fc2ブログ
07.27
Sat
【緊急】
北茨城市で7マイクロシーベルト・・・どうするべきかも判らない!!

武田邦彦 平成25年7月26日

(上記武田先生のブログより音声部分文字起こし)

規模としては2011年3月の福島原発の爆発事故よりも小さいんですが、
内容的にはもっと恐ろしい事が起こりました。

それは、北茨城市の工業団地で7月12日、毎時7マイクロシーベルト、
年間に直しますと実に61ミリシーベルトのですね、放射線量が測定されていたことが、
それから14日後の7月25日に原子力規制庁から発表された。
測定は北茨城市が行って隠してて、
そして原子力機構によって原子力機構が解析をして2週間後に発表。


またこの説明がムチャクチャでですね、
周辺の工場で放射線を使った非破壊検査が行われていて、
どうもその放射線じゃないかということでした。

これはですね、この内容の悪質さからいえば、福島原発どころの騒ぎではありません。

福島原発はまだ爆発しましたから、外部にもわかりました。
逃げる道を間違えていったという事はあるけれども、みんなが逃げられました。

しかし、今度の場合ですね、
1年61ミリシーベルトという高い放射線が観測されたら即時発表しなければ、
そこに住んでいる人が逃げるに逃げられません。

それを14日後に発表した。
もしこんな事が起こったらですね、
我々の身の回りで放射性物質をいっぱい使っているわけですから、全部停止しなくてはいけません。

で、この場合の非破壊検査というのは線源はおそらくコバルト60なんですが、
発表されていませんけれどね、今のところ。
直ちに使用をやめなければいけません。
これは北茨城市のコバルト60を止めると同時に日本中止めないとですね、
「まさかこんなに漏れているものを黙っているという事があるのか」と。

大体ですね、コバルト60は密封線源ですからね、
検査しているのは誰か?
漏れませんから、線量は全部測定してやっているはずなんです。
こんなに強い線量が外部に漏れることは絶対にありませんし、法律では完全に犯罪ですね。
だって、人を傷つけるんですから、放射線という意味で。

どうなっているのかその線源も発表されないし、会社も発表されない。

もちろん国は把握しています。
これは厳重な申請を必要としますから。

もうこれはですね、原子力止めた方がいいですね。

原発以外でも、こういうふうに完全に犯罪になる事を放置しますとね、
どこで何が起こっているのかわかりません。

これはですね、原子炉2011年の事故のあと、放射性ヨウ素が継続的に漏れていましたし、
それから福島原発からはですね、今でも放射線が漏れているのにそのベクレルが公表されません。
2号機、3号機の異常の問題もあります。

海に放射性物質が流れたのに、選挙が終わるまで発表されなくて、
社長が10%減給してどうなるんですか?
社長はもちろん辞めてもらわなきゃいけないけれども、
自民党の圧力だったんですかね、選挙の翌日に出すと。
自民党もですね、こういう事が起こったらやっぱり政治家としてね、原発推進は止めて欲しいですね。


これまで原子力に携わってきた人、今でも推進派の人全部ですね、
原子力に携わる人がこのようにずさんな基準でやる原子力に反対だと思いますよ。
推進派の人も反対だと思います。

まず第一に今北茨城市が一番危険ですから。

まずは逃げるか、
市にすぐ説明を夜でも求めるべきですね。


これね、この7っていうのが本当かどうかもわかりませんよ。
この7がですね、ある程度何10っていう量だったら、今即刻逃げないとですね、
2011年の原発の事故より被ばくします。

なんでこんなことが行われたのかわかりませんけどね。
これは相当なもんですよ。
ま、本当にビックリしました。
そして緊急を要します。

北茨城市に住んでいる方は、場所は何処だかわからないんですけれども、
北茨城市と言っても隣の市とすぐ近いところ、
そこのところに赤ちゃんでもいて寝てたら大変ですよ。
で、そのままずっと7ミリシーベルトだったらよかったけれども、
もっとデカイ値があったり、今でも漏れていたりしたらどうするんですかね。

いやまァ、規制庁も規制庁ですね。
あんた、どっち側についているんですか?
規制庁ですからね、やっぱり国民の健康を考えてほしいですね。
これはもうひどい話で、
緊急中の緊急ですよ、これはですね。




工業団地の地図あり↓
<原子力規制庁>
国民の命を守る意識が全くない!毎時7マイクロシーベルトを測定して公表は13日後


ーー

事件 北茨城市でホットスポット? 
工業団地で高放射線量 工場の非破壊検査が原因か

産経ニュース 2013.7.25 22:03 [放射能漏れ]

原子力規制庁は25日、茨城県北茨城市の南中郷工業団地で
12日、毎時7マイクロシーベルトの高い放射線量が測定されたと発表した。
日本原子力研究開発機構からの連絡で明らかになった。
原子力機構によると、測定時の前後に周辺の工場で放射線を使った非破壊検査が行われており、
何らかの原因でその放射線を測定した可能性があるという。

年間の被曝線量に単純換算すると約60ミリシーベルトに相当。
一般人の年間限度は1ミリシーベルト。
原子力機構によると、放射線量の測定は、同市が12日に車に搭載した線量計を使って実施。
24日に原子力機構に分析を依頼し、25日に原子力機構から規制庁へ連絡が入ったという。

ーー

工場での非破壊検査の放射線が漏れた・・・

という事は、たまたま7月12日に北茨城市が線量を測ったから判明したけれど、
もしかしたら、これ以前にも何回も何回もこのような放射能漏れは起こっていたのではないか?
単に気がつかなかっただけで、日常茶飯事だったのではないか?
そう思ったら、本当に恐ろしくなりました。

工場の職員や作業されていた方は大丈夫なのでしょうか?
7マイクロよりも、沢山被曝しているんじゃないですか?

北茨城市に限らず、他の地域でも、
測定しないから分からないだけでこのような事が起きているのではないでしょうか?


武田先生がおっしゃっている通り、
放射線に関する規制が、あまりにもずさんで、いい加減すぎて、
きちんと管理もできないようなことはやらない方がいいと思います。




選挙の翌日に海へ放射性物質が流れた事を公表する東電

<海洋汚染>
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
テレビ朝日松井記者7/22東京電力記者会見(動画&文字起こし)


<福一・海洋汚染>
選挙終了待ち~東電半年分のデータを一気に公開7/23モーニングバード(内容書き出し)




茨城県東海村J-PARC日本原子力研究開発機構の放射能漏れ事件に関する記事

「茨城東海村大学院生等4名2ミリシーベルトの内部被ばく。
連絡は警報から36時間後。モニタリングポストの異常あり」
日本原子力研究開発機構公表資料&NHKニュース時系列


「安全装置は1日10回ぐらい毎日止まるんです、だから経験から再起動」
5/27モーニングバード書き出し・J-PARC55名の被ばく検査結果資料・東京新聞社説


<保存してるよ!>放射放出事件・東海村J-PARCがネットから消した資料

どんな放射性同位体が飛び出したの? 東海村J-PARC(日本原子力研究開発機構)事故

茨城県の東海村の実験施設の事故について 5/28武田邦彦氏(音声文字起こし)

放射性物質の拡散した方向と種類 J-PARC東海村放射能漏れ事故5/29公表資料より

J-PARC換気扇回しっぱなしで3日間の言い訳




原子力規制委員会のホームページにも
日本原子力研究開発機構のホームページにも
北茨城市のホームページにも、
探してみたけれど、北茨城市の放射能漏れに関しての件について書かれていません。

もっときちっと公表してほしいと思います。


関連記事

comment 2
コメント
中学二年生です。
明日、野球のれんしゅうがありますが危険ですか?
さとる | 2013.07.27 10:29 | 編集
>自民党の圧力だったんですかね、選挙の翌日に出すと。

今まであれほど自民党をかばってきた武田センセがねえ(悪いことはほとんど民主党に押し付けてきた)。
ついにお茶を濁しきれなくなったかな?
だとするとマジで緊急事態かも…。
ponta | 2013.07.27 13:57 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top