2013年7月23日
20130723 モーニングバード 投稿者 dm_51f20c9557a40
松井:
挙句の果てに翌日金曜日にどうなったのか?と言ったら
「精査している」
結局何も言わない。

そして選挙が日曜日にあって、昨日、
突然大量のデータ、こんな資料が出てきたんですが、
この中でこれちょっと見てもらえますかね。
ここのグラフ。
毎日データを測ってグラフまで作ってるんです。担当者が。

こういうのを持っていながら、雨との関係まで出していながら、全く今まで出してこなかった。
小松:
これ(データ)が松井さん、昨日あったという事が全部、
今まで何もなかったのが出てきたというのが今日の話ですね。

松井:はい。
そもそもですね、日本中には地下水の専門家の方が沢山いらっしゃるわけですから、
水位さえ教えてもらえば日本中から知見が集まるんですよ。
ところがその「データを教えて下さい」と言っても、
「東京電力でデータを検討しているので、生データは一切出せない」
あり得ない事をやっているんですよ。
2年半たって今東京電力が、ちょっと今おかしいと思います。
赤江:このデータの出し方はものすごく不自然ですね。
松井:不自然です。
羽鳥:これはいつ頃から漏れ出ていた可能性があるんですか?
松井:
これが発見されたのは5月ですから、その頃から出ていた可能性はもちろんありますが、
その間に、ま、すぐ出ろ、発表しろと言っているんではなくて、
「データをちゃんと出して下さい、そうして日本中で助けよう」と言っているのに、
なぜ出さないのかが分からない。
羽鳥:止められるんですか?水は。
松井:
難しいです、でもやることはやるしかない。止められない、
ゼロにはできないでしょうけれど、とにかく最小限に抑えていく事をいま一生懸命みんなでやっています。
羽鳥:と考えると、いろんな事考えると、全然収束に向かってないんですか
松井:
そういう事をぜひみなさんに分かって頂きたいんですね。
福島ではいまこういう状況が毎回続いていて、
私たちも記者として一生懸命、ま…どうして戦わなくちゃいけないのか分からないんですけれど、
東京電力と闘っているような状況になってしまっていますから、
これもおかしいと思います。
羽鳥:じゃあ、体質は変わってないという事ですか
松井:
変わって欲しいですね、本当にそう願います。
今は私はおかしいと思います。
舘野:
全然だから前と変わってないんですよ。
ね、隠蔽体質もそうだし、
松井:
一時期変わったシーンがあったと思ってました、記者として。
ところがここへきてまたおかしい。
舘野:
これだけなるともう海洋汚染で、もっと言えば、これは風評被害になっちゃいけないけれども、
あそこで獲れる漁業物とか海産物とかどうなってるのか?とか、
海開きもあったし、
もちろん距離によってだいぶ違うでしょうけれども、
そういうこともみんな怯えなきゃならなくなってくる。
その大事な事を出さないわけですもんね。
松井:福島での近海での商業漁業は一応なさってはいないんですよね、福島県は。
舘野:だから距離があるからその部分は大丈夫だってされてるわけですよね、一応。
赤江:今データが出せたのはなんですか?精査が終わったんですか?
松井:という事だそうです。半年分の。まったくわからないです。
舘野:
いや選挙が終わったからですよ。
選挙が終わっ手ね、いろんな事になったからだと思いますよ。
だから、あとはやっぱり、…これなんていうのかな…、
原子力規制委員会の委員長も「もうどうしていいか分からない」みたいな事を会見でおっしゃるじゃないですか。
松井:ゼロには出来ないので最小限にする努力をみんなでやるしかないと思います。
舘野:だから大変なことが今起こっているんですよね。
宮田:
だから規制委員会のね、今電力会社が話し合っているじゃないですか、いろいろ。
でも、本当に原発で事故が起こったら結局私たちの手には負えないんだという事をやっぱり肝に銘じないと、こんなことが起こるたびに。
ね、再開するかっていう話なんですかね、いま。
小松:
これでまた一つ不信感が国民の間に広まってしまったと言わざるを得ません。
松井さん、今日はどうもありがとうございました。
東電 汚染水 海漏出認める
東京新聞 2013年7月23日 朝刊

東京電力福島第一原発敷地内の海側にある汚染監視用の井戸で高濃度の放射性物質が相次いで検出された問題で、
東電は22日、高濃度汚染水が地下水と混じり、海に流出している可能性が高いことを初めて認めた。
この問題では、原子力規制委員会から「海に汚染が拡大していると強く懸念される」と指摘されていた。
東電は同日、福島県に謝罪した。
井戸で高い放射能が検出され始めたのは5月下旬からで、
事故発生当初に大量の高濃度汚染水が漏出した2号機取水口の周辺を中心に、
相次いで井戸水の汚染が確認された。
東電は、高濃度汚染水の一部が土壌中に残り、放射性セシウムは土に吸着され、
残りのベータ線を発する放射性物質が地下水の影響で井戸に出てきた可能性が高いと説明してきた。
しかし、その後、一部の井戸で高い濃度のセシウムも検出され、当初の説明ではつじつまが合わなくなっていた。
規制委からの指摘もあり、東電は海に近い土中に薬剤を注入して固め、
壁のようにするなど漏出防止対策を進める一方、
1~4号機の取水口周辺の地下水の水位と、潮位や降雨量との関連も調査してきた。
その結果、潮の満ち引きに応じて地下水位が変動するほか、
雨が降ると地下水位が上昇し、特に3号機の取水口前では海水の放射能濃度が上昇する傾向が確認された。
こうしたことから東電は、海に近い地点では、地下水と海水は行き来しており、
敷地内の放射性物質が海に流れ込んでいる可能性が高いと判断した。
ただ、専用港口の海水の汚染度には大きな変動がないことから汚染は取水口近くに限定されるとみている。
テレビ朝日松井記者の東京電力記者会見での質疑応答(動画&文字起こし)
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
20130723 モーニングバード 投稿者 dm_51f20c9557a40
松井:
挙句の果てに翌日金曜日にどうなったのか?と言ったら
「精査している」
結局何も言わない。

そして選挙が日曜日にあって、昨日、
突然大量のデータ、こんな資料が出てきたんですが、
この中でこれちょっと見てもらえますかね。
ここのグラフ。
毎日データを測ってグラフまで作ってるんです。担当者が。

こういうのを持っていながら、雨との関係まで出していながら、全く今まで出してこなかった。
小松:
これ(データ)が松井さん、昨日あったという事が全部、
今まで何もなかったのが出てきたというのが今日の話ですね。

松井:はい。
そもそもですね、日本中には地下水の専門家の方が沢山いらっしゃるわけですから、
水位さえ教えてもらえば日本中から知見が集まるんですよ。
ところがその「データを教えて下さい」と言っても、
「東京電力でデータを検討しているので、生データは一切出せない」
あり得ない事をやっているんですよ。
2年半たって今東京電力が、ちょっと今おかしいと思います。
赤江:このデータの出し方はものすごく不自然ですね。
松井:不自然です。
羽鳥:これはいつ頃から漏れ出ていた可能性があるんですか?
松井:
これが発見されたのは5月ですから、その頃から出ていた可能性はもちろんありますが、
その間に、ま、すぐ出ろ、発表しろと言っているんではなくて、
「データをちゃんと出して下さい、そうして日本中で助けよう」と言っているのに、
なぜ出さないのかが分からない。
羽鳥:止められるんですか?水は。
松井:
難しいです、でもやることはやるしかない。止められない、
ゼロにはできないでしょうけれど、とにかく最小限に抑えていく事をいま一生懸命みんなでやっています。
羽鳥:と考えると、いろんな事考えると、全然収束に向かってないんですか
松井:
そういう事をぜひみなさんに分かって頂きたいんですね。
福島ではいまこういう状況が毎回続いていて、
私たちも記者として一生懸命、ま…どうして戦わなくちゃいけないのか分からないんですけれど、
東京電力と闘っているような状況になってしまっていますから、
これもおかしいと思います。
羽鳥:じゃあ、体質は変わってないという事ですか
松井:
変わって欲しいですね、本当にそう願います。
今は私はおかしいと思います。
舘野:
全然だから前と変わってないんですよ。
ね、隠蔽体質もそうだし、
松井:
一時期変わったシーンがあったと思ってました、記者として。
ところがここへきてまたおかしい。
舘野:
これだけなるともう海洋汚染で、もっと言えば、これは風評被害になっちゃいけないけれども、
あそこで獲れる漁業物とか海産物とかどうなってるのか?とか、
海開きもあったし、
もちろん距離によってだいぶ違うでしょうけれども、
そういうこともみんな怯えなきゃならなくなってくる。
その大事な事を出さないわけですもんね。
松井:福島での近海での商業漁業は一応なさってはいないんですよね、福島県は。
舘野:だから距離があるからその部分は大丈夫だってされてるわけですよね、一応。
赤江:今データが出せたのはなんですか?精査が終わったんですか?
松井:という事だそうです。半年分の。まったくわからないです。
舘野:
いや選挙が終わったからですよ。
選挙が終わっ手ね、いろんな事になったからだと思いますよ。
だから、あとはやっぱり、…これなんていうのかな…、
原子力規制委員会の委員長も「もうどうしていいか分からない」みたいな事を会見でおっしゃるじゃないですか。
松井:ゼロには出来ないので最小限にする努力をみんなでやるしかないと思います。
舘野:だから大変なことが今起こっているんですよね。
宮田:
だから規制委員会のね、今電力会社が話し合っているじゃないですか、いろいろ。
でも、本当に原発で事故が起こったら結局私たちの手には負えないんだという事をやっぱり肝に銘じないと、こんなことが起こるたびに。
ね、再開するかっていう話なんですかね、いま。
小松:
これでまた一つ不信感が国民の間に広まってしまったと言わざるを得ません。
松井さん、今日はどうもありがとうございました。
東電 汚染水 海漏出認める
東京新聞 2013年7月23日 朝刊

東京電力福島第一原発敷地内の海側にある汚染監視用の井戸で高濃度の放射性物質が相次いで検出された問題で、
東電は22日、高濃度汚染水が地下水と混じり、海に流出している可能性が高いことを初めて認めた。
この問題では、原子力規制委員会から「海に汚染が拡大していると強く懸念される」と指摘されていた。
東電は同日、福島県に謝罪した。
井戸で高い放射能が検出され始めたのは5月下旬からで、
事故発生当初に大量の高濃度汚染水が漏出した2号機取水口の周辺を中心に、
相次いで井戸水の汚染が確認された。
東電は、高濃度汚染水の一部が土壌中に残り、放射性セシウムは土に吸着され、
残りのベータ線を発する放射性物質が地下水の影響で井戸に出てきた可能性が高いと説明してきた。
しかし、その後、一部の井戸で高い濃度のセシウムも検出され、当初の説明ではつじつまが合わなくなっていた。
規制委からの指摘もあり、東電は海に近い土中に薬剤を注入して固め、
壁のようにするなど漏出防止対策を進める一方、
1~4号機の取水口周辺の地下水の水位と、潮位や降雨量との関連も調査してきた。
その結果、潮の満ち引きに応じて地下水位が変動するほか、
雨が降ると地下水位が上昇し、特に3号機の取水口前では海水の放射能濃度が上昇する傾向が確認された。
こうしたことから東電は、海に近い地点では、地下水と海水は行き来しており、
敷地内の放射性物質が海に流れ込んでいる可能性が高いと判断した。
ただ、専用港口の海水の汚染度には大きな変動がないことから汚染は取水口近くに限定されるとみている。
テレビ朝日松井記者の東京電力記者会見での質疑応答(動画&文字起こし)
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
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コメント
原子力マフィアは、世界的なもののようですね。
日本では唯一広河隆一さんたちが戦っているようですが。
対原子力マフィアでは、世界でもっとも厳しい状況が、今の日本のように感じます。
日本では唯一広河隆一さんたちが戦っているようですが。
対原子力マフィアでは、世界でもっとも厳しい状況が、今の日本のように感じます。