“放射能を身体から抜く”ウクライナ調査報告
2012年11月から2013年の3月中旬までに行った食事改善の結果~タチアナ女史来日公演
食品と暮らしの安全基金
小若順一氏

こんにちは、小若です。
去年から4回ウクライナに行きまして、3回目が終わった時から
放射能が高い食品を抜いて、放射能の低い食品を無償で提供してきて、放射能を抜く実験をしました。
抜くと見事にいろんな健康障害が解消してきたということがでてきたので、
今日はその話をタチアナさんにしていただくわけですけれども、
いろんなデータがありまして、そのデータは私が解説させていただきます。
行った地域ですけれども、左上のところですね。
ずらっって行きましたけれども、今日お話しするのは左上のピシャニッツァ村
それからモジャリ村、それからタチアナさんが住んでいるゴヴァリン村、
このあたりが中心になります。

ちなみに日本で言いますと、東京新宿区が0.035マイクロシーベルト/hで、
タチアナさんが住んでいるところが0.03~0.10マイクロシーベルト/hぐらいですから、
ま、ちょっと低め、ここの方が気持ち低めぐらいでそんなに大差はありません。
で、この資料は土屋さんが測ったので、今回も一回測ってほぼ正しいという事になります。

ウクライナ政府が発表したデータだとこうなっていまして、
赤いところが危ないところです。
そんなに赤くありませんけれども、ま、この位のところが
ピシャニッツァ村とかモジャリ村だとか、そういう場所になります。
それからタチアナさんのKと書いてあるところは、ギリギリセーフでして、赤い地域ではありません。
従って、非汚染地域というふうに現地では言われています。
その赤い方のこちらの地域の方で、
足が痛い、頭が痛い、という子どもがどれくらいいるかという事を調べてみた訳です。

そうしますと、ピシャニッツァ村学校では、
足のどこかが痛い子が62%
頭が痛い子が47%
のどが痛い子が36%です。
これは学年の全生徒を調べていますので、意図的な選択は全くありません。

次もほぼ同じ地域で、道路が一本繋がっていまして、点々と調べただけですけれども、
こっちはモジャリ村のほうです。
足が痛い子どもが72%
頭が痛い子が81%
のどが痛い子が59%ぐらいです。
それで今度は、非汚染地域で、
この東京近辺が指標になると言ったらゴヴァリン村のKとか、それから⑦番あたり、この地域なんです。
この地域ももちろん調べています。

ゴヴァリン村の方はですね、一応悪い子を意図的に集めたので%は出していません。
ここの数値は私の持っている線量計でいうと、0.08ぐらいです。
だから土屋さんが測っている範囲が入りますけれども、

私の事務所のあるさいたま市の事務所の前ではですね、0.10ぐらいですから、
埼玉の方がちょっと線量が高い、そんな感じです、さいたま市ですけれどもね。
だからタチアナさんの方が安全な、空間線量でいうと安全なところに住んでいます。

もっとずーっと線量が低いところに行って調べてみたんですけれども、
足が痛い子が一人、ここまでは良かったんですけれども、
「頭が痛い子」って言って、こういう形で手を挙げまして18人です。
自律神経失調症が5人。
鼻血が出る人13人、総計25人ですから半分以上の人が鼻血が出ます。
風邪をひきやすい人12人、これも約半数です。
風邪をよく引いて学校を休む人、8人。
問題が無い人、誰もいない。
こんなところです。
これは、非常に線量が低いところでこういうのが出てくるというのが、ま、ビックリしたわけですね。

次に食品の放射能調査をやりました。
これも3カ所でちゃんとやっています。
その3カ所の一番線量の高いところをお見せしますと、

学校で集めてくれたサンプルがありまして、調べてみると、
ベリー類25
ライ麦が10
牛乳が5
チーズが2
ポテトが2です。
ところがですね、この地域の年次報告書を手に入れてみますと、
キノコが7万5000ベクレルとか、
ベリーが5200ベクレルとか、そういうのがあるんですよ。
で、年次報告書でベリーの最低値が36ですから、
従ってこの25というのはものすごく低い数字で、
検査員さんは「見た事が無い数字です」と言っていました。
だから非常に低い数値のものがたまたま持ち込まれてきた。
という事で、結構高い数値の物を食べているという事です。
だからキノコとかベリーは食べなくてもですね、2~10ぐらいの食品は食べている。
主食というのは特にないですけれども、
一番よく食べるのがポテト、次にチーズ、ライ麦、このあたりが日本でいう主食に相当する食品です。

それでタチアナさんの地域でももちろん年次報告書をもらったんですけえれど、
これはもう見事にですね、すべて不検出です。
だけどよく見てみるとキノコは検査されていません。ベリーも検査されていません。
我々は偶然キノコの方を検査していまして、ベリーもやっていまして、検査に出したんですよ。
タチアナさんと一緒に森に入ってキノコを採ってきて、自分で採ってきたキノコを出しましたら、
キノコは平均210です。
それからあとでこれは少し出てきますけれども、
豚肉がですね、痕跡出てるんですよね、この痕跡出ている豚肉をキノコの変わりに提供したという、
結構こちらもドキドキもので、ま、いろんな調査を手探りで進めてきたということですが、
このデータが基本になって「キノコを食べない」事をやったのを、後でお知らせします。
その「キノコを食べない」ことをやっている間にですね、
どの位の線量があるのか?っていうのを調べてみたんですけれども、

「カツ」だから豚肉でやっているんですけれども、
食事のメニューをそのまま持ち込んで、もっと検出限界を下げてやってもらったんですけれども、
豚肉で1.7以下だった。
その他いろいろやったんですが、結局1.8を超えたものはないということで、
キノコさえ食わなければ、そんなに高い線量のものは食べていないんです。
ここでいろんな健康障害が出ているという事が、今回の衝撃の一つになると思います。

で、一番線量の低いところでですね、食事を村長さんにつくってもらいまして、
子どもの、要するに我々が調べた子どもが食べている食事をつくってもらって、
一日分の分量にして検査センターに持ち込んでみました。
そしたらズラーッと数字が出てまいりました。
それを1kgあたりに直してみると、1.1ベクレル/kgです。
つまり、今までというか、100ベクレルで安全だと言っている、
100は出荷できるんですから、日本では。
その100で出荷できるんだけれども、実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ているという事です。
これが結構衝撃的なんですけれども、

だけど日本とウクライナは相当条件が違っていまして、
ウクライナは食糧自給の国でして、お国から300坪位の畑をもらって、60坪ぐらいの庭をもらって、
その庭で家庭菜園をやっていました。
ほぼ全部畑になっている訳です。
それと家も貰っている訳ですけれども、だから田舎に行ったらほぼ100%食糧自給の国です。
一方日本は、もともと食料自給率は40%ですから、
だから放っておいても6割は外国産ということになります。
それからストロンチウムの汚染が日本の場合すごく少ないという事が分かりまして、
「どのくらい少ないのか」というのは隠しているんだと思うんですけれども
とにかく、ま、少ない事だけは間違いなさそうだと。
もうひとつは化学肥料をいっぱい投入していまして、
世界最大の投入国です。
土の中にカリウムとカルシウムが多いですから、
だから作物へのストロンチウムとセシウムの移行率というのは低くなります。
圧倒的に、数100分の1になるわけでして、
放っておくと、ウクライナでは被害が出ても、日本では出ない可能性も、ま、あるわけですけれども、

こういう事をまとめてですね6月12日にアジア太平洋臨床栄養学会で紹介講演をさせてもらったと。
その時には私は英語ができませんので、●さんにスピーチをしてもらったんですけれども、
私も壇上にはあがりましたけれども。
私自身は二度学会講演をしていまして、今日のような話をしていて、
今日のは最新です。
この学会講演の時には行っていなかった資料がその後届きまして、
これも結構衝撃です。

こんな感じで。
ま、タチアナさんじゃないと、とても検査させられないと思うんですけれども、
見た感じウクライナの男性というのはタチアナさんに頼まれると全部なんでもいう事を聞くという感じで(笑)
その位美人なんですよ。
それでストロンチウムなんか持ち込んでも絶対にしないんだけどちゃんとしてくれる
それで検出限界をずっと下げる検査なんかやってくれる。
ぼくらがいった時は「やらない」って言ったんだから。
だけどちゃんとやらしているという事でしてね、
やると恐ろしい事が分かりまして、
線量が高い地域だとセシウムが255、それから127位
これはまァ理解できるんですけど、
だけど、タチアナさんが住んでいるコヴァリン村が8
それからもっと低いところのノヴィ・マルチノヴィチ村が7なんですよ。
この辺の東京が、こっちから汚染が入りましたから300ぐらいはあります。
うちの事務所の庭は表土をとると400です。
それから100m離れた小学校に行って土をとってくると200、というのが大体この辺の線量ですね。
8とか7で異常が出ているということなんですよ。
放射能を抜いてやると症状が消えたんですから、
8とか7でも明らかに異常が出るということです。
ストロンチウムについては多分神経症で、
ストロンチウムは逃げませんので、
体から抜けませんので身体から出ていく速度が半分になるのが50年かかりますから、
だから僕たちの実験は有効でないはずなんですよ。
2とか3というのが出ていまして、
さすがに東京、千葉埼玉はこんなに汚染されていません。
福島まで行くとこのレベルになると思いますけれども、
きっちり国に発表してもらわなければいけない。
ま、とにかく、セシウムは8とか7ぐらいで作物への移行率が高ければですよ、
「高ければ」、そしたら異常が出てくる。
日本でも、ちゃんと監視していかないと、何時危険が出てきてもしょうがないと。
もうひとつ学会で発表していない、今日初めての資料がこれでして、

これは今日、タチアナさんがしゃべってくれるところの数字です。
数字は彼女はしゃべりませんけれども、初めて出てくる資料でして、
放射能の少ない食事をして健康状態がよくなるかどうかを調査しました。
タチアナさんが住んでいる地域のコヴァリン村では、
頭痛の子どもが13人いまして、
そのうち完全に治った子どもが5人です。
それから改善した子が8人です。
で、改善しなかった人はいません。
それから大人では頭痛の人が20人です。
さすがに大人は治らないんですけど、改善した人が19人です。
改善しなかった人が一人ですけど、このしなかった人は86歳のおばあちゃんでして、
「わたしゃ元気なんだけどね」っていう感じのおばあちゃんで、
元気なんですけど、頭痛だけはあって治らなかったと。
それから、足が痛い子どもが11人いまして、
3人は完全に解消しました。改善した子どもが8人です。
大人では18人足が痛い人がいまして、18人全員改善はしました。なくなりはしていません。
それからモジャリ村
こっちは結構ひどいです。
ものすごく汚染が、NHKに出てくるコロステンとかはちょっと別枠ですが、
あれはもう、ももすごい、もっとずっとひどいんですけど、
日本から見たら相当ひどいモジャリ村あたりで、
頭痛の子どもが5人いまして、お子でも2人良くなって、3人はやっぱり改善したと。
大人は11人で、11人とも改善したと。
足が痛い子どもが5人いまして、3人は足の痛みが無くなった。2人は改善した。
大人は11人いて、11人が改善したという事です。
だから放射能を抜けば健康状態がよくなるという事は間違いなくて、
どんなふうによくなったか?というのをタチアナさんに今日話していただきます。

それでタチアナさんがしゃべる地域の事をお話ししておきますと、
最初にされるのがコヴァリン村あたりです。
それから最後にされるのがモジャリ村という、上の方の地域になります。
ここからはタチアナさんの
放射能の少ない食事にしたらどのように回復したかを具体的にお話しいただきます。
ご成長ありがとうございました。
ーーー
タチアナ女史講演
放射能の少ない食事にしたら 健康被害がどのように回復したかにつづく↓
2012年11月から2013年の3月中旬までに行った食事改善の結果~タチアナ女史来日公演
食品と暮らしの安全基金
小若順一氏

こんにちは、小若です。
去年から4回ウクライナに行きまして、3回目が終わった時から
放射能が高い食品を抜いて、放射能の低い食品を無償で提供してきて、放射能を抜く実験をしました。
抜くと見事にいろんな健康障害が解消してきたということがでてきたので、
今日はその話をタチアナさんにしていただくわけですけれども、
いろんなデータがありまして、そのデータは私が解説させていただきます。
行った地域ですけれども、左上のところですね。
ずらっって行きましたけれども、今日お話しするのは左上のピシャニッツァ村
それからモジャリ村、それからタチアナさんが住んでいるゴヴァリン村、
このあたりが中心になります。

ちなみに日本で言いますと、東京新宿区が0.035マイクロシーベルト/hで、
タチアナさんが住んでいるところが0.03~0.10マイクロシーベルト/hぐらいですから、
ま、ちょっと低め、ここの方が気持ち低めぐらいでそんなに大差はありません。
で、この資料は土屋さんが測ったので、今回も一回測ってほぼ正しいという事になります。

ウクライナ政府が発表したデータだとこうなっていまして、
赤いところが危ないところです。
そんなに赤くありませんけれども、ま、この位のところが
ピシャニッツァ村とかモジャリ村だとか、そういう場所になります。
それからタチアナさんのKと書いてあるところは、ギリギリセーフでして、赤い地域ではありません。
従って、非汚染地域というふうに現地では言われています。
その赤い方のこちらの地域の方で、
足が痛い、頭が痛い、という子どもがどれくらいいるかという事を調べてみた訳です。

そうしますと、ピシャニッツァ村学校では、
足のどこかが痛い子が62%
頭が痛い子が47%
のどが痛い子が36%です。
これは学年の全生徒を調べていますので、意図的な選択は全くありません。

次もほぼ同じ地域で、道路が一本繋がっていまして、点々と調べただけですけれども、
こっちはモジャリ村のほうです。
足が痛い子どもが72%
頭が痛い子が81%
のどが痛い子が59%ぐらいです。
それで今度は、非汚染地域で、
この東京近辺が指標になると言ったらゴヴァリン村のKとか、それから⑦番あたり、この地域なんです。
この地域ももちろん調べています。

ゴヴァリン村の方はですね、一応悪い子を意図的に集めたので%は出していません。
ここの数値は私の持っている線量計でいうと、0.08ぐらいです。
だから土屋さんが測っている範囲が入りますけれども、

私の事務所のあるさいたま市の事務所の前ではですね、0.10ぐらいですから、
埼玉の方がちょっと線量が高い、そんな感じです、さいたま市ですけれどもね。
だからタチアナさんの方が安全な、空間線量でいうと安全なところに住んでいます。

もっとずーっと線量が低いところに行って調べてみたんですけれども、
足が痛い子が一人、ここまでは良かったんですけれども、
「頭が痛い子」って言って、こういう形で手を挙げまして18人です。
自律神経失調症が5人。
鼻血が出る人13人、総計25人ですから半分以上の人が鼻血が出ます。
風邪をひきやすい人12人、これも約半数です。
風邪をよく引いて学校を休む人、8人。
問題が無い人、誰もいない。
こんなところです。
これは、非常に線量が低いところでこういうのが出てくるというのが、ま、ビックリしたわけですね。

次に食品の放射能調査をやりました。
これも3カ所でちゃんとやっています。
その3カ所の一番線量の高いところをお見せしますと、

学校で集めてくれたサンプルがありまして、調べてみると、
ベリー類25
ライ麦が10
牛乳が5
チーズが2
ポテトが2です。
ところがですね、この地域の年次報告書を手に入れてみますと、
キノコが7万5000ベクレルとか、
ベリーが5200ベクレルとか、そういうのがあるんですよ。
で、年次報告書でベリーの最低値が36ですから、
従ってこの25というのはものすごく低い数字で、
検査員さんは「見た事が無い数字です」と言っていました。
だから非常に低い数値のものがたまたま持ち込まれてきた。
という事で、結構高い数値の物を食べているという事です。
だからキノコとかベリーは食べなくてもですね、2~10ぐらいの食品は食べている。
主食というのは特にないですけれども、
一番よく食べるのがポテト、次にチーズ、ライ麦、このあたりが日本でいう主食に相当する食品です。

それでタチアナさんの地域でももちろん年次報告書をもらったんですけえれど、
これはもう見事にですね、すべて不検出です。
だけどよく見てみるとキノコは検査されていません。ベリーも検査されていません。
我々は偶然キノコの方を検査していまして、ベリーもやっていまして、検査に出したんですよ。
タチアナさんと一緒に森に入ってキノコを採ってきて、自分で採ってきたキノコを出しましたら、
キノコは平均210です。
それからあとでこれは少し出てきますけれども、
豚肉がですね、痕跡出てるんですよね、この痕跡出ている豚肉をキノコの変わりに提供したという、
結構こちらもドキドキもので、ま、いろんな調査を手探りで進めてきたということですが、
このデータが基本になって「キノコを食べない」事をやったのを、後でお知らせします。
その「キノコを食べない」ことをやっている間にですね、
どの位の線量があるのか?っていうのを調べてみたんですけれども、

「カツ」だから豚肉でやっているんですけれども、
食事のメニューをそのまま持ち込んで、もっと検出限界を下げてやってもらったんですけれども、
豚肉で1.7以下だった。
その他いろいろやったんですが、結局1.8を超えたものはないということで、
キノコさえ食わなければ、そんなに高い線量のものは食べていないんです。
ここでいろんな健康障害が出ているという事が、今回の衝撃の一つになると思います。

で、一番線量の低いところでですね、食事を村長さんにつくってもらいまして、
子どもの、要するに我々が調べた子どもが食べている食事をつくってもらって、
一日分の分量にして検査センターに持ち込んでみました。
そしたらズラーッと数字が出てまいりました。
それを1kgあたりに直してみると、1.1ベクレル/kgです。
つまり、今までというか、100ベクレルで安全だと言っている、
100は出荷できるんですから、日本では。
その100で出荷できるんだけれども、実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ているという事です。
これが結構衝撃的なんですけれども、

だけど日本とウクライナは相当条件が違っていまして、
ウクライナは食糧自給の国でして、お国から300坪位の畑をもらって、60坪ぐらいの庭をもらって、
その庭で家庭菜園をやっていました。
ほぼ全部畑になっている訳です。
それと家も貰っている訳ですけれども、だから田舎に行ったらほぼ100%食糧自給の国です。
一方日本は、もともと食料自給率は40%ですから、
だから放っておいても6割は外国産ということになります。
それからストロンチウムの汚染が日本の場合すごく少ないという事が分かりまして、
「どのくらい少ないのか」というのは隠しているんだと思うんですけれども
とにかく、ま、少ない事だけは間違いなさそうだと。
もうひとつは化学肥料をいっぱい投入していまして、
世界最大の投入国です。
土の中にカリウムとカルシウムが多いですから、
だから作物へのストロンチウムとセシウムの移行率というのは低くなります。
圧倒的に、数100分の1になるわけでして、
放っておくと、ウクライナでは被害が出ても、日本では出ない可能性も、ま、あるわけですけれども、

こういう事をまとめてですね6月12日にアジア太平洋臨床栄養学会で紹介講演をさせてもらったと。
その時には私は英語ができませんので、●さんにスピーチをしてもらったんですけれども、
私も壇上にはあがりましたけれども。
私自身は二度学会講演をしていまして、今日のような話をしていて、
今日のは最新です。
この学会講演の時には行っていなかった資料がその後届きまして、
これも結構衝撃です。

こんな感じで。
ま、タチアナさんじゃないと、とても検査させられないと思うんですけれども、
見た感じウクライナの男性というのはタチアナさんに頼まれると全部なんでもいう事を聞くという感じで(笑)
その位美人なんですよ。
それでストロンチウムなんか持ち込んでも絶対にしないんだけどちゃんとしてくれる
それで検出限界をずっと下げる検査なんかやってくれる。
ぼくらがいった時は「やらない」って言ったんだから。
だけどちゃんとやらしているという事でしてね、
やると恐ろしい事が分かりまして、
線量が高い地域だとセシウムが255、それから127位
これはまァ理解できるんですけど、
だけど、タチアナさんが住んでいるコヴァリン村が8
それからもっと低いところのノヴィ・マルチノヴィチ村が7なんですよ。
この辺の東京が、こっちから汚染が入りましたから300ぐらいはあります。
うちの事務所の庭は表土をとると400です。
それから100m離れた小学校に行って土をとってくると200、というのが大体この辺の線量ですね。
8とか7で異常が出ているということなんですよ。
放射能を抜いてやると症状が消えたんですから、
8とか7でも明らかに異常が出るということです。
ストロンチウムについては多分神経症で、
ストロンチウムは逃げませんので、
体から抜けませんので身体から出ていく速度が半分になるのが50年かかりますから、
だから僕たちの実験は有効でないはずなんですよ。
2とか3というのが出ていまして、
さすがに東京、千葉埼玉はこんなに汚染されていません。
福島まで行くとこのレベルになると思いますけれども、
きっちり国に発表してもらわなければいけない。
ま、とにかく、セシウムは8とか7ぐらいで作物への移行率が高ければですよ、
「高ければ」、そしたら異常が出てくる。
日本でも、ちゃんと監視していかないと、何時危険が出てきてもしょうがないと。
もうひとつ学会で発表していない、今日初めての資料がこれでして、

これは今日、タチアナさんがしゃべってくれるところの数字です。
数字は彼女はしゃべりませんけれども、初めて出てくる資料でして、
放射能の少ない食事をして健康状態がよくなるかどうかを調査しました。
タチアナさんが住んでいる地域のコヴァリン村では、
頭痛の子どもが13人いまして、
そのうち完全に治った子どもが5人です。
それから改善した子が8人です。
で、改善しなかった人はいません。
それから大人では頭痛の人が20人です。
さすがに大人は治らないんですけど、改善した人が19人です。
改善しなかった人が一人ですけど、このしなかった人は86歳のおばあちゃんでして、
「わたしゃ元気なんだけどね」っていう感じのおばあちゃんで、
元気なんですけど、頭痛だけはあって治らなかったと。
それから、足が痛い子どもが11人いまして、
3人は完全に解消しました。改善した子どもが8人です。
大人では18人足が痛い人がいまして、18人全員改善はしました。なくなりはしていません。
それからモジャリ村
こっちは結構ひどいです。
ものすごく汚染が、NHKに出てくるコロステンとかはちょっと別枠ですが、
あれはもう、ももすごい、もっとずっとひどいんですけど、
日本から見たら相当ひどいモジャリ村あたりで、
頭痛の子どもが5人いまして、お子でも2人良くなって、3人はやっぱり改善したと。
大人は11人で、11人とも改善したと。
足が痛い子どもが5人いまして、3人は足の痛みが無くなった。2人は改善した。
大人は11人いて、11人が改善したという事です。
だから放射能を抜けば健康状態がよくなるという事は間違いなくて、
どんなふうによくなったか?というのをタチアナさんに今日話していただきます。

それでタチアナさんがしゃべる地域の事をお話ししておきますと、
最初にされるのがコヴァリン村あたりです。
それから最後にされるのがモジャリ村という、上の方の地域になります。
ここからはタチアナさんの
放射能の少ない食事にしたらどのように回復したかを具体的にお話しいただきます。
ご成長ありがとうございました。
ーーー
タチアナ女史講演
放射能の少ない食事にしたら 健康被害がどのように回復したかにつづく↓
タチアナ・アンドロシェンコ女史講演 2013年11月21日 衆議院第一議員会館
書き出しブログ
動画はここにあります↓
<学校給食は1ベクレル/㎏規制に!>実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ている
11/21ウクライナ調査結果・小若順一氏(内容書き出し)
<前半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)
<後半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)
2012年の小若氏の報告
<ウクライナ報告>
「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」小若順一氏11/2(内容書き出し)
<質疑応答・ウクライナ報告>
「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」小若順一氏11/2(内容書き出し)
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コメント
腫瘍のできた魚を遺伝子組み換えサラダに添えて、
ttps://twitter.com/_AnonAtheist_/status/402125004772372480/photo/1
AnonymousAtheist
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AnonymousAtheist
ttps://twitter.com/s0ulRebelution/status/402068448802390016/photo/1
| 2013.11.26 11:55 | 編集
私と母がマジで数ベクレルで体調不良おこしてますが、誰も信じてくれないです。兄弟も親戚も友人もキチ○イ扱いしてもはや会話も無い…。日本の場合、汚染肥料が出回ってるから、毎日の食事が超こわいです。オープンに国中で対策立てられる日はいつになるのか…遠いですね。
汚染地帯のカナリア | 2013.11.27 12:40 | 編集