05.23
Thu
国民病
日本では、甲状腺の病気は、知られざる国民病となっているそうです。
国民病ってどういうこと?
あさイチ
5月23日(木)
トコトン知りたい!オトナの女の“甲状腺”

出演者
<トコトン知りたい!オトナの女の“甲状腺”>
専門家ゲスト:中村浩淑さん(浜松医科大学名誉教授)
ゲスト:假屋崎省吾さん(華道家)、森公美子さん(歌手)
リポーター:寺門亜衣子アナウンサー
最近、「疲れやすい」「イライラする」「どうきがする」など、体の不調を感じること、多くありませんか?
その症状から「更年期障害」や「年のせい」だと思っている方も多いかもしれませんが、
実はその症状、“甲状腺の病気”かもしれません。
現在日本では、およそ500万人の人が何らかの甲状腺の病気を患っていると言われています。
特に20代以降の大人の女性に多く発症、知られざる「国民病」となっているのです。
しかし、症状がわかりづらいものが多く「更年期障害」や「認知症」「うつ病」など
ほかの病気と間違われるケースも少なくないといいます。
そこで今回番組では、多くの女性を悩ませている甲状腺の病気について、とことん調査。
症状の特徴や、早期発見・早期治療の最新情報を詳しくお伝えしました。
わかりづらい“甲状腺の病気”とは・・・
のどぼとけの下にある甲状腺。
その甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、体の代謝をつかさどる重要な役割を持っています。
しかし、何らかの原因で甲状腺に異常がおこると、
その分泌量が多くなったり、少なくなったりすることで、体に不調がおこります。
今回、番組では甲状腺の病気の中でも代表的な病気である「バセドウ病」と「橋本病」についてお伝えしました。

【バセドウ病(機能亢進症(こうしんしょう))】
・疲れやすい
・痩せる
・どうき
・多汗
・イライラ
【橋本病(機能低下症)】
・冷え性
・太る
・記憶力低下
・皮膚の乾燥
・コレステロールが高い
「機能亢進症(こうしんしょう)」の代表的な病気“バセドウ病”
甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になるため、体内のあらゆる器官の代謝が高まり、
座っていても体の中は走っているような状態。
そのため、どうきがしたり、大量に汗をかいたり、手が震えたりなどの症状が現れます。
エネルギーも消費するため、疲れやすく、急激に痩せたりします。
「機能低下症」の代表的な病気“橋本病”
バセドウ病とは逆に、甲状腺ホルモンの分泌量が低下するため、体中の器官の代謝が低下します。
そのため、気力や記憶力が低下したり、冷え症になったり、食欲がないのに太ったりなどの症状が現れます。
しかし、それらの症状は「更年期障害」や「うつ病」など、ほかの病気にも間違われやすいのです。
甲状腺の病気 検査方法
わかりづらい甲状腺の病気。でも、症状の改善のためにも早期発見が重要になります。



甲状腺の検査はまず、触診を行います。
直接手で甲状腺を触り、腫れや形に異常がないか確かめます。
次に、超音波検査で形に異常がないか、腫瘍ができていないかなどを検査し、
最後に、血液検査で血中のホルモンの量を測り、病気の有無、進行度などを確認します。
検査は、内科や内分泌内科、甲状腺の専門病院などで行うことができます。
<取材協力:医療法人 神甲会 隈病院>
甲状腺がん
甲状腺がんには5つの種類があります。
そのうち日本人に多い「乳頭がん」は、進行が遅く優しい性質を持ったがんです。
甲状腺がんの手術は、通常のど元を一直線に切る方法が一般的です。
しかし最近では、1センチ以下の小さな乳頭がんなどの場合、
小さな傷口で行える内視鏡を使った手術方法も行えるようになりました。
今回番組では、その内視鏡手術に密着。どんな方法で行うのかご紹介しました。
<取材協力:日本医科大学附属病院>
日本では、甲状腺の病気は、知られざる国民病となっているそうです。
国民病ってどういうこと?
あさイチ
5月23日(木)
トコトン知りたい!オトナの女の“甲状腺”

出演者
<トコトン知りたい!オトナの女の“甲状腺”>
専門家ゲスト:中村浩淑さん(浜松医科大学名誉教授)
ゲスト:假屋崎省吾さん(華道家)、森公美子さん(歌手)
リポーター:寺門亜衣子アナウンサー
最近、「疲れやすい」「イライラする」「どうきがする」など、体の不調を感じること、多くありませんか?
その症状から「更年期障害」や「年のせい」だと思っている方も多いかもしれませんが、
実はその症状、“甲状腺の病気”かもしれません。
現在日本では、およそ500万人の人が何らかの甲状腺の病気を患っていると言われています。
特に20代以降の大人の女性に多く発症、知られざる「国民病」となっているのです。
しかし、症状がわかりづらいものが多く「更年期障害」や「認知症」「うつ病」など
ほかの病気と間違われるケースも少なくないといいます。
そこで今回番組では、多くの女性を悩ませている甲状腺の病気について、とことん調査。
症状の特徴や、早期発見・早期治療の最新情報を詳しくお伝えしました。
わかりづらい“甲状腺の病気”とは・・・
のどぼとけの下にある甲状腺。
その甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、体の代謝をつかさどる重要な役割を持っています。
しかし、何らかの原因で甲状腺に異常がおこると、
その分泌量が多くなったり、少なくなったりすることで、体に不調がおこります。
今回、番組では甲状腺の病気の中でも代表的な病気である「バセドウ病」と「橋本病」についてお伝えしました。

【バセドウ病(機能亢進症(こうしんしょう))】
・疲れやすい
・痩せる
・どうき
・多汗
・イライラ
【橋本病(機能低下症)】
・冷え性
・太る
・記憶力低下
・皮膚の乾燥
・コレステロールが高い
「機能亢進症(こうしんしょう)」の代表的な病気“バセドウ病”
甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になるため、体内のあらゆる器官の代謝が高まり、
座っていても体の中は走っているような状態。
そのため、どうきがしたり、大量に汗をかいたり、手が震えたりなどの症状が現れます。
エネルギーも消費するため、疲れやすく、急激に痩せたりします。
「機能低下症」の代表的な病気“橋本病”
バセドウ病とは逆に、甲状腺ホルモンの分泌量が低下するため、体中の器官の代謝が低下します。
そのため、気力や記憶力が低下したり、冷え症になったり、食欲がないのに太ったりなどの症状が現れます。
しかし、それらの症状は「更年期障害」や「うつ病」など、ほかの病気にも間違われやすいのです。
甲状腺の病気 検査方法
わかりづらい甲状腺の病気。でも、症状の改善のためにも早期発見が重要になります。



甲状腺の検査はまず、触診を行います。
直接手で甲状腺を触り、腫れや形に異常がないか確かめます。
次に、超音波検査で形に異常がないか、腫瘍ができていないかなどを検査し、
最後に、血液検査で血中のホルモンの量を測り、病気の有無、進行度などを確認します。
検査は、内科や内分泌内科、甲状腺の専門病院などで行うことができます。
<取材協力:医療法人 神甲会 隈病院>
甲状腺がん
甲状腺がんには5つの種類があります。
そのうち日本人に多い「乳頭がん」は、進行が遅く優しい性質を持ったがんです。
甲状腺がんの手術は、通常のど元を一直線に切る方法が一般的です。
しかし最近では、1センチ以下の小さな乳頭がんなどの場合、
小さな傷口で行える内視鏡を使った手術方法も行えるようになりました。
今回番組では、その内視鏡手術に密着。どんな方法で行うのかご紹介しました。
<取材協力:日本医科大学附属病院>
NHKあさイチは原発事故後2011年。こんな番組も制作した事があります
食物が安全だと結論付けた後は、甲状腺は国民病だという事ですか…。
家庭の食材を1週間分丸ごと放射能チェック「あさイチ」10/17
↑ NHKのホームページの内容中心の記事
あさイチ「食卓丸ごと放射能チェック」(続編)
↑ 武田先生のブログと、各家庭の検査結果の表を全て載せました。
あさイチ10/17「食卓丸ごと放射能チェック」番組丸ごと書き出しました。
↑ 番組の文字起こしです。
首都大学福士正弘教授のゲルマニウム半導体検出器は壊れていた。
そして、あさイチは番組ホームページを書きかえた。(追記:福士教授インタビュー)
↑ 植田武智さんの福士教授インタビュー内容
食卓丸ごと調査(NHKあさイチ)続報「検証後の数値」が公表されました11/24
↑ 2011年11月24日のあさイチ番組内での修正速報
あさイチ「食卓丸ごと調査」続報12/15(番組内容一部書き出し)
↑ 2011年12月15日放送。前回の測定の結果についてなぜ間違いが起きたのか。
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- <県民健康管理調査>甲状腺がん確定12人・疑い15人6/5東京新聞
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- 「裁判官にルビコン川を渡らせる」井戸謙一弁護士5/18ふくしま集団疎開裁判新宿(内容書き出し)
- そして “甲状腺の病気”は「国民病」になった5/23NHKあさイチ
- <講演部分>アレクセイ・ヤブロコフ博士5/18(内容書き出し)
- <福島>表に出ない複数の急性白血病の死…そして即刻「デマだ」という発信をする人
- <質疑応答部分>アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会5/18(内容書き出し)
- 「甲状腺疾患と内部被曝」より一部書き出し5/12西尾正道医師in郡山
- 「本人が望んでも解剖して臓器を測れる施設が今の日本には無いんです」5/12西尾正道北海道がんセンター名誉院長
- 放射能のせいだという断定が難しい“心筋梗塞”二人の男子高校生
- 「とくに慢性腎臓病においてより程度が強い重度腎機能障害では放射線量との強い関連が見られた」放射線影響研究所
コメント
放射能による病気を国民病というならその通りだが、ひとりひとりは向こう三軒両隣に要注意。
そのうち白血病も、白内障も、奇形も、心臓病も、三口も、無力症も、骨折病も全部国民病となるだろう。
NHKによって、全部国民病にされてしまう。
大変だが、通勤通学の電車のなか、家族、近所のちびっ子たちの微妙な変化をよおっく観察し、逃げ出すか、まだ踏みとどまれるのか――ひとりひとりで、しっかり判断しなきゃならない。
そのうち白血病も、白内障も、奇形も、心臓病も、三口も、無力症も、骨折病も全部国民病となるだろう。
NHKによって、全部国民病にされてしまう。
大変だが、通勤通学の電車のなか、家族、近所のちびっ子たちの微妙な変化をよおっく観察し、逃げ出すか、まだ踏みとどまれるのか――ひとりひとりで、しっかり判断しなきゃならない。
田中さんの仰るとおり、全ての病気は国民病となり、あきらめることですね~、誰でもかかるものですからね~と医者に言われるんでしょう、今でも「お年ですからね~」で済ませているように。
うちの子供は関東の高校生ですが暇さえあれば寝ています。授業中眠いのはわかりますが(苦笑)家でもネットをやったり本や漫画を読んだりするより寝たいと。
子供が同級生に眠くない?と聞いたら口々に同級生たちが「高校入ってから家でもとにかく寝てばかりいる」と答えたそうです。
これをどうせ夜更かししてるからだろう、と切り捨てるか、何らかの警鐘とみて注視するのかは、
後の野呂さんの記事にも関連しますが子供に対する今の日本人の愛情度によるでしょうね。
うちの子供は関東の高校生ですが暇さえあれば寝ています。授業中眠いのはわかりますが(苦笑)家でもネットをやったり本や漫画を読んだりするより寝たいと。
子供が同級生に眠くない?と聞いたら口々に同級生たちが「高校入ってから家でもとにかく寝てばかりいる」と答えたそうです。
これをどうせ夜更かししてるからだろう、と切り捨てるか、何らかの警鐘とみて注視するのかは、
後の野呂さんの記事にも関連しますが子供に対する今の日本人の愛情度によるでしょうね。
今回は匿名で | 2013.05.24 13:34 | 編集
日本は昔から昆布を食べているので、今回の311に関係なく昔から甲状腺の病気がアッたと考えるのが妥当だと思います。昆布には低容量のヨウ素剤並のヨウ素が含まれていますから。最近は昆布エキスを出汁としてさまざまな加工食品の味付けに用いられているようです。
ヨウ素は少なすぎても多すぎても、甲状腺関連の疾患に繋がります。ただ、症状として出てくるかというと、軽微な場合も意外とあるようですよ。
ヨウ素は少なすぎても多すぎても、甲状腺関連の疾患に繋がります。ただ、症状として出てくるかというと、軽微な場合も意外とあるようですよ。
通りすがり | 2016.03.03 10:43 | 編集
原発事故の前から比較的患者数の多い病気でしたよ
病人 | 2017.04.15 20:26 | 編集