「大人もきちっと検査をしていかなければいけない」白石草さん8/29(文字起こし)

51:20~Youtube↓文字起こし部分から
http://youtu.be/Po9RHyud_zU?t=51m20s

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大人の検査

白石:
要望はやはり強いんですけれど、大人を対象にすることは、
いま、事故当時18歳未満という対象しか現在は全く検討していませんし、
過去の交渉でもそれを対象にしようというのは全くそういう話になっていないですね。
実際は、チェルノブイリではね、幅広くやっていますけれども、
そういう意味では全くそういう事は行われなくて、
ただ今おっしゃったように、いわゆる市民レベルで行っている検査で、
子どもと思っててついでにお母さんもやるといろんな問題があって。
「お母さんの方がひどい」というケースは結構聞いていますし、

それからたとえば私が聞いたのは、二本松の消防士さんなんかは、
312とか313あたりの双葉郡で被ばくしてきた人たちのスクリーニングの後で
いろんな対処を全部していて、相当汚染を浴びているんじゃないかなという事で、
お母さんが一人、消防士の方が結構状態が悪かったという事なんですけれども、
他の消防士の方でもっともっと大変な仕事をしていた方がいるので、
そういう人を見てもらえないかなという訴えは聞いていますが、全然進まないので、

「子ども子ども」と言っているけれども、大人も非常に心配なので、
ね、親がいなくなっちゃったら子どもが大変なわけで、
本当にそこのところがね、大人もきちっと検査をしていかなければいけない
なと思う。


5314
ー:平田村の平田中央病院が、無料でやっていて、
今発表しているのは浪江町なんかですけど、やっぱり子どもに比べて驚くべき、非常に高い、

ー:お母さんの方が悪かったんですか

ー:このカーブの上にさらに放射線の影響が載っているとすればね大変なことになりますよね。

ー:チェルノブイリの時、ヨーロッパのデータで65歳ぐらいでもやっぱり事故の後ずーっと増えてますよね。

白石:
いろいろ誘発されるって考えると、子どもとはまた別にね、
そもそも因子を女性なんかは持っていますよ。
で、そこが早く出てくるということは十分にあるかとは思いますね。

ー:
同じく、簡単なスクリーニング検査の方も含めてですけれども、
12名しっかりと顔を合わせて話を聞いている人たちのうち
甲状腺がんの、今年の春以降です、
検査して甲状腺がんの手術をすでに受けた方が1名。
甲状腺癌というふうに複数の細胞診で判定をされて、なおかつ今、手術を控えて経過観察中の方が1名。
で、甲状腺癌と細胞診で診断された方が1名。
(良性か悪性か)どちらかは分からないんですけれども腫瘍が見つかった方が1名。
橋本病の疑いありと言われた方が1名。
だから12名のうち4名がもうはっきりと異常なんですね。

で、それ以外にのう胞はもう普通にあるんです。
のう胞が無かった方は1名だけなんです。

それで私は全部よく知っている人たちなので、もうすごく心配してて、
なんか夏中気持ちがパニック状態になりそうなくらいに。

大人です。
全員40代です。
女性なんです。


子どもも連れていっているんですけれども、
子どもはもう普通に異常があるので、それは、気にしない、じゃなくて、
充分心配しているんですけど、かなりそれ以上に、大人がまた心配なんですよ。
ちょっとこれは、みんな調べられる限りは調べた方がいいんじゃないかと思っています。
福島に限らず東日本全体ちょっと心配しています。大人のかたもね。


ー:
だからその話がね、記者会見なんかを見ていると鈴木眞一が言っているのは
さっき田島さんが言ってたですね、癌が大きくなるのに数年ないし数10年かかるという、こういうスキームで。
だから、いま発見されているのは事故後2年半ぐらいしか経っていないので、
さっき平均が15.4mmでしたっけ、
「あの大きさになるには数年かかるはずだからいま発見されているのは事故の前に原因があるんだ」という、
こういうふうな言い方をしている。
とりあえず今のお話で、田島さんの議論で、それは言いかえす事が出来ますよね。
でもいま話題になっている18歳以上の大人の癌になってくると、
この癌進行速度の問題があってですね、かなり癌性になる可能性はあると、僕は思う。



ー:
わたしも浜通りで、20代後半で手術をした人を知っています。
20代後半という事は、女性ですしね、後発因子を持っていたかもしれないけれども、
被ばくすることによって、引き金が引かれたという事があると思っています。
そうすると、全く検査から外れている、そちらの方がおっしゃっているような
いっぱいいろんなケースが数としては増えてきているので、
もう、18歳以下なんていう段階では無いんですよね。
福島県で、中通りのふくしまあたりだと、あるいは相馬地区だと、仙台にも方向性がありますけど、
郡山だとか、あるいは福島だってそうだと思いますね。
郡山とかいわきとか白川っていうと、医療を、手厚い医療だとかそういうのを、高度医療をしようとおもうと、
必ず東京とか関東圏に来てしまうんですね。
そうすると、県外で治療をしたというと統計のカウントに入らない
そういう事がものすごく大きいです。

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それと、あの事故からこっちというのは被ばくを隠したいという心理も働きますから、
地元では医療を受けないで、こっそりと関東圏に来て手術をしてなかった事にする。
被害者本人がね。
そういう心理も働くと思うんですね。


白石:
ちょっとね、私の知り合いでちょっと前に甲状腺がんの手術をされたそうなんですけど、
その時に、伊藤病院って有名ですよね。
あそこで手術を受けるのが今半年とか1年待ちになっているらしいんですよ。
そもそもにおいて、統計が出るのはもっと先になると思うんですけど、
普通の病院、関西だったらクマ病院とか東京だと伊藤病院が有名なんですけど、
「そこまで混むのかな」というのをふくめてですね、
ものすごく患者さんが増えているし、
あと甲状腺のもともとの橋本病とかバセドウ病の人が悪化しているんですよね。
急激に悪くなってきたっていう友達が多いものですから、
そういう意味で私はとてもとても心配で、
で、先ほどの最後に田島さんがおっしゃったように「万病の」って恐ろしい事があったんですけれども、
この間の皆さんご覧になりましたか?
長崎の高齢の方が今になってから血液の癌ですね、なって。
その方の経歴が話に出てきたら、
甲状腺がんとかいろんな病気がいっぱい出て、最後にあれが来たっていう話だったですね。
だから、私はそれを見た時にね、本当にね、悲しいというかぞっとしたんですけど、「そうか」と

いまチェルノブイリでいろんな病気が出ていると言っているけれども、
やっぱりさっきの話のようにね、いろんな病気の上で、最後にそういう白血病とか、血液の癌とか、
いろんな最後に長い間にそこに到達しちゃう人っていうのが、やっぱり一定程度は。
もしかするとそういうものなのか、って、長い目で見るとね。

だから今長崎とかで語られている経過。
一人一人がどういう病気が何歳の時に出てきたんだろう?と、
すーっと健康じゃなかったんですよね。
だから、そういうのは非常に怖いけれども、私たちが充分に考えなければいけない要因で、
甲状腺って体の機能のね、成長とホルモンを司るもので、そこのところを、
被ばくはしているわけですから、
それをやっぱり考えなければいけないなぁと、癌だけじゃなくってそういうのもありますね。

ーおわりー



白石草さんの今回のお話の書き出し
動画はこちらにあります↓
福島県の甲状腺検査はちゃんと行われているのだろうか?白石草さん8/29(文字起こし)

甲状腺がんは「多発」じゃないのか?白石草さん8/29(文字起こし)

「大人もきちっと検査をしていかなければいけない」白石草さん8/29(文字起こし)






<甲状腺がん>衝撃の体験談「甲状腺右葉を切除しました」 日野川静枝教授 8/10(文字起こし)
<甲状腺がん>日野川静枝教授質疑応答8/10(文字起こし)





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放射能全国拡散

こんにちは。
政府は、福島の人を助けるどころか、放射能の全国拡散で被害を広げ、
放射能の影響を覆い隠すのに必死です。

これを見ると愕然とします。
☆東京放射能 下水処理関連の仕事の現場を知る日向さんの話
https://www.youtube.com/watch?v=cQTY5l3V3bE