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<福一作業員労災申請>膀胱と胃と大腸、転移でなく、それぞれの臓器で独立して癌発病。(北海道新聞)

福島第1原発で4カ月 がん「被ばくが原因」 
札幌の55歳男性が労災申請

北海道新聞 2013年10月6日(10/06 07:25、10/06 14:43 更新)

東京電力福島第1原発事故後の2011年7月から10月まで同原発で作業し、
その後膀胱(ぼうこう)がんなど三つのがんを併発した
札幌市在住の男性(55)が、
発がんは作業中の放射線被ばくが原因だとして労災の申請をしていたことが5日分かった。
原発事故後、被ばくを理由に労災を申請した人はこの男性を含めて全国で4人
いずれも審査中で、労災が認定された例はまだない。

男性は重機オペレーターとして同原発の原子炉建屋周辺でがれきの撤去作業などに従事した。
被ばく線量が4カ月間だけで原発作業員の通常の年間法定限度である50ミリシーベルトを超えたため、
同年10月末で現場を離れた。

12年5月に膀胱がんが見つかり、札幌で手術。
今年3月には大腸がんと胃がんも見つかった。
現在も通院しながら抗がん剤治療を続けている。
転移でなく、それぞれの臓器で独立して発病していた。
<北海道新聞10月6日朝刊掲載>



「まずいな」線量計外す合図 
原発労災申請の男性「命懸け、結局使い捨て」

北海道新聞 2013年(10/06 10:11、10/06 11:49 更新)

2013100611.jpg

「線量計はピーピー鳴き続けた」「赤いバツのついたがれきを手作業で運んだ」。
東京電力福島第1原発の事故処理の最前線で4カ月働き、
放射線被ばくが原因でがんになったとして労災申請した札幌市内の男性(55)は、
北海道新聞の取材に、2年前の現場の現実を生々しく語った。

56・41ミリシーベルト。
厚生労働省の「特定緊急作業従事者等被ばく線量等記録手帳」に記された
2011年7月から10月までの4カ月間の男性の被ばく線量だ。
本当はこんなもんじゃない」と男性は言う。

放射線量の高い現場に到着すると5分もたたずに胸の個人線量計の警告音が鳴る。
「まずいな」。
現場責任者のつぶやきを合図に作業員が線量計を外す
マニュアルでは線量が高ければ現場から退避することになっているが、
実際は放射線を遮る鉛を張った車中に線量計を隠すなどして作業を続けたという。


男性は重機オペレーターとして道内外の工事現場を渡り歩いたが、原発は初めてだった。
大手ゼネコンの下請けで、月30万円近い基本給に1日1万円の危険手当が付いた。

主に担当したのは重機の遠隔操作だが、
重機に乗り込むことやコンクリートの破片を手作業で取り除く作業も多かった。
線量の高い現場では遠隔操作のロボットも使う。
だがロボットが通る道を確保するには、どうしても人の手が必要だった。

水素爆発で建屋が吹き飛んだ3号機の周辺には、
1時間いただけで20~30ミリシーベルト被ばくしてしまう場所があちこちにある。
特に線量の高いがれきには赤いスプレーで「×」と印が付けてある。
前線基地の免震重要棟での朝礼で「赤い×には近づくな」と注意した現場責任者その人自身が、
最前線に行くとがれきを手作業で運ぶ。
作業員も黙って手伝う。
言っていることとやってることが、まるで違った

防護マスクのあごの部分にびっちりと汗がたまり、
放射線対策の鉛が入った重さ15キロの防護服を着て原子炉近くで作業したこともある。
命懸けで作業した。そして、使い捨てにされた」。
男性は今、そう思っている。

膀胱(ぼうこう)と胃、大腸。
転移したわけでもなく3カ所でがんが見つかったのは被ばくと関係あるはずだ
と考え、
今年8月に労災を申請した。(報道センター・関口裕士)
<北海道新聞10月5日朝刊掲載>




ーーー


突然多くの線量を浴びると
短期間で癌になることはあり得るんじゃないか、と、私は思っていた。
心筋梗塞だって、白血病だって、甲状腺がんだって、脳こうそくだって・・・
だから、福一で作業中に倒れた人たちだって、
「被ばくが原因じゃない」とは、やっぱり言えないと思う。

60代作業員心肺停止で搬送 東電会見1/9(会見動画・内容書き出し)

除染作業で作業員死亡(伊達市)統合会見動画&内容書き出し12/12

福島第1原発で作業の50代男性死亡(東電記者会見質疑応答一部書き出し10/6)

8月30日東京電力記者会見・作業員、急性白血病で死亡(東京電力記者会見ノーカット版添付)

5月に心筋梗塞で亡くなった福島第一発電所の作業員(週刊現代より)



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コメント

非公開コメント

4号機のクレーン操作に日本の運命が

「クレーン操作に日本の運命がかかっている」コントロールされているのは情報。汚染水の情報もコントロールされていましたね。
私たちみたいに、事故前から作業に入っていて、ある程度原子力の知識のある人間はあまり入れたくないようなんです。それでなのか、重要な部署には行っていません。 そういうわけで、ゼネコンがほとんどやっている状況です。1Fのところにビルができて、そこにゼネコンさんの看板がデカデカとあります。「がんばってます」みたいな感じでね。
だから、今、立場的には、ゼネコンの方が上です。私たちは、ゼネコンの回りで余っている細々とした仕事をもらっているという感じです。もともと原子力に関わってきた者は、蚊帳の外に置かれていますね。

ひとつは、今言ったように、原発のことをわかっている人間は入れたくないという感じがかなりあります。
 それから、昔からの原発関係の会社に比べて、ゼネコンの方が請負の単価が安いという事情はあるでしょうね。
 ゼネコンにとってはおいしい仕事です。降りて来た金を黙って自分たちのところで回せばいいわけだから。要するに公共事業ですから。名前は収束作業だとか言っていますが、単なる公共事業だと思っているんですよ、彼らは。東電はただの管理会社 東電の態度は「復旧」
 http://fukushima20110311.blog.fc2.com/?no=89
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