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05.11
Sat
2013年5月9日放送

そもそも福島第一原発事故は地震と関係ないと言い... 投稿者 tvpickup

そもそも福島第一原発の過酷事故は
「地震とは関係ない」と言い切れるのか



2013050951.jpg

玉川:
ずーーっと私はこの事は気になっていたんです。
国会事故調がありましたね、国会が設置した。
その田中委員がまだ検査をしてた、国会事故調が稼働をしていた時にですね、
「福島第一原発1号機の内部に入りたい」というふうに申し入れをしたんですが、
「真っ暗だから無理ですよ」というふうに言われた。
実は虚偽だった!というふうな事が後でわかりました。

<地震で壊れた?>
「真っ暗です」「恐ろしい高線量区域に出くわし迷って帰れなくなる」「ガイドは致しません」
東京電力玉井俊光元企画部部長の虚偽説明で国会事故調調査断念2/7・8報道ステーション
(内容書き出し)



それからですね、今年の3月になって、民主党の川内議員が
今度は「入りたい」と言って中に入りました。
撮影もしました。
で、これお二人に共通しているのは、
過酷事故というのが津波ではなくて
地震で起きた可能性があるんじゃないかというふうな疑いを持っているんですね。

で、それは多分多くの人もそのような疑いを持っているんだと思います。
という事なので、今回、川内さんが中に入って撮った映像(※続きを読むに添付)があるので
それを含めて検証しようという事になったんです。
それが今回の趣旨ですね。

最後の砦「非常用復水器」機能しなかったのはなぜ?

で、カギを握るのはなんだ?
実はですね「非常用復水器」というのがあって、これがポイントになるんですね。
でもみなさん聞いた事が無いと思うんで、ちょっと持ってきていただけますか。
はい、この模型なんですけれども、

この丸いのが格納容器ですね、原子炉の。
そしてこの4階と5階の間。5階から上、ここはもう天井ですから。

一番上はね、ここは天井。
で、4階と5階の間に非常用復水器というのがあるんです。
でもこれ、見えませんよね。

2013050952.jpg

これ実はですね、見えないけれどもあるんですよ。

2013050953.jpg

これ上から撮っているところですけど、この赤いの見えます?
ちっちゃい。
ここは搬入口っていうんですけど、搬入口の中に赤いのが見えますか?

2013050954.jpg

この赤いのね、この場所にあるんです。
だから、これ横から撮ると4階と5階の間に赤いのが見えますよね、
あれがそうなんです。

2013050955.jpg

で、これは一体何のためにあるんだ?というふうな事なんですが、
こちらをちょっと見ていただきたいんですけれども、通常の復水器、

2013050956.jpg

復水器って何だ?って、要するに原子炉を冷やすためのものですよ。
復水器っていうのは電気で動いているんです。
だけどそれが、電源が全部今回止まっちゃいましたよね、地震によって。
で、作動しなかった場合でも最後の砦なんです。
この非常用復水器っていうのは。

どういう事か?って言うと、
圧力が高まったらですね、勝手にこれは循環するんですよ。
電気が無くても。

これで原子炉を冷やす。

8時間はですね、冷却が可能なんです。
だから、電源が全部落ちて、全く全部無くなっても8時間はメルトダウンは起きないはずだったんですね。

2013050957.jpg

ところが実際には5時間後にはメルトダウンが始まっちゃったと。
なんでなんだろう?というふうな話なんですが、
可能性としては二つ考えられています。

一つはこの非常用復水器、これ自身がなんだかの形で壊れちゃったか、
もしくはつないでいる配管、こういうところが壊れて漏れちゃったりして、働かなかったんじゃないかと。
つまり、「これ(非常用復水器)が何らかの形で地震で壊れたんじゃないか」というのがひとつ。

それからもう一つは、
壊れた、どこかたとえばこういうところ(配管など)が壊れますよね、
そうすると壊れて働かないと、今度は働かなくてメルトダウンが起きちゃうんですけれど、
そのメルトダウンが起きると水素が出るんです。
で、この水素が出て今回爆発したんですけど、
どこから出た水素なのか?という事が今はっきりと分からないんですが、
もしかしたら「これ(非常用復水器)が壊れた事によって水素が発生して爆発がおきたんじゃないか」と、
そういう可能性もありますよ。

というふうな話で、この非常用復水器が壊れていたのかどうか?というのはポイントになるんですね。

「水素爆発は5階か4階か?」事故原因解明のカギ

さらにですね、もう一つポイントがあるんですけれども、
これさっきこの模型でもいいましたけれども、非常用復水器というのはこの4階と5階の間にあります。
4階で起きたのか?5階で起きたのか?、爆発がと。
これが重要になってくるんですね。

今は、この建物の上部で起きたというふうなことになっているんですけれども、
もし4階で爆発が起きたとするならば、
4階で起きたならば4階の天井に水素が溜まったと。
であればやっぱりこの復水器から漏れたんじゃないか?というふうな疑いが出てくるんですよ。

これですね、つまり
ここ(4階)で起きたのか?ここ(5階)で爆発が起きたのか?というふうなことなんですが、

2013050958.jpg

それに関してですね、川内さんが中に入ったという事なのでお話を伺っています。
実際に見てどうだったんですか?VTR!


東電関係者以外で初めて内部へ 事故の真相は

玉川:
4階で爆発が起きたのか、5階で爆発が起きたのか、いったいどっちなんだ?という話なんですが、
ご覧になって、川内さんはどっちで起きたと思われていますか?
その根拠はなんですか?


2013050959.jpg
川内博史(民主党前衆院議長):
4階で爆発が起きた可能性は私は大いにあると、高いと。
それはなぜか?というと、
4階と5階の間。
4階の天井、5階の床にある大物搬入口という、大きな機材を出し入れする口があるわけですけど、
5m四方。
この5m四方の大物搬入口には通常5.7m四方の鉄板、
1.5トンの鉄板がかぶせられていると。

転落防止・安全確保のために。
その鉄板がですね、先程の映像でも4階から見て、見事に吹き飛んでいるわけですね。

2013050960.jpg

無いと。
これは、(4階での)爆発によって飛ばされた可能性しか考えられないと。



この映像を見た元原子力プラント設計者の後藤氏も4階で爆発が起きた可能性があるという。


2013050961.jpg
後藤政志氏 元原子力プラント設計者:
もし5階で爆発したら(鉄板のフタが)上からズボンと落ちてここにあるはずなんですよ、4階に。
「見当たらない」って言ってるんですよ。
だいたいあんなに大きいものが見当たらないのがおかしいですよね。
という事は多分ですね、
ぼくは4階の部分からすっ飛んでね、とんでもない所にあるんだろうと推測しているんですよ。


「どこにあるか分からない」という鉄板のフタ。
そもそも最初からフタが外されていたという事は無いのだろうか?


2013050962.jpg
川内博史:
高い所になにか、大物搬入口みたいな口を切る場合はですね、
作業する時に転落しちゃわないように、通常は取り外しのできる手すりをですね、
「作業する時は手すりをちゃんとつけなさい」と、
そして転落しないようにしなさいというのが法律上決まっている訳ですね。

で、その手すりが無いという事は手すりを外していたという事ですから、
その手すりを外していたという状況というのは作業していない状況。
すなわち、フタを閉めていた状況という事になるわけですね。

実際に作業員の方で一人作業責任者の方が、
「フタはちゃんと地震の前には閉まっていた」という証言をしているんですね。


4階で爆発が起きていたとすれば、地震で配管が壊れた可能性がある。
4階での爆発について川内氏が東京電力に訪ねると、

川内氏:4階と5階で同時に水素爆発が起こった可能性は大いにあると
東京電力:それはありますね。
川内氏:考えていいですよね?
東京電力:ええ。


ースタジオー

爆発が4階の可能性も 内部映像で徹底検証

玉川:
という事なんです。
ここに通常は鉄板でフタがしてあるんですよね。
ところがこのフタが無いんですって!

2013050963.jpg

下を見たけど無いと。
上もどこにあるのか?
とにかく今は分からないんですよ、これがどこにあるのか?

なので、4階で爆発が起きたから、これ(鉄板のフタ)が飛んでどっかに行っちゃったんじゃないか、と。
いうふうな話で、4階で爆発が起きた可能性が高いんじゃないかとおっしゃっているんですけれども、
で、専門家の方もそうおっしゃっています。

これに対して東京電力に、私聞きました。
(きのう回答 2013年5月8日)
2013050964.jpg

Q:4階で水素爆発した可能性はあるんですか?
A:主たる爆発は5階で発生したものと考えている。

「主たる」というところが入っているのがちょっとミソですよね。
これ、随分検討したうえでの回答ですから。
それから、

Q:事故原因は地震ではないんですか?
A:今回の事故の直接的な原因は津波襲来によって早い段階で全ての冷却手段を失ったこと。

やっぱりここをですね、東京電力、「直接的な」というふうにいれている。
という事は間接的な影響は否定してない訳です。この中で。
ね、やっぱり否定しきれないんですよ。
やっぱり東京電力でも。
そういうふうに歯科、この文章からはうかがい知れない訳ですね。


さて、もし本当に地震で壊れた可能性があるんだとしたら、
今後にとって何が問題か?と。
それは規制基準をどうするか?っていう問題なんですよ。
これ、規制委員会ですね、田中委員長。
「世界一厳しい規制にする」というふうに当初からおっしゃっています。

2013050965.jpg

で、その世界一厳しい基準がこの7月にできるというふうな事になっている訳です。
しかし、本当に世界一になっているんですか?というふうな所が私たちいちばん気になるところですね。

今回お話をお伺いしたのは元GE。
GE(ゼネラル・エレクトリック)というのは福島で事故を起こした原発をつくった会社です。
そのGEにかつて技術者として勤めていらっしゃってる。
今でもコンサルタントというのは、たとえば電力会社だとか、それから規制委員会も
「こんな感じで基準をつくるんですけれどもどうでしょうか?」
お伺いをしに行くようなそういう方なんですね。
専門家なんです。
その方に今回お話を伺っているんですが、
「どうですか、世界一ですか?」
「いやいや実はね…」
というふうな事で、お話しの前にCM



日本の原発 新基準は本当に世界一?専門家は

玉川:
政府含めですね、世界で一番厳しい基準にするんだというふうな話なんですが、


2013050966.jpg
佐藤暁 元GE原発技術者 原子力コンサルタント:
世界一というふうに呼ぶには到底達していないというふうに思いますね。

玉川:具体的にどういうところが足りないと思われますか?

佐藤:地震に対するですね、原子力発電所を設計する時の加速度があるわけなんですけれども、

玉川:それは地震の揺れの?

佐藤:
揺れの強さに対しての(設計基準)ですね。
それをヨーロッパの場合には1万年に1回発生し得る一番のきな揺れ方、
あるいはアメリカの場合ですと、10万年に1回という、
そういう基準がですね、数値としてはっきりうたわれている訳なんですけれど、
日本の場合には依然その基準が出てない訳ですね。

玉川:出てないんですか?

佐藤:
ええ、出てないです。
加えて、これまでの設計基準がどういう基準だったのかと言えば、
2005年から4階の地震でそれの超過が起こっているんですね。
この設計した基準に対して。


佐藤氏によると、僅か6年の間に起こった4回の地震で
女川原発、志賀原発、柏崎刈羽原発、福島第一原発の設計基準を超える揺れが観測されたという。

2013050967.jpg

佐藤:そういうものに対して当然その見直しをすべきなんです。

さらに不十分なのは地震対策だけではないという。

佐藤:
テロに対してもですね、ま、あの、
非常に考えにくいような攻撃でですね、攻められてくるというような事に対しても、
当然対応できてないといけないわけですよね。
そういう事で諸外国では、
原子力発電所に事業者の責任として戦闘部隊を配置しておくというのが、もう常識になってきている訳ですが、
日本は相変わらず武器の無い民間の警備会社に委ねているという事になっている訳ですので、
非常に世界に遅れていると言わざるを得ないですね。

また、火災への対応についても日本は遅れをとっているという。


佐藤:
アメリカの場合には最後まで消火の責任を持って対応するのが、発電所の自衛消防隊なんです。
消防署の応援はあくまでもその自衛消防隊を支援すると。
それは何故かと申しますと、
発電所の中っていうのは非常に入り組んでおりまして、
どこからどうやって入って対応したらいいかというのが分かりませんし、
それからどういう設備が設置されているかという事も
それは発電所の職員でなければ分からない。
それと、どういう安全な設備があって、
水をかけていいものなのかどうか?それも分からない訳ですよね。
ですからそれは発電所の職員から編成されている自衛消防隊が、
しっかり責任を持ってやるというふうになっている訳ですけれども、
日本はそのあたりも、初期消火どまりに責任も限られていると、
ですからその辺が、いざ発電所の中でですね、火災が起こった時の対応にも
非常に不安なところがあるわけですよね。


ースタジオー

玉川:
私、相談がきているのが規制委員会と言いましたけれども、
規制委員会じゃなくて原子力保安院。
要するに規制委員会が出来る前の話だったという事で、ちょっとそれを訂正します。


羽鳥:今の話聞くとね、高木さん、不安ですね、今後もし再稼働というのがあったとすると。

高木:
あの、佐藤さんのお話がね、非常に具体的な
「危機に対して具体的な対策がこれだけ足りてないんだ」という事をおっしゃってましたよね。
でも現時点では、その非常用復水器が地震で壊れたのかどうかということも分からない状況で、
具体性に、ものすごくこう、イメージが貧困というか、欠けていると思うんですよね。
もうその時点で、
でもこの間安倍総理はトルコで原発のトップセールスをして来てしまっているわけで、
もし、トルコで、あそこも地震がある国ですから、なにかあった時に、
「ほら、日本の原発やっぱりダメじゃないか!」って言われてしまう可能性っていうのが、
ここで出てきてしまっているんじゃないですか?


「あなた方はこれからも原子力発電所を日本国内に建設するんですか?」トルコシノップ市長
[トルコへ原発輸出]5/3報道ステーション(内容書き出し)




玉川:その時には容赦なく損害賠償請求がくるかもしれないですね。

羽鳥:
可能性としては松尾さん、
もちろん日本でもテロという事もあるんですからね、それに対する備えというのも今お話ありましたが。

松尾:
イメージでお話しさせてもらって申し訳ないんですけど、
本当にその、ネズミ一匹でおかしくなってしまうような状況で管理したりという事が今並行して行われてて、
で、水漏れだなんだりという事もあったりだとか、
そういうような、ちょっといろんな意識の部分でね、
イメージとしてずさんなところがこれだけあって、
これは人が扱う機械ですから、機械自体も完ぺきじゃない部分もあるかもわからないけれども、
そこで、こういうなんだか分からないうちに規制の基準みたいなものが、
もう本当に原因が分かっていないところで進められようとして

この先何十年何百年と何が起こるか分からないというようなところでね、
なんかすごく、今のお話を一連で聞いて、不安感を増しましたね。

犯人はでっかいネズミ!?東京電力記者会見3/20午後(主にネズミの部分文字起こし)

<汚染水漏れ>東電の「1枚増やせばいいんじゃね?」的思考回路



羽鳥:不安ですね

玉川:
今この非常用復水器も、さっき二つと言いましたけれども、
他にも可能性はあるわけですね、壊れた可能性としては。
二つに限定した話じゃないんで。
とにかく(1号機の)中をくまなく見れないんで、とにかく分からないという状況で、
「地震の影響が否定できない」というところが一番いま正確なところだと思うんですね。
「地震で壊れた」っていう事じゃなくて、「否定できない」というふうなこと。

じゃあ、
否定できないんだったら、
否定できないという事にのっとった規制基準をつくんなきゃいけないんですけれども、
「そうはなってませんよ」というふうな話になっているんですね。
世界一には到達していない」と。

じゃあですね、なんでそうなっているんだろう?というふうな話になっちゃうんですが、
VTR!

新基準 世界一厳格にならない可能性も、一体なぜ?

玉川:世界最高の安全基準、規制基準に全然なってないじゃないかと

佐藤:そういう事ですよね、残念ながら。

玉川:
それは規制委員会の中に専門家もいて、
果たして今の状態が世界最高かどうかというのは、
「最高じゃない」って分かっているんじゃないですか?

佐藤:もちろんわかっているでしょう。分かってるでしょう。

玉川:
でもミッションは
世界最高の規制基準をつくる」がミッションなんですよ。
じゃあ、「わかっているけどうやらない」ということになっているということですよね。

佐藤:「できない」ということですよね。

玉川:出来ない?


世界一厳しい規制基準をつくる事が出来ないのは一体なぜ?
原発の新たな規制基準を世界一厳しくすることを目指しながらも
「それはできない」と指摘する佐藤氏。
一体なぜなのだろうか?

佐藤:
昔からですね、そうすると
発電所が建てられないとか、運転できなくなってしまうとか、
結局その、本来は基準をつくってそれに合わせて発電所をつくらないといけない訳です。

玉川:当然ですね。

佐藤:
ですけれども、いったん出来てしまった発電所に対しては、
発電所に合わせて基準をつくってしまう」と。
それが現実として出てしまっているところですね。
そこに踏み込めないという事なんだと思います。

玉川:つまり、今あるもの(原発)を「とにかく動かすんだ」というふうな大前提があると、

佐藤:そういうことですよね。

玉川:それに合わせた基準にしか成り得ない。

佐藤:はい。
ですから、ヨーロッパのようにですね、
「1万年に一回の地震の揺れの加速度にしましょう」とかですね、
「どこで火災が起こっても安全系が脅かされないような設計にしましょう」とかですね、
今もう、それを打ち出してしまうとですね、
もうあの・・・それに適合できる発電所はゼロになってしまうと。

玉川:ゼロになりますか?

佐藤:なると思いますね。


ースタジオー

2013050968.jpg

玉川:ゼロになっちゃう。

羽鳥:
そっか…「出来ない」って言われると何ともできないんですね。

玉川:ええ、だからゼロになっちゃう。

羽鳥:その安全基準、世界一厳しい安全基準をつくったら、全部アウトっていうことですか?

玉川:日本の既存の原発はアウト。

羽鳥:危ないっている事ですか?

玉川:
まぁあの…、国会の事故調の野村さんもおっしゃっていたんですけど、
本当に「原発をこれから日本でやっていく」というふうな事を国民が選択するんだったらば、
もう一度全く新しい原発で、
かつ、ここだったら世界最高の基準でも大丈夫だという場所に、新しくつくるしかないんじゃないかと、
実はそういう根本的な議論をしないで、今の原発を動かそうというふうな事をしている限りは、
その規制の専門家にとってもですね
「そんなものは無理ですよ」というふうな話になってしまうことなんですね。
私はですね、
少なくとも厳格な地震対策が盛り込まれないまま再稼働をしてはいけないんじゃないかと。
いうふうに思うんですがいかがですか?

むすび
厳格な地震対策なしで再稼働はダメ


赤江:
ひとたび事故が起きるとですね、
あの「1トンのフタがどこに飛んだか?」を2年経ってもまだ探せないという、
そういう状況が起きてしまっているという事ですものね。

玉川:ま、そういうふうにしか解釈が出来ない。

赤江:かなり危険な状況になってきてしまっていることですよね。

羽鳥:とすると7月の新しい規制の基準がどうなるかですよね。

玉川:ま、どうなるか…、完全に出た段階でもう一回検証をしようとは思いますけれども、

羽鳥:
現時点ではね、松尾さん、
再稼働を前提とすると基準が本当に世界一になるのかどうか?という事ですけど、

松尾:
だから本当のもう結論が決まっていて、
それにすり合わせるように規制委員も動いているというふうに解釈されないような、
ちゃんとした形に進めてほしいなという事ですよね。
それじゃなくても原因が分かって無いというのと、
それから5階で爆発が起きたというんだとしたら、鉄板がほんとにね、飛んでいくというなら想像しにくい。
こちらもプロじゃないからわかりませんが、
だけども、少なくても見つかって無い位に遠くまで飛んでいくっていうのが、
5階で爆発があったらあり得ないというふうに思いますよね。

玉川:
規制委員会の方も1万年に1回とか10万年に1回というようなことも検討はしているということなんですね。
だとすればせひ世界一の基準を達成するというミッションをですね、果たしていただきたいと。
まずはそこをお願いしたい今日のそもそも総研でした。


使用済み核燃料を取り出すという名の下の証拠隠滅じゃないですか?
そもそも総研放送翌日の東電の発表です↓

<使用済み核燃料の取り出し>
福島第一 原発1号機建屋カバーを外し水素爆発で屋上に散乱したがれきを撤去



続きを読むに川口博史氏の1号機内の映像









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comment 1
コメント
玉川さんの『そもそも総研』はよく頑張っていると思います。
ただ、残念ながらオンエアが木曜日の朝なんですよね。
多くの人は仕事中で、観られません。

これを是非NHKのNW9あたりでやってくれると良いのですが、
無理でしょうね。
鈴木 四郎 | 2013.05.12 09:32 | 編集
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