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01.09
Thu

除染業者井戸壊す 国に報告せず公表も遅れる
福島民報 2014年1月9日

環境省は8日、
川俣町山木屋地区の国直轄除染を受注した業者が昨年12月、作業中に民家の井戸を損傷させたと発表した。
業者は同省に連絡せず、所有者が昨年末に見つけて発覚した。
 
同省によると、
業者は12月10日、民家敷地内の井戸にバックホーのショベルをぶつけ、コンクリート製の井戸のふたを壊した。
この際、除染で出た草木の一部が井戸内に落ちたが、そのままにしていた。
 
所有者が昨年12月26日、損傷に気付き、環境省に連絡した。
同省は「補修などの対応が決まっていなかった」としてすぐに公表しなかった。
 
同省福島環境再生事務所
「再発防止と、速やかな連絡を徹底させる。事実を把握した時点で公表すべきだった」としている。

(2014/01/09 14:58)


ーーー

「壊した井戸の中に汚染された草木が落としたまま報告しなかった」という部分がとっても嫌で、
施工業者の名前などもっと詳しく知りたいと思いました。そして、
環境省のホームページを探したけれども、この件に関しての発表は見当たらない。
なので「環境省福島環境再生事務所」で検索。
福島環境再生事務所の報道発表資料のなかに、
(✪ื‿✪ื)ありました!
宅地除染における井戸の破損及び集積した草木の井戸内への落下について(川俣町山木屋)
こんな感じだもの、新聞記事にならなきゃだーれも見つけられないって思います。
私は 環境省と福島環境再生事務所が別々に報道発表の資料を出している事を始めて知りました。


2014010914.jpg


平成26年1月8日(水) お知らせ)

宅地除染における井戸の破損及び集積した草木の井戸内への落下について(川俣町山木屋)

川俣町山木屋地区で実施している除染工事において、
宅地の井戸の破損と集積した草木の井戸内への落下を引き起こしました。
これを受け、井戸の所有者に対しての経過説明とお詫びを行い、補修や清掃等を実施することとしました。
なお、今回の事態を受けて、環境省は発注者として施工業者に再発防止の徹底を指示して参ります。



1.経過
発生から現在までの経過については以下の通りです。
① 平成 25 年 12 月 10 日
・除染で生じた草木を大型土のう袋に詰め込む際、
 バックホウにより井戸のふたを破損し、草木の一部が井戸内に落下した。
※施工業者は後日対応することを考え、井戸所有者へ連絡しなかった。
② 平成 25 年 12 月 26 日
・井戸所有者が井戸の破損などを発見し、環境省へ通報した。
・施工業者が井戸所有者へお詫びと今後の対応を相談した。
・環境省が施工業者へ井戸の補修や清掃等を指示した。
③ 平成 26 年 1 月 8 日
・現地において、環境省と施工業者が井戸所有者へ今回の経過説明、
 お詫び及び補修・清掃等の対応について説明した。

2.今後の対応
今後は、井戸の補修や清掃等を速やかに実施して参ります。
また、今回の事態を踏まえ、現場の状況を確認しながら十分注意した施工を行い、
再発防止の徹底を図るよう施工業者を指導して参ります。
なお、万が一同様の事態を招いた場合には、速やかに所有者へ連絡するとともに、
復旧の対応を行うよう施工業者を指導して参ります。


<問合先>
福島環境再生事務所
電話:024-573-7489
放射能汚染対策課長:加藤 聖
室長:水原 健介
担当:栗田 外美




井戸の中に汚染された草木を落としたまま井戸所有者へ連絡もしなかった施工業者の名前等の新しい情報はなく、
これだけの報告でした。


納得いきません。



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comment 1
コメント
即応記事ラッシュありがとう。
地下水に直結なんでしょう?
破損炉に水ぶっかけ対策方針が除染等の利権目的であることが良くわかります。ひどい国家だよ(^_^;)
simpleズ | 2014.01.09 20:33 | 編集
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