スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東海村にあるプルトニウム溶液と高放射性廃液の「潜在的危険」は水素爆発と10の何乗ギガベクレル単位になる放射性物質の飛散だ!!

2013年12月2日、朝日新聞に
原子力機構の高レベル廃液、水素爆発の恐れ 東海村」という記事がありました。

内容は
茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の東海再処理施設にある
プルトニウム溶液と高レベル放射性廃液の規制庁への調査報告で、
処理されずに残っている廃液の安全装置が壊れると
沸騰して放射性物質が飛散したり、水素爆発を起こしたりする
恐れがあるというものです。



2013年12月2日に
原子力規制委員会
第3回独立行政法人日本原子力研究開発機構再処理施設における
潜在的ハザードの実態把握にかかるヒアリング

というものが行われています。

まず、「潜在的ハザード」という呼び名に関して、
なんとなくモヤモヤ感があります。
ハザード(hazard)とは「危険」という意味で
潜在的なので、「見えない状態で存在している危険」という事になる。

最初から「潜在的危険」の実態把握と言えばいいのに・・・とまず私は思った。

で、朝日新聞の記事は何処から来ているのか?
ヒアリングのためにJAEAが用意した資料にそれは書いてあった。
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/jaea_hearing/data/0003_02.pdf

2013120326.jpg

核燃料サイクル工学研究所 
独立法人日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター JAEA
には
プルトニウム溶液と高放射性廃液がある。
その危険についての部分を転記する。



危険

プルトニウム溶液
プルトニウム溶液の貯蔵時の想定事故と安定化処理時の想定事故における周辺公衆の実効線量の比較


●溶液貯蔵時 
施設 MP 
想定事象 
プルトニウム溶液の沸騰

事象進展シナリオ
プルトニウム溶液を内包する貯槽(7基)の空冷機能の喪失が継続し、全ての貯槽が沸騰し、
放射性物質を含むミストが槽類換気系を経て排気筒から放出する。
放出経路に設置されるフィルタは、ミストにより機能が低下する。
各貯槽の液組成に応じて沸騰開始時間は異なるが、
保守側に全ての貯槽が沸騰し事象継続の可能性を考慮し
空冷機能回復までに24時間を要するとして
「24時間全貯槽同時沸騰」を仮定し、この間の事象継続を想定する。

放出放射能量 ギガベクレル(GBq) 1x10の0乗ギガベクレル
実効線量*(μSv)         1x10の1乗マイクロシーベルト(全身)


●安定化処理時 
施設 PCDF
想定事象
焙焼還元炉の水素爆発(事業指定申請書)

事象進展シナリオ
想定事故である「焙焼還元炉の水素爆発」に基づき、以下を想定。
焙焼還元炉の運転で使用する窒素水素混合ガス中の水素濃度が異常上昇して水素爆発する。
炉に設けられている破裂板からグローブボックスへ爆発の圧力が解放されることにより、
グローブボックスの一部が破損し主工程室にMOX粉末が漏えいし、
建家換気系のフィルタを経て排気筒から放出する。


放出放射能量 ギガベクレル(GBq) 3x10-2乗ギガベクレル
実効線量*(μSv)         4x10-1乗マイクロシーベルト(全身)
*現有するプルトニウム溶液の液組成に基づき、放射性物質が放出された際、敷地境界外において放射性物質の
空気中濃度が最大となる地点での周辺公衆の実効線量の評価値


高放射性廃液
高放射性廃液の貯蔵時の想定事故と安定化処理時の想定事故における周辺公衆の実効線量の比較


●溶液貯蔵時
施設 HAW施設

想定事象
高放射性廃液を内包する貯槽(5基)の冷却機能の喪失が継続し、
全ての貯槽が沸騰し、放射性物質を含むミストが槽類換気系を経て排気筒から放出する。
放出経路に設置されるフィルタは、ミストにより機能が低下する。

各貯槽の液組成に応じて沸騰開始時間は異なるが、
保守側に全ての貯槽が沸騰し事象継続の可能性を考慮し冷却機能回復までに24時間を要するとして
24時間全貯槽同時沸騰」を仮定し、この間の事象継続を想定する。

放出放射能量(GBq) 1x10の2乗ギガベクレル
実効線量*(μSv) 1x10の2乗マイクロシーベルト(全身)


●安定化処理時

施設 TVF

想定事象
設計基準事象である「短時間の全動力電源の喪失」に基づき、以下を想定。
全動力電源の喪失による槽類換気系排風機の停止に伴い、
溶融炉等からの放射性物質を含む廃気が、固化セル内に移行し、
圧力放出系のフィルタを介して、排気筒から放出する。

保守側に事象継続の可能性を考慮し槽類換気系の機能回復までに24時間を要すると仮定し、
この間の事象継続を想定する。

放出放射能量(GBq) 4x10の1乗ギガベクレル
実効線量*(μSv) 2x10の0乗マイクロシーベルト(全身)

*現有する高放射性廃液の液組成に基づき、放射性物質が放出された際、敷地境界外において放射性物質の
空気中濃度が最大となる地点での周辺公衆の実効線量の評価値





10の何乗っていう単位がなかなか理解できない。
どれほどの量なのか?

「プルトニウム」がばら撒かれると思うとその恐ろしさはハンパじゃないし、
高放射性廃液というのはプルトニウムを取り出した後の手に負えない廃液の事ですよね?
これ・・・一体どうするのが一番いい方法なのか・・・分からないけれど、
東海村あたりの、今まで注視していなかった危険を改めて知る。



ーー追記ーー
コメントで教えていただきました「10の何乗」

10の何乗とは、1に0が何個付いてをいるかを現します。
10の0乗は、1に0が0個付くので、1 (すなはち一)です。
10の1乗は、1に0が1個付くので、10 (すなはち十)です。
10の2乗は、1に0が2個付くので、100 (すなはち百)です。
10の3乗は、1に0が3個付くので、1,000 (すなはち千)です。
10の6乗は、1に0が6個付くので、1,000,000 (すなはち百万)です。
                  これをメガと言うことがあります。
10の9乗は、1に0が9個付くので、1,000,000,000 (すなはち十億)です。
                  これをギガと言うことがあります。

10のマイナス(-)何乗とは、(10の何乗)分の1かを現します。
10の-1乗は、(10の1乗)分の1、すなはち10分の1です。
10の-2乗は、(10の2乗)分の1、すなはち100分の1です。

最初に出てくる、「1x10の0乗ギガベクレル」は「10の0乗」が1なので
1ギガベクレルですが、ギガが十億なので結局、十億ベクレルです。


とても分かりやすいです、<(_ _*)> ありがとうございます。



原子力規制委員会での第3回ヒアリングの書き出し
1.東海村JAEA潜在的危険に関するヒアリング~規制庁からの説明~12/2(内容書き出し)

2.東海村JAEA潜在的危険に関するヒアリング~日本原子力研究開発機構からの説明~12/2
(内容書き出し)





関連記事

コメント

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

きーこ様、貴重な情報をありがとうございます。
危険な放射能は、イチエフだけではないのですね。

原発と言うか、核発電、全然ダメじゃん!!!

平安時代の人が、核発電していて廃棄物を残していたら、頭来るよな。
実際は、源氏物語とかを残してくれているから、ちょっと日本人として、自慢できる気分が有るけれど・・・・。

本当に原発を止めないと、いけないよ。事故を起こして国土を汚染してもやめる決心がつかない人たちって、何を考えているのかしら?
たぶん考えていないね。受験勉強は考えたら負けだ!!と言われて久しい。
そんな受験エリートたちだから、記憶力と素早い反応は持ち味だけど、考えたり、想像を巡らしたり苦手なのかな。

兎に角、核発電は、生命とは相性が悪すぎ。
東海村もそんな危険物があったとは、知りませんでした。
情報をありがとう。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。