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茨城県の東海村の実験施設の事故について 5/28武田邦彦氏(音声文字起こし)

【緊急】政府、文科省、NHKは直ちに行動しなければならない
平成25年5月28日 武田邦彦

上記武田先生のブログより音声を文字起こししました。


音声→「tdyno.259-(10:05).mp3」をダウンロード

茨城県の東海村の実験施設の事故についてですね、
その後ずっと見ておりましたら、当初の状態とかなり違うという事が分かってまいりました。
もちろん、「最初から泥棒に盗んだ金額を聞いてはダメだ」という事は、私も自分に言い聞かせながら
発表の一部に間違いがあるんではないか?と、ウソがあるんではないか?と思いながら、
聞いたり解説をしていたりしていたんですけれども、
相当違うっていう感じですね


現在の状態ですと政府は実験施設付近の当時の風向きをまず明らかにして、
風下に住む者に対しては、消防隊を派遣してですね、
直ちに被ばく量、土壌の汚染、健康状態について調査をする必要があると。
しかも半減期の関係で1日から2日以内にやらないと、なかなか測定が難しくなるということですね。
ちょっと最初私も軽く、私もですね、発表者で非常に立派な人たちがこの施設を運転しているんで、
ま、その嘘にも限りがあるだろうと思っていましたが、
その後の報道を見ていますと極めて重大だという可能性があるという事です。
可能性ですけどね。

1) 被曝量が当日分からないと言うことは放射線の施設として運営されていなかった可能性が高い。
  線量計を付けていなかった?

一つはこれはおかしいと思うのはですね、
従業員の被曝ですね、
研究員の被ばくが最初は6人と言っていたのがだんだん増えて今はえっと40人ぐらいって言っていますけれども、
そんなことは絶対ないんですよ。
だってですね、放射線の設備を扱う人は必ずフィルムバッチ、もしくは線量計。
通常は線量計ですね。これを付けているんですよ。
ですからそれから、空間は空間線量計を付けていますからね。
だから空間線量は測っていますから。

当時そこにいた人が、まず線量計を付けていれば直ちにわかるんですが、
「あと何人かは測定しなきゃ分かんない」と言って、何を測定しているのかも公表されません。
公表されないって…、
原子力基本法はですね、常に普通の状態でも公開を原則としてる、原則というか義務付けているのに、
こんな事故が起こってですね、発表されてないという事があるという事がおかしい訳ですね。

それから万が一本人が線量計を付けなかった。
もしくはフィルムバッチであって、その現像に少し時間がかかるというのであれば、
推定値は(そこにいた時間)×(その部屋の線量率)でわかります。
それから放射性物質の量でこれでわかりますので、すぐ計算ができるはずで、
それが3日経っても4日経ってもですね、
「明日また検査します」なんて言っているところを見ると、これ全部がウソの可能性があります。



2) 当初、1万ベクレル以下と想定されたが1000億ベクレルを超える可能性がある。
  室内放射線量も公表されていない。


それから漏れた放射線量ですけれども、
当初は1万ベクレル以下と私なんかも推定したんですが、
その後これがですね、1億ベクレルを遥かに超えている可能性がある。
1000億ベクレルですと、大体福島原発の1000分の1ですけれども、
ただ福島原発は日本の国内には10分の1しか来なかったので、その意味では福島原発全体量の100分の1。

という事は福島原発の漏れた量の1日に漏れた量の、
かなりの、「比較できるぐらいの量だった」という事になりますので、
これはもう、大変なことになるわけですね。
しかしこの1000億ベクレルという事もないんじゃないかと思いますが、
しかし1000億ベクレルであったら大変だ。


3) 金199が主たる放射性元素なら半減期は3.5日、肺に蓄積する可能性が高い。

金がですね、蒸発したわけですよね、よくよく考えると。
つまり、ターゲットに陽子のイオンがぶつかってもですね、
金の温度が上がらなければその中に入っている筈ですから、
ターゲットのところから出てくる放射線だけでですね。
だけども室内に非常に広がったという事は、金の、金199ってこれは、
ま、発表されている全部泥棒のいう事を信用して考えなきゃいけないというのが辛いんですけど、
金199が、半減期が3.5日ぐらいなんですけど、これが室内に充満したという事になると、
金が蒸発しているんですね。
そうすると、ものすごい温度になっているわけで、
これは金はわりと小さな、表面張力が小さくて小さな粒になりますから、
これは肺に沈着する可能性が高い訳ですね。


4) 発生したと考えられる放射性元素の種類を明らかにしなければならない

それからナトリウムとかヨウ素の放射性物質が出たと思われますが、
発生した放射性物質の種類を直ちに発表しなければなりません。


5) 風下の人の被曝量と健康診断をしなければならない

それから風下の人の被ばく量と健康診断ですね。
これはもう、すぐにしなければならない。

あの、「…たぶん被ばくしてない」というのはダメなんですよ。
「たぶん」というのは。
こういうものはですね、測定して被ばくしていなければOKというようなものですからね。


6) 土壌、食品の汚染度を測定しなければならない。

土壌と食品の汚染度も測定しなければいけない。
これはセシウムと違いますからね。
今はセシウムの測定とかはしていると思いますが、
金の測定もするとなると、3.5日ですからね、半減期が。
もう大体4分の1近くになっているわけで、
はやく測定しないとですねどの位被ばくしたかが分からなくなっちゃいますから。
ま、これを狙っているか!?という、
そういうあくどい事が行われたんだという人もいるけれども、
それはちょっと日本人として考えたくないんですよね。
それだったらこの施設全体止めた方がいい訳で、
これを早くですね、

これは一応こういった、たとえば今度1000億ベクレル漏れたとしますね。
そうしますと、柏崎刈羽原発が新潟沖地震で、漏れた量が3億ベクレルで、
これが大騒ぎしました。
それの300倍という事になりますから、
これ、今日はレベル1と言っていますけれども、レベル1と判定する基準を教えてほしいですね。

レベル1というのは何でレベル1なのか?と。

これは科学ですから、科学というのは「これこれこうだからこうだ」というんだから、
「これはレベル1にしておこう」なんて言うもので決まるものじゃないんですね。




だからこれはですね、
私は昨日は原子力の非常に偉い人とお会いして、お話をしてみたんですが、
その方も同じ考えでした、私と。
というのはですね、原子力を発展させるためには、安全に電球とか実験とか原発の運転をしなければいけない。
そのためには学問的に一つづつきちっと押さえてやっていかなければいけない。

「ズルしたり騙したりウソついたり、事故を起こしたりしながらは原子力の発展は無い」と。
私は原子力の発展というのはただすぐに原子力発電所をやると言っているんじゃないんですね。

たとえば癌の治療とか、検診とかですね、
それからいろんなところに原子力というのはアイソトープとかそういうのに利用されているんですね。

今後それを少しずつ、レントゲン検査もそうですね。
レントゲン検査、CTスキャンも人間の身体に損害を与えますが、
それでもですね、もう非常に命が危ないという人を救ったりしているわけですよ。
だから原子力自体は悪ではないんですね。
そんなものは技術にはありません。なんかの技術が悪だなんていうそんなことは無いですね。

それが安全に人類に貢献できる様に使っていくと。
キュリー夫人は偉人ですよね。
キュリー夫人がラジウムの崩壊を見つけて原子力を見つけた訳ですけれども、
それからレントゲンなんかが随分人の命を救いましたからね。レントゲンばかりじゃありません。
それから、一番悪い使い方が原子爆弾ですね。
ですから、科学というのはノーベル賞にもあるように、ノーベルがダイナマイトを発明した。
ダイナマイトが発明されていなければ道路もほとんど出来ないし、石炭も掘れない。
だから道路をつくったりトンネル掘ったり石炭を掘ったりするにはダイナマイトがいる。
だけど悪い奴がダイナマイトを戦争に使って人を殺した。
「それは止めよう」というのがノーベルですよね。
だからもちろん、ハサミでもそうですね。
ハサミも石器時代には前期石器時代にはほとんどなかったわけです。

しかし今では非常によく切れるハサミがある。
それから包丁がある。
よく切れる包丁があるから我々は美味しい刺し身を食べたり寿司を食べたりできる。
だけども包丁を人殺しに使うこともできる。
だから、なにが悪いという事は無くてですね、それをどう使うかっていう事ですね。
しかし、寿司職人が、寿司職人が偉いんですよ。
もう寿司職人と今度の茨城県東海村の東大出の物理学者がどちらが偉いかって、
もちろん寿司職人がエライですよ。
だって、寿司職人はあんなに鋭利な刃物を持ってて、殆ど殺人事件がありませんからね。
過去に一回か2回会ったかもしれませんけれども、
これだけ多くの寿司職人がいて、
やっぱり寿司の包丁は魚を切るためであって人を刺すものではないという事を、
基本的概念が非常にハッキリしていますからね。
だから、そこは議論があっち行ったりこっちに行ったりしない事が大切ですね。

よく反原発の人で原子力は全てダメだと、全部だめだという人がいますけれども、
それだったらあなた、私に言わせればね、包丁も使っちゃいけませんよ。
悪く使えば人のためにならないというものはいくらでもあるというか、ほとんど全部がそうですからね。
ですから、ま、そういう事ではなくて、
人間の知恵というのは刺し身包丁は刺し身をつくる時に使うと。
そういう事は守らなければいけないという事ですね。

ですから、今度の東海村の実験施設の事故はですね、
これは金をターゲットにしていろんなものを
中性子とかイオウイオンとかを当てるるという事は非常に重要な事なんですよ。

ま、普通の方はですね、ちょっとこれが何に利用されるかはよく分からないと思いますが、
たとえば飛行機が無事に飛ぶとか、
新幹線の軸が割れないとか、
そういうことも全部こういう基礎研究から出てきている訳ですからね。
ですからやっぱり実験自体は重要なんです。

だけど実験をやる人がですね、
やっぱり刺し身包丁で人を刺したらいけないっていうようなことは知らなきゃいけない。
だから今、政府、文部省、NHK全部それを知らないんですよ。
隠そうとしていますから。
それを止めてですね、政府、文科省、NHKも含めて、
まずは寿司職人のレベルまでは頑張ってきて下さいということです。


<追記>
5月29日にJ-PARC(どろぼうさん本人)が拡散した方角と核種を公表しました
放射性物質の拡散した方向と種類 J-PARC東海村放射能漏れ事故5/29公表資料より





J-PARC日本原子力研究開発機構の放射能漏れ事件に関する記事

「茨城東海村大学院生等4名2ミリシーベルトの内部被ばく。
連絡は警報から36時間後。モニタリングポストの異常あり」
日本原子力研究開発機構公表資料&NHKニュース時系列


「安全装置は1日10回ぐらい毎日止まるんです、だから経験から再起動」
5/27モーニングバード書き出し・J-PARC55名の被ばく検査結果資料・東京新聞社説


<保存してるよ!>放射放出事件・東海村J-PARCがネットから消した資料

どんな放射性同位体が飛び出したの? 東海村J-PARC(日本原子力研究開発機構)事故

茨城県の東海村の実験施設の事故について 5/28武田邦彦氏(音声文字起こし)

放射性物質の拡散した方向と種類 J-PARC東海村放射能漏れ事故5/29公表資料より

J-PARC換気扇回しっぱなしで3日間の言い訳






被ばく事故 国際基準「レベル1」評価
NHK 2013年5月27日 16時5分


茨城県東海村にある素粒子実験施設で研究者30人が被ばくし、施設の外に放射性物質が漏れた事故について、
国の原子力規制委員会は、「安全文化が欠けている」などとして、
国際的な基準で「レベル1」と暫定評価しました。

放射線などを扱う施設で事故やトラブルが起きた場合、
原子力発電所と同じように国が事故のレベルを国際基準に基づいて評価し公表することになっていて、
原子力規制委員会は、東海村の素粒子実験施設の事故について評価しました。

それによりますと、
今回の事故では施設の外での放射線量の上昇は僅かで、外部への影響はないとしていますが、
施設内で汚染を確認しながら、換気用のファンを回して放射性物質を外に漏らした点を問題視
し、
「放射性物質の適切な管理ができておらず、安全文化の欠如が見られる」として、
「レベル1」と暫定評価しました。

これは、事態の深刻さに応じたレベル0から7まで8段階あるうちの下から2番目に当たり、
原発などの評価でみると、
平成7年に起きた高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故などと同じ扱いです。

規制委員会は、日本原子力研究開発機構など施設側の原因究明や、再発防止策について確認し、
事故対応や被ばく管理などに問題がなかったか調べています。




ーー

大切なお話をされていると思って書き出していきましたが、
後半になってから
寿司職人の包丁と原子力が同じだというようなお話のくだりが
なにをおっしゃりたいのかが少しわからなくなってしまって…、
それを使う人間の意識の問題が大事だというような事だとは思うのですが、
私は包丁と原子力は全く別な次元のものだと思っていますので、
ブログUPを一日悩みました。


医療分野での放射線の使用など必要なものも同じ原子力としてのひとくくりなのだから、
このような実験は大切だということでしょうが、
このようなずさんな管理体制の下では危なくて任せられないというような意味と受け取りました。


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