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10.18
Fri

開会日 : 2013年10月17日 (木)
会議名 : 本会議 (2時間30分)

渡辺喜美(みんなの党)

●汚染水問題・東京電力の法的整備について

1:39
先日、小泉純一郎元総理のお話をお伺いする機械がありました。
小泉元総理はフィンランドの核廃棄物最終処分場オンカロを視察され、
我が国の最終処分場が確保できない状況下での原発推進は無責任であり、
原発ゼロしかないと決意をしたとのことでありました。
きわめて真っ当なご見解です。

自民党政権の総理経験者で、日米同盟重視を実践してこられた方が、
こうした発言を行う事の意味は極めて大きい。
多くの国民は原発推進が無責任であることに気が付いているのではないでしょうか?

そもそもほとんど地震の無いフィンランドの、しかも永久凍土化の処分場ですら、
完全な安全は担保できないのに、
どうして粗ぶる列島地震国の日本で処分場が設置できると言うのでしょうか?
これは「処分場候補地の選定が難しい」という、社会的な問題ではなく、
技術的に困難を極めるという根本的な問題です。
要するに原発を推進するという事は、トイレ無きマンションに例えられるとおり、
処分場が無いまま、ゴミを出し続けるという行為であり、
無責任以外の何ものでもありません。

小泉総理は「総理大臣が決断すればできる」と、おっしゃっておりますが、
安倍総理のご所見をお伺いいたします。
※小泉総理



安倍晋三(内閣総理大臣)

●最初に質問については共産党の志位さんに対しての答弁
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3341.htmlと全く同じ内容


7:05
使用済み燃料の最終処分場についてのお尋ねがありました。

最終処分方法としての地層処分については、
20年以上の地層調査の結果、我が国においても技術的に実現可能であると評価されています。


もちろん、処分制度を創設して以降、10年以上を経た現在も
処分地選定調査に着手できていない現状を真摯に受け止めなければなりません。
国として処分地選定に向けた取り組みの強化を責任を持って検討してまいります。

原発を含むエネルギー政策については、いかなる事態においても、国民生活や経済活動に支障がないよう、
エネルギーの安定供給、エネルギーコストの低減も含め、
国として責任のあるエネルギー政策を構築してまいります。

この際、原子力技術は可能な限り引き下げてまいります。



ーーーー

日本の学者のトップの組織である学術会議で2012年、
「地層処分は出来ない」と結論が出ています


「公表されなかった米国実測汚染地図・核のゴミ地層処分ムリ・他」
大竹まこと6/18ゴールデンラジオ(内容書き出し)

核のゴミ地層処分ムリ
東京新聞核のゴミ1
「核のごみ 地層処分ムリ ~日本学術会議でも解決見えず」2012/06/18(東京新聞)
太田:
核廃棄物の処分をどうしたらいいのか、
原子力委員会が依頼して、日本学術会議というところで何とか解決策を見つけて下さいとお願いをしました。
この日本学術会議というのはどういう会議体かと言いますと、
研究者の国会とも呼ばれていて、
いろんなジャンルの研究団体から選ばれた会員で作られている組織なんですね。
で、今回の核のごみ処理の問題でも、
原子力工学、地質学、歴史社会、経済、いろんな分野の人達が集まって検討委員会を組織して、
「核廃棄物の処分、どうしたらいいか」を考えました。

大竹:どうなりました?

太田:2年前に議論を開始しました。

大竹:はい。

太田:
結論としては、
地下深くに埋める今の処分方針では安全性が確保できない。
受け入れ先を見つけるのが難しい。
方針転換が必要なので一から考え直すことを提起しました。


「最終処分方法白紙に戻す(学術学会)・福島第一計器次々壊れる」
小出裕章氏9/13たねまきジャーナル(内容書き出し・参考あり)


千葉:
日本学術会議が、今政府が考えている300m以上の地下深くに、
原発から出る高レベル廃棄物を埋めるという最終処分法は火山活動が活発な日本では難しいとして、
白紙に戻して考え直すよう提言したということなんですけれども、これを小出さんはどう思われますか?

小出:
当り前のことをようやくにして学術会議が言いだしたという事だと思いますが、
あまりにも遅すぎると私は思います。
日本の学問を背負ってきた人たちがこれまで原子力のゴミの始末の仕方に関して、
何も発言をしないまま、むしろ容認を続けてきたということなわけで、
今になって言って下さるのはありがたいけれども、
なんで今まで黙っていたのか?と私は思います。
もう何十年も前からこの問題があるという事は誰の目にも明らかだったし、
日本というような世界一の地震国に、放射能のごみを埋め捨てに出来るという場所はないと
私はもちろん思ってきましたし、
普通の常識のある方ならばどなたでもそう思わなければいけなかったのですが、
日本の原子力を進めている人達は、しゃにむに「出来る出来る」と言って今日まで来てしまいました。






小泉純一郎「原発ゼロの一番の理由」10/16木更津(音声・書き出し)

「福島の子どもの癌発症も増えています」鈴木克昌(生活の党)10/17国会本会議(文字起こし)

<安倍:責任逃れと国民への脅し>
10/17志位和夫(日本共産党)本会議(文字起こし)





ーー


私、初めて知ったけれど、
国会って、誰が質問しても何を質問しても、
総理大臣はそれぞれの項目の台本を数種類か持っていて、
答弁は全く同じ文章をただただ何回も繰り返して読むだけなんだ・・・Σ(゚д゚lll)




一語一句同じことばかり答えている
だから「地層処分はできる」と何度も嘘をついている
東電を破たん処理したら「電気を作れない」と同じ言葉で何度も国民を脅している。




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