「改憲 もってのほか」 宮崎駿監督/ジブリ「熱風」憲法改正特集がPDFで緊急配信

自民党は憲法を変えようとしています。
96条改正賛成自民党みんなの党日本維新の会
                            
この96条改定に賛成している政党は、是非避けたいものだと、私は思っています。


公明党と民主党は96条のみの先行改正には一応反対の姿勢を見せていますが、
いざとなったらどっちへ転ぶか信用がならない所があると私は思います。

共産党、社民党は憲法改正自体に反対の姿勢を表明しています。


ある意味、明日の参院選は日本の未来を決めるとても大切な選挙です。
今まで選挙に行った事の無い貴方!
明日の選挙は行かなければ、子孫末裔まで、絶対に後悔します。

だから、選挙に行きましょう!!
投票率を上げましょう!!!(○`ε´○)ノおぅ♪



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「改憲 もってのほか」 宮崎駿監督 いま声を大に

東京新聞 2013年7月19日 朝刊

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反響に喜ぶ編集長の額田久徳さん。
「ジブリ」はイタリア語で「熱風」を意味する=東京都小金井市で

「憲法を変えるなどもってのほか」。
スタジオジブリ(東京都小金井市)が、毎月発行している無料の小冊子「熱風」の最新号で
「憲法改正」を特集し、宮崎駿監督(72)が寄せた記事が話題を呼んでいる。
全国の書店では品切れが続出。
ジブリ出版部は反響の大きさから、
「参院選の投票日(21日)前に読んでほしい」と18日、急きょジブリ公式ページで公開を始めた。 
(樋口薫)

熱風は「スタジオジブリの好奇心」が副題で、毎月趣向を凝らした特集を組む。
過去には「デモ」「グローバル企業とタックスヘイブン(租税回避地)」など、社会的なテーマも扱ってきた。

編集長の額田久徳さん(50)によると、今回の特集を発案したのはプロデューサーの鈴木敏夫さん(64)。
意見の分かれるテーマだけにためらいもあったが、
参院選を前に「ジブリとしての旗色を鮮明にしよう」と腹を決めた。

執筆もジブリの重鎮に依頼。
宮崎監督に加え、高畑勲監督(77)が「60年の平和の大きさ」と題して寄稿。
本紙に五月、掲載された鈴木さんのインタビューも、「9条世界に伝えよう」として収録された。
いずれも憲法九条や改憲手続きを定めた九六条の改憲に反対する内容だ。

宮崎監督は談話形式の記事で
「選挙をやれば得票率も投票率も低い、
そういう政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほかです」と明言。
また、日本の戦争責任や産業構造の問題点などについても率直に語っている。

10日から全国の書店で配布した約5000部はあっという間になくなった。
出版部にも「読みたい」と電話が殺到するなど、過去最高の反響という。
「憲法を守るための最大の敵は国民の無関心。興味を持ってもらえたのがうれしい」と額田さん。

20日に公開される宮崎監督の最新作「風立ちぬ」は、ゼロ戦の設計士が主人公で、戦前が舞台。
戦争の直接的な描写はないが、平和について考えさせられる内容も含んでいる。
「たくさん考えて投票に臨んでほしい」。それがジブリの願いだ。

<スタジオジブリ> 
宮崎駿、高畑勲両監督のアニメスタジオとして1985年設立。
「天空の城ラピュタ」以降、「となりのトトロ」「もののけ姫」など、宮崎監督の全アニメ作品を製作。
2001年公開の「千と千尋の神隠し」が米国でアカデミー長編アニメ賞を受賞するなど、
作品は国内外で高い評価を受けている。





ジブリ『熱風』7月号の憲法改正特集がPDFで緊急配信
スタジオジブリが毎月刊行しているPR誌「熱風」最新号の特集パートがPDFで無料配信。
特集のテーマは「憲法改正」。

『熱風』の7月号 『熱風』7月号
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スタジオジブリが毎月刊行している小冊子『熱風』の7月号がPDFで緊急配信された。

7月号では現政権が強い意欲を持って進める「憲法改正」が特集。
品切れの取扱書店も多く、入手困難な状況を鑑み、
特集の原稿4本(以下参照)を全文緊急配信することを決めたとしている。
ダウンロードは無料、配信期間は8月20日18時まで。

憲法を変えるなどもってのほか(宮崎駿)
9条 世界に伝えよう(鈴木敏夫)
戦争は怖い(中川李枝子)
60年の平和の大きさ(高畑勲)

『熱風』2013年7月号特集「憲法改正」(852KB)

ーー

全28ページ。
全て読みました。
明日が選挙だけど、まだの人には是非読んでいただきたいです。


4人の方の原稿から、本のほんの一部。

憲法を変えるなどもってのほか(宮崎駿)

ーー略ーー

憲法を変えることについては、反対に決まっています。
選挙をやれば得票率も低い、そういう政府がどさくさに紛れて、
思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほかです。
本当にそう思います。

法的には憲法96条の条項を変えて、
その後にどうこうするというのでも成り立つのかもしれないけれど、それは詐欺です。
やってはいけない事です。
国の将来を決定していく事ですから、できるだけ多数の人間たちの意見を反映したものにしなきゃいけない。
多数であれば正しいなんて事は全然思っていないけれど、
変えるためにはちゃんとした論議をしなければいけない。

それなのに今はちょっと本音を漏らして大騒ぎを起こすと、うやむやに誤魔化して、
「いや、そういう意味じゃないんだ」みたいな事を言っている。
それを見るにつけ政府のトップや政党のトップたちの歴史感覚のなさや定見のなさには、呆れるばかりです。
考えの足りない人間が憲法なんかいじらない方がいい。
本当に勉強しないで、ちょこちょこっと考えて思いついた事や、
耳に心地よい事しか言わない奴の話だけを聞いて方針を決めているんですから。

ーー略ーー

もちろん憲法9条と照らし合わせると、自衛隊はいかにもおかしい。
おかしいけれど、その方がいい。
国防軍にしない方がいい。

ーー略ーー

いま、自衛隊があちこちの災害に出動しているのを見ると、やっぱりこれはいいものだと思います。
隊員たちはよくやっていて、礼儀正しい。
イラクに行かざるを得なくなっても、一発も撃たず、一人も殺しもせず帰ってきました。
僕は立派だったと思います。

湾岸戦争後にペルシャ湾に掃海艇を出さざるを得なかったけど、機雷のなさそうな海域を黙々と掃海して、
小さな船です、大変だったと思いますが、静かに帰ってきました。

僕は黙っていました、が感動していました。

ーー略ーー

でも、そうなってくると、
「徴兵制をやればいいんだ」というような事を言う馬鹿が出てくるんです。
その人達は僕より下のはずだから自分が徴兵されてひどい目に遭った事のないはずの人達です。
そういう人たちには、50歳でも60歳でも「自分がまず行け」と言いたいです。
行きたくないなら、自分の息子を、息子がいなかったら孫を送れ。
そうすれば徴兵制というものがなんだかわかるから。

「自分はちゃんとしているけれど、他の人はちゃんとしていない」という発想は捨てろと。
自分がちゃんとしているなら、その位はみんなちゃんとしているんだと思った方がいい。

徴兵制度というのは最低ですよ。
韓国でも、徴兵制度がどれほど若者を荒ませてるかという事です。
鉄砲の数だけ並べて行進していきゃいいってもんじゃないんだから。
戦争の事を考えても、こんなに立て込んだところで戦争やったらどうするんですか。
戦争できる国じゃないです、日本は。

憲法は目標であって、条文をよくしたら貧乏人がいなくなるとか、そんなことあり得ない。
でも、戦後の日本はその憲法に守られながら行ってきた経済建設のおかげで、
他の国々の人々から収奪したおかげもあるかもしれないけども、
飢え死にしている人を見かけることなどはほとんどない国になれました。

ーー略ーー



9条 世界に伝えよう(鈴木敏夫)

ーー略ーー

日本はずっと戦争が無いけれど、世界の各地では減るどころか、増え続けている訳でしょ。
いつまでこんな愚かな事をやり続けるのか、っていう事でしょうね。

ーー略ーー

平和ぼけですね。
想像力に欠けている訳でしょ。
安倍さんなんかはね、年が若いのになぜああいう事を考えるのか、ちょっとピンときません。
もう少し上の世代だったら分かる気もするんですが。
やり方を間違えたから日本は負けた。
間違えなかったら勝っていた。
そう考える、ある年齢の人達がいるのを僕は知っていますしね。

やっぱり、「3分の2」じゃなくちゃいけないんじゃないですか。
そんな大事なことを決めるのに、「2分の1」じゃだめですよね。
それをやっておいて、将来、何になるかって問題でしょ。
やめてほしいですよね。

そもそも今憲法改正に、みんな、そんなに興味あるんですかねぇ。
そうじゃないでしょ。
そんなことより、自分たちの生活をどうするんだって事の方が大変で。
だから、僕は、政治家の独りよがりだと思っています。

ーー略ーー

僕、日本が憲法9条を持っているって、海外の人はほとんど知らないと思う。
だって自衛隊があるしね。
そっちを知っているわけでしょう。
だから日本が世界にアピールするとしたら9条ですよね。
これだけの平和は、9条がなければあり得なかったわけですから。
僕はあって良かったって立場だし、たぶん宮さんもそうなんじゃないかと思います。

日本には美しい森林もある。
自分の国は自分で守るという考え方もあるでしょうが、
平和憲法を持ち、森と水がきれいな国をね、みんな侵せますか。
そこへ侵略する国があったら、世界の非難を受ける時代でしょ。
現代って、一国の暴走に世論がブレーキをかける時代なんです。

ーー略ーー

その中でね、やっとたどり着いたわけでしょ、この平和憲法に。
すごい理想主義でしょ。
人間がそこまでできたってのはすごいこと。
僕はそう思いますけどね。




戦争は怖い(中川李枝子)
子どものとき経験した戦争の怖さを書きますとも!
と引き受けて三日三晩考えに考えた。
そして10歳にもならない女の子の胸中が戦争中はずーっと心配と不安でふさがれそうだったことに気付いた。
家族は父母姉弟妹みな変わりないのに、
私は一人で、誰にも説明できないし救ってももらえない不安にさいなまれ続けていたとは。
だから戦争は本当に怖い。

ーー略ーー

(少女の心を語った話です。読んで知っておくべきだと思いました。)


60年の平和の大きさ(高畑勲)

私の憲法第9条に対する思いは、これは全世界で実現すべき素晴らしい理想の旗であり、
日本はこの憲法第9条を外交の中心に据えるべきである、という事に尽きます。

戦争が国際問題の解決に役立たないで泥沼化するばかりであり、
大国がばら撒いた武器のはびこりすぎが局地紛争を深刻化している事は誰の目にも明らかです。
対テロ戦争なるものも完全に失敗しています。
世界に核廃絶や軍縮や武器輸出の禁止を訴えるためにも、
また、戦争は平和的手段で解決しなければならないと考える全世界の人々の力を結集するためにも、
憲法第9条は大変置きな旗印になると思います。
要するに、日本の成すべき様々な国際貢献を貫く中心理念として、
憲法第9条を常に積極的にアピールしていくべきだと私は思います。
ですから私は、憲法第9条という、世界に向かって掲げたこの素晴らしい理想の旗を
絶対に卸すべきではない、と確信しています。

ーー略ーー

そして、衆院選挙で自民党の圧勝があり、なんと、安倍晋三が首相に返り咲いたのには驚きました。
この人は大日本帝国の近隣諸国への侵略を“侵略”と認めないこと一つをとっても、
中国や韓国との友好平和を上手く前進させることのできない危険な人物だと思います。

今回その安倍晋三が持ち出した憲法第96条改定は、
さすがに自民党の古参議員たちや改憲派の学者などからも反対の声が上がり、今は何となく静かですが、
全く国民をなめるにもほどがあると思わずにいられません。

ご存じの通り、憲法は政権が変わった程度でコロコロ変えてはならないものだからこそ、
第96条で両院の3分の2の賛成が無ければ発議出来ない、と決めていあるのです。
しかし改憲はこの人にとっての“悲願”です。
一言で言えば、戦前のように“国民を国家に従わせやすくする”ために、憲法を変えたくてたまらないのです。

9条だけじゃない。
それは昨年自民党が提出した改憲案を読めばわかります。
憲法は国民が権力に勝手な事をさせないための基準を決めるもの、というのが近代立憲主義ですが、
この人や自民党は、国の方が国民にこうあれ、と憲法で言いたいらしい。
けれども、衆参両院の3分の2以上がとれる事などざらにある訳じゃありません。
改憲はしたくても3分の2の壁に阻まれる。

ところが、です。
民主党の失政と小選挙区制のおかげで衆院自民党に大量議席が転がり込んできた。
経済問題でのばくちのおかげで安倍政権に対する期待値がやたら高い。
ボロが出ず期待されているうちに参院選挙を行えば圧勝できる可能性がある。
この機会に改憲が出来ればいいが、個々の条文の審議などやっているうちに、あっという間に時間が経ち、
何時安倍人気がしぼむか分からない。

そこで思い付いたのが一網打尽方式。
いま、この、3分の2の勢力を使って、改憲条件の3分の2を半分にしてしまえば、
あら不思議、後は何時でも過半数で自在に条文をいじれるではないか。
こいつは名案だ。
いつやるか、今でしょ!

この人はどうやら悪知恵のまわり方が半端じゃないようです。
日本の改憲は他国に比べてハードルが高すぎるのだ、と平気で大ウソをつく。
たとえばアメリカ合衆国はもっとずっと大変なのに。

もし、自民党得意の土建ばらまき成長戦略などに期待して、参院選で自民党を圧勝させてしまったら、
この人は勢いに乗ります。
自民党やその周辺政党が勢いのある人にくっつくのは小泉人気の時にみた通りです。
すると、この人は必ず96条改定を持ちだします。
なにしろすごい、“名案”なのですから。

いったい、こんなひとに、わたしたちはなめられていいのでしょうか。


ーーー


ほんの一部抜き出しましたが、
[編集部注]などの中にも、普段は知らないけれど、とても大切なことがギッチリ書いてあります。
明日の選挙に間に合いますように。
ひとりでも多くの人に、このスタジオジブリの「熱風」を読んでいただけますように。
  ↓
http://www.ghibli.jp/docs/0718kenpo.pdf
  ↑
今なら無料で誰でも読む事が出来ます






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私も読みました

私も読みました。で、今朝投票に行ってきました。投票権を得てから30年、棄権してしまったのはただ一度、風邪を拗らせ寝込んだ時で、この時に後悔したのでそれ以来、必ず選挙権は行使してきました。自民に入れたことはただの一度もありません。白票にしたこともありません。

No title

宮崎さんのような、人気のある有名人がこのような発言をして頂けるのはホントにありがたと思います。
権力者の人々は、憲法にしても原発にしても同じで、
絶対に自分の子供や孫が戦争に行って殺されたり、放射能だらけの原発内で作業したりすることは、決して考えていないでしょうね。
そうでないというなら、家族をイラクに送り込んだり、福島に住まわしてボランティアさせたり、させてもらいたいと思います。
宮崎さん達世代には、手遅れになる前にどんどん声をあげてもらいたいです。
戦中戦後の悲惨さを知っている人々に戦後生まれが「平和ボケ」とは言えないでしょうから。

No title

以前から漠然と思っていたことですが、
こういう記事を読ませて頂いて、本気で憲法を学ぼうと思うように
なりました。
法律を予備試験に受かるレベルまで勉強するつもりです。
そして大事な事は国からきちんと知らされることなく蚊帳の外で
辛い状況のまま国から都合よくあしらわれている国民
(自分も含めて)のために何らかの形で働きたい。
誰かに頼ったり期待したりするのをやめて自分自身に力をつけていかなければならない世の中なんですね、今の日本て。

やっぱちょっと見にくい♪

いつも思うがジブリと
読売の関係って深くまで覘いてみたい

日テレの番号キャラ
(一つ目)はおろされちゃったけど
この前もののけ姫TVでやってたし