。

で、この3月に学校の卒業と同時に福島県を離れるという人たちも沢山おりました。
でも一方で二重生活がままならなくて福島県に帰ってきた人たちも沢山いるんですね。
山形県の友達に聞いたんですけれども、山形に避難している友達なんですけど、
「約半分ぐらいが福島に帰ったよ」という事をこの前言っていました。


ーーーつづく









この日の武藤類子さんの講演 書き出し分

「原発事故以来、私はほとんど戸外で過ごす事がなくなり窓ガラスの向こうの世界になりました」
武藤類子さん4/21(内容書き出し)


「作業員『汚染水は浴びたくない』・モニタリングポスト数値半分」
武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)


「除染・鮫川村・バイオマス発電」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

「IAEAがやってきた」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

「福島エートス・福島原発告訴団」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

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