宇都宮けんじとともに東京都を変えていくキ­ックオフ集会1/8宇都宮健児氏(文字起こし)

宇都宮けんじとともに東京都を変えていくキ­ックオフ集会

2014年1月8日 東京・豊島公会堂


宇都宮健児さん
どうもみなさんこんばんは。
雨の中沢山の集まり下さってありがとうございます。

また皆さんと再び東京都知事選が戦える。
こういう事を大変うれしく思っております。

今、様々な都知事候補が報道されていますけれど、私は昨年末、都知事選の出馬表明をいたしました。
そして今週の月曜日に都庁記者クラブで都知事選出馬の記者会見をやってまいりました。
私は知名度のある人、あるいは後出しジャンケン、
こういうやり方は市民運動のやり方ではないというふうに考えまして、
真っ先に出馬の決意を市民運動のみなさんの中で発表させていただきました。

市民運動の選挙は、政策を訴え、一人一人の市民の皆さんに理解を得ていく。
こういうやり方でないと勝てないというふうに信ずるからであります。

先程中山選対本部長が説明されましたけれど、
1年前に皆さんと都知事選を戦いまして、96万8960票の得票を得る事が出来ました。
これは私は大きな成果だと思っております。

ただ、これでは勝てない。
東京都の有権者は1060万人います。
そのうちの約1割は前回の選挙で獲得する事が出来ました。
私たちがこれから行われる都知事選で勝ち抜くためには、もうひとまわり、ふたまわり運動を広げなければいけない。
ひとまわり100万票。
ふたまわり200万票。
300万票を取らないと勝てない選挙だと考えております。

その意味では、昨年の1年前の選挙の反省も必要かと思っております。

私は、私を支援していただく勝手連のみなさん、既に50を超える勝手連が出来ました。
選挙事務所には毎日50人から100人のボランティアの方々がつめかけていただきました。
私たちは大変盛り上がった選挙を戦ったと思っておりますけど、
ただ私達仲間内で盛り上がっているだけでは選挙は勝てないという事も経験いたしました。

残りの8割9割の人にどう働きかけていくのか。
猪瀬さんを支持した人々を、あるいはその前の石原さんを支持した人、
こういう人々をどうやって我々が説得していくか。
これにかかっているんじゃないかと思っております。

今日参加された方はおそらく前回の選挙を私たちと一緒に戦ってくれた仲間だと思います。
だけど、私たちだけが投票するんでは勝てないんです。
もうひとまわり、ふたまわり、これまで無関心だった人、
あるいは猪瀬候補に投票した人、
その前は長い間、あの問題のある石原都政を支持した人、
こういう人達を説得して、「それじゃあダメなんだ」という事をいかに説得して支持者に加えていくか、
これが問われている、そういう選挙戦だと考えています。

1年前の選挙と異なる事は3つあると思っております。

全国が注視する選挙

一つは、1年前は国政選挙とダブりました。
しかしながら今回は都知事選だけであります。
全国の国民がかたずをのんで都知事選の結果を注視しております。
そしておそらく1月19日に行われる名護の市長選もそうだと思います。
この1月19日の名護市長選。
2月9日の東京都知事選
全国の国民が注視する中での選挙であり、
おそらくこれからの日本の将来、日本の未来を決めることになる選挙だと考えております。

私たちは、当然、東京都民の思いを受け止めて戦う必要があるわけですけど、
それだけじゃダメなんだと。
日本国民全体の思いを受け止めてここ東京で頑張る必要がある。
そういうふうに考えております。


安倍政権

1年前の選挙と違った点。
当時は安倍政権は誕生しておりませんでした。
ところが都知事選と同時に行われた衆議院選挙で自民党が圧勝して安倍政権が誕生しました。
安倍政権は何をやってきたのか?

多くの原発事故の被害者がいまだに15万人も避難している。
そのうち5万人は県外に避難している。
こういう避難者の生活再建が全くなされていないにもかかわらず、
原発の再稼働や、あるいは輸出をやろうとしている。

汚染水問題だって全く解決ができていない。
こういう状況の中で原発の輸出をやろうとしている。

それから私が取り組んでいる貧困問題に関しては、
生活保護基準の大幅な引き下げをやってしまいました。
一方で防衛費を11年ぶりに400億引き上げております。
さらには臨時国会で生活保護法の改悪をやりました。
これは生活困窮者を生活保護から締め出す悪法であります。

そして、生活保護の改悪を突破口として安倍政権は医療・年金・介護、社会保障の全体の改悪をやり、
憲法25条を空洞化させようとしています。

これは絶対に許せない事であります。

さらには今年の4月からは消費税増税も行おうとしております。
貧困者、中小企業に大きなダメージを与える消費税増税を断行しようとしております。
これも許せない事であります。

さらには安倍政権は雇用破壊を進めようとしております。
安倍政権は「日本が世界一企業にとって活動しやすい国をつくる」
こういう事を言いながら、労働者派遣法の全面改悪
あるいは正社員の中での解雇を容認する限定正社員制度の導入
さらには先送りされましたけれど、
国家戦略特区構想の中で簡単に労働者を解雇できる。
あるいは労働者が残業しても残業代を払わなくてもいい。
こういうブラック特区を進めようとしています。

安倍政権が言う、「企業が世界一活動しやすい国」という事は、
企業にとっては天国でありますけど、
労働者にとっては地獄の国作りであります。


さらに安倍政権は主権を侵害し、憲法秩序を破壊するTPPにも参加交渉を続けております。
さらに最も問題なのは、特定秘密保護法の強行採決
同じ臨時国会で制定した国家安全保障会議設置法日本版NSC
さらにおそらく今年の通常国会では集団的自衛権の行使を法律で認める
国家安全基本法を上程させようとしております。
これはアメリカとともに戦争が出来る体制作りをしようとしている訳です。
実質的な憲法9条の改憲であります。

こういう事を絶対に許してはなりません。

安倍政権は12月26日に突如として靖国参拝を行いまして、
アジア諸国はもちろん世界各国から批判されております。

こういう安倍政権の暴走をストップして憲法を守り、
東京からアジアに対して平和のメッセージを発信する
それが今回の戦いの大きな目標であります。



東京オリンピック

それから前回と変わった事は、2020年東京オリンピックの招致が決定された事であります。
このオリンピックについては私は4つ位ポイントがあると考えております。

1つはこのオリンピックは東日本大震災の被災者、
福島原発事故の被害者も一緒になって歓迎できるオリンピックにしなければいけないという事であります。
そのためには東日本大震災の被災者、原発事故被害者の救済と生活再建を早期に進める必要があります。
合わせて汚染水問題をはじめとする原発事故の収束についても、力を入れる必要があります。

さらに2点目は、オリンピックは平和と友好の祭典であるということであります。
皆さんはご承知でしょうが、1940年に実は東京オリンピックが招致・決定されていたわけです。
ところがこの1940年の東京オリンピックは戦争の、
1937年の盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)以後日中戦争が拡大し、
1939年にはヨーロッパで第二次世界大戦の火ぶたが切られて戦争が広がる中で中止に追い込まれている訳です。

今、安倍政権の軍国主義的、国家主義的な政策は、1940年のオリンピックの二の舞になる。
そういう方向を目指しております。


オリンピックが平和と友好の祭典ではなくなる可能性がありますし、
まさに開かれなくなる可能性があるわけです。

私が東京都知事になりましたら、
ソウル市・北京市と東京都で平和自治会議を開催したいと考えております。


自治体の外交でアジアにとって平和的な環境をつくりだして
そして本当に真にオリンピックを平和と友好の祭典にしていく。
そういう努力をするつもりであります。

さらにオリンピックは忘れてはならないのはパラリンピックも一緒にやられるという事なんです。
こちらを重視する必要があります。
パラリンピックを開くという事はそれこそ東京の街をバリアフリー、
ユニバーサルデザインの街に作り替えていく必要があるんです。

さらにオリンピックは金をかけるんじゃなくて、
シンプルで環境に配慮したオリンピックにする必要があると考えております。


百条委員会

そして忘れてはならないのは、猪瀬知事の金の問題であります。
猪瀬知事は辞職することで幕引きを図ろうとしておりますけれど、これは許してはならないと考えております。
まさに東京都が許認可権限を持っている徳洲会という病院の関係者から受け取っている、
5000万円ものお金を無担保無利子で受け取っている。
そして東京都は徳洲会の医療法人グループに9億円近くの補助金を出しているわけであります。
こういうような利権とカネにまみれた東京都政を変える必要があると考えております。
カネと利権から決別したクリーンな都政を作り上げるためにも、
猪瀬知事の金の問題は徹底究明する必要があると考えております。


私が東京都知事になりましたら、都議会に対して百条委員会の設置を再度要求します。

さらにこのカネの問題は猪瀬知事だけだったのか?
その前の石原はもっと貰っていたんじゃないか?
そういう問題を明らかにしていくことが都政を変えていく重要な仕事だと考えております。


都政を都民の手に

私はこれまでは都政は都民からは遠かったと思っております。
都政を都民の側に取り戻す。
そのためには、私が都知事になりましたら、都内各地で都民の皆さんと対話集会を重ねたいと思っております。
都民の声を都政に反映する。
そして都民の声が届くような都政に変えていく。
つまり、都政を都民の手に取り戻す。
都政に民主主義を取り戻す。

これが都政を変える大きな目標だと思っております。

皆さんと一緒に東京都を変えましょう。
都民の手に東京都を取り戻しましょう。
そして民主主義を取り戻しましょう。

そして、東京を変えて日本を変えましょう。
一緒になって戦っていきましょう。

よろしくお願いします、頑張りましょう。






<安倍政権の暴走にストップ!>
政治的・イデオロギー的な立場を超えてどれだけ繋がっていけるか、が今問われている
12/28宇都宮健児氏都知事選出馬表明(全部文字起こし)


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