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<メディアが伝えない福島第一原発その2> 「人員計画・地下水の汚染・建屋内のがれき撤去」11/1おしどり・木野龍逸 報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ
「汚染水だけではないメディアが伝えない福島第一原発」

2013年11月1日




文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ePqYLEdY2kc?t=22m19s


水野:
東京のおしどりさん、マコさんケンさんから見て、
今これは伝えておかなければいけない福島第一原発の現状というのは、
一番なんでしょう?

今後の人員計画

マコ:
いろいろあるんですけど、
さっき話題にも上っていた「作業員の方々が足りない件」というのは本当に問題だと思っていて、
実は10月11日に東京電力が協力企業の方々、メーカーの方々にミーティング。
秘密のヒアリンつを行ったんですね。


水野:秘密のヒアリング

マコ:
秘密かどうか分かりませんけど公表されていないんで、会見では。
それで人員が回るかどうか?人員計画がきちんと足りるかどうかについても、
さまざま各業者にヒアリングをしたんですよ。
で、その回答をつくっている最中という、いろいろな会社に、
だから10月11日前に1ヶ月ぐらいいろいろとあちこちお話を伺ったんですけれど、
どこもほぼ「人員計画は足りていません、うちは大変です。無理です」
という回答をする、それを提出するというふうにおっしゃっていたんですね。
で、それを受けて、「どう東京電力は動くんだろう」と思っていたんですけれども、
先月10月28日に東京電力の廣瀬社長が
原子力規制委員長の田中委員長に面会をしていろいろお話をされたなかに、
人員計画も「当社だけでは厳しい状況なので国も協力してほしい」という事を話した
というふうに聞きましたね。
なので本当に人員計画はすごく大変なことだと思います。
で、いろいろボタンの押し間違えであったり、
配管の繋ぎ換えの、間違った配管を開けてしまったり、のような、
ヒューマンエラーの事故の事象が沢山あるんですね。
なのでそれも含め、作業員の方が足りないので、
経験がない方をどんどん入れているためのエラーが起こっているというのは問題の一つだと思います。


それで、汚染水の問題というふうにおっしゃるんですけれども、
汚染水の問題というのがちょっとこのいろいろ、その一言で捉えるのが問題があるなと思っていて、


水野:どういうことですか?

護岸エリアの地下水の汚染

マコ:
というのは、護岸の方の海に近いエリアの1号機と2号機のあいだの、
「海からもう数mのあたりでの地下水が、かなり高濃度に汚染されている」という状況の、
「護岸エリアの汚染水の問題」というものがあるんですね。
これはもうものすごく深刻で、
測定して気が付いたのが今年の5月の末で、
その時に海から数mのエリアの地下水がもうかなり汚染されていたというのがわかって、
いつから汚染していたのかが分からない
ので、

水野:「いつから汚染していたか?」が分からない

マコ:わからないんですね。

水野:それは「調べていなかったから分からない」っていうことですか?

マコ:おっしゃるとおりです。

水野:調べていたら分かったんだけれども、調べることすらできなかった

マコ:って言うか測定していなかったんです。

水野:あえて調べなかったのかどなんですか?

マコ:
地下水の観測抗を去年の12月に掘って、
その時に「セシウムの値があまり出なかったから大丈夫だ」という判断をしたんですね。
でも、その時にトリチウムはかなりの量が出ていたんですよ。
で、私はそれを会見でずっと質問してたんですけど、
その時点でトリチウムには注目していなかったので問題にしなかった。

水野:なんでトリチウムは問題にしないんですか?

マコ:
それを聞いたんですけど、
「当時はセシウムの事しか考慮していませんでした」という回答が。

水野:なんで考慮しないんですかね?

マコ:
トリチウムはH3という記号のとおり、水にすごく近いので、
水と一緒に早く移動するんですね、地下水と一緒に。
なのでその時になんらか気が付いていればと思うんですけれど、
去年の12月に地下水の観測抗を掘ってから、
「大丈夫だ」という判断をしてしまったので、6カ月間一度も測定をしていなくて、


水野:
なんで「大丈夫だ」と思ったのかは分からないけれども、
とにかく「大丈夫だ」と判断をして6カ月測定をしなかった。

マコ:
それで、今年の5月末に測定してみたら、
あら?ビックリいろいろ高濃度のものが出てきました。
「ストロンチウムも高濃度でした」というので、
それで、海に近いエリアの地下水が汚染されているという大問題が出てきたんですね。
で、それを調べると、
2011年の4月に2号機からしょんべん小僧のように水がピューーっと
高濃度の汚染水が海に直接流れ出ていて、
慌てて止めなきゃということが2011年の4月にあったんですけど、
どうもその時に出た高濃度の汚染水が関係しているということで、
つまり、2011年の4月から、汚染水が何らかの形で海へ出続けている可能性があるんですね。
「それは否定できない」と東京電力も言っています。
で、それが本当に重要な問題なんですけれども、
それが汚染水の問題としてまず上がってきて、


水野:
つまり、汚染水は今だけ始まった話ではなくて、
事故間もなくですよね、2011年の4月にはもう、大量に高濃度のものが海に出ていたであろう。
それを否定は東電も出来ない。

マコ:
出来ない。
で、それはいったん止めたと、コンクリートとかをあちこちに詰めて
もう漏れていそうな経路を塞ぎましたということになったんですけど、
でも、どうもいろいろ調べるとそのエリアの地下水が汚染されている範囲が広いので、
どうもその「2号機のその当時に出た高濃度の汚染水がどうなったのか?」というのを
今ずっと調べているんですけど、
で、先日の汚染水対策ワーキングという規制委員会でやっている汚染水関連の検討会があるんですけど、
いまだに漏えい元が分からないんです、どこのものか?
漏えい元が1カ所ではなくて、「止めたと思っていてもやっぱりここの値が下がらない」
海の値も下がらないという事で、漏えい元が分からない。
だから漏えい元を探すということと、海に汚染水が直接流れるのを防ぐという、
いま2本立てで、その護岸エリアという海に近い汚染水の対策をしているんですね。
私はこっちの問題がかなり深刻だと思っています。

水野:
マコさんね、お話伺って今ひとつ私の中で疑問が浮かんだのは、
2011年の4月からもうすでに高濃度の汚染水が海に出ていたであろうと、
ところがいまになって、ものすごく「汚染水」「汚染水」って言い始めましたよね。
それはなんでなんですか?
いま、この汚染水問題ばかりに注目が集まるのはどういうことなんですか?

マコ:
そうなんです。
そっちの汚染水が大変だと思って、で、今言われているのはひとくくりにされている汚染水。
汚染水を入れているタンクエリアの漏えいの件に関してね、これも汚染水問題みたいになっているんですけど、
そこは去年ももっと沢山高濃度のものが流れていたりとかするので、


水野:どんどん流れていたんですね、去年

マコ:
去年はね。だから今年の汚染水の問題の中に含まれている、
急に出てきたタンクエリアの、雨が降って堰が流れる云々かんぬんというのは、
実は私は些細な問題だと思っていて、


水野:おぉ!

マコ:
なぜ汚染水の問題としてタンクエリアの事ばっかり、
「台風で豪雨です、大変だ」みたいになっているのか、
私、本当になんかおかしくって、で、いま、


水野:へー、それはもっと大きな問題があるっていう意味ですか?

マコ:
と思います。
それはその護岸エリアの地下水が高濃度に汚染されているというののカモフラージュみたいに
タンクエリアの話が出てきた
ということと、
あともう1点、
今年の8月、夏から1号機や3号機の建屋の中のがれき撤去が始まったんですね。


建屋内のがれき撤去

水野:建屋の中のがれき

マコ:原子炉建屋の中の

水野:
1号機から3号機のがれきというのは、
建屋の中がもうぐちゃぐちゃの状態

マコ:
あ、2号機はまだ入れないので1号機と3号機。
それが爆発が起こってから、発災以降初めて
がれきを撤去している
というようなエリアが沢山あるんですね。
1号機であったり、5階のオペフロの部分であったり。
で、爆発の後から一度も触ったことのないエリアだったので、
かなり高濃度の放射性物質が降り積もっていて、
それががれきを撤去するにあたって、ダストって言うんですけど、放射性物質が舞い上がって、
それで、福島第一原発の敷地内の連続ダストモニタリングという
放射性物質を観測する観測計の警報を鳴らしたりするぐらい高いものを巻き上げているんですね。

水野:えーーーーっ

マコ:
なのでその、私はそのがれき撤去をする際に、
ちょっとしたプルームになって放射性物質が近所を汚染しているというのを隠すための、
タンクエリアの汚染水って騒いでいるのかなと思っていた
んです。

水野:
プルームって言うのはいわゆる放射性物質が濃度が高い形で、こう、
流れていくっていう事ですね?

マコ:はいそうです。

水野:そういうものがもしかしたら、敷地の外にも出たんじゃないか?と、マコさんは思う訳ですか?

マコ:
そうですね、その可能性はすごく高いと思います。
で、それが問題かなと思っていたんですけれど、現場の作業員の方にいろいろ伺いますと、

水野:聞いてみたら?

マコ:
はい、確かにがれき撤去のプルームを撒き上げる放射性物質も問題なんですけど、
そのがれき撤去をしていくことで、現場検証が一切できなくなるんですね。

水野:あぁ!

マコ:
爆発の時に、どこにどういう力が加わって、どういう大きい構造物が崩れて、どこに落ちて行ったのか?
大きい天井のクレーンがどこに崩れてどこに落ちたのかというような細かい、
爆発の時にどう力が加わったのかっていう現場検証ができなくなります。
なので、それを現場の作業員の方が懸念しています。

水野:
がれき撤去。
あの、平野さんね、平野さんはいろんな事故現場も取材してこられたと思うんですけど、
これ現場検証というのは絶対に欠かせないものですよね?


平野:
事故で最も必要な証拠主義にもとづく捜査であるので欠かせないものですよね。
だけど、お話を聞いていると、
今回刑事告訴、東電を含めて歴代総理も計事故クゾの対象になっているんですけれども、
これ、刑事責任を問わないという結論を福島地検が出しましたよね。
だから、これと、そういう意味ではリンクしている話じゃないかなと。
だから現場検証は初めからやる気がないんじゃないかと、いう気がしますよね。

水野:でも、現場検証しなかったら、本当の原因はわかりませんやん!

平野:わかりません。だって国会

水野:そしたら本当の安全なんて、あり得るわけないじゃないですか。

平野:
国会の事故調査委員会の調査でさえ十分に現場に行かせないぐらいですからね。
ま、そういう意図的作業だったんではないかというのはうかがえますね。

木野:見せたくないんでしょうね。

水野:見せたくない現場なんですね。

木野:
事故調からそういう話が出てて、
当時、2年前は緊急作業を先にやらなければならないので、片付けなければならないと言って
全部片っ端から周りの散らばったやつを片付けてたんですよね。
で、今はさすがに2年経って、そこまでの緊急性は多分ないと思うんですけど、
それでもやっぱりそういうふうに片付けて綺麗にどんどんしていっちゃうので、
当時どうだったのか?というのが分かんなくなっていっちゃう。
多分東電の中では写真は撮っていると思うんですけど、撮ってない訳はないんで。

水野:それはでも、公開されるんでしょうか?

木野:しないですね。

水野:細かく公開しないと現場検証にはなっていかないですね。

マコ:写真をずっと公開して下さいって言っているんですけど、

水野:
言っているんですか、記者会見で。
なんて言いはりますか?東電は。

マコ:
「ホームページに一枚公開してあります」と言われちゃいました。
「いやいや、一枚じゃなくてどのがれきがどこに落ちて現場検証が出来る精度ぐらいのものを公表してくれ」
ってずっと要望しているんですけど、あのー、

ケン:「いままでのものから探して下さい」みたいなコメントですよね。

マコ:はい、1~2枚しか公開していません。

水野:
はぁ~~。
がれきの撤去という言葉だけを聞くと、
なんか「作業は進んでいるのかな」というふうにいい方向に受け取りがちなんですが、
実は現場検証

木野:イコール証拠隠滅が進んでいるみたいな感じですね。

水野:そう・・・か・・・


つづくーー

<地震で壊れた?>
「真っ暗です」「恐ろしい高線量区域に出くわし迷って帰れなくなる」「ガイドは致しません」
東京電力玉井俊光元企画部部長の虚偽説明で国会事故調調査断念
2/7・8報道ステーション(内容書き出し)





<参考>護岸エリアの地下水汚染

2013年11月4日 東京電力
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果
より

護岸エリア地下水サンプリング箇所  (↓クリックすると大きく見る事が出来ます)
2013110511.jpg



最高値(護岸地下水) (↓クリックすると大きく見る事が出来ます)
2013110521.jpg





深刻な地下水汚染
「水の惑星で生きている私たちには、その水が汚されてしまうということは大きな驚異になる」小出裕章氏










報道するラジオ 2013年11月1日
「汚染水だけではないメディアが伝えない福島第一原発」文字起こしブログ


<メディアが伝えない福島第一原発その1>
「事故処理費用実績・作業員・黒字決算」11/1木野龍逸・おしどり 報道するラジオ(文字起こし)


<メディアが伝えない福島第一原発その2>
「人員計画・地下水の汚染・建屋内のがれき撤去」11/1おしどり・木野龍逸 報道するラジオ(文字起こし)


<メディアが伝えない福島第一原発その3>
「東電の記者会見・4号機燃料取り出し・他」11/1木野龍逸・おしどり 報道するラジオ(文字起こし)






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