Youtubeでの概要に小出先生の言葉を文字起こしして下さっています。
それに少し追加して、ここに載せさせていただきたいと思います。
2013年9月22日 BS11 ウイークリーニュースONZE
コントロールできる? 原発汚染水の現実
キャスター:元村有希子・毎日新聞科学環境部編集委員
元村:
原発事故以前から原発について批判的な意見を続けられてきた
京都大学原子炉実験所の小出裕章さんにインタビューしました。
金属で冷やす

小出:
汚染を拡散させないためには地下水と汚染を遮断しなければいけないから、
地下に遮水壁を張り巡らせるべきだという提案をしました。
東京電力もそれを受けて遮水壁を造るためにいくらかかるか?という計算をしたところ、
「1000億円かかってしまう」と。
「そんな多額のお金を払うというと株主総会が乗り越えられなくなる」ということで、
その計画をとらなかった。
今、この事態に立ち至ったのだから、私は水以外の物質ということを考えた方がいいと思うようになりました。
金属で冷やすという方法は考えてみるべきだと、今は真剣にそう思っています。
ただし、…「金属でやれば確実に上手くいく」と言えるかというと、申し訳ありませんが、確信もありません。
それを炉心に届かせるため、溶け落ちてしまって、今どこにあるか分からない炉心に届かせるためには、
どのようにしてそれを送り込めばいいかという、そういう流体工学という専門家も必要だと思いますし、
様々な専門家のアイデアを集めて、事故に向き合うべきだと思います。
少なくとも「水はやめる」ということを早めに決断しないと汚染水問題がどうにもならなくなって、
海へ流すしかないということになってしまうと思います。
アルプスとトリチウム
小出氏は汚染水処理に投入される浄化装置アルプスについても疑問を持っています。
アルプスは特殊な吸着剤でストロンチウムやセシウムなど63種類の放射性物質を取り込み、
「汚染水を浄化する」というのですが・・・
小出:
東京電力もアルプスという名前のストロンチウム除去装置をつくっては…いるのですが、
まだ本格的に稼働もしていません。
もし本格的に稼働して、ストロンチウムを上手く取れたとしても、
でもまだ取れない放射性物質というのもあって、
一番難しいのはトリチウムという放射性物質ですが、
どんな除去装置をつけてもトリチウムは除くことができません。

トリチウムというのは別の名前で言うと三重水素という名前なのですが、名前通り水素なのです。
水素ですので環境に出てきてしまうと水になります。
トリチウム自身は水なんです。
ですからそこに含まれている汚染物質をどんなに取ったとしても
トリチウムは水そのものですから取れない。
トリチウムが出す放射線は大変エネルギーの低いベータ線ですので
放射線の毒性自身はそんなに高くはないのですが、
それでも水で支えられている生き物という世界の中では
トリチウムというのは大変な脅威になるだろうと思います。
石棺
今も1日に400トンもの水が、壊れた原子炉建屋に流れ込んでいるという福島第一原発。
この先どうすれば廃炉にできるのか?
小出氏はチェルノブイリ原発事故でとれた石棺しか、その方法は無いと言います。
小出:
国や東京電力は「溶け落ちてしまった燃料を外につまみ出す」ということを計画に書いてありますけれども
私は多分それはもうできないと思います。
そんなことをしようと思うと大変な被曝になってしまいますし、
やっても「完璧に取り除くということは結局はできない」と思いますので、
むしろそれは諦めて、
「全体をチェルノブイリ原子力発電所でやったように、石棺というような構造物で埋め込むしかないだろう」
と思います。
でもその石棺を造るまでにもまた何年かかるのか、何十年かかるのか、それすらが分かりません。
できた石棺も完璧に上手くできたとしても、今、チェルノブイリでなっているように、
30年も経てば石棺自身がボロボロになってきますので、
またその石棺の上に第二石棺という大きな石棺を造らなければならなくなるという、
そういう延々とした作業が今後、何十年、あるいは何百年という時間をかけてやり続けなければいけない。
それも全てが被曝作業だということですね。
私からみるともうどうすれば、こんなことが成し遂げることができるのか、
一体そのためにどれだけの悲惨なことが起きるのか、もう想像もできないほどのものなのであって、
何か皆さん、福島はもう終わったかのように思っている、
マスコミもなにかそのような宣伝をしているということが、…正気の沙汰とは思えない。
スタジオ

元村:
原発の専門家である小出さんの言葉に、私は茫然とする感じなんですが、
金属で冷やす手法というのは具体的にはどういうアイディアなんですか?

志葉玲:
まずですね、原発事故が起きて、中の核燃料が溶けてそのまんまになっている訳なんですけれども、
まだ熱を持っているんですよ。
原発を停止しても燃料が熱を持っているので、
これを冷やさないと、溶けてですね、放射性物質がさらに拡散してしまうという状況になります。
元村:それが水で冷やす理由ですね。
志葉:
そういうことですね。
だけど水で冷やすと汚染水がいっぱい出てきちゃうじゃないですか。
ですから、低い温度で溶ける金属、たとえば鉛などとか、
そういったものをですね、中に投入していって、で、核燃料の熱で溶ける。
チョコレートで、たとえばピーナッツなんかをくるんだりするように、
どんどんどんどん金属を投入していくことで、核燃料をくるんで行く。
元村:結果的にコーティングすると。
志葉:コーティングするわけですね。
元村:
ああ、なるほど。
そうすると遮蔽できるというアイディアですね。
志葉:
それに、金属の表面から熱が逃げるというような冷却効果も期待できるというふうに、
小出先生はおっしゃっていました。
元村:実際にどこかで実証したりしているんでしょうかね?
志葉:
海外の専門家から話を聞いたというのと、
また国内からもそういった事に関して、小出先生に提言している人がいるというようなことで、
私もこれからもうちょっと調べてみたいと思っています。
元村:
私がちょっと思いますのは、
小出さんのようにね、原発政策に批判的な人たちの意見っていうのは、なかなか中央に届かない。
志葉:はい。
元村:審議会の委員にも任命されない。
志葉:はい。
元村:
そういった事で、
そういう人たちの意見がまず反映されるのか?って言うところから、疑問なんですけど。
志葉:
そうですね、
ですから、小出先生ともお話ししたんですけれども、
やはりですね、国際的な監視団というか、もう日本だけの問題じゃないんですよ。
元村:そうですね。
志葉:技術も含めて、世界の知恵と監視を日本に集めて、
この福島第一原発を何とか収束させないといけないと。
ーーー
第2部「水冷やめて空冷に」9/11そもそも総研(内容書き出し)
立命館大学の山田廣成特任教授
鉛での冷やし方の方法を玉川さんに説明していらっしゃいます。
9月20日の午前中、岩上さんが山田教授にインタビューをしていました。
そこで詳しい説明をしていらっしゃいました。
その時に岩上さんが「小出先生も最近金属で冷やす方法について話していますが」
と言った時、山田教授が「私の方から小出先生に電話をさせていただきました」と答えていらっしゃいました。
用事があったので全部見る事が出来なかったので、
その時のインタビューがIWJのアーカイブで残っていないのがとても残念です。

志葉玲さんが話していらっしゃる、
「国内からもそういった事に関して、小出先生に提言している人がいる」
というのは、きっと山田教授の事だと私は思います。
「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。
小出裕章氏8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)
それに少し追加して、ここに載せさせていただきたいと思います。
2013年9月22日 BS11 ウイークリーニュースONZE
コントロールできる? 原発汚染水の現実
キャスター:元村有希子・毎日新聞科学環境部編集委員
元村:
原発事故以前から原発について批判的な意見を続けられてきた
京都大学原子炉実験所の小出裕章さんにインタビューしました。
金属で冷やす

小出:
汚染を拡散させないためには地下水と汚染を遮断しなければいけないから、
地下に遮水壁を張り巡らせるべきだという提案をしました。
東京電力もそれを受けて遮水壁を造るためにいくらかかるか?という計算をしたところ、
「1000億円かかってしまう」と。
「そんな多額のお金を払うというと株主総会が乗り越えられなくなる」ということで、
その計画をとらなかった。
今、この事態に立ち至ったのだから、私は水以外の物質ということを考えた方がいいと思うようになりました。
金属で冷やすという方法は考えてみるべきだと、今は真剣にそう思っています。
ただし、…「金属でやれば確実に上手くいく」と言えるかというと、申し訳ありませんが、確信もありません。
それを炉心に届かせるため、溶け落ちてしまって、今どこにあるか分からない炉心に届かせるためには、
どのようにしてそれを送り込めばいいかという、そういう流体工学という専門家も必要だと思いますし、
様々な専門家のアイデアを集めて、事故に向き合うべきだと思います。
少なくとも「水はやめる」ということを早めに決断しないと汚染水問題がどうにもならなくなって、
海へ流すしかないということになってしまうと思います。
アルプスとトリチウム
小出氏は汚染水処理に投入される浄化装置アルプスについても疑問を持っています。
アルプスは特殊な吸着剤でストロンチウムやセシウムなど63種類の放射性物質を取り込み、
「汚染水を浄化する」というのですが・・・
小出:
東京電力もアルプスという名前のストロンチウム除去装置をつくっては…いるのですが、
まだ本格的に稼働もしていません。
もし本格的に稼働して、ストロンチウムを上手く取れたとしても、
でもまだ取れない放射性物質というのもあって、
一番難しいのはトリチウムという放射性物質ですが、
どんな除去装置をつけてもトリチウムは除くことができません。

トリチウムというのは別の名前で言うと三重水素という名前なのですが、名前通り水素なのです。
水素ですので環境に出てきてしまうと水になります。
トリチウム自身は水なんです。
ですからそこに含まれている汚染物質をどんなに取ったとしても
トリチウムは水そのものですから取れない。
トリチウムが出す放射線は大変エネルギーの低いベータ線ですので
放射線の毒性自身はそんなに高くはないのですが、
それでも水で支えられている生き物という世界の中では
トリチウムというのは大変な脅威になるだろうと思います。
石棺
今も1日に400トンもの水が、壊れた原子炉建屋に流れ込んでいるという福島第一原発。
この先どうすれば廃炉にできるのか?
小出氏はチェルノブイリ原発事故でとれた石棺しか、その方法は無いと言います。
小出:
国や東京電力は「溶け落ちてしまった燃料を外につまみ出す」ということを計画に書いてありますけれども
私は多分それはもうできないと思います。
そんなことをしようと思うと大変な被曝になってしまいますし、
やっても「完璧に取り除くということは結局はできない」と思いますので、
むしろそれは諦めて、
「全体をチェルノブイリ原子力発電所でやったように、石棺というような構造物で埋め込むしかないだろう」
と思います。
でもその石棺を造るまでにもまた何年かかるのか、何十年かかるのか、それすらが分かりません。
できた石棺も完璧に上手くできたとしても、今、チェルノブイリでなっているように、
30年も経てば石棺自身がボロボロになってきますので、
またその石棺の上に第二石棺という大きな石棺を造らなければならなくなるという、
そういう延々とした作業が今後、何十年、あるいは何百年という時間をかけてやり続けなければいけない。
それも全てが被曝作業だということですね。
私からみるともうどうすれば、こんなことが成し遂げることができるのか、
一体そのためにどれだけの悲惨なことが起きるのか、もう想像もできないほどのものなのであって、
何か皆さん、福島はもう終わったかのように思っている、
マスコミもなにかそのような宣伝をしているということが、…正気の沙汰とは思えない。
スタジオ

元村:
原発の専門家である小出さんの言葉に、私は茫然とする感じなんですが、
金属で冷やす手法というのは具体的にはどういうアイディアなんですか?

志葉玲:
まずですね、原発事故が起きて、中の核燃料が溶けてそのまんまになっている訳なんですけれども、
まだ熱を持っているんですよ。
原発を停止しても燃料が熱を持っているので、
これを冷やさないと、溶けてですね、放射性物質がさらに拡散してしまうという状況になります。
元村:それが水で冷やす理由ですね。
志葉:
そういうことですね。
だけど水で冷やすと汚染水がいっぱい出てきちゃうじゃないですか。
ですから、低い温度で溶ける金属、たとえば鉛などとか、
そういったものをですね、中に投入していって、で、核燃料の熱で溶ける。
チョコレートで、たとえばピーナッツなんかをくるんだりするように、
どんどんどんどん金属を投入していくことで、核燃料をくるんで行く。
元村:結果的にコーティングすると。
志葉:コーティングするわけですね。
元村:
ああ、なるほど。
そうすると遮蔽できるというアイディアですね。
志葉:
それに、金属の表面から熱が逃げるというような冷却効果も期待できるというふうに、
小出先生はおっしゃっていました。
元村:実際にどこかで実証したりしているんでしょうかね?
志葉:
海外の専門家から話を聞いたというのと、
また国内からもそういった事に関して、小出先生に提言している人がいるというようなことで、
私もこれからもうちょっと調べてみたいと思っています。
元村:
私がちょっと思いますのは、
小出さんのようにね、原発政策に批判的な人たちの意見っていうのは、なかなか中央に届かない。
志葉:はい。
元村:審議会の委員にも任命されない。
志葉:はい。
元村:
そういった事で、
そういう人たちの意見がまず反映されるのか?って言うところから、疑問なんですけど。
志葉:
そうですね、
ですから、小出先生ともお話ししたんですけれども、
やはりですね、国際的な監視団というか、もう日本だけの問題じゃないんですよ。
元村:そうですね。
志葉:技術も含めて、世界の知恵と監視を日本に集めて、
この福島第一原発を何とか収束させないといけないと。
ーーー
第2部「水冷やめて空冷に」9/11そもそも総研(内容書き出し)
立命館大学の山田廣成特任教授
鉛での冷やし方の方法を玉川さんに説明していらっしゃいます。
9月20日の午前中、岩上さんが山田教授にインタビューをしていました。
そこで詳しい説明をしていらっしゃいました。
その時に岩上さんが「小出先生も最近金属で冷やす方法について話していますが」
と言った時、山田教授が「私の方から小出先生に電話をさせていただきました」と答えていらっしゃいました。
用事があったので全部見る事が出来なかったので、
その時のインタビューがIWJのアーカイブで残っていないのがとても残念です。

志葉玲さんが話していらっしゃる、
「国内からもそういった事に関して、小出先生に提言している人がいる」
というのは、きっと山田教授の事だと私は思います。
「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。
小出裕章氏8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)
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コメント
鉛は危険だと思います。代替品がなければ仕方がないですが、錫や亜鉛を検討するべきだと思います。
| 2013.09.24 23:06 | 編集
もう御存知かと思いますが(^^;;;;;;;;;;;
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102275
あと番組で出てくる、岩上さんが予習して言った
山田教授のブログ記事
http://blogs.yahoo.co.jp/mirrorcle_hironari/4808379.html
それから、どこかでトリチウムの毒性のコメントが
ありましたが、下記ブログ中「医学的な意味」←
タンクの画像の下 に記載があります。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-38ae.html
ロシア・トゥデイの記事なので、日本の、文系の
評論家(御用)の話とは、信憑性が違います
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102275
あと番組で出てくる、岩上さんが予習して言った
山田教授のブログ記事
http://blogs.yahoo.co.jp/mirrorcle_hironari/4808379.html
それから、どこかでトリチウムの毒性のコメントが
ありましたが、下記ブログ中「医学的な意味」←
タンクの画像の下 に記載があります。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-38ae.html
ロシア・トゥデイの記事なので、日本の、文系の
評論家(御用)の話とは、信憑性が違います
押せば泉田、知恵が湧く、カーッカッカ !! | 2013.09.25 18:14 | 編集
いつもブログのお世話になっております。
トリチウム、小型処理装置は既にあるそうです。
結局はお金の問題になるのですね……。
トリチウム技術的には除去可能
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7328932.html
トリチウムの除去は技術的には可能だ。
廃炉中の日本原子力研究開発機構の新型転換炉原型炉「ふげん」(福井県)には
1日30キロのトリチウム水を処理する小型装置があるが、
装置の費用は7億円で、1トンの処理に2千万円が必要だった。
濃度はふげんのトリチウム水の10万分の1だが、
福島第1原発に当てはめ単純計算すると、
約10兆円をかけて装置を設置し、
8兆円を超える処理費用がかかることになる。
産経ニュース 2013.9.22 20:03
トリチウム、小型処理装置は既にあるそうです。
結局はお金の問題になるのですね……。
トリチウム技術的には除去可能
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7328932.html
トリチウムの除去は技術的には可能だ。
廃炉中の日本原子力研究開発機構の新型転換炉原型炉「ふげん」(福井県)には
1日30キロのトリチウム水を処理する小型装置があるが、
装置の費用は7億円で、1トンの処理に2千万円が必要だった。
濃度はふげんのトリチウム水の10万分の1だが、
福島第1原発に当てはめ単純計算すると、
約10兆円をかけて装置を設置し、
8兆円を超える処理費用がかかることになる。
産経ニュース 2013.9.22 20:03
No title | 2013.09.30 01:12 | 編集