07.28
Sun
2013年7月23日 英国BBCニュース
日本、福島原発から水が漏洩されている事が懸念される
メルトダウンした原子炉内は、現在では冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で2回目の湯気が3号機から上がっているのが確認された。
3号機は破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため
作業員は中に入ることが不可能な状態である。
その機能しなくなった原発の所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのか推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく放射能汚染水が太平洋付近に流されていることを認めた。
東電担当者(尾野)
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に福島の皆様には大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は以前より原発からの汚染水が太平洋に流されている事を疑っていた。
ウォッチドッグを所有する日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を1か月前に発表したものの、東電は今週まで否定を続けていました。
また東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に以下のことも発表した。
福島第一原発作業員のうち、がんを発症するレベルの放射線の中で働いている作業員は
175人であると以前発表したが、
実際は作業員の10%にあたる1900人以上であったことを公表した。
ーーー
海外では汚染水海へ流出をどのようにみているか?
このようにニュースとして報道されているんですね。
国内からばかりではなく、外からの見た目もたまにはきちんと見つめ直す事は大切だと思います。
そして、ネットが無ければ福島県方面の人以外には見る事が出来ないニュースです。
こんな大事なニュースは全国で流すべきだと思います
福島県のニュース
地下水流出 東電が報告書
NHK福島放送局 07月27日 00時01分
福島第一原子力発電所で放射性物質を含む地下水が海に流出している問題などをめぐり、
東京電力は、リスク管理に甘さがあったことを認める報告書を、
外部の専門家でつくる社内改革の委員会に提出しました。
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したためで、問題があったとしており、
出席した専門家からは厳しい批判を受けました。
東京電力は、ことし3月、安全意識やトラブル対応を見直す社内改革のプランを策定し、
原子力の安全規制に詳しい外部の専門家などでつくる委員会に、
改革の取り組みを定期的に報告することにしています。
26日は、委員会にこれまでの対応をまとめた報告書が初めて提出されました。
このなかで、海への流出を認めるまで1か月以上かかったことについて
「風評被害を懸念したため、リスクを積極的に伝える姿勢より、
最終的な根拠となるデータが出るまで判断を保留することが優先された」と
情報公開の姿勢に問題があったとしています。
また、原因の1つと指摘されている地下のトンネル内の汚染水については、
事故直後から把握していたにも関わらず、
「具体的な対策検討が不十分だった」として、リスクを放置していたことを認めています。
そのうえで、経営層全体のリスク管理の甘さや、会社の考え方と社会との間にずれがあったとして、
「不安や懸念を生む場合でもリスクの公表を優先する」よう、対応を改善する方針を示しました。
記者会見で東京電力の廣瀬社長は、
「リスクを社会に伝える取り組みを進めているが、全く不十分で大変申し訳ない。
事故の教訓をいかした対応ができておらず、安全文化も変わったとは言えない状況で、痛恨の極みだ」
と述べ、陳謝しました。
アメリカの原発の規制当局のトップを務めたことがある委員会のデイル・クライン委員長は、
「非常に落胆した。廃炉に向け多くの作業員が必死に対応にあたっているが、
会社全体の広報のまずさがその努力をないがしろにしている」と東京電力の姿勢を厳しく批判しました。
そのうえで、安全文化が根づくよう、実効性をともなう改革を求めました。
ーーー
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したため
記者会見ではデータを分析していたためと言っていましたが…
公表が遅れたことに対してよう今日電力の尾野さんは下記のように説明しています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3137.html東電会見より
尾野:
これまでの状況というのを整理したうえで、
しっかりとご説明していく必要があるというふうに思いまして、
取りまとまったところでお話をさせていただきました。
尾野:
「データはございますが精査したうえでご説明させていただきたい」と申し上げておりましたが、
いずれにしましても
こうしたデータは全体の状況なども含めてよく確認したうえで、えー、ご説明する必要がある
というふうに思いまして、このような対応をとらせていただきました。
ーー追記ーー
BBCニュースの画像を見て、誤解されている方がとても多いと思いますので・・・
イギリスで報じられている湯気のモクモクは事故直後の福島第一原子力発電所の映像です。
今回、東電が公表した「3号機の湯気らしきものの映像」はこちら↓です。
「原子炉格納容器の蓋の上にたまった雨水が温められて蒸発した」湯気の映像
7月18日8:35から8:37の様子(2:00)
日本、福島原発から水が漏洩されている事が懸念される
メルトダウンした原子炉内は、現在では冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で2回目の湯気が3号機から上がっているのが確認された。
3号機は破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため
作業員は中に入ることが不可能な状態である。
その機能しなくなった原発の所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのか推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく放射能汚染水が太平洋付近に流されていることを認めた。
東電担当者(尾野)
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に福島の皆様には大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は以前より原発からの汚染水が太平洋に流されている事を疑っていた。
ウォッチドッグを所有する日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を1か月前に発表したものの、東電は今週まで否定を続けていました。
また東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に以下のことも発表した。
福島第一原発作業員のうち、がんを発症するレベルの放射線の中で働いている作業員は
175人であると以前発表したが、
実際は作業員の10%にあたる1900人以上であったことを公表した。
「長期健康管理対象者」100ミリシーベルト超の被ばく者/東電がWHOに報告したデータの11倍
WHOが二月に公表した報告書では、
このうち甲状腺被ばく線量が100ミリシーベルトを超えた作業員は178人だった。
発表などによると、調査対象は東電社員3290人と協力企業社員16302人の計19592人。
ーーー
海外では汚染水海へ流出をどのようにみているか?
このようにニュースとして報道されているんですね。
国内からばかりではなく、外からの見た目もたまにはきちんと見つめ直す事は大切だと思います。
そして、ネットが無ければ福島県方面の人以外には見る事が出来ないニュースです。
こんな大事なニュースは全国で流すべきだと思います
福島県のニュース
地下水流出 東電が報告書
NHK福島放送局 07月27日 00時01分
福島第一原子力発電所で放射性物質を含む地下水が海に流出している問題などをめぐり、
東京電力は、リスク管理に甘さがあったことを認める報告書を、
外部の専門家でつくる社内改革の委員会に提出しました。
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したためで、問題があったとしており、
出席した専門家からは厳しい批判を受けました。
東京電力は、ことし3月、安全意識やトラブル対応を見直す社内改革のプランを策定し、
原子力の安全規制に詳しい外部の専門家などでつくる委員会に、
改革の取り組みを定期的に報告することにしています。
26日は、委員会にこれまでの対応をまとめた報告書が初めて提出されました。
このなかで、海への流出を認めるまで1か月以上かかったことについて
「風評被害を懸念したため、リスクを積極的に伝える姿勢より、
最終的な根拠となるデータが出るまで判断を保留することが優先された」と
情報公開の姿勢に問題があったとしています。
また、原因の1つと指摘されている地下のトンネル内の汚染水については、
事故直後から把握していたにも関わらず、
「具体的な対策検討が不十分だった」として、リスクを放置していたことを認めています。
そのうえで、経営層全体のリスク管理の甘さや、会社の考え方と社会との間にずれがあったとして、
「不安や懸念を生む場合でもリスクの公表を優先する」よう、対応を改善する方針を示しました。
記者会見で東京電力の廣瀬社長は、
「リスクを社会に伝える取り組みを進めているが、全く不十分で大変申し訳ない。
事故の教訓をいかした対応ができておらず、安全文化も変わったとは言えない状況で、痛恨の極みだ」
と述べ、陳謝しました。
アメリカの原発の規制当局のトップを務めたことがある委員会のデイル・クライン委員長は、
「非常に落胆した。廃炉に向け多くの作業員が必死に対応にあたっているが、
会社全体の広報のまずさがその努力をないがしろにしている」と東京電力の姿勢を厳しく批判しました。
そのうえで、安全文化が根づくよう、実効性をともなう改革を求めました。
ーーー
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したため
記者会見ではデータを分析していたためと言っていましたが…
公表が遅れたことに対してよう今日電力の尾野さんは下記のように説明しています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3137.html東電会見より
尾野:
これまでの状況というのを整理したうえで、
しっかりとご説明していく必要があるというふうに思いまして、
取りまとまったところでお話をさせていただきました。
尾野:
「データはございますが精査したうえでご説明させていただきたい」と申し上げておりましたが、
いずれにしましても
こうしたデータは全体の状況なども含めてよく確認したうえで、えー、ご説明する必要がある
というふうに思いまして、このような対応をとらせていただきました。
選挙の翌日に海へ放射性物質が流れた事を公表する東電
<海洋汚染>
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
テレビ朝日松井記者7/22東京電力記者会見(動画&文字起こし)
<福一・海洋汚染>
選挙終了待ち~東電半年分のデータを一気に公開7/23モーニングバード(内容書き出し)
ーー追記ーー
BBCニュースの画像を見て、誤解されている方がとても多いと思いますので・・・
イギリスで報じられている湯気のモクモクは事故直後の福島第一原子力発電所の映像です。
今回、東電が公表した「3号機の湯気らしきものの映像」はこちら↓です。
「原子炉格納容器の蓋の上にたまった雨水が温められて蒸発した」湯気の映像
7月18日8:35から8:37の様子(2:00)
3号機の湯気に関する記事
福島第一原子力発電所3号機から湯気~雨水が蒸発?~湯気の映像&東電会見文字起こし
湯気らしきものの線量は562mSv/h 23日も“湯気”
※7月29日の東京電力の会見では、25日にも湯気が発生していたと東電の今泉さんが言っていました。
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- 西ドイツ放送「死の地域に生きる」10/18
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コメント
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| 2013.07.30 01:43 | 編集
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| 2013.07.30 22:22 | 編集