ラジオフォーラム
第25回放送 うまくいくんかいな? アベノミクス
ゲスト: 浜矩子さん(エコノミスト、同志社大学大学院教授)
パーソナリティ: 石丸次郎(ジャーナリスト)
放送日: 6/29(土)〜7/28(金)
小出裕章ジャーナル
石丸:
今日のテーマなんですけれども、核兵器の事についてお伺いしたいと思います。
2月12日に北朝鮮が核実験を強行しました。
これに対してアメリカ中国ロシアをはじめとした、核保有国が中心となった国連の安保理でですね、
制裁決議が上がりました。
自国だけ核兵器を持って、他国に「核兵器を開発するな」というのは、
これはこれで非常に不平等な事ではありますけれども、
それはそれとしてもやはり北朝鮮が核開発をするという事は非常にやっぱり憂慮される事でありますが。
以前、小出さんは北朝鮮は核兵器開発に成功していないと見ておられるという事をおっしゃいましたけれども、
この辺についてもっと詳しくお聞きしたいんですが、
小出:
もともと朝鮮人民民主主義共和国という国の核疑惑というものが起きたのは1992年の事でした。
その当時にIAEA等がさんざん査察等を行った事があったのですが、
核兵器を製造するには二つの道筋がありまして、
ウランを使う道筋とプルトニウムを使う道筋です。
広島に落とされた原爆がウランを使って作られていましたし、
長崎に落とされた原爆はプルトニウムという物質を使って作っていました。
で、朝鮮人民民主主義共和国の場合は、
核分裂性のウランを濃縮するという技術も工場もありませんでしたので、
もし、あの国が核兵器をつくるとすれば、プルトニウムでつくるしかなかったのです。
ただし、朝鮮人民民主主義共和国には、まずそのプルトニウムをつくる道具、つまり原子炉ですけれども、
「原子炉は大変小型の小さな実験用のものしかなかった」のです。
熱出力という原子炉そのものの大きさで言うと、2万5000kw。
日本には100万kwという、電気出力の原子力発電所が、ま、何十もある。
電気出力100万kwというのは、熱出力でいうと300万kwになりますので、
朝鮮人民民主主義共和国が持っていた2万5000kwというのは、100分の1以下ですかね。
もう本当に話にならないほど小さな原子炉しかもっていなかったのです。
その原子炉をいくら効率的に動かしたとしても、
作り出せるプルトニウムの量なんてもちろん知れているのです。
おまけに、プルトニウムというのは原子炉の中でつくっただけではダメで、
それを使用済みの燃料の中から取り出すという、再処理という作業が出来なければいけない。
ただしそれはもう、猛烈に危険な作業でして、
大変な被ばく作業だし、環境汚染もそこいら中で引き起こしてきた作業なのです。
で、それを行うためには、いわゆる再処理工場という工場が必要なのですが、
1992年の時点で朝鮮人民民主主義共和国には再処理工場はなかったのです。
つまり「取り出すことすらが出来ない」という、そういう状態でしたので、
あの国に核兵器があるという事は、私はそれこそあり得ない事だと思いまして、
そのように発言を続けてきています。
石丸:
なるほど。
それは90年代前半のお話ですが。
小出:そうです。
石丸:
北朝鮮が「核実験を2006年、2009年、2013年にやった」と主張しておりますが、
時間的に言うと、14年の年月がたちました。
この間に開発が進んだというふうには考えられませんか?
小出:
えー、あるかも、しれません。
放射化学実験室という非常にプリミティブ (primitive 原始的・素朴・幼稚)な再処理工場が
90年代の初めにも、ま、建設途上であったわけで、
それをその後も建設を続けて、ひょっとしたら完成させたという事もあるかもしれません。
ただし、先程聞いていただいたように、
朝鮮人民民主主義共和国には本当におもちゃのような工場しかありませんので、
取り出せたとしてもプルトニウムの量は本当に知れている量でしかありません。
今年になって、ストックホルムにある国際平和研究所という所が、
また今年度版の年鑑を出しましたけれども、
それで考えられている朝鮮人民民主主義共和国が持っている核弾頭の数も、
せいぜい6発から8発だというのです。
そしてたとえば朝鮮人民民主主義共和国と未だに戦争状態、
つまり休戦協定しか結んでいない米国という国は、核弾頭の数で言えば7700発も持っているわけで、
戦争をしている当事者同士の数の比較で言うなら、
もう話にならないほどちいちゃなものしかもっていないのです。
石丸:
そうですね。
2006年そして9年13年北朝鮮が核実験をやったと主張しています。
咸鏡北道吉州郡豊渓里(ハムギョンブクド、キルジュグン、プンゲリ)というところに、
地下に穴を掘ってそこで爆発をさせたと。
で、直接それは映像ではもちろん見られた訳ではないんですけれども、
何らかの大きな地震と言いますか、地下で大きな爆発があったという事は、
国際機関、いろんなところの調べで明らかになっていますね。
これは、核実験として、核爆弾の実験としては、どう理解したらいいんでしょうか?
未熟なものだと理解したらいいんでしょうか?
非常に小型と理解したらいいんでしょうか?
小出:
いずれにしても、もう話にならないほどの小型なものです。
ただ小型の原爆をつくるという事はそれなりに難しい事なので、
朝鮮人民民主主義共和国に言わせれば、
「どうだ、俺たちはこんな小型の原爆だって作れるんだぞ」という、
そういう言い訳になるのかもしれませんけれども、
観測された地震そのものは、普通の火薬でも、
火薬を使った爆弾でもできるほどの地震のマグニチュードでした。
石丸:その程度にしか過ぎなかったという事ですね
小出:はい。
ですから、なんか皆さんはもう、
その時の地震が必ず核爆弾を爆発させたための証拠だというふうにおっしゃる訳ですけれども、
私はそれは直結しないと思います。
石丸:
見えない所で、あたかも大きな武器を持っているということを誇示するための
一つのトリックのようなものの可能性もあると、
小出:はい、私はそう思っているのです。
石丸:
なるほど。
その後ですね、ウラン濃縮のための道具をいろいろ揃えたりして、
ウラン濃縮の実験場でしょうか、
それをアメリカの核研究者に直接見せたりという事もしていますけれども、
これも進展は進んでいない…というふうに見られますか?
小出:
進んでいるとは思いますけれども、
ウラン濃縮という技術は大変難しい技術でして、
たとえば日本だって、やろうやろうとしてきたわけで、
人形峠でパイロットプラントをつくって、
その技術を基に青森県六ケ所村に巨大なウランの濃縮工場をつくろうとしてきたのです。
しかし、つくればつくるだけどんどん壊れていってしまいまして、上手くいかない。
そして昨年度から、新型のまたウラン濃縮施設をつくろうとして、今やっているところであって、
簡単にできるものではないのです。
ですから、米国と戦争状態にある国ですから、もちろん何とかしたいという思いはあるでしょうし、
それなりの努力もしているだろうとは思いますけれども、
いずれにしても容易ではないし、あの国が核兵器を簡単に持てるというふうには私は思っていないのです。
石丸:
なるほど。
核技術者として、実際はそんなに簡単ではないからということですよね。
小出:そうです。
石丸:
なるほど。
もうちょっとお聞きしたいんですが、またよろしくお願いします。
今日はどうもありがとうございました、小出さん。
小出:ありがとうございました。
ーー
「朝鮮民主主義人民共和国が核兵器を持っているかどうか」その事自身に疑いを持っています。
小出裕章ジャーナル3/30ラジオフォーラム(文字起こし)
第25回放送 うまくいくんかいな? アベノミクス
ゲスト: 浜矩子さん(エコノミスト、同志社大学大学院教授)
パーソナリティ: 石丸次郎(ジャーナリスト)
放送日: 6/29(土)〜7/28(金)
小出裕章ジャーナル
石丸:
今日のテーマなんですけれども、核兵器の事についてお伺いしたいと思います。
2月12日に北朝鮮が核実験を強行しました。
これに対してアメリカ中国ロシアをはじめとした、核保有国が中心となった国連の安保理でですね、
制裁決議が上がりました。
自国だけ核兵器を持って、他国に「核兵器を開発するな」というのは、
これはこれで非常に不平等な事ではありますけれども、
それはそれとしてもやはり北朝鮮が核開発をするという事は非常にやっぱり憂慮される事でありますが。
以前、小出さんは北朝鮮は核兵器開発に成功していないと見ておられるという事をおっしゃいましたけれども、
この辺についてもっと詳しくお聞きしたいんですが、
小出:
もともと朝鮮人民民主主義共和国という国の核疑惑というものが起きたのは1992年の事でした。
その当時にIAEA等がさんざん査察等を行った事があったのですが、
核兵器を製造するには二つの道筋がありまして、
ウランを使う道筋とプルトニウムを使う道筋です。
広島に落とされた原爆がウランを使って作られていましたし、
長崎に落とされた原爆はプルトニウムという物質を使って作っていました。
で、朝鮮人民民主主義共和国の場合は、
核分裂性のウランを濃縮するという技術も工場もありませんでしたので、
もし、あの国が核兵器をつくるとすれば、プルトニウムでつくるしかなかったのです。
ただし、朝鮮人民民主主義共和国には、まずそのプルトニウムをつくる道具、つまり原子炉ですけれども、
「原子炉は大変小型の小さな実験用のものしかなかった」のです。
熱出力という原子炉そのものの大きさで言うと、2万5000kw。
日本には100万kwという、電気出力の原子力発電所が、ま、何十もある。
電気出力100万kwというのは、熱出力でいうと300万kwになりますので、
朝鮮人民民主主義共和国が持っていた2万5000kwというのは、100分の1以下ですかね。
もう本当に話にならないほど小さな原子炉しかもっていなかったのです。
その原子炉をいくら効率的に動かしたとしても、
作り出せるプルトニウムの量なんてもちろん知れているのです。
おまけに、プルトニウムというのは原子炉の中でつくっただけではダメで、
それを使用済みの燃料の中から取り出すという、再処理という作業が出来なければいけない。
ただしそれはもう、猛烈に危険な作業でして、
大変な被ばく作業だし、環境汚染もそこいら中で引き起こしてきた作業なのです。
で、それを行うためには、いわゆる再処理工場という工場が必要なのですが、
1992年の時点で朝鮮人民民主主義共和国には再処理工場はなかったのです。
つまり「取り出すことすらが出来ない」という、そういう状態でしたので、
あの国に核兵器があるという事は、私はそれこそあり得ない事だと思いまして、
そのように発言を続けてきています。
石丸:
なるほど。
それは90年代前半のお話ですが。
小出:そうです。
石丸:
北朝鮮が「核実験を2006年、2009年、2013年にやった」と主張しておりますが、
時間的に言うと、14年の年月がたちました。
この間に開発が進んだというふうには考えられませんか?
小出:
えー、あるかも、しれません。
放射化学実験室という非常にプリミティブ (primitive 原始的・素朴・幼稚)な再処理工場が
90年代の初めにも、ま、建設途上であったわけで、
それをその後も建設を続けて、ひょっとしたら完成させたという事もあるかもしれません。
ただし、先程聞いていただいたように、
朝鮮人民民主主義共和国には本当におもちゃのような工場しかありませんので、
取り出せたとしてもプルトニウムの量は本当に知れている量でしかありません。
今年になって、ストックホルムにある国際平和研究所という所が、
また今年度版の年鑑を出しましたけれども、
それで考えられている朝鮮人民民主主義共和国が持っている核弾頭の数も、
せいぜい6発から8発だというのです。
そしてたとえば朝鮮人民民主主義共和国と未だに戦争状態、
つまり休戦協定しか結んでいない米国という国は、核弾頭の数で言えば7700発も持っているわけで、
戦争をしている当事者同士の数の比較で言うなら、
もう話にならないほどちいちゃなものしかもっていないのです。
石丸:
そうですね。
2006年そして9年13年北朝鮮が核実験をやったと主張しています。
咸鏡北道吉州郡豊渓里(ハムギョンブクド、キルジュグン、プンゲリ)というところに、
地下に穴を掘ってそこで爆発をさせたと。
で、直接それは映像ではもちろん見られた訳ではないんですけれども、
何らかの大きな地震と言いますか、地下で大きな爆発があったという事は、
国際機関、いろんなところの調べで明らかになっていますね。
これは、核実験として、核爆弾の実験としては、どう理解したらいいんでしょうか?
未熟なものだと理解したらいいんでしょうか?
非常に小型と理解したらいいんでしょうか?
小出:
いずれにしても、もう話にならないほどの小型なものです。
ただ小型の原爆をつくるという事はそれなりに難しい事なので、
朝鮮人民民主主義共和国に言わせれば、
「どうだ、俺たちはこんな小型の原爆だって作れるんだぞ」という、
そういう言い訳になるのかもしれませんけれども、
観測された地震そのものは、普通の火薬でも、
火薬を使った爆弾でもできるほどの地震のマグニチュードでした。
石丸:その程度にしか過ぎなかったという事ですね
小出:はい。
ですから、なんか皆さんはもう、
その時の地震が必ず核爆弾を爆発させたための証拠だというふうにおっしゃる訳ですけれども、
私はそれは直結しないと思います。
石丸:
見えない所で、あたかも大きな武器を持っているということを誇示するための
一つのトリックのようなものの可能性もあると、
小出:はい、私はそう思っているのです。
石丸:
なるほど。
その後ですね、ウラン濃縮のための道具をいろいろ揃えたりして、
ウラン濃縮の実験場でしょうか、
それをアメリカの核研究者に直接見せたりという事もしていますけれども、
これも進展は進んでいない…というふうに見られますか?
小出:
進んでいるとは思いますけれども、
ウラン濃縮という技術は大変難しい技術でして、
たとえば日本だって、やろうやろうとしてきたわけで、
人形峠でパイロットプラントをつくって、
その技術を基に青森県六ケ所村に巨大なウランの濃縮工場をつくろうとしてきたのです。
しかし、つくればつくるだけどんどん壊れていってしまいまして、上手くいかない。
そして昨年度から、新型のまたウラン濃縮施設をつくろうとして、今やっているところであって、
簡単にできるものではないのです。
ですから、米国と戦争状態にある国ですから、もちろん何とかしたいという思いはあるでしょうし、
それなりの努力もしているだろうとは思いますけれども、
いずれにしても容易ではないし、あの国が核兵器を簡単に持てるというふうには私は思っていないのです。
石丸:
なるほど。
核技術者として、実際はそんなに簡単ではないからということですよね。
小出:そうです。
石丸:
なるほど。
もうちょっとお聞きしたいんですが、またよろしくお願いします。
今日はどうもありがとうございました、小出さん。
小出:ありがとうございました。
ーー
「朝鮮民主主義人民共和国が核兵器を持っているかどうか」その事自身に疑いを持っています。
小出裕章ジャーナル3/30ラジオフォーラム(文字起こし)
- 関連記事
-
- 「残念ながら私が期待したようには活性炭は有効ではありませんでした」9/7小出裕章ジャーナル(文字起こし)
- 「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。小出裕章氏8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)
- <日米原子力協定>「日本が属国である限りは再処理工場認めておいてやろう」という枠組みの中にあるのです~小出裕章ジャーナル8/10ラジオフォーラム(文字起こし)
- <除染はできない>「これまで原発を造って儲けてきたゼネコンが事故を起こしたらまた除染ビジネスで儲けるという、そういう事をやっているのです」~小出裕章ジャーナル8/3ラジオフォーラム(文字起こし)
- <総括原価方式>「あり得ない事をきちっと制度として作ってしまったがゆえに、 どこまででも金儲けができるという事になったのです」~小出裕章ジャーナル7/27ラジオフォーラム(文字起こし)
- 【ペイフォワード環境情報教室】「太郎さんからサポートの依頼のようなものがあれば、 私はもちろん全力でそれを果たしたいと思います」小出裕章先生7/22(文字起こし)
- <メルトダウンした燃料>「回収できません。絵に描いた餅です」「そりゃ重いですよ、ウランですからね」「ウランの塊は100トンあります」~小出裕章ジャーナル・広瀬隆氏7/13ラジオフォーラム(文字起こし)
- 「北朝鮮に核兵器があるということはあり得ない」と思う理由~小出裕章ジャーナル6/29ラジオフォーラム(文字起こし)
- プルサーマルとMOX燃料「一度プルサーマルで燃料を燃やすと超ウラン元素が沢山…」小出裕章ジャーナル6/22ラジオフォーラム(内容書き出し)
- 政府の「南海トラフ地震最大最悪被害想定」に原発被害は入っていない。小出裕章ジャーナル6/15ラジオフォーラム(内容書き出し)
- 「もんじゅと敦賀原発」小出裕章ジャーナル6/9ラジオフォーラム(内容書き出し)
- 「放射能のゴミ・遮水壁 ほか」小出裕章ジャーナル6/1ラジオフォーラム(内容書き出し)
- 「それは核技術を輸出するというのとまったく同じ事になる」小出裕章ジャーナル5/25ラジオフォーラム(内容書き出し)
- 「多分、癌や白血病だけじゃなくて、さまざまな異常というものが出てくるだろう」小出裕章ジャーナル5/18ラジオフォーラム(内容書き出し)
- 「原子力発電所が攻撃を受けた時は核兵器でやられるよりももっとひどい被害が出る」小出裕章ジャーナル5/11ラジオフォーラム(内容書き出し)
コメント
原爆材料のプルトニウム239は、自然核崩壊によって劣化するため、米国などの核保有国では、4,5年で作り直している。
水爆をつくるためには、純度の高いプルトニウム239が必要だ。
北朝鮮にある小さな原子炉で、純度の高いプルトニウム239をどうやって作ったのか?
ビキニ環礁で水爆実験で使った、水爆はマグニチュード換算で「8」ぐらいでる。
広島原爆が「約6」なので、ビキニの水爆は「1000倍」もの爆発力があったのだ。
(マグニチュードは、2上がると、エネルギーは1000倍になる)
北朝鮮が主張する核実験で使った水爆は、水爆の筈なのに爆発力が小さすぎる。
水素爆弾というものは「核爆発の強力な圧力によって、三重水素に核融合を起こさせ、さらに巨大な爆発をさせる爆弾」なのだ。
この二重の巨大なエネルギー放出を、どうやって火薬爆弾並の小さい爆発に抑えることが可能だったのか?
そもそも、火薬爆弾並の爆発しかしない水爆をつくる必要があるのか?
それにしても北朝鮮の核実験(?)は戦争屋にとっては、いいタイミングだ。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd7.pdf
水爆をつくるためには、純度の高いプルトニウム239が必要だ。
北朝鮮にある小さな原子炉で、純度の高いプルトニウム239をどうやって作ったのか?
ビキニ環礁で水爆実験で使った、水爆はマグニチュード換算で「8」ぐらいでる。
広島原爆が「約6」なので、ビキニの水爆は「1000倍」もの爆発力があったのだ。
(マグニチュードは、2上がると、エネルギーは1000倍になる)
北朝鮮が主張する核実験で使った水爆は、水爆の筈なのに爆発力が小さすぎる。
水素爆弾というものは「核爆発の強力な圧力によって、三重水素に核融合を起こさせ、さらに巨大な爆発をさせる爆弾」なのだ。
この二重の巨大なエネルギー放出を、どうやって火薬爆弾並の小さい爆発に抑えることが可能だったのか?
そもそも、火薬爆弾並の爆発しかしない水爆をつくる必要があるのか?
それにしても北朝鮮の核実験(?)は戦争屋にとっては、いいタイミングだ。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd7.pdf
肝沢幅一 | 2016.01.07 00:18 | 編集
とうとう北朝鮮が、水爆実験をやっちゃいましたよ!
しかも、小出さんの予想をはるかに超えた、170キロトンを!
金正恩の御用学者となった小出さんに、これから日本は北朝鮮の核にどう立ち向かえばいいのか、聞きたいものです。
しかも、小出さんの予想をはるかに超えた、170キロトンを!
金正恩の御用学者となった小出さんに、これから日本は北朝鮮の核にどう立ち向かえばいいのか、聞きたいものです。
さざなみ | 2017.09.07 01:50 | 編集
ムムム?水爆?
水爆を作ったと言う事は、三重水素のトリチウムを沢山集めることが出来たと言う事ですね。
トリチウム、北朝鮮でさえ取り出せるんだ!
なら、日本にできないはずがない!
イチエフのトリチウム、海に捨てるなんて言わずに、ちゃんと取り出してね。
120年保管すればいいのだから。10万年に比べたら、超楽ジャン。
水爆を作ったと言う事は、三重水素のトリチウムを沢山集めることが出来たと言う事ですね。
トリチウム、北朝鮮でさえ取り出せるんだ!
なら、日本にできないはずがない!
イチエフのトリチウム、海に捨てるなんて言わずに、ちゃんと取り出してね。
120年保管すればいいのだから。10万年に比べたら、超楽ジャン。
あんこ | 2017.09.12 19:46 | 編集