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<小泉さんの脱原発って?> 「夢のある再生エネルギーの成長戦略、それが結局は経済成長の大きな戦略になる」12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)

ここまでは↓
<東電を破たんさせないのは?>
「国が前面に出て銀行に全部借金を返してあげます」12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)



14:10~文字起こし部分Youtube→http://youtu.be/QBj9v-4Sg3A?t=14m10s

近藤:
古賀さんね、そんな中でね我々も注目もし、気にもするんですけれども、
小泉さんのいろんな脱原発の発言がございますでしょ、
あれは、古賀さんなりにいろんな情報を得ていると思うんですけれども、
この流れって、これからどんなふうになると予想されています?

古賀:
これはね、非常に小泉さんはいい事を言われたと思うんですよね。
やっぱり、特にゴミの問題を挙げてね、
「もう、こんなエネルギーに頼るっていうのはおかしいじゃないか」って。
「そんな事よりももっともっと再背可能エネルギー、自然エネルギーに、
 日本はそっちへ行けばいいじゃないか。夢のある事業になるよ」と、
「みんな国民の心に合わせた、今日本の進む道はそっちに変えようよ」というね、
非常に大きなテーマとして原発を扱って、言っていただいたんですけれども、
ただ、小泉さんは昔の総理の時にね、そう言ってもらえれば良かったんですけど、

水野:そうですね。

古賀:
今は本当に、一民間人ですから、何の権限もないですね。
小泉さんが何か言ったからといって、自民党、安倍さんがパッと変わるという事はないんです。
で、結局、我々は小泉さんが言ってくれたらうれしいけれども、
小泉さんに頼ってもダメなんですよね。
だから小泉さんはひとつのきっかけを与えてくれたかもしれないけれど、
小泉さんも、もしかしたら見ているんじゃないかなと思いまして、
それは、国民の中に本当に脱原発を求める運動というのがちゃんと起きていくのか?と。
ひところね、随分と官邸前のデモとかいろいろ盛り上がったんですけど、
それが大分水かけられて、ちょっと停滞気味になっているところもあるんで、
これがやっぱり国民全体が盛り上がって、動かそうというふうにならないと。
要するに政府を変えていかないとならないんですからね。
それは最後は国民世論なので、
ま、そのきっかけはつくれるけれども、あと本当に盛り上がるかというのを見ていると思うんですけれども、
冬の間というのは寒くてですね、
ちょっとこれは冗談みたいな話ですが、結構大きな要素としては、
寒過ぎるとですね、デモって盛り上がりにくいんですよ。
特に小さいお子さんを連れたお母さん達とかがなかなか参加しにくくなるので、
でも春になるとまた盛り上がる可能性がある。

近藤;そうでしょうね。

古賀:
それから、春に消費税の増税もあるじゃないですか。
そこで気が付いてみたら、アベノミクスでね、浮かれていたけど、
良く考えてみたら自分立ち全然給料も上がっていないし、消費税上がってすごい苦しくなったなって、
そういう不満の声も出てきて、しかも、夏に向けて原発の再稼働の話が出てきますよ。
伊方とか玄海とか、ああいうところの。
そうするとまた脱原発の運動というのが盛んになる可能性があるので、
そこで非常に大きな盛り上がりというのが出てくれば、
小泉さんが何か次のステップに送りだしてくれるんじゃないかなっていうですね、

近藤:その次のステップっていうのは、なんか、古賀さんなりに想像できる事ってありますか?

古賀:
ええ、まぁ、小泉さんがもう一回政治に戻るというのは可能性は殆ど無いと思うんですけれども、
小泉さんの声にこうして、自民党の中でたとえば、河野太郎さんとかいろいろいますけれども、
そういう若手中心にですね、立ち上がる人たちが出てきた時に、
それを小泉さんが「支持しますよ」と。
「彼らの運動を指示しますよ」って言うと、やっぱり、まだちょっと先ですけど、
でも15年には統一地方選もあるし、
それからその先に、安倍さんの総裁選。
任期というのは3年できますのでね。
その時の総裁選候補としてですね、脱原発を掲げる候補が出るかもしれない。
出た時には小泉さんが応援してくれるというのが分かればですね、かなり勢いが出てくる可能性があるんです。

近藤:あのー、再稼動反対っていうのは7割ですよ、まだ。

古賀:そうですね。

近藤:で、秘密保護法よりも高いですよ。

古賀:
そうですね。
だっていまゼロじゃないですか、もう。
いまゼロで、でも経済はまァまァいいですよね。
で、これから先のことを考えると、今より悪くならないんです、いまゼロですから。
マイナスにするっていう事はないわけですから、
ゼロで、いろいろ大変なこともあるけど、
でも毎年毎年たとえば、いろんな再生可能エネルギーの技術開発が進んで行くから、コストが下がりますし、
省エネの技術もどんどん進んで行きますし、
それからその再生可能エネルギーへの投資というのがどんどんどんどん強まればですね、
今日本は自然エネルギーも省エネも、実は遅れちゃったんですね、
「原発原発」って言っているうちに。
もう、風力発電とか、世界中ですごい増えていて、倍々で増えていくような感じで、
あと5年でね、風力発電だけで原発を抜くんですよ。

水野:えっ?もう一回言って下さい。

古賀:あと5年で風力発電だけで原発の許容量を超えるって言われているんですね。

水野:世界はー。

古賀:すごい伸びなんですよ。

水野:へぇっ!

古賀:
中国なんかの風力発電は、1年間につくる量はですね、
建設している風力発電所の発電量で換算すると、日本のだいたい150倍ぐらい。
で、累積で今ある全体の発電能力というのも日本の30倍ぐらいあるんですね。
もう、だから中国はどんどん原発つくりますよとか言っているけれど、
そんなんじゃなく、そんなものの遥か上のレベルで風力でもう日本は差をつけられている。
ドイツなんかは脱原発を進めながら風力発電を特に各地でどんどん進めています。
住民が出資をしてですね、住民に配当が入るというような仕組みで、
過疎地がそれでよみがえるという様な事をしているんで、
これは本当に日本もね、そういう道をなんか進んで欲しいな~って思うんですけど。

近藤:
古賀さんね、小泉さんの脱原発は核のゴミをもっぱら言っているわけですけれどもね、
そもそも福島原発というのは地震津波じゃないですか。
そこのところは日本からは絶対に逃げ去ることはないわけで、

古賀:そうですね、一番向いてない国ですね。

近藤:そこの議論をですね、私はいつも忘れちゃダメだよって思うんですけれどもね。

古賀:
そうですね、ですからもうゴミはね、将来世代につけ回しだし、
それから事故が起きたらどうなるか?っていうと、
それは原発電力の恩恵を受けていない世界中の人々に影響を与える。
もう他人に迷惑をかけるという事で、
これは普通に考えると自分のために他人に迷惑をかける、
あるいは自分のために将来世代に迷惑をかけるって、
こんなのは、昔の日本人の感覚で言えばね、これは「道徳的にダメでしょう」ということで、
「じゃあやめましょうよ」というまず結論があって、
「それをどういうふうに止めますか?」という議論に入っていくというのが本来のあり方なんです。

近藤:他人のことを考えないのは、サルの社会がそうらしいですよね。

古賀:
だからそれってね、やっぱり生き方の問題なんですよ。
ぼくは原発の倫理学っていう本を出したんですけれども、
要するに倫理の問題だと単純に考えてですね、
後はみんなで協力してそれをどうやって実現するかっていう事をやればですね、
これは「世界中に誇れる夢のエネルギーで日本を再生しましょう」という、
良い事業になっていくだろうなと思うんですけれどね。

ちょっとね、今のままで行くと「世界中に原発を売り歩く」という、
日本の中では事故処理もできない」というですね、
なんかまるで私は「死の商人になるな」と。
武器輸出も始まるみたいですし。
非常に残念な方向に進んでいると思うんですよね。


水野:
そうですね。
神戸のリスナーの方は
「今年求めていたのに進まなかった事というのは、
 原発メーカーなどからもっと新しい形でのエネルギー開発が出てくるかと思っていたんですけど、
 そこが進んでないように思うんです。
 安全でクリーンなエネルギーが得られると信じていたのに」って。
これは何で進まないんですか?

古賀:
これは結局、日本は潜在的にはいろんな技術は持っているんですね。
個別の技術は。
ところが、たとえばドイツみたいに「もう原発は絶対にやめるよ」というのをはっきり出しちゃえば、
シーメンスというドイツ一の重工メーカーですね、
日本の日立とか三菱とか東芝に当たるような大きな企業は、「原発やーめた」って言ってですね、
それでもう他のエネルギー、特に風力とか
そうすれば風力発電の技術というのがどんどん発達して言って、コストがどんどん下がっている
んですね。
それで、世界中の風力発電機を受注して、今は2年分受注残があるって。
だからもうこれから頼んでも2年先ですよっていう位に
それは夢のある再生エネルギーの成長戦略になるんですね。

水野:国が止めると決めれば、技術力は日本でも十分民間であるっていう事ですね。

古賀:
そうです。
ところが日本の場合は原発がどうもこれはまた復活しそうだということになっているじゃないですか。
そしたらそこに思いっきり投資してもですね、後で原発が全部動きますっていうことになったら、
電力ジャブジャブで当分発電所なんかいりませんよということになっちゃうんですね。
そしたら、思いっきり投資したのが大損になるかもしれないから、そんなことできないと。
あの、ソフトバンクの孫さんがね、ものすごくそういう事を言われていました。
「自分もやっぱり経営者としてね、
 資本家としては電力の世界というのはこれからいろんな事が起きる面白いマーケットだけど、
 『いつ原発に戻るかわかりません』と言われている中では思い切った投資が出来ないだろ」と。
「それがはっきり脱原発だと、絶対に大丈夫だと。
 これから発送電分離もしてもらってですね、
 新しい発電所をつくってもそこで差別をされたりしないということがはっきりわかれば、
 相当思い切った投資が出来るはずだよ」
と言う事をおっしゃっていましたね。

水野:それが結局は経済成長の大きな戦略になるんですね。

古賀:
なるんです。
成長戦略の大きな柱になるはずなんですけど、
そこはどんどんしぼんで行って、
どんどんどんどん水をあけられてですね、世界にですね。
それで何をやるか?って言うと、
「原発を輸出します」とか「武器を輸出します」とか、
「これが成長戦略の柱です」
とか言い始めているんですよね、自民党が。

だからちょっとね、これ。

「日本を取り戻す」って安倍さんが言うじゃないですか。
でも「その取り戻す日本ってなんなのかな?」と。


近藤:なんなのかな?

水野:なんなんでしょうね?なにを取り戻すんですかね?

古賀:
僕からみるとね、要するに明治から戦前までの、とにかく富国強兵、
企業中心、軍隊中心で、「なにかあったら戦争で解決してやるぞ」という、
そういう日本をなんか夢見てね、一生懸命「取り戻す」って言ってるんじゃないか
と思うんですけど、
やっぱり、本当は日本人の生き方って言うのは
「もっと自然を大事にして自然と共に生きます」っていうね、
こういうのが、むしろ今の「おもてなし」というのもそうですけれども、
日本の良さというのが世界中に認められ始めているんですけど、
その良さというのは、なんか昔みたいに
「テレビが安いですね」とか「車が壊れませんね」とか、そういう話じゃなくて、
やっぱり生き方として日本食、和食がああいう素材を生かしながら美しい料理とか、
それから可愛いファッションとか、アニメとかね、
そういうものにみんなが惹かれて日本に集まってきている。
そこでなんか、どくろマークを背中につけて「原発を輸出するぞー」とかね、
それっていうのは世界が日本に求めている役割と全然違うんじゃないかな
というふうに思えてならないんですよ。

なんとか昔のようにね、昔の日本の山村というのは実はもっと全然豊かだったんですよね。
何でかというと、エネルギー産業があったんですよ。
それはなにか?っていうと薪と炭ですよね。

水野:なるほど、自立してるわけですね、エネルギーで。

古賀:自立っていうより輸出しているんですけど、

水野:輸出も、あぁそうですね。

古賀:
だって日本中が薪と炭に頼って生きていた訳ですから、
もう、巨大な産業があったんです。
でも無くなっちゃったんですね、一切。
そうしたら半分ぐらい収入が無くなっちゃったので貧しくなるのは当たり前なんです。
だけど、今またバイオマスとか風力とか太陽光とか、いろんな技術が出てきているじゃないですか。
それを使えば実は立地地域なんかは貧しい貧しいと言われているんだけど、
それでよみがえられる可能性があるんですね。
ですから、なんか、原発を止めて自然エネルギーっていうと、
「電気を暗くしていばらの道を歩こうか」というね、なんかそういう世界だと思っている人たちがいて、


水野:いまだにね、まだね。

古賀:
そうじゃなくて、もうそういう事を乗り越える新しい技術が出来て、
世界中もそれで進んでいるんだから、日本もちょっと遅れちゃたけれど、これから追いついて追い越そうよ。
そういう夢のあるね、成長戦略、エネルギー政策というのをつくってほしい
なと思うんですよね。

水野:
ねー、古賀さんのお話聞いていると夢が持てますよね。
「持っていいんだな」という、

古賀:そう思いますね。

水野:裏付けがあるんですもんね。

古賀:これは日本人に向いている生き方ですから。

水野:ねぇ。日本を取り戻すっていうのはそっちなんじゃないですかね。

古賀:そう思います。

水野:
本当の夢を取り戻せるのにね。
なんか今の行き方で取り戻されると、私たちがなにかを失うかもしれないんですね。

古賀:もうだって、もう一回事故したら、これは大変なことになりますから。

水野:大変なことですよね。

古賀:それはそれは、もう本当に大変なことですよ。

水野:
古賀さん、また来年も。
さっき伺ったように春夏といろんな動きが出てくるでしょうから、いろんな話を聞かせて下さい。

古賀:はい。

水野:今日はどうもありがとうございました。

古賀:はい、どうもありとうございました。

水野:古賀茂明さんに伺いました。




小泉元総理ドイツ・フィンランド視察の旅に同行した原発関連企業の思惑
12/24報道ステーション前半(内容書き出し)


小泉氏が語る新たなエネルギー戦略を徹底追跡12/24報道ステーション後半(内容書き出し)

小泉元首相「脱原発」講演 全容を聞くBS-TBS(小泉演説部分文字起こし)


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2013年12月31報道するラジオ年末スペシャル
文字起こしブログ

東京オリンピックの裏で~切り捨てられる弱者と原発事故の収束復興~
12/31報道するラジオ(文字起こし)


<東電を破たんさせないのは?>
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<小泉さんの脱原発って?>
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12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)


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将来が全く見えない県外避難者問題12/31報道するラジオ(文字起こし)


<避難先自治体の格差と子どもたちの格差>
保養に行ける家族と行けない家族がある12/31報道するラジオ(文字起こし)


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