福島県民の意見



会津若松市の方

私は教育の事をすごく愁いています。
教育といってもいろんな幅があって、もちろん福島県の教育の中では、
「放射線は大丈夫ですよ」というところに流れていっているわけですけれども、
この市民の集まり、市民委員会としてそれに対抗するような、
やはり子供たちに正しい知識を持たせる。
また自分で決定していくような教育のプロセスを具体的に示していただきたい。

それは学校の先生方で、本当にはざまにあって苦しんでいる方達に、
大きな道しるべになっていくと思いますね。

教育に関していう事は、今中学生高校生等を使っての復興がすごく叫ばれています。
それは全て「福島県は元気だ」「大丈夫だ」というふうに流れていっているわけですが、
私が出会う高校生の中で、
自分は試練を受けさせられてしまったのだけれども、
今3年間経って、自分の心の中をずっとたどってみた時に、
自分はこんなに原発事故、または自主避難しなければならなかったことにこだわっていたのが分からなかったと。

3年経ってやっと自分の気持ちに気付いてくる人達がいるんですね。

多くの高校生はその学校教育の中で、自分の気持ちに向き合う機会もなければ、
本当はあると思っているかもしれないのにそれを聞いてくれる大人もいない。
母親たちはしゃべり場で、私もしゃべり場やっていますけど、
そういうところに来ることによって自分の思いを吐き出してくる事が出来るんですけが、
子どもたちこそ、私はできていないと、そういうふうに置かれていないと思うんです。

ですから、「大丈夫、安全」という事が前提ではない、
子どもの気持ちを本当に聞き出す。
その子どもたちの不安に寄り添う様な形、機関が、この市民委員会の中から出てくる事を私はすごく期待しています。

それからもちろんご存じの事と思うんですけれども、
●には●会の人達が沢山いて、本当に一人の人権として認めていられないような事が起こっています。
そういう方がおられます。

そして私は会津に住んでいるという事で、
会津はもう「八重の桜」もありましたし、その前から全然除染する気はありませんし、
「八重の桜」がある以上除染なんかできませんし、
そういう悪いタイプの中に入っていって、
しかも、支援対象地域としては準指定地域になった事をどう思いますか?って市民の人に問うたとしても、
「別に。それが何の問題?」という位に全然意識がないんです。

これだけ中通りの人達、福島県内の人達が
「会津も対象地域として認めるべきだ」という声を挙げているにもかかわらず、
会津の当の人間達が全然意識がない。

申し訳なくてしょうがないです、私は。

だからそういう、本当に意識が無くなっているところの人間がやらなければいけない事はわかるんですけれども、
人々の意識の差がすごくあるという事もこの委員会の一つの課題として、
それが県外だったらなおさらのことだと思うので、
そういう様な人々の意識がどんどん開いていってしまっているっていう現実も、
なにかの調査をするという事で進めていただきたいと思います。

4:27

5:42

郡山の方

学校給食が、やはりどう考えても
学校給食が10ベクレル。
県の、福島県庁の食堂が1ベクレル。

この文章が張り出された時には本当にビックリ仰天で、
今でももその文章はフェイスブック等々で流れて、実際に張り出されたときには、
あまりにも逆転した大人の発想
やはり守るべきものは新しい命若い命で、守るのは私たち大人の責任ですので、
ですから本当に大変な状況なのは重々理解しているんですけれども、
最終的に学校給食に100ベクレルの物を1ベクレルの物を混ぜられて出されてしまうという、
それで本当にいいのかどうか?という部分で、
しっかりとそこの部分を何とかしなければいけないので、
軽減をしつつ、きちんと検査体系をもっと厳しくしていかないといけないのではないかなと強く感じています。

で、お母さん方でずっと声を挙げ続けてこられていますけれども、
一向に進まない今の現状を、大人としてしっかり、一番最初に取り組まなければいけないかなという事も思います。
よろしくお願いします。

7:31

女性

わたしはこの論理は本当に素晴らしいと思うんです。
でもそれを実現させなければ本当にならないでしょ、って、失礼ですけど。

私が、「選挙」って言ったのはそこなんですよね。

自治体にこれを聞く耳を持ち目を持ち、感じる心を持つ人達、政治家がいれば、
実現は非常に簡単になるんですよね。
だからそういうふうにやっていく私たちの視点というか、方向性をもっと持つべきじゃないか。
それは非常に素晴らしい人がいても、選挙となると別物と感じる人が結構いるんです。
選挙は好きな人がやりなさいと、
選挙をやる事がなんかちょっとレベルが低い事のように思われる方が、私は居るなというふうに、私は感じます。

でも私は選挙、政治こそ自分たちの命も暮らしも全て左右される直接的なものである
というように私は前から感じていました。

だからここの中にですね、しかもあるんですよ項目が。
原発ゼロ社会を実現する工程。
それから原子力規制がどうあるべきか。
それから80ページには原発輸出の国際的責任とか、
日本には世界的な脱原発を導く責任があるとか、
こうやって書いてあるんですよ。

これは、原発を輸出しているのは政治です。
もうトップセールスで総理大臣が行っていますよね。
ああいう総理大臣を選んだのは国民なんですよ。

私たちは言わせてもらえば、こういう良識ある声が政府に届いていないからこんな犠牲を負った。
だからこれからはやはりもう一歩変えて欲しいんですよ。
私たちの国民の意思をね、
お任せ民主主義じゃない、一人一人が行政に反映させるような…。


男性
12:12
まず私がいつも感じている事は責任は東電と国。
原発事故の責任は東電と国にあるのだから。
そこのところが無くして、先程も「戻りたいけど戻れない」とか、
その状況をどうするのか?という話もありましたけれども、
「戻りたくない」という人もいますよ。
わたしも娘と女房が
そういういろんな二重生活がもうそろそろ限界で堪えられなくなっている。
そういう人たちが保証されないでいると聞いた時に、
まずいろんな選択肢として選ばせる。

本当に福島の現場は複雑で、「嫌なら出ていけばいいじゃないか」という感じで、
お互いにバッシングしたりするような現状がいまできていて、
緊急の課題としては、私は今心のケアが大事だと思っている。
みんな鬱状態。
で、悲しい事に
こういう事をみんなで、市民同士でもお互いにたたき合ってバッシングしているという事が生まれています。
具体的には申し上げませんが、そういう状況の中で、
これも放射能のせいだと言えばそうなんですけれども、
そういうことに対する現場の感じから言うと、支援が欲しいです。
私たちの中の多くは、いろんな取引をしながら本当にぎりぎりのところでやっています。

先程子どもの保養という話が出て、
子どもの保養は様々なところで受け入れてどんどん進んでいます。
そういう民間のいろいろとサポートする体系がありますけれども、
今ありとあらゆる事を考えてやらなくちゃいけない。
移動教室もありますけれども行政のいろんな枠の中で具体的に動かない。
じゃあどうすればいいのか?
一人一人の個別の動きでちょっとずつ進んでいるんです。
被害者の人が自分の子どもを避難させることの一つとして留学というのを始めて、
松本市長がしようという事で実現しています。

私は佐渡に子どもを連れていっていますけれども、その中で佐渡の高校に行きたいという子どもが出てきました。
今それは地元の人達と一緒にやっています。
ただ親が一緒に行かなければ
現場で起きている事は様々な個別具体的な事があります。
でもその中にいろんなヒントがあるような気がします。

重要度緊急度、
今何をしなければいけないかという事と現場で起きている事に耳を傾けていただければありがたいと思います。


17:10
郡山の方

妻と子どもが今埼玉にいます。
昨日までいて戻ってきたんですけど、私の家の周りが除染されました。
今の現状では家の周りは1ミリシーベルト以下になりましたので、怖いなと思うのは
「お前外に出ていないで戻って来い」と言われるのがめちゃめちゃ怖いです。
何故か?というと、線量計を持っています。
いろんなところを測るととんでもないホットスポットが沢山あるんです。
あと、市の説明では除染と言いながら、置き場のない人は現地がえしをしてしまいなという説明もありました。
という事で放射性物質はきちんと処理されておりません。

それと庭に放射性物質を置くんだったら嫌だからやらないという人もいます。
なので1ミリというのも、世界の国々で言えばもっと低い0.2とか、0.3とか
そこら辺まで下げてもらえないだろうか?と。

今の状況では「戻れ」と言われたら、私は借金してでも戻りたくないです。

それと郡山の今の状況で、地産地消のものです。
これは子どもには食べさせたくないです。
出来るならゼロベクレル。
それで私が食べているコメは昔から付き合っている農家産のコメですけど、
そこのコメはやはり3ベクレル位出ています。
でも、そのコメは大人の責任で私は食べます。
3ベクレルというのは、それは機械の誤差といっても不思議ではないような数値なので、
さらに残念なのは首都圏に行くと福島産のコメは売っていないです。
それで全国の放射線汚染マップで見ると、
「絶対にこれは何ベクレルも出ているぞ」と思うお米が売っていられます。
その辺を見ているとすごく腹立たしいです。
それと、首都圏とかいろんなところに行っていると、
3年目を迎えていろんな団体が解散する方向にあります。
そこの中で自立出来たのかというと、まだまだです。
それを考えると支援団体とか言うところにもサポートを与えてくれるとありがたいなと思います。


19:30
郡山の方
毎週金曜日の駅前の集会に出してもらっているんですけれども、
先程会津の話があったので、
私の親戚、会津に本家があるんですね。
そのうち、親戚一人なんですけれども去年4月に亡くなっているんです。
医者のみたてで、肺がんでというのもあったんですが、
実際どうだったか?というと、心臓の心筋梗塞なんですよ。

で、会津の方は被害がないっていうのがありますけれど、
実際2011年の11月頃に環境省が発表した値ではプルトニウムが出ているんですね。
その事は、ね、全然出ないですよね。
今これを農家産の方に行って聞かれるとちょっと怒られるかもしれないんですけれど、
今測られているのはほとんどセシウムですよね。
でも原発の中の放射性物質って、セシウムって1%ないんですよね。
それだけを見て、それで「安全だ安全だ」と言われているのが実態ですよね。
他のプルトニウムだとかウランだとかほとんど測られていないですよね。

だから私は何時も言っているんです。
殆ど福島の農業は終わりだと。
本当に安全だと言うなら、厳密に測ってもらえる所で全部見てもらわないといけないと思うんです。

先程の親戚が亡くなったというのも、私は一時介護の施設で働いていた事があるのでわかるんですけれども、
癌で亡くなる時って、心臓、心筋梗塞とかにはならないんですね、ほとんど。
みんな、痛がったりするんです。
痛い痛いって。
だから心筋梗塞になるっていうのは考えられるのはセシウムの心筋症だと思うんですよね。
たった2ヶ月、3ヶ月ぐらいでそうなっているらしいんですよ。

だからやっぱり本当は、福島全体が本気で考えてやっていかなければいけない事だと思うんですよね。
農家さんも含めて。
で、なんでこの問題の解決が進まないのか?といつも思っているんですけど、
結局行政の対応もそうなんですが、
みんな「責任を取る」という事を避ける事をずっとやってきているのが原因なんじゃないかと思うんですよ。

だから今我々がこうして集まって「こういう事例があります」「こういうのをなんとかしてほしい」
それは確かにいいことだと思うんです、正しい事だと思うんです。
でも政府自体も責任を回避するためだけに動いているんで、
「じゃあその責任をどう取らせるか」という事をどんどん進めていかないと、
それこそ福島は無くなっちゃうと思うんですよ。

そこのところはやっぱり、農家さんもそうだし我々もそうなんですけれども、
やっぱりそこのところを徹底して中心で考えていかないと、
市民運動で、ね、こういう委員会で話し合っても先に進まないんじゃないかと思うんです。

一つ一つの事例を挙げて、確かに事例は大事です。
こういう事例でどうするのかというのは確かに重要なんです。

でも本当にやらなければいけないのは、
国と東電とそれから我々大人たちがどう責任を取っていくかという事じゃないんでしょうか。

それが言いたかったんで、すみません、ありがとうございます。


24:08
女性
2011年11月に福島の農業会館で東京農大の先生とか農林水産省の方からきて、
こんなことを東京農大の先生が言ったんですけれども、
「本当は福島では3年間作っちゃいけない、ため池にしろ」という、
「ため池にして、そうすると中のものが何が含まれているかが出てくるんだ」って、
そして「それじゃあサポートはどうするんだ」という意見が出たんですよ、婦人部から。
「それは本当は国が全部一括して買い上げなきゃいけないんだ」って、
そのとき婦人部の人達が「そうだよね」って小さな声でいったんですけど、

本当は線量は出ていないんですね。
基準以下のものは国がちゃんと買い上げて、これは一括して国が買い上げて、
子どもには別のきちんとしたものを、子どもはこれから育つんだから、
やっぱり福島県以外のものを食べさせるべきだなと思うんです。

福島県の作物は国が買い上げるべきだと思います。

今ね、子どもたちが何を気にしているか?というと、
私は塾をやっているんですけど、本当に学力の低下がものすごいです。
子どもたちには投げやりな気持ちがものすごく強いです。
「どうせ俺たちは福島県」「どうせ俺たちはこうだよ」という気持ちがものすごく強いです。

この間会津の先生とも少しお話をしたんですけど、
「会津の子もそうなんだよね。
 避難した子どもばっかりじゃないんだよね。
 学力の低下もそうだし気持ちも非常にきているよ、
 子どもたちはやる気がないっていう感じでもう投げやりなんだよ」
って。

それで子どもたちは大人の態度を見ていろいろ判断をするので、
本当にこれはなんとかしないと、子どもも大人も切れてしまってどうしようもないなと思って、
それで今会津若松で千葉さんという方が一生懸命やっているんですけど、
会津にもホットスポットがあるよという事で、線量を測って作ったんですよ。

新潟のコメしか置いていないんですよね。
やっぱりそれはおかしいんですよ。
大人は福島の基準以下のお米を食べるべきなんですよ。
それは大人の責任として、政治家の責任としてね、絶対食べるべきだと思うんです。
それをきちんとやらないとダメだし、また子どもは未来のために、
やっぱり子供たちのどうしようもないやるせない気持ちを解決させるために、
やっぱりどこか違うところの産地のコメとか野菜とかを食べさせるべきだなと、
私はつくづくなんか、非常に裏腹な気持ちなんですけれども、
最近そういう考えがしています。


――書き出しここまで









原発ゼロ社会への道 ―新しい公論形成のための中間報告意見交換会1/13(内容書き出し)

中間報告意見交換会1/13(内容書き出し)
荒木田岳(福島大学行政政策学類准教授)武藤類子(福島原発告訴団団長)石井秀樹(福島大学)ほか


福島県民の意見





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