東京電力福島第一原子力発電所 吉田所長の訃報

<後半>「敷地境界で線量が上がったでしょ、その時に警告しましたか?世の中に」
新潟県泉田知事×東京電力廣瀬社長7/5(文字起こし)

(一部抜粋)

東京電力姉川副常務:
通報、公共の状況がどうであったか?
それから、これを決断した責任者は誰であったか?というご質問です。
まず、決断の責任者ですが、プラントの状況を踏まえて、現地の所長が行っております
所長が最終判断者になっています。


新潟県 泉田知事:システムとそういう事じゃなくて、通報する責任者は誰ですか?

東京電力 姉川副常務:通報の責任者は現地の所長でございます。



この時、書き出しながらとても違和感を感じました。
「東電は責任の全てを吉田所長のせいにするのではないか」という思いが私の中に生まれました。
そして、吉田所長は今頃どうしているんだろう、きっともう大変な状態にいるんだろうなと、
そう思ったのもこの時。
文字起こししたのは7月6日の事です。

こんなふうにして吉田所長のことを改めて思い出して間もない今日、
車のラジオから「福島第一原子力発電所の吉田所長が亡くなりました」と訃報を聞きました。


ーーー


東電 吉田昌郎元所長が死去

7月9日 17時15分

東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、
9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

吉田元所長は、3年前の6月に福島第一原子力発電所の所長に就任し、
おととし3月11日の事故発生から現場のトップとして事故対応の指揮を執りました。

すべての電源が失われる中で、
吉田元所長は、福島第一原発の複数の原子炉で同時に起きた事故の対応に当たりましたが、
結果として1号機から3号機でメルトダウンが起きて被害を防ぐことはできませんでした。

吉田元所長は、その後、病気療養のため交代するおととしの11月末まで
およそ9か月間にわたって福島第一原発の所長を務め、事故の収束作業にも当たりました。

おととし12月に食道がんと診断されて所長を退任しその後、
去年7月には脳出血の緊急手術を受け療養生活を続けていました。


吉田元所長は、所長在任中のおととし11月、
福島第一原発の事故現場が報道関係者に初めて公開された際にインタビューに応じ、
「事故直後の1週間は死ぬだろうと思ったことが数度あった。
1号機や3号機が水素爆発したときや2号機に注水ができないときは終わりかなと思った」
と当時の思いを語っていました。

また、去年8月に長野県の出版社が福島市で開いたシンポジウムで公開されたインタビュー映像では
福島第一原発の今後について
「日本だけでなく、世界の知見を集めてより安定化させることがいちばん求められていると思う。
それが地元の人たちにとって改善したと実感してもらえることだ。
私自身も体力が戻ったら現場で力を出したい」と述べ、復帰への意欲をのぞかせていました。

東京電力によりますと、
事故発生から退任までに吉田元所長が浴びた放射線量はおよそ70ミリシーベルトで、
東京電力はこれまで、
「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、
事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明しています。

吉田元所長は、9日午前11時32分に東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。

東京電力の廣瀬社長は
「吉田さんは再び私どもと一緒に福島の復興に尽くしたいとの強い気持ちを聞いておりました。
持ち前の明るい大きな声で陣頭指揮を執る姿に出会えることを心待ちにしておりましたが、
東京電力の再生に向け共に働くことができず無念でなりません」というコメントを発表しました。



ーーー

東京電力 (コメント)吉田元所長の訃報に接し

2013070911.jpg


平成25年7月9日 東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬直己

吉田元所長のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまに心からお悔やみ申し上げます。

吉田さんは、平成23年3月11日の福島第一原子力発電所の事故時の発電所長として、所員を束ね、
文字通り決死の覚悟で事故対応にあたっていただきました。社員を代表して心より感謝いたします。
 
一昨年末に病気が見つかり、治療に専念いただいておりましたが、
訃報に接し、言葉に尽くせない悲しみを感じております。

本人からは、再び私どもと一緒に福島の復興に尽くしたいとの強い気持ちを聞いておりました。
持ち前の明るい大きな声で陣頭指揮を執る姿に出会えることを心待ちにしておりましたが、
東京電力の再生に向け共に働くことができず無念でなりません。

私ども社員一同は、吉田さんの思いを胸に、
吉田さんが命を賭して守った福島の復興に向けて全力で取り組んでまいります。

以 上


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吉田福島第一原発所長初めての公式会見ノーカット版11/12(内容書き出し・動画あり)
(一部抜き出し)

Q:吉田所長の積算線量は今おいくつですか?

吉田:
それは個人情報ですので、こちらでお答えすることではないと思いますので、
えー、差し控えさせていただきますが、
「それなりに浴びている」ということで、
あの、許して下さい。はい。

Q:
所長は先程死ぬかと思ったことが何度かあったとおっしゃいましたが、具体的にはどんな事ですか?

吉田:
それは、たとえば、1号機の爆発があった時に、
これは、どういう状況で爆発したのか。免震棟では分かりませんから。
それから、現場からいろいろと怪我した人間が帰ってくるという状況の中で、
ま、最悪例えば核燃料が爆発しているということですと、大量の放射能が出てくるとなります
そこでコントロールが不能になってくると思いました
それから3号機の爆発もあります。
それから最後、やはり2号機の原子炉注水をする時に、なかなか水が入りませんでですね、
ま、これは事故調の方でお話ししていますので、そこで聞いていただければと思うんですけれども、
やはりそういう中でですね、一寸先が見えない
最悪すると、もう、メルトがどんどん進んでいってですね、
コントロールが不能になるという状態を感じましたので、
そういう時に、「これで終わりかな」という感じがしたということでございます。


11月28日のふくいち現場の声(吉田所長入院、交代)吉田所長メッセージ全文あり

東電は
「医師の診断で被曝(ひばく)との因果関係の指摘はない。詳しい病名や被曝線量は個人情報のため言えない」
と説明している。

東電は、吉田所長の病気と被ばくとの因果関係はないとしている。





食道がん、そして脳出血。
東京電力はこれでも被ばくとの因果関係は無いと言うのか…
被ばくとの因果関係もないし、事故に関しての不都合なことは全て吉田所長の責任にするという事なのか…

全ての責任をかぶせられる前に、
吉田所長は原発事故の真相など、真実を書いた手記とか音声を残していたりしないのだろうか?



吉田所長の病名は?治療期間は?被ばくとの関係は?東京電力記者会見書き出し&関係資料





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コメント

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ご冥福をお祈りします

以下nhk

>東京電力によりますと、事故発生から退任までに吉田元所長が浴びた放射線量はおよそ70ミリシーベルトで、東京電力はこれまで、「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明しています。

70ミリSvだったら、5年かかる
***ミリSvだったから、2年4ヶ月

なんて不謹慎ですいませんが、
吉田さんを国葬にして、政治利用しようなんて
思いもよらなかった >ネット民

No title

吉田署長、労災ですよね?

ヒーローでなくても

吉田前所長が悪者としてあの世に罪を全て持って行ってくれれば喜ぶ人が沢山いますね。
吉田さんだけを特別にヒーロー視する必要はないとは思いますが、彼が言わば自らの体で責任を果たした後もなお、声を大にして悪く言うとなれば、何らかの意図があるように思えます。
吉田さんのご遺族と直接コンタクトをとった上で記事を書いているというブログ・カレイドスコープを読むと、さもありなんと思えるんですが。
さあ、どちらを信じましょうか

ただ、自らの体でも、社会的にも何ら、何ら、責任をとっていないお歴々はまだ売るほど沢山いますよ。

原発は要らん!

NHK TV終わらない悪夢 放射性廃棄物は何処へ?

http://www.youtube.com/watch?v=SteP6jHO1x0&feature=youtube_gdata_player

https://www.youtube.com/watch?v=ElonJYY0tlM&feature=youtube_gdata_player

https://www.youtube.com/watch?v=A1te458AnOU&feature=youtube_gdata_player

http://www.youtube.com/watch?v=j9-jlK6dBx0&feature=youtube_gdata_player

https://www.youtube.com/watch?v=xRisNwllHcI&feature=youtube_gdata_player

https://www.youtube.com/watch?v=gVmd-47SsKE&feature=youtube_gdata_player

https://www.youtube.com/watch?v=mQClEPK3g-g&feature=youtube_gdata_player


原子力発電を行うと、必ず発生する「核廃棄物」。「核廃棄物」の処理が確率してない現実。溜まり続ける、核廃棄物はどうするんやろう?

原子力発電所から出る、「核廃物の処理問題を次世代へ」強制的に残す。原子力発電所に因る、発電で巨額の利益を得る電力会社の経営者。

全ては、原子力発電に因る巨額の電力会社の利益の為に。「口先だけの安全」 安全 < 利益

これが、原発クオリティ! 本音は、安全度外視・利益最優先!!
これが、原発クオリティ!

http://www.youtube.com/watch?v=T_Q49bp6EF8&feature=youtube_gdata_player

http://www.youtube.com/watch?v=a_SzcIcBh9g&feature=youtube_gdata_player