09.12
Thu
福島第1タンク北側井戸からトリチウム6.4万ベクレル=東電
ロイター 2013年 09月 11日 21:06 JST
9月11日、
東電は福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から採取した水を分析したところ、
1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。
同原発の計測地点で6月撮影(2013年 ロイター/Toshifumi Kitamura/Pool)
[東京 11日 ロイター]
東京電力は11日、福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から
10日に採取した水を分析したところ、
1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。
8日には同4200ベクレルのトリチウムを検出しており、2日間で15倍に増えた。
東電は、同タンク南側に掘った井戸から4日に採取した水から、
ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同650ベクレル検出されたと5日に発表。
同社はこれについて、
タンクから漏れた汚染水が土壌に浸透し、地下水に到達した可能性があると説明していた。
今回、別の井戸からトリチウムの検出量が急増していることについて、東電の広報担当者は、
汚染水が地下水に到達した可能性が「より高まった」と話した。
2013年9月11日 福島県・Jヴィレッジ
「汚染水・タンク対策本部」会見ならびに原子力定例会見
取締役代表執行役副社長 相澤 善吾(汚染水・タンク対策副本部長)
代表執行役副社長 石崎 芳行(福島復興本社代表)
執行役員福島第一原子力発電所長 小野 明
原子力・立地本部長代理 尾野 昌之
15:53~東京電力尾野さんの資料説明(文字起こし)
H4エリアのタンクにおける水漏れサンプリング結果という事で、
Eシリーズのボーリングの場所の結果が出ております。
1/2となっているところ、こちらE1とE2のデータが出てます。
E2の動きはございませんが、E1の方。
トリチウムの結果が新しいデータです。
2万9000ベクレル/リッターと出ております。

(↑ クリックすると参考資料ページが開きます)
それから2/2の方ですけれども、
こちらの方E1、E2の10日のサンプリングが出ております。
こちらの方もE1で、えー、トリチウムが6万4000ベクレル/リットルというような、
値が出ているという事で、
トリチウムの値に関して、高めの値で、前日よりは本日の方がやや、倍程の値が出ているということで、
こちらは引き続き注視していく必要があるというふうに思っております。

(↑ クリックすると参考資料ページが開きます)
で、次のページにE1付近のコアボーリングの線量分布を示してございます。
コアボーリングというのは、
ボーリングで取ったコアの線量を直接見ているという事測定しているものでございますけれども、
E1につきましては、標高で言いますと、これは縦軸の数字がちょっと違うようですが、
(訂正前のグラフ)

一番上を地表と思って下さい。
そこから、地表から大体2m半位のところからカウントが出ておりまして、
地表から4m下ぐらいのところまで測定結果が出ています
これはベータ、ガンマの測定結果であります。
で、ガンマは出ておりませんので、これはほぼベータ線の状況と思っております。
それからE1のほかに、E2についても同じことをしてみましたが、
E2については、バックグラウンドと変がありませんでしたので、
えー、データは出ておりません。
訂正版
H4エリアタンク周辺観測孔NoE-1,E-2 ボーリングコア線量率調査結果

(↑ クリックすると参考資料ページが開きます)
こうしたところから、先程のトリチウムの結果が高いところも含めて、
えーー、地下になんらか・・・あの・・
このE1という場所は、漏えい水が堰の外側にこぼれていた付近であるという事もございますので、
影響を与えているという可能性があるという事をみて
今後よく調整してまいりたいというふうに思っております。
ーー追記ーー2日後にまた倍増
トリチウム13万ベクレル=漏えいタンク北、また上昇-福島第1
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が漏れた問題で、
東電は13日、漏れたタンク北側の観測用井戸で12日に採取した地下水から、
放射性物質のトリチウムが1リットル当たり13万ベクレル検出されたと発表した。
この井戸はタンクの北約20メートルにある。
8日に採取した水は同4200ベクレルだったが、その後濃度が急上昇。
10日採取分は同6万4000ベクレルで、海に放出できる基準の同6万ベクレルを超えた。
11日採取分も同9万7000ベクレルに上昇していた。
東電は急上昇の原因について「分からない」と話している。(2013/09/13-20:38)
報道関係各位一斉メール 2013年
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて
(続報39)
平成25年9月13日
東京電力株式会社
8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れ」
に関する続報についてお知らせいたします。
H4エリア周辺に設置した観測孔(E-1:
漏えいが発生したH4エリアIグループNo.5タンクの北側(堰外)・E-2:
漏えいが発生したH4エリアIグループNo.5タンクの南側(堰外))について、
昨日(9月12日)採取した水のトリチウムの分析を実施しました。
E-1のトリチウムの分析結果について、前日に引き続き上昇傾向にあり、
9月11日採取時の値(97,000Bq/L)と比較し、高い数値であることを確認しました。
今後、H4エリアタンクからの漏えいや
平成24年3月26日と4月5日の淡水化装置(逆浸透膜式)で処理後の濃縮塩水移送配管からの
漏えいの影響によるものなのか引き続き調査してまいります。
E-2のトリチウムの分析結果については、9月11日に採取した分析結果と比較して大きな変動はありません。
<観測孔:E-1>
・9月12日採取分:トリチウム 130,000 Bq/L
全ベータ 1,600 Bq/L(お知らせ済み)
・9月11日採取分:トリチウム 97,000 Bq/L(お知らせ済み)
全ベータ 1,500 Bq/L(お知らせ済み)
・9月10日採取分:トリチウム 64,000 Bq/L(お知らせ済み)
全ベータ 2,000 Bq/L(お知らせ済み)
<観測孔:E-2>
・9月12日採取分:トリチウム 290 Bq/L
全ベータ 29 Bq/L(お知らせ済み)
・9月11日採取分:トリチウム 300 Bq/L(お知らせ済み)
全ベータ 検出限界値未満(検出限界値:20 Bq/L)
(お知らせ済み)
ロイター 2013年 09月 11日 21:06 JST
9月11日、
東電は福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から採取した水を分析したところ、
1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。
同原発の計測地点で6月撮影(2013年 ロイター/Toshifumi Kitamura/Pool)
[東京 11日 ロイター]
東京電力は11日、福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から
10日に採取した水を分析したところ、
1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。
8日には同4200ベクレルのトリチウムを検出しており、2日間で15倍に増えた。
東電は、同タンク南側に掘った井戸から4日に採取した水から、
ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同650ベクレル検出されたと5日に発表。
同社はこれについて、
タンクから漏れた汚染水が土壌に浸透し、地下水に到達した可能性があると説明していた。
今回、別の井戸からトリチウムの検出量が急増していることについて、東電の広報担当者は、
汚染水が地下水に到達した可能性が「より高まった」と話した。
2013年9月11日 福島県・Jヴィレッジ
「汚染水・タンク対策本部」会見ならびに原子力定例会見
取締役代表執行役副社長 相澤 善吾(汚染水・タンク対策副本部長)
代表執行役副社長 石崎 芳行(福島復興本社代表)
執行役員福島第一原子力発電所長 小野 明
原子力・立地本部長代理 尾野 昌之
15:53~東京電力尾野さんの資料説明(文字起こし)
H4エリアのタンクにおける水漏れサンプリング結果という事で、
Eシリーズのボーリングの場所の結果が出ております。
1/2となっているところ、こちらE1とE2のデータが出てます。
E2の動きはございませんが、E1の方。
トリチウムの結果が新しいデータです。
2万9000ベクレル/リッターと出ております。

(↑ クリックすると参考資料ページが開きます)
それから2/2の方ですけれども、
こちらの方E1、E2の10日のサンプリングが出ております。
こちらの方もE1で、えー、トリチウムが6万4000ベクレル/リットルというような、
値が出ているという事で、
トリチウムの値に関して、高めの値で、前日よりは本日の方がやや、倍程の値が出ているということで、
こちらは引き続き注視していく必要があるというふうに思っております。

(↑ クリックすると参考資料ページが開きます)
で、次のページにE1付近のコアボーリングの線量分布を示してございます。
コアボーリングというのは、
ボーリングで取ったコアの線量を直接見ているという事測定しているものでございますけれども、
E1につきましては、標高で言いますと、これは縦軸の数字がちょっと違うようですが、
(訂正前のグラフ)

一番上を地表と思って下さい。
そこから、地表から大体2m半位のところからカウントが出ておりまして、
地表から4m下ぐらいのところまで測定結果が出ています
これはベータ、ガンマの測定結果であります。
で、ガンマは出ておりませんので、これはほぼベータ線の状況と思っております。
それからE1のほかに、E2についても同じことをしてみましたが、
E2については、バックグラウンドと変がありませんでしたので、
えー、データは出ておりません。
訂正版
H4エリアタンク周辺観測孔NoE-1,E-2 ボーリングコア線量率調査結果

(↑ クリックすると参考資料ページが開きます)
こうしたところから、先程のトリチウムの結果が高いところも含めて、
えーー、地下になんらか・・・あの・・
このE1という場所は、漏えい水が堰の外側にこぼれていた付近であるという事もございますので、
影響を与えているという可能性があるという事をみて
今後よく調整してまいりたいというふうに思っております。
ーー追記ーー2日後にまた倍増
トリチウム13万ベクレル=漏えいタンク北、また上昇-福島第1
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が漏れた問題で、
東電は13日、漏れたタンク北側の観測用井戸で12日に採取した地下水から、
放射性物質のトリチウムが1リットル当たり13万ベクレル検出されたと発表した。
この井戸はタンクの北約20メートルにある。
8日に採取した水は同4200ベクレルだったが、その後濃度が急上昇。
10日採取分は同6万4000ベクレルで、海に放出できる基準の同6万ベクレルを超えた。
11日採取分も同9万7000ベクレルに上昇していた。
東電は急上昇の原因について「分からない」と話している。(2013/09/13-20:38)
報道関係各位一斉メール 2013年
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて
(続報39)
平成25年9月13日
東京電力株式会社
8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れ」
に関する続報についてお知らせいたします。
H4エリア周辺に設置した観測孔(E-1:
漏えいが発生したH4エリアIグループNo.5タンクの北側(堰外)・E-2:
漏えいが発生したH4エリアIグループNo.5タンクの南側(堰外))について、
昨日(9月12日)採取した水のトリチウムの分析を実施しました。
E-1のトリチウムの分析結果について、前日に引き続き上昇傾向にあり、
9月11日採取時の値(97,000Bq/L)と比較し、高い数値であることを確認しました。
今後、H4エリアタンクからの漏えいや
平成24年3月26日と4月5日の淡水化装置(逆浸透膜式)で処理後の濃縮塩水移送配管からの
漏えいの影響によるものなのか引き続き調査してまいります。
E-2のトリチウムの分析結果については、9月11日に採取した分析結果と比較して大きな変動はありません。
<観測孔:E-1>
・9月12日採取分:トリチウム 130,000 Bq/L
全ベータ 1,600 Bq/L(お知らせ済み)
・9月11日採取分:トリチウム 97,000 Bq/L(お知らせ済み)
全ベータ 1,500 Bq/L(お知らせ済み)
・9月10日採取分:トリチウム 64,000 Bq/L(お知らせ済み)
全ベータ 2,000 Bq/L(お知らせ済み)
<観測孔:E-2>
・9月12日採取分:トリチウム 290 Bq/L
全ベータ 29 Bq/L(お知らせ済み)
・9月11日採取分:トリチウム 300 Bq/L(お知らせ済み)
全ベータ 検出限界値未満(検出限界値:20 Bq/L)
(お知らせ済み)
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コメント
福島県内の放射線量の高い地域で生き物の調査を行いました。
奇形が疑われるツバメが高い確率で見つかりました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2012585.html
奇形が疑われるツバメが高い確率で見つかりました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2012585.html
| 2013.09.12 11:23 | 編集