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<東京オリンピックと避難解除>早く帰ってくれば保証金を上乗せして出します12/31報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ 「年末スペシャル2013」  
2013年12月31日放送

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=57m25s

水野:佐藤さんどうですか?

佐藤:そうですね、・・・うん、やっぱり

水野:
まだ放射線の高い地域に住まざるを得ない人、
そして逃げたら逃げたでいろんなご苦労ががあるんでしょ?

古部:どっちも不安は不安ですよね。

佐藤:
そうですね、いろいろ事情があってね、家庭の事情とか、仕事とかによって、
逃げられる人と逃げられない人とかはいると思うんですけれども、

水野:佐藤さんのご家族はどうなんですか?

佐藤:やっぱりまだ地元がいいという事で、放射能の不安が今でもあるところで実家で住んでる。

水野:ご家族は御兄弟

佐藤:うちの父と伯父さん、兄弟ふたりで。

水野:みなさんまだ福島県のいわきでお住まい。

佐藤:そうです。

水野:それはどうして逃げないという選択をなさっているんでしょうね?

佐藤:んー、一番はやっぱり故郷だからだと思います。

近藤:
おおきいよね、
それは僕は故郷という、
東京の人だって大阪の人だって、結構ふるさと意識の薄い人っていらっしゃるんですよ。
ですけど日本全国から見たら圧倒的にふるさと意識を持っている人って多いと思いますよね。
その人たちが今やっぱ一番頼りになるっていうか、共有できる、胸の中でね、物を持っているんだって思うんです。
だけど、佐藤さんはどう思います?
にもかかわらず、東京は東京オリンピックでほとんどこうなってますよ。
今のみなさんの話を聞いていると、
なんかそんな事よりもやらなくちゃいけない事がいっぱいあるんじゃないかっていうね、

古部:本当にいっぱいありますね。

佐藤:そうですね。

近藤:まして東京って何なんだ?って思うよね。思いません?

古部:思います。

佐藤:はい。

近藤:
あれだけ福島の、お世話になっててさ、
で、なんか日が経ったら「オリンピックだオリンピックだオリンピックだ」何か思いませんか?
“それはそれ”なんですかね?

佐藤:
もうだから、悪い事ばかりが起きている事が多いじゃないですか。
不況だし、消費税も上がるし、ま、ねえ、
復興する、自分のところも復興してないし、
ま、「福島の再生が無ければ未来がない」みたいな、

近藤:ない

佐藤:事を言ってたじゃないですか

水野:言葉は言いますよね。

近藤:
だけどさ、オリンピックは間違いなく6年やりますよ、6年後に。
だけど福島はその時6年後にどうなっているのかなんてなんの保証もないでしょ?


水野:
今ね、そのあたりの事をリスナーの方がファックスを送ってきて下さったんですね、こういうふうに。
羽曳野市(はびきの)から下さっています。

私は東京にオリンピックがくるという事でみなが大喜びをしているのが、もう、不思議でなりません。
福島の方達の状況はひとつも良くなってないじゃないですか。
で、放射能は海にも流れ続けていますけれど、よく首相は言いましたね「大丈夫」って。
それやったら、じゃあ福島でオリンピックをしたらよろしいやないですか、と。
世界から沢山の人が来られますが、本当に日本に来たいと思ってくるんですかね?
オリンピックという以前に「福島をどうするか」その対策にお金を使うべきでしょう。
ほんの一部の人だけが幸せでいいんですか?


と下さいました。

近藤:
あの水野さん、やっぱり意識の中で政治も経済も何もかも東京ですからね。
東京が本当に変わらないとね、いろんなものが隅々まで行きわたらないんですよ。
意識も何もかも。
ところが肝心の東京がオリンピックで踊っていたらですね。
「日本ってどうなるんだ?」って私は思いますね。

西内:
ね、ほんとうに250kmなんだよね、原発からね、東京はね。
ところが世界の人はそうは見ていないんですよね。
やっぱり、東京=福島なんだと思うんですよね。
その時にどうなんだ?という事を、少なくてもあの席上で安倍首相はあの言葉を言ったんですけれども、

水野:
はい、オリンピック招致の時に
「250km離れていて東京は大丈夫です」っておっしゃったし、
「現在も未来も健康被害についても大丈夫です」っておっしゃいましたよ。
未来についての健康被害までおっしゃいましたよ。


「つまり、健康問題については、今までも、現在も、そして将来も! 全く問題はない!!」
9/8IOC総会・安倍総理大臣原発事故発言のすべて文字起こし


西内:
それもそうなんだけど、今は
早く帰ってくれば保証金を上乗せして出しますよ」って言ってるんですからね。
もう、今は。

水野:
今は福島に対する対策を大分変えたんですね、国は。
で、これは早く帰ってきた方が保証金が沢山出る?

西内:上乗せして、まとめて上乗せしまうよっていうのが、今の、最近の動きなんですよね。

水野:はあ~~、

西内:だから、南相馬市も28年に解除する

水野:避難を解除していく。

西内:だから危険が、帰宅困難区域だけを除いて、後は

水野:「帰ってきて下さいよ、帰ってきていいですよ」っていうお墨付きを国が与えるんですね。

西内:
ええ、ところが、それに伴っての基盤整備とか、病院とか介護施設とか、教育施設とか、
そういうインフラが出来ているのかっていうと、全く今できていないんですよね。
だからきちっと、やっぱりインフラをきちっと整備して、
少なくても最低限の生活ができる状況。
当然除染が終わる。
それが前提なんだけれども、その前提さえ、行程表でさえようやっとできた段階なのに、
今もう28年の4月は解除ですよ、そういうふうに言われているんです。

水野:もうしめ切りだけが勝手に出てるんですね。

西内:
だからそれは何処で決めてるのか?っていうことなんですけれども、
特に福島県のやっぱり、うーーん、力が弱いっていうんですかね、
福島県がもうちょっとやっぱり、中間処理施設も含めてですね、やっぱりイニシアチブを取っていかないから、
こういうふうにいつまでもずるずるずるずる長くなって、
結果的に除染も進まない、なんにも進まない、
復旧も進まないというのがやっぱりなんですね。

水野:
私はね、こっちにいる人間だから「それは違う」っていうんなら怒ってくれはっていいんですけど、
除染というのはね、やっぱり信じられないんですよ。
除染が進んで帰れるような地域ももちろんあるとは思いますけれども、
それはごくごく一部であってね、
除染って一回綺麗にそこをしたって、
また風が吹いてくる。、雨が降ってくる、何の意味もないじゃない。
そこにお金をかけてかけて、ほんで戻します、人を。
そんなんで子どもさんとか安心なんて出来ますか?


古部:あとやっぱ、時間がかかりますよね?何年も。

水野:いや、何回もしなきゃあきまへんやん。

古部:で、

水野:ある意味未来永劫せなあきまへくらいせなあきまへんやん。

古部:エンドレスです。

水野:そんな中で帰る対策?を、ま、国は進めていますよね。それでいいんですか?本当にみなさんは。

古部:年齢によっては、やっぱり絶対に地元に残りたい人もいますよね。

水野:それはやはり、それはわかります。

古部:
でも、これは私の考えですけれども、
やっぱり逃げたいという人には、受け入れるというようなシステム。

水野:今は逃げたいという人を支えるシステムがあまりにも弱弱しいということですよね。

古部:だってこちらの公営住宅の新たな受け入れって、もう無いんですね。

水野:
新たな受け入れないんですか?
今からようやっと逃げられるように家族の話が付いたっていう人もいはるでしょうしね、
そういう人を受け入れるシステムがこれからはないんだ。

西内:
私は恒久化する住宅に住んでいる訳なんですけれども、
そこから次の恒久化する住宅に行けるっていうんだったらいいんですよね。
それが一度ここに住めば、もう、これ以上はダメですよ、っていう事なんですよね。

原発事故による栃木県内への避難者アンケート報告 12/15宇都宮大学(動画・内容書き出し)
住居に関しましても、仮設住宅の延長期間につきまして、
86%の方、去年も85%だったんですけれども、必要な支援というふうに評価しております。
転居につきまして、こちらも昨年に引き続き7割の方々が民間借り上げの転居を望んでいらっしゃいます。




水野:次ないんですか?

西内:ないんですね。だから、本来は最初分からないで来たんだけれども、

水野:最初訳が分からなくて来はったんでしょ

西内:
そこに行って住むといろいろ学校の問題やいろんな問題があるでしょ、
そうすると仕事の関係とかで新たに別のところに行きたいよって言った時には、そこはダメですよと。
そういうふうになっちゃうんですよね。

水野:え?そうなったら新しい仕事も見つけられないですよね。

近藤:
お三方の話を聞いていると腹が立って仕方がないんですけど、
佐藤さんね、なんか今とにかくこれだけ言っておきたいっていう事はないですか?

佐藤:
ええ…ま、義援金とかも復興予算も、
やっぱり自分たち、被災者の方とかまわりに帰ってきていない状態ですね。
どこに行っているのか、どうかわからないじゃないですか。
しかもその上消費税も上がるとか、いまアベノミクスがそういうような、
オリンピックもね、
特定秘密法案とか、そういうのをやっている。
自分のやりたい政治の方を向いているから、もっと県外避難者に支援してほしいと思っています。

近藤:
あの総理大臣はね、いろんな事を考えて動いているんだと思うんだけどね、
良く復興地に行ってテレビに映ってますよ。
あれはそれなりのイメージを考えてやっているんだと思うんだけどね、うーーーん。

水野:イメージじゃ困るんですよ。

西内:
私も避難してきて思っているんですけれども、
寄付金の商工連合会を始めですね、関西池田団体連合会、並びに福井県の原子力発電所初代協議会がですね、
「原発再稼働を速やかに決断する要請」をしているんですよね。

近藤:ビックリだよね。

西内:
問題はそこなのね、
それと同時に今月の25日(2013年12月)も関電の副社長が福井工業大学でですね、
「原発の活動は必要だ」という話をしているんですね。
ですけども、やっぱり原発の推進とか脱原発で、今世論が二分されているんですけれども、
私が考えるには、まずは住民の命と地域の安全を守る対策が確立されているのかどうかなんだと思いますよね。
で、原発を論じる時には福島の原発の教訓をどう生かすかという議論がなされないままに
経済や雇用の影響の視点からの議論が先行しているのではないかなというふうにみているんですね。

水野:今年はそれが加速しましたね。

西内:それと同時にやっぱり一人一人の市民が真剣に自覚を持って考えていただきたいという事を

水野:福島から学んでいないという事ですか

西内:
ですから、やっぱり対岸の火事じゃないんですけれども、
関西の人を見ているとそういうふうに見えるんですよ、私らはね。
ですから、当然ここには、滋賀県には琵琶湖という水がめがあるわけだし、
あそこは福井の原発の近くというあれだけの距離しかないんですから、
やはり、この福島の教訓をどう生かしてどうするか?
それが再稼働がどうか?という事をやっぱりきちっと考えていただきたいなというふうに私なんか思うんですね。

近藤:
あの、私何かね、それぞれの被災者の方をもう超えて、
どう言ったらいいんでしょう、今のお話聞いていても、
僕は・・・人類の問題だと思っているんですよ、この問題というのは。
だから大阪の問題でもなければ、
本当に人としての問題だと。
そんな事がなぜわからないのか?というね、

西内:
だから私も思うんだけれども、
津波とか地震、天災であれば最終的には事実を受け入れざるを得ないんですけれども、
で、時間をかけて自分の心を癒していきますけれども、
もう人災である原発は時間をかけても解決してくれないんですよ。


近藤:そうですね

西内:
だから、時が経てば経つほど事業者に対する憎しみ、怒りっていうんですか、
それが募ってくるんですよ
、っていう事なんですね。
だから私なんか3年いるけれども、常に女房とも喧嘩なんですよ、これは。
だから全くね、原発原発って言われている新聞報道を見ていると、逆にストレスが溜まってくるんですよ。

近藤:あの、おっしゃる通りでね、僕は今日本って時計が3つあってね、福島の時計は完ぺきに止まってますよ。

古部:止まってますよね。

近藤:これ、後は要するに東京は加速的に進むんだよね、オリンピックオリンピックで。

西内:
私が言いたいのは、原発っていうのはマイナスからのスタートなのね。
経済であればゼロからのスタートなんですよ。
ですから私から言わせると、これからの若い人、日本を担っていく人は
是非ですね、被災地の状況を見ていただきたい。
これからの町作りの中心はやっぱり防災だろっていうふうに思うのね。
だから人作り地域作り町作りの中心はやっぱり防災。

水野:
でも防災って人を守る事ですからね、他の何を守る事でも、まずはないんですよね。
ところが今何を守ってるのか?ですよね、原発事故については。

西内:これだけの災害が起きるんだから、

水野:
今日もね、地震があったばかりですよ。
東海村はすぐ近くですよ。
そんな中で私たちは、今年ね、原発について望んでいた事が進んだのかどうなのか?
っていう視点で今日はお送りしていますけれども、
古部さんも時間が今日は最後になってきましたけれども、
これだけは言っておきたいという事をおっしゃってください。


古部:
まだまだやらないといけない事がいっぱいありますね。
復興予算の使い方も本当に避難してきた人や被災者に使って欲しい。
そして何か私たち、私は関西生まれなので、
やっぱり西日本が今回被災しなかったり、汚染が去れなかったのは、たまたま本当に偶然だった。
これが西と東逆やったらどうやったんかなっていう。
で、もしかしてこれから西日本でも地震とか原発事故があるかもしれないので、
もし地震や事故があった時のシュミレーションを、
この被災者の人の受け入れを通じてやらないといけないんじゃないかなと思います。

水野:
逃げてきていらっしゃる方々に私たちが教えられていて、
そして学べていないっていう状況が、今日浮き彫りになったかと思います。
大変お忙しい時に今日はお越し下さってありがとうございました。
また来年もいろんな話を聞かせていただきたいと思います。

1:12:18








2013年12月31報道するラジオ年末スペシャル
文字起こしブログ

東京オリンピックの裏で~切り捨てられる弱者と原発事故の収束復興~
12/31報道するラジオ(文字起こし)


<東電を破たんさせないのは?>
「国が前面に出て銀行に全部借金を返してあげます」12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)


<小泉さんの脱原発って?>
「夢のある再生エネルギーの成長戦略、それが結局は経済成長の大きな戦略になる」
12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)


<なんで茨城県?>
将来が全く見えない県外避難者問題12/31報道するラジオ(文字起こし)


<避難先自治体の格差と子どもたちの格差>
保養に行ける家族と行けない家族がある12/31報道するラジオ(文字起こし)


<東京オリンピックと避難解除>
早く帰ってくれば保証金を上乗せして出します12/31報道するラジオ(文字起こし)


<秘密保護法>
福島県選出なのに・・・森まさこ大臣12/31報道するラジオ(文字起こし)


福島県民に「申し訳なかった」って謝るべきなんじゃじゃないの?12/31報道するラジオ(文字起こし





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No title

難しい問題の書き起こし正月中ゆっくりしながら読まして貰っています。どう思います?

番組側は出演者を重んじなければならないので腫れ物に触るようなものになっていますが、こういう書き起こしで読ましていただくと、妙に心にすとんと落ちてくる感じがしない。

日本人は誰でもが幸福に生きる権利を有する、憲法が保障するところで国や行政はその保障を約束させられている、しかしここには対立点があって誰でもはロジックでその人に対して別の人の不幸をどうするのかということを予定しているわけではないし、その人の以前の決定で、未知のものであろうとも未然に無意識に了としている事柄で受けた不幸の改善を求めた場合は、もう少し具体化してに言うと、他の用途に使用す「べき」税金やそれに準じている諸々の負担から特に減じてでも受け取る資格があるということになると、何か別段の納得に至る理由付けが必要なんじゃぁないかという気持ちが残ります。

言辞に巧みにカモフラージュされていますが、以前は安心安全として受け入れていたはずの原発とその推進に現在時点で、反対すると保障が受け取れない危険があるので明確に出来ないのだが、保障されたら一転して反対を鮮明にするというのか?、保障を受け取ったので他は顧みず、結果結論では自分は上手くいったので、もっと極端に言うと原発受け入れると自分みたいに好いことになるということを別の場所に移って宣伝することになるのか?

放射能汚染からの放射能除染費用にしても生活復興支援費用にしても、本来はもっと普遍的な社会保障や福祉に、世代を重ねて誰でもが幸福になれる社会作りに充てられる筈だった資産だったとも思えるわけですよ。

そもそも原発推進の佐藤って知事が未だに知事やっている事態を福島県民は一体全体どう考えているのだろうか、先日の記事のベルトコンペアー方式で放射能物件を測れるのかどんなに幼稚な人間だって騙せるはずもないのに、とんでもない連中ですよ。と、いうことでしょう?
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