<東京電力放射能事件>本来であれば放射能から避難させなければならないのは、関係市町村長の責任なんですね。12/4井戸川克隆前双葉町長(文字起こし)

2013年12月4日 参議院議員会館
子どもの安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判 記者会見


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/3qYP47HRpfo?t=1h15m45s

井戸川克隆(前双葉町長)
2013121033.jpg

こんばんは。
いろいろとご心配いただいていますけれども、本当にありがとうございます。

私はあの・・・、なんていうか、資料はいらないですね。
私自身が資料の塊です。
そして経験の塊でありますし、被ばくの体験者であります。

最近のプロメテウスの罠で、私が秘密裏に測っていたことが暴露されました。
あれが出ない限り、ずっと、私も「もう少し黙っていよう」と思っていたんですが、
あの記事の中のとおり、非常に膨大な量の、ヨウ素を被ばくしております。
数値はちょっと勘弁して下さい、膨大な量という事で。

そのためにやはり、疲れます。
目もおかしいし、喉も本当にひどいですね。
今はちょっといいんですけれど、
ひところ悪い時は呼吸ができない位狭まっている部分が、そういう時もあります。
どういう時か?というと、福島県内に入るとそういう状況になってきます。
それは私のことですが、
今日是非みなさんとお話ししておきたいことがいっぱいありますので、
限られた5分という中でお話しさせていただきます。

まず汚染水の日量300トンというのはどういうボリュームか?というと、
本当に小さいボリュームなんですよ。

2013121032.jpg

これ位のパイプで24時間ポンプを運転すると300トンに到達するんですね。
その位の本当に少ない量なんですけれど、「果たしてそうなのか?」という事で私は疑問を持っています。
こんな量ですよ、これはおかしい。

そしてまた放射能の問題で、発症するかしないかの議論に惑わされています。
そうじゃないんです。

放射能が事故前にあったかなかったかなんです。

事故前に無かったのに有ること自体がもう異常ですから、
発症の議論は、これは医師たちがやるもので、
本来、放射能が安全か安全じゃないかというのは、
桑原(元東電社員)さんみたいな放射線管理の経験者というのは、もう、双葉郡にはいっぱいおりますので、
彼等に判断させるべきであって、
ドクターが判断してはいけません。
彼等は今まで、事故前は安全か安全じゃないかの判断を基に作業をしてきたんですね。
人工放射能って言うのは、これは全くもう次元が違うんですね。

これは「東京電力放射能事件」と私は呼び名をしておりますけれど、名前を付けていますけれど、
事件なんですね。
これを惑わされて「発症するかしないか」の議論や1ミリ、20ミリ、関係ないです。
有るか無いかですね。


それから子どもたちをこれ以上虐待する。
これは児童虐待に当たると思うんですね。

大人たちは子どもたちにやがて世話になるつもりのくせに、
子どもをいま、避難させない守らない
こんな大人たちは異常者ですので、
是非皆さん声を高めて、「子どもを守れないこと自体が大人として恥だよ」という事を
歴史的な、日本の歴史上本当に始まって以来のことだと思うんです。
子供を虐待している。


我々国民が何時までも国に避難指示とか、安全基準とか、そういうものを委ねてはダメです。
もう「彼らには能力がないんだ」という事で、もう判断を下しましょう、皆さん。


そして私たちが安全か安全じゃないか、今日川根先生もおりますけれども、
いま、一生懸命調べている方がいっぱいおりますので、その人たちが国の安全基準をつくる、
要するにチェルノブイリの人達のように私たちがつくるという事で、
目線を、考え方を変えましょう。

そしてもうひとつ、災害救助法の適用という事で、
災害救助法が適法か違法かという議論にして下さい。
今度の事故が災害救助法を適用しました。
私は違法だと思っています。


難がゆえにですね、
本当に災害救助法が適用されると権限者は県知事なんですが、
そしてその下にある市町村長もそれに権限があるんですね。
その権限の元に、今放射能があるところに中途半端な避難の中で住まわされていることについて
みなさん注目をしてください。

訴える相手は誰か?というと、市町村長なんですよ。
災害救助法を適用している以上は。

市町村長が避難を完成していないのが現状です。

私は「避難指示」という4つの文字しか政府には貰わなかったんですけど、
私は「放射のからの避難」ということを理解の元に避難をしました。
したがって、放射能の限りなくないところ、
埼玉県を選んで避難したわけですね。

これを私がやったことについて、
それをやらなかった市町村長、あるいは県知事が一丸となって、
私に対する誹謗中傷の中で私が罷免されてしまったんですけれども、

本来であれば放射能から避難させなければならないのは、関係市町村長の責任なんですね。
だから、そこの目線を惑わされないようにお願いしたいと思います。

私はこれからも力の限り、健康状態の続く限り、
ま、声の出る限りいろいろとしゃべっていきたいと思っております。

しゃべれなくなる、
ここ(首)にメスが入るとしゃべれなくなる恐れがありますから、
いま一生懸命時を惜しんで、皆さんの前へ出て、訴えております。

双葉町の町民を全部県外に私は出したからなんです。
それを拒んだのは福島県知事なんです。
残りの町民を出そうと思ったんです。
つくばに公務員宿舎がいっぱいありますから、そこに出そうと思って福島県に掛け合ったならば、
福島県が茨城県に話を通してくれなかった。

従って災害救助法が適法であれば、これはとんでもないことだし、
災害救助法が違法であれば、全くの責任がその拒んだ人たちにあるわけですね。
そして避難を完成させなかった人たちにあるんです。

子どもたちが今、この疎開裁判をやっていますけれども、
訴える相手を間違わないでください。
これが大切なんですよ。

災害救助法を適用しているうちは、その住民が住んでいる首長なんです。

よく皆さんで、災害救助法とその避難のさせ方、
避難をさせなければならない原因者・責任者をきちんと学んでですね、
この裁判が成功に終わること。
そして、子どもたちがいち早く避難できることを願っております。
私も精いっぱい協力を惜しまないで頑張ってまいります。
みなさん、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。








2013年12月4日 
「子どもの安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判 記者会見」
文字起こしブログ

<避難するまでの経緯と変化>
これ以上「子どもを守りきることができなかった」と思う方を増やしてほしくないのです。
(音声&文字起こし)


<仙台高裁の判決から今日までのこと>
原発事故の最大の犠牲者はまず子供であり、将来に渡りこれからもずっと子どもです
12/4柳原敏夫弁護士(動画&文字起こし)


<保養を受け入れて>
去年よりも今年の方が子どもの健康状態はあまりよくないなという事は感じています。
12/4苅部しおりさん(文字起こし)


<ベラルーシと東日本>
だから福島だけが危ないのではなく東日本全域に小児甲状腺がんが発症する可能性がある
12/4川根眞也先生(文字起こし)


<政治的である前に人道的な事>
「お金のために未来はもう諦めている」それが国の姿勢です。
12/4山本太郎参議院議員(文字起こし)


<情報と知識と選択肢>
情報があるのに出てこない。出ているものすら精査されていないという状況。
12/4おしどりマコさん(文字起こし)


<1ベクレルの怖さ>
だからこれを身体の中に飲み込んだらどうなるのか?という事がわからない。
12/4元東電社員桑原豊さん(文字起こし)


<東京電力放射能事件>
本来であれば放射能から避難させなければならないのは、関係市町村長の責任なんですね。
12/4井戸川克隆前双葉町長(文字起こし)


<被ばくの強制>
この地球上に20ミリシーベルト/年という線量で“誰か住んでる”ところがあるんですか?
12/4柳沢裕子医師(文字起こし)


<チェルノブイリ事故27年の体験>
保養所に行きビックリした200人の官僚たちは日本に戻ってきて何か言ったのか?
12/4鎌仲ひと­みさん(文字起こし)


<子どもたちの保養>
補助金をどんどん打ち切っていくので私たちが横に繋がってやっていくことも非常に厳しい
12/4神田香織さん(文字起こし)







関連記事

コメント

非公開コメント

No title

..健康・医療戦略 考え方まとめる2020年ごろまでに人に投与して安全性を確かめる治験を始めるなどとした、
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131217/k10013884191000.html

ダイイング・メッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=i3aKiVSS92o