広瀬隆講演会 in 釧路
「知らされていない原発の真実」2012年6月2日より
「地下水が海側から郡山方面、いわき方面へ流れていく」という話です。
抜き出して文字起こししました。
Youtubeはこちら↓
http://youtu.be/BbCQm9CLHZg?t=2h35m2s

で、地下水というのは我々普通に考えてたら、山から海へ流れるとこういうふうに考えるんですが、
地下水をずーっと調べてきた人達の意見はそうじゃない。
驚いたことなんですけれど、郡山。
なんであんなに上がるんだろうと思うんですが、地球の自転が影響するんだそうです。
この地下水はですね。
だから郡山の方向へ、内陸側へ流れていくんです。
いわきにも流れてくるんです。
こういう所は大都市ですからね。
いずれ、こういう地下水は首都圏にも行くと言われています。
Youtubeはこちら↓
http://youtu.be/BbCQm9CLHZg?t=2h31m10s
私たちは長い目で子の事故と放射能を考えていかなければならないという事を、
皆さんに強く警告しておきます。
人間はどんどん忘れます、私たちは。
日が経つにつれて、そして、何か慣れていくんですね。
もういいんじゃないか、もう1年経ったじゃないか、
…と、思いたいんです。
だけどそうじゃない。今度出たセシウムの量はとてつもない量です。
とてつもない量です。
これは何処に降り積もったかというと、
主にですね、福島の原発から出て内陸側に向かった放射能はみんな山にぶつかりました。
阿武隈山系。
そこに降り積もって、それから秋がきまして落ち葉の中に大量に入って、
その後、今年の冬の豪雪で雪が一回蓋をしたような形になる。
そして、3月から雪解けに入って、それがどこに来てるか、大体わかるでしょ?
今、水に入り始めたんです。
川に、河川に、それから地下水に入りやすくなったんです。
今そういう流れの中にきています。
だから問題はですね、実は今、水源の大汚染に入っています。
そして、いままで一度も言っていないんですが、
プールされていた放射能の中で、トリチウムというのがあります。
これは水素なんです、放射性の水素なんです。
だから水ですよね。
水素と酸素で水が出来るわけですから、水の中に放射性のトリチウムというものがどんどん入っている。
誰も言っていません。
これはベータ線を出すんでカウンターで誰も測れませんから。
そしてそれを防ぐ事が出来ない。

ですから、たとえば日本海側の山形県。
ここら辺は汚染が低いんですけれど、でもこの山中はかなり出てしまいました、悲しい事にですね。
そしてあの大河の最上川でさえ、源流をたどってくるとこっちになるんですね。
宮城県に出てくる有名な阿武隈川。
だけどもこの源流は福島にあるんです。

だから去年の11月に出たこの記事は恐ろしいんです。
阿武隈川から海へ500億ベクレル。
「東電が4月に海へ放出した、あの低濃度と称した汚染水のセシウムの総量に匹敵する」
これが福島市のところから、県庁所在地がある福島市からずーーーっと、
宮城県のあの海域に流れ出てきている。

それからこの辺は特にすごいですね。
この阿武隈山系はですね。
だから今年2月に福島市を回ったんですが、
ずーっとしんしんと降る雪を見てね、あの雪を見て本当に涙が止まらなくなりました。
この綺麗な山に雪が降ってくるんですけれどもね、その雪が怖いわけです。
私はカウンターを持つのが嫌だったんだけども娘に持たされていったんですけれども、
やっぱりグーンと上がるんです。
駅前からタクシーに乗っていくと。
針を見るのも嫌でした。
そういう中であの美しい山がですよ、全部放射能で汚染されているかと思ったら悔しくてね、
涙が止まらなくなりました。
みなさん、どうかですよ、北海道で同じ事を起こさないでくださいね、どんなことがあっても。
いいですか、起こっているんですから。
いま。
これがどんどんどんどん川に入って地下水に入って、今この河口域にどんどんどんどん入ってきている。
ーーー
ー水道水全ての地点でストロンチウムが検出。地下水からもストロンチウムが検出。
プルトニウムも水道原水1地点から検出ー
水道原水等モニタリング調査(プルトニウム・放射性ストロンチウム)結果
平成25年3月28日 原子力災害現地対策本部(放射線班) 福島県災害対策本部(原子力班)
(1)水道原水
アプルトニウムについて
1地点で沈殿物由来と推測されるプルトニウム239+240が検出されたが、
再度採取・分析を行ったところ不検出であった。
なお、検出された沈殿物由来のプルトニウム239+240の値は0.000010Bq/Lであり、
事故前の全国データの範囲内であった。
イ放射性ストロンチウムについて
全ての地点でストロンチウム90が検出されたが、
事故前の全国データの範囲内であった。また、ストロンチウム89は検出されなかった。
(2)上水(水道水)
プルトニウムについては、2地点とも検出されなかった。
放射性ストロンチウムについては、2地点ともストロンチウム90が検出されたが、
事故前の全国データの範囲内であった。ストロンチウム89は検出されなかった。
(3)地下水
プルトニウムについては、7地点全てで検出されなかった。
放射性ストロンチウムについては、7地点中4地点でストロンチウム90が検出されたが、
事故前の全国データの範囲内であった。ストロンチウム89は検出されなかった。
<福島第一原発汚染水>2年以上ずーと毎日地下水400トン海へ
井戸と海水の放射性物質―"事故後最高"記録更新中!!ー東京電力福島第一原子力発電所
「知らされていない原発の真実」2012年6月2日より
「地下水が海側から郡山方面、いわき方面へ流れていく」という話です。
抜き出して文字起こししました。
Youtubeはこちら↓
http://youtu.be/BbCQm9CLHZg?t=2h35m2s

で、地下水というのは我々普通に考えてたら、山から海へ流れるとこういうふうに考えるんですが、
地下水をずーっと調べてきた人達の意見はそうじゃない。
驚いたことなんですけれど、郡山。
なんであんなに上がるんだろうと思うんですが、地球の自転が影響するんだそうです。
この地下水はですね。
だから郡山の方向へ、内陸側へ流れていくんです。
いわきにも流れてくるんです。
こういう所は大都市ですからね。
いずれ、こういう地下水は首都圏にも行くと言われています。
Youtubeはこちら↓
http://youtu.be/BbCQm9CLHZg?t=2h31m10s
私たちは長い目で子の事故と放射能を考えていかなければならないという事を、
皆さんに強く警告しておきます。
人間はどんどん忘れます、私たちは。
日が経つにつれて、そして、何か慣れていくんですね。
もういいんじゃないか、もう1年経ったじゃないか、
…と、思いたいんです。
だけどそうじゃない。今度出たセシウムの量はとてつもない量です。
とてつもない量です。
これは何処に降り積もったかというと、
主にですね、福島の原発から出て内陸側に向かった放射能はみんな山にぶつかりました。
阿武隈山系。
そこに降り積もって、それから秋がきまして落ち葉の中に大量に入って、
その後、今年の冬の豪雪で雪が一回蓋をしたような形になる。
そして、3月から雪解けに入って、それがどこに来てるか、大体わかるでしょ?
今、水に入り始めたんです。
川に、河川に、それから地下水に入りやすくなったんです。
今そういう流れの中にきています。
だから問題はですね、実は今、水源の大汚染に入っています。
そして、いままで一度も言っていないんですが、
プールされていた放射能の中で、トリチウムというのがあります。
これは水素なんです、放射性の水素なんです。
だから水ですよね。
水素と酸素で水が出来るわけですから、水の中に放射性のトリチウムというものがどんどん入っている。
誰も言っていません。
これはベータ線を出すんでカウンターで誰も測れませんから。
そしてそれを防ぐ事が出来ない。

ですから、たとえば日本海側の山形県。
ここら辺は汚染が低いんですけれど、でもこの山中はかなり出てしまいました、悲しい事にですね。
そしてあの大河の最上川でさえ、源流をたどってくるとこっちになるんですね。
宮城県に出てくる有名な阿武隈川。
だけどもこの源流は福島にあるんです。

だから去年の11月に出たこの記事は恐ろしいんです。
阿武隈川から海へ500億ベクレル。
「東電が4月に海へ放出した、あの低濃度と称した汚染水のセシウムの総量に匹敵する」
これが福島市のところから、県庁所在地がある福島市からずーーーっと、
宮城県のあの海域に流れ出てきている。

それからこの辺は特にすごいですね。
この阿武隈山系はですね。
だから今年2月に福島市を回ったんですが、
ずーっとしんしんと降る雪を見てね、あの雪を見て本当に涙が止まらなくなりました。
この綺麗な山に雪が降ってくるんですけれどもね、その雪が怖いわけです。
私はカウンターを持つのが嫌だったんだけども娘に持たされていったんですけれども、
やっぱりグーンと上がるんです。
駅前からタクシーに乗っていくと。
針を見るのも嫌でした。
そういう中であの美しい山がですよ、全部放射能で汚染されているかと思ったら悔しくてね、
涙が止まらなくなりました。
みなさん、どうかですよ、北海道で同じ事を起こさないでくださいね、どんなことがあっても。
いいですか、起こっているんですから。
いま。
これがどんどんどんどん川に入って地下水に入って、今この河口域にどんどんどんどん入ってきている。
ーーー
ー水道水全ての地点でストロンチウムが検出。地下水からもストロンチウムが検出。
プルトニウムも水道原水1地点から検出ー
水道原水等モニタリング調査(プルトニウム・放射性ストロンチウム)結果
平成25年3月28日 原子力災害現地対策本部(放射線班) 福島県災害対策本部(原子力班)
(1)水道原水
アプルトニウムについて
1地点で沈殿物由来と推測されるプルトニウム239+240が検出されたが、
再度採取・分析を行ったところ不検出であった。
なお、検出された沈殿物由来のプルトニウム239+240の値は0.000010Bq/Lであり、
事故前の全国データの範囲内であった。
イ放射性ストロンチウムについて
全ての地点でストロンチウム90が検出されたが、
事故前の全国データの範囲内であった。また、ストロンチウム89は検出されなかった。
(2)上水(水道水)
プルトニウムについては、2地点とも検出されなかった。
放射性ストロンチウムについては、2地点ともストロンチウム90が検出されたが、
事故前の全国データの範囲内であった。ストロンチウム89は検出されなかった。
(3)地下水
プルトニウムについては、7地点全てで検出されなかった。
放射性ストロンチウムについては、7地点中4地点でストロンチウム90が検出されたが、
事故前の全国データの範囲内であった。ストロンチウム89は検出されなかった。
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井戸と海水の放射性物質―"事故後最高"記録更新中!!ー東京電力福島第一原子力発電所
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