プルトニウムのMOX燃料が高浜原発へ到着!関電は高浜3号機でプルサーマルをやる予定

MOX燃料、原発事故後初めて国内に 福井・関電高浜原発に到着
FNN 2013年6月27日 11:42
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原子力発電所でプルトニウムを燃やすプルサーマル発電用の燃料「MOX燃料」が、
福島第1原発事故後、初めて国内に運び込まれ、福井県の関西電力高浜原発に到着しました。

では、高浜町から中継です。

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MOX燃料を積んだ船は、けさ7時前(27日朝に私の後ろに見えます高浜原発に到着しました。
現在は燃料の荷降ろし作業の準備が進められています。

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MOX燃料を積んだ船は、2013年4月にフランスを出発し、27日朝早く、若狭湾に到着しました。
使用済み核燃料から取り出したプルトニウムにウランを混ぜたMOX燃料を使う「プルサーマル発電」は、
核燃料サイクル政策の1つとして、これまで国内4つの原発で実施されました。

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しかし、福島第1原発事故後、国内にある全ての原発の運転が一時停止し、
安全性を懸念する声もあることから、MOX燃料の国内への搬入を中断していましたが、
国や関西電力がその必要性を確認し、運び込みを再開まし。

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関西電力は、7月8日の新規制基準施行後、
高浜原発3号機で、プルサーマル発電を含めた再稼働の申請をする方針です。

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しかし、MOX燃料の使用には、地元の理解が必要なことから、
MOX燃料がいつ原子炉に入るかは、今のところはっきりしていません。






プルサーマルとMOX燃料「一度プルサーマルで燃料を燃やすと超ウラン元素が沢山…」
小出裕章ジャーナル6/22ラジオフォーラム(内容書き出し)

(一部抜き出し)
小出:
つまり、「プルトニウムを現在使っている普通の原子力発電所で燃やしてしまおう」という計画の事です。

西谷:
普通の原子炉は「ウラン」を燃やすという事で設計されているけれど、
その普通の原子炉で、プルトニウムを混ぜたもの、つまりMOX燃料を燃やすと

小出:もちろん危険は増加します。

西谷:
もうひとつ、使用済み核燃料棒が、非常に処理がね、ガラス固化体にしてとかという事なんですけど、
普通の原子炉から出てくる使用済み核燃料棒と、
プルサーマルから出てくる使用済み核燃料棒はやっぱり違うんですか?

小出:ちがいます。
一度プルサーマルという事をやってプルトニウムの燃料を燃やしてしまいますと、
私たちが超ウラン元素と呼んでいる特別に寿命の長い放射性物質が
ウランを超えるというような。
ウランというのは自然界にある一番重たい元素なんですけれども、

西谷:プルトニウムは超ウランですよね?

小出:
そうです。
プルトニウムも超ウランですし、プルトニウムよりももっと重たいキューリウムとか、
そういうような原子核が沢山その使用済み燃料の中に溜まってきてしまうのです。
それの取り扱いは大変厄介ですし、寿命が長いので、
再処理をするにしても、ガラス固化にするにしても、
今までやってきたような時間の長さでは到底できない
で、
何十年も、まずは原子力発電所の中で冷やしておかなければならない。

西谷:またこれ、子々孫々までツケを後回しにするという事ですね。

小出:
そうです。
日本にある、あるというか今作ろうとしている六カ所の工場では、
プルサーマルの燃料を再処理する事すらができませんので、
「どうしていいのか全く分からないもの」をまた生み出してしまうという事になります。


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