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09.05
Thu
大飯原発水蒸気漏れ 作業員に退避指示
NHK 9月5日 18時35分

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定期検査のため3日、原子炉が停止した福井県にある大飯原子力発電所の3号機で、
放射性物質を含まない水蒸気がタービン建屋内に漏れました。
このトラブルでけが人はおらず、放射性物質は外部に漏れていないということです。

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5日午後1時20分すぎ、大飯原発3号機のタービン建屋内の3階で、
放射性物質を含まない水蒸気がタービン付近の6か所で漏れ、
水蒸気は、一時高さ3メートルほどまで上がりました


このトラブルでタービン建屋にいた作業員20人に対し、現場を離れるよう指示が出ました。
また、けが人や被ばくをした人はおらず、放射性物質は外部に漏れていないということです。
3日原子炉が停止した大飯原発3号機では、定期検査の作業中で、
関西電力によりますと、水蒸気が漏れる直前に、
作業員が水蒸気が通る配管の弁を誤って開いていたことが分かったということです。

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大飯原発3号機では、今月2日にも、原子炉の出力を下げる作業中に、
出力が不均一になったことを示す警報が6回鳴るトラブルが起きています。









大飯原発の審査再開へ 「活断層なし」で規制委、来週以降にも

産経ニュース 2013.9.5 13:21
 
原子力規制委員会は5日の定例会で、
専門家調査団が「活断層はない」と判断した関西電力大飯原発(福井県)について、
保留していた安全審査を再開することを決めた。来週以降にも審査が再開される可能性がある。

規制委の田中俊一委員長は
「(敷地内破砕帯の)活動性がないという方向性がある程度固まった。
基本的には審査を速やかに進めるのが規制委の位置付けなので、正式な審査に入っていったらどうか」と述べた。

関電は7月に大飯原発3、4号機の安全審査を申請したが、
規制委は敷地内破砕帯が活断層かどうか「一定の見解がまとまるまで」と条件を付けて審査をストップさせた。

規制委の専門家調査団は昨年10月から調査を実施し、今月2日に活断層はないとの見解で一致。
近く報告書案を作成し、他の専門家による検証会合(ピアレビュー)を経た上で、
規制委で正式に了承される。
規制委は最終的な報告書を待たずに審査を再開させる。

大飯原発の3号機は2日に定期検査のため運転を停止し、4号機も15日に停止する。

原子力規制庁の森本英香次長は「来週にも審査が再開される可能性は否定できない」との見解を示した。


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