報道するラジオ 「年末スペシャル2013」
2013年12月31日放送
求めていた?特定秘密保護法
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=1h47m6s
上田アナウンサー
この法律を一番心配していると言っていいのは福島県の人ではないかという事で今回取材してきたんですね。
やはり原発事故の経験があって、情報が公開される事という事の重要性を皆さんご存じだからということで、
成立前から慎重な審議を求める声が県民全体であげていました。
まずこの秘密保護法でどういう事が心配なのか?という事を
原発の事故で大きな被害を受けました浪江町の馬場有町長に聞きましたので、その声をお聞きください。
馬場有(ばば たもつ)町長:
スピーディの不作為行為、
我々に公開してくれれば低線量の被ばくをしなくて済んだのに、公開してくれなかった・・・1:48:45
1:56:48
水野:これから事故収束に何十年もかかりますやん、これからどうするのか?
上田:
毎日毎日必要な情報なんですね、皆さんにとっては。
それが秘密、出ないと秘密ですと言った時に安心して過ごせるのかどうか?
そのあたりが非常に心配になってくるんですけれども、
今度は福島県議会議員で議会の議長を務めていらっしゃる平出孝朗さんに聞きました。
平出孝朗:
テロ対策の上で、たとえば使用済み核燃料を4号機から取り出して、貯蔵施設まで持って行く。
その過程が映像としては映らなくなったりですね、
あるいはその作業の一部がシールドされるという事が、県民にとって新たな不安につながると、
上田:
実は福島県議会では10月9日の時点で、ほぼ2カ月前ですよね。
特定秘密保護法はその時はまだ法案でしたけれども、これに対して
「民主主義を根底から覆す議決になることは明白だという事になり、慎重に対応して下さい」という意見書を
全会一致で可決しているんです。
水野:
あ、全会一致だったんですか。
福島県議会としてはこれに対しては「ちょっと待て」という意味ですよね?
上田:
という事は福島県の自民党の議員も特定秘密保護法には反対してたんです。
福島県では自民党も反対だったんです。
水野:
そうなんだ。
じゃあ自民党は国と福島の地方とでは意見はねじれてる?わけですね。
上田:
そうなんですよね。
平出県議は福島県の幹事長も経験している人で、
自民党野本部とは違う方針を出すと言う事になりましたが、その事に関して次のように話しています。
平出孝朗:
全国干渉会議というのがありまして、その中で党の公約を決める場があります。
その前に全国政調会議っていうのがあるんですけど、
前回の衆議院選挙、それから今年の参議院選挙
そのたびに党本部の考え方と福島県は違うんだという主張をさせていただいて、
党本部で了解は貰っております。
それは「福島はそういう事だ」という事を、
石破幹事長はじめ安倍総理にもですね、しっかりと伝えてありますので、
それは地方は地方として独自の判断をさせてくれという事は言ってありますし、
了解をもらっていると、その立場だと。
水野:ちょっと待って下さいよ、今のお話はちょっとわたしにはややこしくてですね。
上田:私にも最初聞いた時は「おや?」って思ったんですけれども、
水野:どういうことなんですか?
上田:
ま、石破幹事長、安倍総理にも了解を取っていて、
福島県は原発事故という特別な事情もあるという事で、免罪符をもらっていて、
水野:
免罪符というのはつまり、
「中央、安倍さんと違う意見を自民党の福島県は言ってもいいよ」という免罪符をもらっている訳ですか?
上田:そうなんです。
水野:
つまり「特定秘密保護法案反対」という事を福島で言っても自民党の中ではあるが、
安倍さんと違う事を言っても許してやるがなという方向が、
安倍さんや石破さんから出ているっていう事ですね?
上田:
そうなんです。
原発でもそうなんですね、福島県から立候補する自民党の方というのは、
立候補する時に「原発反対」を訴えて立候補するんです。
「再稼働はしません」という事を言って立候補します。
水野:
再稼動反対で出て、自民党から。
それで当選しはるんですか?
上田:
そうです。
秘密保護法も同じで、これは福島県だけは異を唱えても許されているという実状があって、
水野:
許されているというのは、自民党の中央が許すんであって、
国民が許すかどうかの話とは違うんですね。
私、一緒になっているから訳分からんのですね。
上田:そうですね。
近藤:自民党とすりゃ、「通ればいい」と思っているからやろう。
水野:そういう事ですか!なら選挙の時ほっといて、なら沖縄でもそうですよね。
近藤:沖縄っていうより、法案が。
水野:
あぁ法案がね、「法案が通りさえすればいい」んだから、
地元で言いたい事言うたらよろしいやん。
選挙民向けの事をあなた達が言っててもかまいませんよ
近藤:
本質的に考えたら福島でそういう事を言うなら、日本全土の問題だよね。
福島だけOKっていう話じゃあり得ない話だもんね。
水野:
福島の人達だけの被害ではないですよね。
地球上みんなの被害であるわけですからね。これって。
はーッ、そういう地元事情になっている!
近藤:むちゃくちゃな話だよね。
水野:むちゃくちゃな話やん。
上田:
ただ、市民と近い地方議員が、市民の声と同じ声を発する。
その声を届けるという事に重要性があることも事実は事実で、
こういった声があったからこそ公聴会が福島県で行われたという事があることもあるんです。
だから声を出すことは必要なんですね。
水野:意味は大きいんでしょうね。
近藤:ただ、民主党政権の時に討論型世論とかいってね、もう少しいろいろ熱心にやってたよね。
水野:ああそうですね。
上田:
こういった動きというのが少しずつ起こってきてはいまして、
先程ありました浪江町の議会も12月18日に「特定秘密保護法の撤廃の意見書」というのを出していまして、
他にも、たとえば高知県の中の4つの自治体、本山町、土佐清水市、須崎市、大月町。
それから島根原発に近い鳥取県の米子審議会、
ここでも特定秘密保護法に撤廃、廃止、また抜本改正などを求める意見書が可決されています。
水野:ふ~ん、地方ではそういう動きが確実に出てきているんですか。
近藤:出てきているしね、いろんな地方の選挙で自民党政権負けてるよね。
上田:福島県もそうです。
水野:そうですか、国政では自民党があんなに勝っていても、地方では負けているんですか。
近藤:うんうん。
水野:
ふ~ん、そういう意味では皆さんの声も地元ではちょっとずつ実になってきている。
でもそれを国が暴走するのを止めるだけの力になっていけるかどうか?っていうのは、
非常に来年問われるところですね。
「国民の声をしっかり聞いて進めてまいります」ってよく安倍さんがおっしゃるセリフではあるんですけれども、
本当に聞いていくのかどうか?それは本当に地方の声にかかっているかもしれませんですね。
上田:そうですよね。
水野:で、これっていうのはね、もう福島だけの話じゃないんですよね?
上田:
ですから、高知県とか鳥取県でこういう皆さんの声をまず議会にあげて、
それを議会で採決を取って可決して、意見書をつくってそれを国政へ届けると。
水野:
だったらこれ日本中のいろんな地方からこれが出てきたら、
近藤さん、変わり得ることってあるんですか?
近藤:
まだ国会で情報をどう公開して管理するかという話が残っていますからね、
そこんところで意見をどう盛り込んでいくかっていう事はまだ可能なんですよね。
大きな枠はまァこうなっちゃっている訳ですけど、
水野:
うーーん、
ま、すぐに選挙が無いというね、来年も。
そこでなにができるかという、一つの大きなアイディアかもしれませんね。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h4m41s
上田:
ここで、特定秘密法に関して中央と地方がねじれていると。
それが自民党内で起こっているというのがよく分かったと思いますけど、
市民の方の心配の声にはどういうものがあるのかというのを取材していまして、
福島県内でお店をしている方に話を聞きました。
その声をお聞きください。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h5m13s
あの、新聞に発表されている線量は本当に低いけれど、
そこの山の上に登った所にある線量計は、やっぱり高い。
発表しているのは市役所があったり支所があったりするところの駐車場の空間線量でしょ。
私たち実際にここで暮らしているんだから。
うちのバイトの子も言うけど、いずれ結婚して、
もしね、自分が原発と関係のないところで障害のある子どもが生まれたら
それは、自分が高校生の時にここで暮らすことを選択した事の責任を自分が取らなきゃいけないんじゃないかなって。
そういう事を高校生が言うんだよ。
そういうふうな状況の中で暮らしているのに、秘密が増えるのはダメでしょ、それは。
私たちは原発の情報をもっともっと聞かされてもいいはず。
そして福島の人達は「自分たちばっかりがこんな思いをしている」っていう様な事は、ね、思っていないから。
出来れば日本中にある原発のあるそばで暮らす人たちが、福島の人と同じ思いをしないで欲しいと思っているんだから、
そのためにも秘密保護法があるのはおかしいと思う。
上田:はい。
水野:いやぁほんとに。
上田:
県民の皆さんにとって原発事故について
知らされていない事ばかりだというのはもう分かっているんですね。
それで当たり前だというふうにみなさんお感じになると。
海の汚染もそうだし、汚染水の今の状況もそうですし、タンクの問題もありますし、
全てそうだと。
分かっている事が後から後から発表されるという状況が今でもあるにもかかわらず、
「まだ秘密が増えるのか」というふうに思ってしまうという事ですね。
で、このお店にも原発作業員の方も訪れるという事で、
作業員の方についての心配についても話していただいています。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h7m20s
やっぱり私たちも気になるし、
実際に行っている人たちがどういうものを見ているのか、
どういう状況で仕事をしているのかっていうのを気になるから聞くでしょ?
4号機の傍に行っている人、「今自分たちはこういう仕事をやっててこれが大変なんだ」とか、
で、「あんなタンクが持つ訳ねぇって俺たちは最初から知っていた」って言っている人たちもいる。
「金がないから溶接ができない人もやっていいよ」っていう事にしたから壊れたじゃないかって。
そういうことだっていうから心配だから教えてるのに、
だけど、今ママと話しているようなことも話したら絶対にダメなんだよ、って。
「俺たちは罰せられるようになるんだ」って、
「そういう事をもう、言われた」って言ってましたよ。
秘密保護法が通った時に、
「むやみに外に行ってしゃべれないよ」って、
「一人一人が罰せられるって言われた」って言ってましたね。
話せなくなるよ、
今までは「お疲れさん、今日も大変だったね」とか、
「今日はどうだった?」とか、
風邪引いたっちゃ、「医者に行く時間もないから、じゃあうちの薬これ飲みなよ」とかさ、
「なんで風邪ひいたのよ?」って言ったら、
「いや、今日は寒かったんだ」「暑かったんだ」「寒いのに汗かいてそれが冷えたんだ」とか、
それこそ本当に原発の作業員さんをいたわることもできなくなるよ。
水野:いや、具体的によく分かりますね。
上田:
全てが国家秘密と言われて、それを漏らしてはいけないといわれると、
しゃべってもらう、ま、日常会話すら大変になってくる。
尋ねる方も罪に問われるという事になってしまうと、
この女性の方自身ももしかするとそういう事があるかもしれないと思ってしまう。
作業員の方もただでさえ厳しい労働状況でいるにもかかわらず、
労られることすら無くなっていくかもしれないと思うと、あまりにも非常だなと。
で、女性の方のこの話を聞いて原発の作業員の方に取材をしたんですけれども、
多重請負の構造、それから
水野:何次下請けっていうのがもう、…
上田:そうですね。
水野:10次とか10何次とかがあるっていう話ですね。
上田:
言いますね。
取材でそれも過去にお伝えしてきたこともありますけれども、
そういった多重構造の下の方に行くと、
「どんどんどんどん賃金がかすめ取られてしまうという状況は今も変わっていません」と。
そして「ずさんな線量の管理」
「こういった問題もひどくなるばかりで、今も大変つらい」と。
水野:ひどくなっているんですね・・・
上田:
はい。
そういった悪い事が行われている事を外に伝えて、それが処罰対象になるというのがどういう事なのか?
意味がわからないと。
そういった情報が外に出ないと、解決のための動きというのが生まれないので、
震災の直後からどんどん労働状況が悪化しているのに、
それを食い止められない、もっとひどいことになるんじゃないか?というふうに話をしていました。
原発は全国に立地していますので、こういった問題はどこででも起こり得る事なんですね。
水野:
そうですよね、あの、
福島とこの特定秘密保護法の問題というのが、
こういうふうになっているのか、影響しているのかっていうのがとてもよく分かりますけどね。
こんなこと言ったらなんですけど、
この法律を一番に通るように頑張ってはったのは森まさこ大臣でしょ?
上田:そうなんです。

水野:この人福島選出ちがうんですか?
上田:そうです。
水野:福島県の代表が「なんとしてでも」って言って特定秘密法を通したんですよ。
上田:
そうなんですよね。
で、ですので、福島県内をしゅ、取材しますと、そのー、必ず森まさこ大臣野話題というのは出てきます。
水野:出るんでしょうね。
上田:浪江町の馬場町長、そして先程の福島県議会の平出県議の話を、聞いています。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h11m13s
浪江町 馬場町長:
そうですね、森さんもね、震災の時からね、私どもの自治体にお見舞いに来たりですね、
あるいは支援していただいていましたね。
ですからその実情はよく知っているんですよ。
ですからそのよく知っている方がね、ああいうふうに二転三転する答弁をしてですね、
その、なんて言いますか、国民を窮地に陥るようなね、形の、
なんて言いますか、考え方では、私はまずいと思いますよねぇ。
平出県議:
ま、福島選出の参議院議員で、選挙終わったばっかりですからね。
で、選挙中、あるいは選挙前も含めて福島県民の声を十二分に聞いておられると、
ま、当然それを加味されて、今回の特定秘密保護法の法制化にはあたられたというふうに思っております。
それについて、県民としてはもう少し慎重に慎重に国会で審議をしていただいて、
「そういう懸念材料は大丈夫なんだよ」という事を、県民に分かるような形になってから、
初めて採決をしていただいたらよかったのかなという思いはありますけれどね。
上田:
同じ自民党の議員からも反対の声があったという事ですよね。
さらに市民の方からは次のような声がという事で、先ほどの女性の声です。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h12m42s
「この保護法案が通りました」って言って、森大臣が頭を下げた時に、
あそこで賛成してくれた人達に下げるんじゃなくて、(泣)
福島県民に「申し訳なかった」って謝るべきなんじゃじゃないの?
あの人はね、あのね…、おかしいよね。
ほんとうに。
そう思うわ。

(参院本会議で特定秘密保護法が成立し、深々と一礼し席を立つ森雅子内閣府特命担当相 12月6日夜)
あの議場にいた人達に頭を下げるのはどうなのかな?と。
この秘密保護法を通したのが、福島県選出の議員だっていうことが、
なんか…、おっきななにかがあんのかね?と思うよね。
「福島県民が選んだ人が通したんだぞ」ってあとで。
森さんはなんか、政治家としての矜持みたいなものに反してないのかね。
※矜持(きょうじ) 誇る気持ち。自負。プライド
上田:
涙ぐみながらだったんですけれども、
「福島選出の議員が担当でこの法案を通したという事ならば、福島の人もこの法律には文句が言い難いだろう」と、
いうふうになるんだと。
水野:一番、「それはダメだ」って言うであろう人たちの言葉を遮るやり方だったかもしれませんね。
上田:
というふうに捉えていだっしゃるんですね。
で、森議員がもしくは上手く使われたのではないか?と。
近藤:女だしね。
水野:ああ、女性だという事ね。原発被災地の女性。
近藤:やわらかい
水野:柔らかくイメージが演出できるんですかね。
近藤:うん、そういう事を考える政権なんだよ。
上田:
ま、これは憶測の域を出ないですけれども、
なにか森議員個人にとってはメリットのある約束のようなものがあるのではないかという
話にまでなってしまったということだったんですね。
水野:
今の女性の方のお気持ち、本当にお辛いですね。
この方だけではなく、多くの方のお気持ちだと思いますけど、
この特定秘密保護法については各地でデモをなさったり、集会なさったりね、
本当に大きな反対の波がありました。
でもその気持ちをどうしていいか分からないっていう方が多いと思うんですよ。
上田:あの、「法律ができてしまったら終わりなのかな」とを思ってしまいがちなんですが、
水野:ええ、そういうことを思いがちでしょう
上田:
そうとも言えないんですね。
先週とある団体を東京で取材したんですけれども、
特定秘密保護法案可決の日に東京の日比谷野外音楽堂で大規模な反対集会が行われましたけれども、
これ1万人を超える人が集まったんです。
水野:1万人を超えたんだ、
上田:
保護法を審議中の国会を包囲して、反対を訴えたという皆さんだったんですが、
その呼び掛け団体の方が先週集まってたんです。
で、特定秘密保護法を廃止にしようと、これから署名活動をしようという動きが始まっているんですね。
水野:署名活動、はい。
上田:
その署名に書く内容を一体どういう文言にするのかというのを決めようという会に
50人近い人が小さな会議室に集まって、皆さんで意見を交わし合っていました。
それぞれに所属している労働団体や市民団体の名前はあるんですけれども、
皆さんバラバラで、自主的にインターネットなどを通じて集まってきていて、
和気あいあいとした感じで話をしている。
特定のリーダーなんかはいないんですよね。
今後の事について弁護士でまとめ役の海渡雄一さんに話を聞きました
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h16m31s
2013年12月31日放送
求めていた?特定秘密保護法
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=1h47m6s
上田アナウンサー
この法律を一番心配していると言っていいのは福島県の人ではないかという事で今回取材してきたんですね。
やはり原発事故の経験があって、情報が公開される事という事の重要性を皆さんご存じだからということで、
成立前から慎重な審議を求める声が県民全体であげていました。
まずこの秘密保護法でどういう事が心配なのか?という事を
原発の事故で大きな被害を受けました浪江町の馬場有町長に聞きましたので、その声をお聞きください。
馬場有(ばば たもつ)町長:
スピーディの不作為行為、
我々に公開してくれれば低線量の被ばくをしなくて済んだのに、公開してくれなかった・・・1:48:45
1:56:48
水野:これから事故収束に何十年もかかりますやん、これからどうするのか?
上田:
毎日毎日必要な情報なんですね、皆さんにとっては。
それが秘密、出ないと秘密ですと言った時に安心して過ごせるのかどうか?
そのあたりが非常に心配になってくるんですけれども、
今度は福島県議会議員で議会の議長を務めていらっしゃる平出孝朗さんに聞きました。
平出孝朗:
テロ対策の上で、たとえば使用済み核燃料を4号機から取り出して、貯蔵施設まで持って行く。
その過程が映像としては映らなくなったりですね、
あるいはその作業の一部がシールドされるという事が、県民にとって新たな不安につながると、
上田:
実は福島県議会では10月9日の時点で、ほぼ2カ月前ですよね。
特定秘密保護法はその時はまだ法案でしたけれども、これに対して
「民主主義を根底から覆す議決になることは明白だという事になり、慎重に対応して下さい」という意見書を
全会一致で可決しているんです。
水野:
あ、全会一致だったんですか。
福島県議会としてはこれに対しては「ちょっと待て」という意味ですよね?
上田:
という事は福島県の自民党の議員も特定秘密保護法には反対してたんです。
福島県では自民党も反対だったんです。
水野:
そうなんだ。
じゃあ自民党は国と福島の地方とでは意見はねじれてる?わけですね。
上田:
そうなんですよね。
平出県議は福島県の幹事長も経験している人で、
自民党野本部とは違う方針を出すと言う事になりましたが、その事に関して次のように話しています。
平出孝朗:
全国干渉会議というのがありまして、その中で党の公約を決める場があります。
その前に全国政調会議っていうのがあるんですけど、
前回の衆議院選挙、それから今年の参議院選挙
そのたびに党本部の考え方と福島県は違うんだという主張をさせていただいて、
党本部で了解は貰っております。
それは「福島はそういう事だ」という事を、
石破幹事長はじめ安倍総理にもですね、しっかりと伝えてありますので、
それは地方は地方として独自の判断をさせてくれという事は言ってありますし、
了解をもらっていると、その立場だと。
水野:ちょっと待って下さいよ、今のお話はちょっとわたしにはややこしくてですね。
上田:私にも最初聞いた時は「おや?」って思ったんですけれども、
水野:どういうことなんですか?
上田:
ま、石破幹事長、安倍総理にも了解を取っていて、
福島県は原発事故という特別な事情もあるという事で、免罪符をもらっていて、
水野:
免罪符というのはつまり、
「中央、安倍さんと違う意見を自民党の福島県は言ってもいいよ」という免罪符をもらっている訳ですか?
上田:そうなんです。
水野:
つまり「特定秘密保護法案反対」という事を福島で言っても自民党の中ではあるが、
安倍さんと違う事を言っても許してやるがなという方向が、
安倍さんや石破さんから出ているっていう事ですね?
上田:
そうなんです。
原発でもそうなんですね、福島県から立候補する自民党の方というのは、
立候補する時に「原発反対」を訴えて立候補するんです。
「再稼働はしません」という事を言って立候補します。
水野:
再稼動反対で出て、自民党から。
それで当選しはるんですか?
上田:
そうです。
秘密保護法も同じで、これは福島県だけは異を唱えても許されているという実状があって、
水野:
許されているというのは、自民党の中央が許すんであって、
国民が許すかどうかの話とは違うんですね。
私、一緒になっているから訳分からんのですね。
上田:そうですね。
近藤:自民党とすりゃ、「通ればいい」と思っているからやろう。
水野:そういう事ですか!なら選挙の時ほっといて、なら沖縄でもそうですよね。
近藤:沖縄っていうより、法案が。
水野:
あぁ法案がね、「法案が通りさえすればいい」んだから、
地元で言いたい事言うたらよろしいやん。
選挙民向けの事をあなた達が言っててもかまいませんよ
近藤:
本質的に考えたら福島でそういう事を言うなら、日本全土の問題だよね。
福島だけOKっていう話じゃあり得ない話だもんね。
水野:
福島の人達だけの被害ではないですよね。
地球上みんなの被害であるわけですからね。これって。
はーッ、そういう地元事情になっている!
近藤:むちゃくちゃな話だよね。
水野:むちゃくちゃな話やん。
上田:
ただ、市民と近い地方議員が、市民の声と同じ声を発する。
その声を届けるという事に重要性があることも事実は事実で、
こういった声があったからこそ公聴会が福島県で行われたという事があることもあるんです。
だから声を出すことは必要なんですね。
水野:意味は大きいんでしょうね。
近藤:ただ、民主党政権の時に討論型世論とかいってね、もう少しいろいろ熱心にやってたよね。
水野:ああそうですね。
上田:
こういった動きというのが少しずつ起こってきてはいまして、
先程ありました浪江町の議会も12月18日に「特定秘密保護法の撤廃の意見書」というのを出していまして、
他にも、たとえば高知県の中の4つの自治体、本山町、土佐清水市、須崎市、大月町。
それから島根原発に近い鳥取県の米子審議会、
ここでも特定秘密保護法に撤廃、廃止、また抜本改正などを求める意見書が可決されています。
水野:ふ~ん、地方ではそういう動きが確実に出てきているんですか。
近藤:出てきているしね、いろんな地方の選挙で自民党政権負けてるよね。
上田:福島県もそうです。
水野:そうですか、国政では自民党があんなに勝っていても、地方では負けているんですか。
近藤:うんうん。
水野:
ふ~ん、そういう意味では皆さんの声も地元ではちょっとずつ実になってきている。
でもそれを国が暴走するのを止めるだけの力になっていけるかどうか?っていうのは、
非常に来年問われるところですね。
「国民の声をしっかり聞いて進めてまいります」ってよく安倍さんがおっしゃるセリフではあるんですけれども、
本当に聞いていくのかどうか?それは本当に地方の声にかかっているかもしれませんですね。
上田:そうですよね。
水野:で、これっていうのはね、もう福島だけの話じゃないんですよね?
上田:
ですから、高知県とか鳥取県でこういう皆さんの声をまず議会にあげて、
それを議会で採決を取って可決して、意見書をつくってそれを国政へ届けると。
水野:
だったらこれ日本中のいろんな地方からこれが出てきたら、
近藤さん、変わり得ることってあるんですか?
近藤:
まだ国会で情報をどう公開して管理するかという話が残っていますからね、
そこんところで意見をどう盛り込んでいくかっていう事はまだ可能なんですよね。
大きな枠はまァこうなっちゃっている訳ですけど、
水野:
うーーん、
ま、すぐに選挙が無いというね、来年も。
そこでなにができるかという、一つの大きなアイディアかもしれませんね。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h4m41s
上田:
ここで、特定秘密法に関して中央と地方がねじれていると。
それが自民党内で起こっているというのがよく分かったと思いますけど、
市民の方の心配の声にはどういうものがあるのかというのを取材していまして、
福島県内でお店をしている方に話を聞きました。
その声をお聞きください。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h5m13s
あの、新聞に発表されている線量は本当に低いけれど、
そこの山の上に登った所にある線量計は、やっぱり高い。
発表しているのは市役所があったり支所があったりするところの駐車場の空間線量でしょ。
私たち実際にここで暮らしているんだから。
うちのバイトの子も言うけど、いずれ結婚して、
もしね、自分が原発と関係のないところで障害のある子どもが生まれたら
それは、自分が高校生の時にここで暮らすことを選択した事の責任を自分が取らなきゃいけないんじゃないかなって。
そういう事を高校生が言うんだよ。
そういうふうな状況の中で暮らしているのに、秘密が増えるのはダメでしょ、それは。
私たちは原発の情報をもっともっと聞かされてもいいはず。
そして福島の人達は「自分たちばっかりがこんな思いをしている」っていう様な事は、ね、思っていないから。
出来れば日本中にある原発のあるそばで暮らす人たちが、福島の人と同じ思いをしないで欲しいと思っているんだから、
そのためにも秘密保護法があるのはおかしいと思う。
上田:はい。
水野:いやぁほんとに。
上田:
県民の皆さんにとって原発事故について
知らされていない事ばかりだというのはもう分かっているんですね。
それで当たり前だというふうにみなさんお感じになると。
海の汚染もそうだし、汚染水の今の状況もそうですし、タンクの問題もありますし、
全てそうだと。
分かっている事が後から後から発表されるという状況が今でもあるにもかかわらず、
「まだ秘密が増えるのか」というふうに思ってしまうという事ですね。
で、このお店にも原発作業員の方も訪れるという事で、
作業員の方についての心配についても話していただいています。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h7m20s
やっぱり私たちも気になるし、
実際に行っている人たちがどういうものを見ているのか、
どういう状況で仕事をしているのかっていうのを気になるから聞くでしょ?
4号機の傍に行っている人、「今自分たちはこういう仕事をやっててこれが大変なんだ」とか、
で、「あんなタンクが持つ訳ねぇって俺たちは最初から知っていた」って言っている人たちもいる。
「金がないから溶接ができない人もやっていいよ」っていう事にしたから壊れたじゃないかって。
そういうことだっていうから心配だから教えてるのに、
だけど、今ママと話しているようなことも話したら絶対にダメなんだよ、って。
「俺たちは罰せられるようになるんだ」って、
「そういう事をもう、言われた」って言ってましたよ。
秘密保護法が通った時に、
「むやみに外に行ってしゃべれないよ」って、
「一人一人が罰せられるって言われた」って言ってましたね。
話せなくなるよ、
今までは「お疲れさん、今日も大変だったね」とか、
「今日はどうだった?」とか、
風邪引いたっちゃ、「医者に行く時間もないから、じゃあうちの薬これ飲みなよ」とかさ、
「なんで風邪ひいたのよ?」って言ったら、
「いや、今日は寒かったんだ」「暑かったんだ」「寒いのに汗かいてそれが冷えたんだ」とか、
それこそ本当に原発の作業員さんをいたわることもできなくなるよ。
水野:いや、具体的によく分かりますね。
上田:
全てが国家秘密と言われて、それを漏らしてはいけないといわれると、
しゃべってもらう、ま、日常会話すら大変になってくる。
尋ねる方も罪に問われるという事になってしまうと、
この女性の方自身ももしかするとそういう事があるかもしれないと思ってしまう。
作業員の方もただでさえ厳しい労働状況でいるにもかかわらず、
労られることすら無くなっていくかもしれないと思うと、あまりにも非常だなと。
で、女性の方のこの話を聞いて原発の作業員の方に取材をしたんですけれども、
多重請負の構造、それから
水野:何次下請けっていうのがもう、…
上田:そうですね。
水野:10次とか10何次とかがあるっていう話ですね。
上田:
言いますね。
取材でそれも過去にお伝えしてきたこともありますけれども、
※「大震災から1年~原発事故を支え続ける作業員」
たねまきJ上田アナ作業員のインタビュー3/5(内容書き出し)
「使い捨て労働で事故を収束できるのか」弁護士の中西基さん・たねまきJ 3/6(内容書き出し)
「原発作業員が語る福島第一原発のその後」
水野さん、平野さん、上田さん・報道するラジオ10/5(内容書き出し)
そういった多重構造の下の方に行くと、
「どんどんどんどん賃金がかすめ取られてしまうという状況は今も変わっていません」と。
そして「ずさんな線量の管理」
「こういった問題もひどくなるばかりで、今も大変つらい」と。
水野:ひどくなっているんですね・・・
上田:
はい。
そういった悪い事が行われている事を外に伝えて、それが処罰対象になるというのがどういう事なのか?
意味がわからないと。
そういった情報が外に出ないと、解決のための動きというのが生まれないので、
震災の直後からどんどん労働状況が悪化しているのに、
それを食い止められない、もっとひどいことになるんじゃないか?というふうに話をしていました。
原発は全国に立地していますので、こういった問題はどこででも起こり得る事なんですね。
水野:
そうですよね、あの、
福島とこの特定秘密保護法の問題というのが、
こういうふうになっているのか、影響しているのかっていうのがとてもよく分かりますけどね。
こんなこと言ったらなんですけど、
この法律を一番に通るように頑張ってはったのは森まさこ大臣でしょ?
上田:そうなんです。

水野:この人福島選出ちがうんですか?
上田:そうです。
水野:福島県の代表が「なんとしてでも」って言って特定秘密法を通したんですよ。
上田:
そうなんですよね。
で、ですので、福島県内をしゅ、取材しますと、そのー、必ず森まさこ大臣野話題というのは出てきます。
水野:出るんでしょうね。
上田:浪江町の馬場町長、そして先程の福島県議会の平出県議の話を、聞いています。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h11m13s
浪江町 馬場町長:
そうですね、森さんもね、震災の時からね、私どもの自治体にお見舞いに来たりですね、
あるいは支援していただいていましたね。
ですからその実情はよく知っているんですよ。
ですからそのよく知っている方がね、ああいうふうに二転三転する答弁をしてですね、
その、なんて言いますか、国民を窮地に陥るようなね、形の、
なんて言いますか、考え方では、私はまずいと思いますよねぇ。
平出県議:
ま、福島選出の参議院議員で、選挙終わったばっかりですからね。
で、選挙中、あるいは選挙前も含めて福島県民の声を十二分に聞いておられると、
ま、当然それを加味されて、今回の特定秘密保護法の法制化にはあたられたというふうに思っております。
それについて、県民としてはもう少し慎重に慎重に国会で審議をしていただいて、
「そういう懸念材料は大丈夫なんだよ」という事を、県民に分かるような形になってから、
初めて採決をしていただいたらよかったのかなという思いはありますけれどね。
上田:
同じ自民党の議員からも反対の声があったという事ですよね。
さらに市民の方からは次のような声がという事で、先ほどの女性の声です。
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h12m42s
「この保護法案が通りました」って言って、森大臣が頭を下げた時に、
あそこで賛成してくれた人達に下げるんじゃなくて、(泣)
福島県民に「申し訳なかった」って謝るべきなんじゃじゃないの?
あの人はね、あのね…、おかしいよね。
ほんとうに。
そう思うわ。

(参院本会議で特定秘密保護法が成立し、深々と一礼し席を立つ森雅子内閣府特命担当相 12月6日夜)
あの議場にいた人達に頭を下げるのはどうなのかな?と。
この秘密保護法を通したのが、福島県選出の議員だっていうことが、
なんか…、おっきななにかがあんのかね?と思うよね。
「福島県民が選んだ人が通したんだぞ」ってあとで。
森さんはなんか、政治家としての矜持みたいなものに反してないのかね。
※矜持(きょうじ) 誇る気持ち。自負。プライド
上田:
涙ぐみながらだったんですけれども、
「福島選出の議員が担当でこの法案を通したという事ならば、福島の人もこの法律には文句が言い難いだろう」と、
いうふうになるんだと。
水野:一番、「それはダメだ」って言うであろう人たちの言葉を遮るやり方だったかもしれませんね。
上田:
というふうに捉えていだっしゃるんですね。
で、森議員がもしくは上手く使われたのではないか?と。
近藤:女だしね。
水野:ああ、女性だという事ね。原発被災地の女性。
近藤:やわらかい
水野:柔らかくイメージが演出できるんですかね。
近藤:うん、そういう事を考える政権なんだよ。
上田:
ま、これは憶測の域を出ないですけれども、
なにか森議員個人にとってはメリットのある約束のようなものがあるのではないかという
話にまでなってしまったということだったんですね。
水野:
今の女性の方のお気持ち、本当にお辛いですね。
この方だけではなく、多くの方のお気持ちだと思いますけど、
この特定秘密保護法については各地でデモをなさったり、集会なさったりね、
本当に大きな反対の波がありました。
でもその気持ちをどうしていいか分からないっていう方が多いと思うんですよ。
上田:あの、「法律ができてしまったら終わりなのかな」とを思ってしまいがちなんですが、
水野:ええ、そういうことを思いがちでしょう
上田:
そうとも言えないんですね。
先週とある団体を東京で取材したんですけれども、
特定秘密保護法案可決の日に東京の日比谷野外音楽堂で大規模な反対集会が行われましたけれども、
これ1万人を超える人が集まったんです。
水野:1万人を超えたんだ、
上田:
保護法を審議中の国会を包囲して、反対を訴えたという皆さんだったんですが、
その呼び掛け団体の方が先週集まってたんです。
で、特定秘密保護法を廃止にしようと、これから署名活動をしようという動きが始まっているんですね。
水野:署名活動、はい。
上田:
その署名に書く内容を一体どういう文言にするのかというのを決めようという会に
50人近い人が小さな会議室に集まって、皆さんで意見を交わし合っていました。
それぞれに所属している労働団体や市民団体の名前はあるんですけれども、
皆さんバラバラで、自主的にインターネットなどを通じて集まってきていて、
和気あいあいとした感じで話をしている。
特定のリーダーなんかはいないんですよね。
今後の事について弁護士でまとめ役の海渡雄一さんに話を聞きました
http://youtu.be/7VFvwsdci5U?t=2h16m31s
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