<政治的である前に人道的な事> 「お金のために未来はもう諦めている」 それが国の姿勢です。 12/4山本太郎参議院議員(文字起こし)

2013年12月4日 参議院議員会館
子どもの安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判 記者会見


文字起こし部分Youtube→http://youtu.be/3qYP47HRpfo?t=31m42s


忙しい中、山本参議院議員にご参加いただいています。
山本参議院議員は私たちふくしま集団疎開裁判の様々な活動に最初からかかわってご支援下さっていました。


山本太郎参議院議員
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こんばんは、山本太郎です。
参議院議員になっちゃったんですね。
この裁判の初めのころは本当に一市民として一緒に声を挙げていたんですけれども、
本当にあまりにもひどいですよね。
ハッキリしているんですけどね最初から、国がやりたい事というのは、
もうこの件に関して、要は原発の事故の事に関して、被ばくの事に関して、
もう「すっとぼけます」と、一貫していますね。
でもこれ、とぼけられたら困るんですよね。

このようにだんだんと子どもたちの身体に、もちろん大人もそうですけれど現れてきている。
しかも、「小児甲状腺がんだけじゃないだろ」って。
「病気なんて限定できないだろ」と。
免疫力をやられるんだから、その人その人の身体のそれぞれの症状、
一番弱いところに出てくるんだから。
「病気の花束を抱えて生まれてくる」ってベラルーシの人も言っているじゃないか。
もうこの先の、この国の未来を想像するのにはチェルノブイリの周辺の国々というのを見るしかないんですよね。

でも見たくない。
どうして見たくないの?
お金がかかるからだよ、保障賠償必要でしょ。
だから汚染地域というのも明らかにしない。
福島だけにしか、福島の一部にしか汚染がないというふりをずーっと続けている。

「そうじゃないだろ」と。
東京もだよ、ホットスポットがあるよ。
東日本一帯だろ。
全部一緒じゃないけれど斑に広がったんだろ。
どうしてセシウムとヨウ素しか調べないの?
もっと沢山調べなくちゃいけないじゃないか。

その沢山の不条理というものを、なんとか解決できないだろうかと思って、
参議院議員というところにまで皆さんの力で押し上げていただいたんですけれど、
命にかかわること、人々の権利に関わる事というのは、全然進まないですね。

金の匂いのするところにはすぐ飛びついて、
どんな法律でも通していくんですけれどもね。
命にかかわること、金にならない事というのは、
なんとなく法案として成立したとしても全然中身が煮詰まらない。
すごいですね。

でも明らかなんです。
「お金のために未来はもう諦めている」
それが国の姿勢です。
だって健康な子どもたちが将来いないとするならば、
この国を誰が支えるんですか?
誰が納税するんですか?
誰が次の世代を生み出すんですか?
未来というものを完全に諦めてしまったのは、なんのために?
お金のためです。

原発止めるわけにいかないからね。
電力会社、電機メーカー、保険、建設、
もうありとあらゆる企業がここに関わっているから、こんなウマいもん捨てれる筈ないだろ。
人の命と引き換えにでも、この商売を続けさせていただきます。

ハッキリしているんですよね、本当に悔しい。

この状況をどうやって変えますか?
人道的な事ですよね、こんなの。

政治的なことである前に人道的な事を、どうしてもっと沢山の人達が声を挙げないの?

この集団疎開裁判という事でさえも、
ニュースで大きく取り上げられたことが何回ありますか?
流せないんです。
どうしても。
コマーシャル、広告で支えられているテレビにとって、そんな核心に迫ることを言えるはずがないんですよ。
原発の事は、再稼働の事はなんとか言えたとしても、
被ばく」ということに触れるのは一番怖い。

被ばくに触れれば、やっぱりここが一番
原発反対とかうまいこと言っておけば仕事は続いたかもしれないんです。
「太陽光エネルギー、いいんじゃないですか」みたいなことを言っていれば
仕事を続けられたかもしれないけれども、
集団疎開裁判に加わった途端に、…(笑)…そういう訳じゃないです、
根本の部分ですよね、「どうして原発いらないの?」って。

「被ばくしたらまずいからだよ」って。

「人体が相容れないものを空気中に、自分の生活環境中に沢山ばらまかれたら人の命に関わるじゃないか」
という話で、
「原発いらない」という事は「被ばくがまずいから」という事と繋がっているんですよ。

原発の事が言えても被ばくの事が言えないというような空気になっちゃっている。

国会の中はどうだ?
被ばくの事を口にしている人はほとんどいないですよ。
どうして?
そこには利権がないから。
だってみなさん全員持ち出しでやっているじゃないですか。
そうでしょ?
お金持ちなんか見たことないですよ、僕。
でも、根本的な事なんですよ、命にかかわる事なんだよ。
子どもたちを見捨てるという事は自分自身を切りつけられてもおかしくないということを認めたという事ですよ。

こんなことがあっては絶対にならないという事ですよね。

これを本当に政治で決着を付けるためには、政治家を本気にさせるしかないんですよ。
今全然本気になっていないでしょ。
僕この間、内閣委員会というのに所属していて、
それぞれの委員会、常任委員会というのがあって、
委員会の中でも議題、各国会の中でも議題があるんです。
僕の場合は内閣委員会。
今国会の場合は「国家戦略特区」というのがテーマなんです。
「いや僕は被ばくの問題が気になる」そういう事を言いたいんですけれどダメ。
この国家戦略特区に関する質問をしなきゃいけない。
3分の2はその事に関してする。
残りの時間をたとえば被ばくの問題であるとかという事を言ってもいいよという空気なんですよ。
先日質問した時に、最初に国家戦略特区の質問があまりにも早く終わり過ぎたんですよね。
だから、放射性物質の話とかを延々と続けていたら、後でムチャクチャ怒られたんです。
「いい加減にしろ」というような・・・ま、そこまでは言われていないんですけれども、
与党側から「どうして国家戦略特区の事を質問しないんだ、というふうに結構今問題になっている」と。
何が国家戦略特区だよ。
また規制緩和してどこかの企業を儲けさせるための政治家のごますりですよ、そんなの。
どっち見て政治やってるんだよ。

いま命の危険にさらされている子どもたちがいる、大人たちがいるのに、
その事がまず一番最初に話し合いをやらなければいけないじゃないですか。
でもそんな事は通用しない。
それが大人の世界なんです。

残念ながらいま722人いる議員のうち、
この被ばく、特に子どもたちという部分に関してフォーカスできる人というのは数少ない。
じゃあどうすればいい?

国会の中で数の論理で採決を決められてしまった時に、そんなこと議題にも上がらないかもしれない。
でもこれをあげられる方法もあるんです。
国会議員のお尻を叩くしかないんですよね。
国会議員のお尻を叩いても集まった人の数がすくなかったら見向きもしない。
どうして?
票の匂いがしないから。
次の選挙に影響なさそうだもの。
だとしたら、これは一般の方々にもう一度広く、このいま国がやっているとんでもない。
なんていうか・・・・・・緩やかな死刑宣告ですよ。

この国に住む者たちに与えられた緩やかな死刑宣告を
もっと広く多くの人達に伝えて、
そういうアクションに足を運んでもらって、
目で見て、何万人、何十万人という人達が声を挙げるという状況に持っていくしかないんですよね。

「政治家なんだから政治で決着付けるように、お前努力しろよ」って怒られそうなんですけれども、
でも今の実際の政治の中はそういう状況です。

この裁判に関して、本当にいろんな判決が出て苦労をしてきました。
で、分かった。
「司法も権力の一部なんだ」と。
裁判では子どもたちは救えない。
でも裁判をやめる訳じゃない。

どうして裁判を続けるんですか?
国が付くウソ、
電力会社が付くウソ、
行政が付くウソを記録しなきゃいけない。


今一番やらなければいけない事は、汚染の恐れがある、
子ども達の健康に影響がある土地に住む子どもたちをどうやって、
まずは民間で移動してもらうか、ということ。
希望者には移動できるという事を担保していくかという事がすごく大事だと思うんですね。

政治家なのにまだ市民活動家みたいな事を言っているのか、って言う話なんですけど、
もう悔しいけれど本当にそういう状況なんです。
もう…そのような状況の中でなにか・・突破できるという様な部分を
皆さんに沢山意見を聞きながら、国会の中でせきること。
1議席ですけれども、1議席でやれることはそう多くはないんですけれども、
やれる精一杯の事をやっていきたいと思います。

そして、外に向けてのメッセージ、
いま新しい署名というのも開始するところにあるんですね。
それはどういう署名なのか?というのは、要は年間1ミリ。
被ばく限度は年間1ミリなんだよ。
国際基準なんですよ。
「でも今この国がしている事は」ということと、
日本の食品の安全基準1kgあたり100ベクレル。
これは原発の敷地内から出てくる低レベル廃棄物と同等ですよ。
僕達が食べていたのは事故前は0.1ぐらいでした。
1000倍も高くなっていますよ。
という様な本当に基本的な情報を、もう一度沢山の人々に知ってもらうための署名というものを、
仲間と一緒につくったんです。


本当に、時間をかけられない。
一刻を争うような事態なんだけれども、
もう一度沢山の人に参加してもらうために、こつこつやらなければいけない部分があるというのは、
本当に歯がゆいところなんですけれども、
国会の中でやれること、外でやれること、最大限にやっていきたいと思います。

なんとかこれを突破しないと、この国の未来はないですよね。
これは絶対に諦めるわけにいかないです。
本当に横に繋がって考えていきましょう、ありがとうございました。



署名のページ
発信者  Codomo-Rescue コドモレスキュー

宛先:安倍晋三内閣総理大臣殿、佐藤雄平福島県知事殿
安倍晋三内閣総理大臣殿、佐藤雄平福島県知事殿:
東京電力福島第一原発事故による放射能汚染から、子どもたちを守って下さい。


宛先:全国都道府県議会議長会、都道府県議会、市区町村議会
全国都道府県議会議長会、都道府県議会、市区町村議会:
東京電力福島第一原発事故による放射能汚染を理由とした自主避難者や、
危険な場所で生活せざるをえない子どもたちの目線に立ち
彼らを助けるために手を差しのべてください。












2013年12月4日 
「子どもの安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判 記者会見」
文字起こしブログ

<避難するまでの経緯と変化>
これ以上「子どもを守りきることができなかった」と思う方を増やしてほしくないのです。
(音声&文字起こし)


<仙台高裁の判決から今日までのこと>
原発事故の最大の犠牲者はまず子供であり、将来に渡りこれからもずっと子どもです
12/4柳原敏夫弁護士(動画&文字起こし)


<保養を受け入れて>
去年よりも今年の方が子どもの健康状態はあまりよくないなという事は感じています。
12/4苅部しおりさん(文字起こし)


<ベラルーシと東日本>
だから福島だけが危ないのではなく東日本全域に小児甲状腺がんが発症する可能性がある
12/4川根眞也先生(文字起こし)


<政治的である前に人道的な事>
「お金のために未来はもう諦めている」それが国の姿勢です。
12/4山本太郎参議院議員(文字起こし)


<情報と知識と選択肢>
情報があるのに出てこない。出ているものすら精査されていないという状況。
12/4おしどりマコさん(文字起こし)


<1ベクレルの怖さ>
だからこれを身体の中に飲み込んだらどうなるのか?という事がわからない。
12/4元東電社員桑原豊さん(文字起こし)


<東京電力放射能事件>
本来であれば放射能から避難させなければならないのは、関係市町村長の責任なんですね。
12/4井戸川克隆前双葉町長(文字起こし)


<被ばくの強制>
この地球上に20ミリシーベルト/年という線量で“誰か住んでる”ところがあるんですか?
12/4柳沢裕子医師(文字起こし)


<チェルノブイリ事故27年の体験>
保養所に行きビックリした200人の官僚たちは日本に戻ってきて何か言ったのか?
12/4鎌仲ひと­みさん(文字起こし)


<子どもたちの保養>
補助金をどんどん打ち切っていくので私たちが横に繋がってやっていくことも非常に厳しい
12/4神田香織さん(文字起こし)







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