トリチウム水を海へ放出する相談中10/7参議院経済産業委員会(文字起こし)

10/7参議院経済産業委員会・汚染水問題に関する閉会中審査 直嶋正行(民主)の質疑

田中俊一 汚染水は薄めて すべて海洋放出すると断言

直嶋:
調査委員会の委員長さんが、その報告書の中で、
トリチウムを含む水については、海に含まれる濃度まで薄めて放出するよう提案されている。
漏えいの恐れのあるタンクで保管するよりも、海に放出する方が環境汚染のリスクが小さい。
こういうふうに主張されているというふうに伝え聞いています。
で、このトリチウムの海への放出も含めてですね、田中規制委員長のご緒言をお伺いしたいんですが。

田中:
お答えいたします。
あの、原子力規制委員会としましては、
いま、現在、各放射性物質によって排出基準というのが決まっておりますので、
これを上回るようなものは放出させないという事でございます。

で、あの~、
もちろんこういったものは環境へ放出するのを出来るだけ小さくするという事は極めて大事なことですので、
そういう方法を出来るだけ行ったうえで、やむを得ない場合には、
排出基準を下回ることを確認したうえで放出するという事を認めていかざるを得ないというふうに思っています。
あのー、トリチウムについても同様の考えだと思います。

直嶋:
これはもう、委員長がハッキリおっしゃったんですから、
海洋に、もちろん規制値以下にしてという事ですが、
放出するのはやむを得ないと、それを認めていく
と、こういうお話ですよね。



廣瀬東京電力社長「関係者のご了解を」
茂木敏充経済産業相「トリチウム水の適当な扱いについて検討」




直嶋:
元原子力規制委員会の方を招へいして今顧問になっていると、こういうご紹介が以前ございました。
それでこの方もやはり、いわゆるスリーマイルと福島の比較をすると、
福島は圧倒的に水の量が多くて、スリーマイルのように乾燥させるのは難しいだろうと、
だからいずれ海に流さざるを得ないとこういう事を、これは報道ですけど、おっしゃっているんですけど、
これはやはりあれですかね?社長。
福島の場合はやはりこの水の問題というのが、非常にやはりそういう意味では厄介だし、
最終的にはいろんな事を考えなきゃいけないと、
こういうふうに見通しておられるというご理解でよろしいでしょうか?


廣瀬(東京電力社長):
はい、あのー、ベイクバレット氏がどこでどういう発言をされたかというのは、
ちょっとつまびらやかには存じ上げませんけれども、
私どもはこれまでどおり、とにかく汚染水問題についてはですね、トリチウムも含めてですが、もちろん。
しっかりとした対応をしていくということで、
えー、夢夢その・・・関係者のご了解をしっかりと持っていかなければいけませんし、
安易に放水など、放出というようなことは考えておりません。


直嶋:
それで大臣にもお伺いしたいんですが、
先ほどお話があったように技術的な公募もされておりますが、
同時に貯蔵技術についても公募されておられます。
しかしまぁ、この先ほどの田中委員長とのやり取りでもお分かり頂けると思うんですが、
なかなかこれ判断が難しいんですけど、
もう、万やむを得ない場合は選択肢として、えーー、海洋へと
もちろん薄めて、あの、基準値以下にしてということですが、
こういうこともあり得るというふうにお考えでしょうか?


茂木(経産省大臣):
確かにこれまで国内外におきまして、あの、希釈した、薄めたトリチウムをですね、
海に放出している例はあるわけであります。
そしてあのー、専門家の意見としてですね、
基準値以下のトリチウム水をですね、海に放出することについて、
問題はあまりない、また避けられない、こういった意見もあります。
あのー、今後我々としては内外の英知を結集して汚染水対策を検討する中で、
トリチウム水の適当な扱いについて検討してまいりたいと思っております。


直嶋:えーまぁ、現状ではそういう事かなと思いますが、大臣のご答弁としては、はい。



ーーー

薄めて海へ捨てたとしても、総量は一緒でしょ?
薄めたって無くなるものじゃない。
トリチウムを大量に環境に出すという事は、
命に一番大切な水を汚すことになる。

私たち人間の体は、
胎児で体重の約90パーセント、
新生児で約75パーセント、
子どもで約70パーセント、
成人では約60~65パーセント、
老人では50~55パーセントが水で満たされています。

体内の水は、大きく細胞内液と細胞外液に分けられます。
細胞内に存在する細胞内液は、体内水分の約3分の2を占めています。
一方、残りの3分の1である細胞外液は、
体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液に分けられます。

血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体です。
そして、血漿のほとんどが水でできています(血漿の水分は91パーセント)。


suntory 水と生命「体内での水分の働き」より)



トリチウムについては調べれば調べる程脅威を感じています。
「薄めればいい」
などと、このようなおじさま方の偏った考え方のみで決めていかれてはたまりません。
他の国も流している。いままで日本だって流してきた。
だからまた流したっていいんだ。
そうじゃないでしょ!

何の根拠もなく安全だと言って、薄めて放出する事は、絶対にしてはいけないことだと思います。






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