<測定事例の紹介>静岡の固形茶セシウム合計132.8㏃/kg「食品添加物には基準値がないんです」1/25 杉原宏喜氏(内容書き出し)

2014/01/25 【京都】
杉原宏喜氏(おのみち測定依頼所)
講演会「これからの放射能汚染 ~市民が測ることの意味~」


話  杉原宏喜氏(おのみち測定依頼所
場所 NONベクレル食堂(京都市左京区岩倉)



書き出し部分のYoutube→http://youtu.be/issvXoNUJ4A?t=30m57s
6.測定事例の紹介
今回6つのものを紹介したいと思っています。
・茶葉(静岡県)
これは、毎年新茶を頂くんだけど、岡山の方に移住された方に聞いたんですけど、
知り合いの方が静岡県にいて、茶畑でお茶を作っている。
毎年「美味しいお茶が出来たから飲んでね」と送ってくる。
でも、うちには小さい子どもが二人いる。
向こうは「もう大丈夫」という雰囲気があるけれど、子どもがいるので飲ませるのが不安だから、測定して下さい。
という事で依頼を受けて測定の結果です。

茶葉(静岡県)
セシウム137:10.8ベクレル/kg
セシウム134:5.40ベクレル/kg


結局、茶葉から飲むお茶への移行率というのは大体6%と言われています。

茶畑では茶葉を生産して、翌年その茶葉を畑に撒いて循環させているんです。
だから本当は、生産した茶葉をそのままどこかへ持って行って廃棄とかすれば、
若干セシウムが下がっていくはずなんですけど、
そのまま畑に落ちて循環しているのでなかなか減らない。
やっぱり子供には飲ませたくないなという事で、申し訳ないけどこういった結果になってしまいました。


・緑茶(固形茶入り:岡山県で購入)
もうひとつは、去年1回目の講演の依頼を受けた時に、このお茶を飲んでいると聞いたので、
「なんで?」と聞いたら、
「美味しいので毎日飲んでいる」
で、「講演会で使うお茶として出したい」
という事で測定したらですね、なんと、

緑茶(固形茶入り:岡山県で購入)
セシウム137:6.8±2.3ベクレル/kg
セシウム134:2.6±1.3ベクレル/kg


これにあるのはなんでなのか?
いろいろ調べたんですね。
緑茶は、京都産のお茶と静岡県産のお茶が入っている。
で、お茶屋に聞いたら、
「今、静岡の固形茶というのが手元にあって、京都産はないけどこれはある」
販売店に確認したら、このお茶(固形茶)を7%混ぜて売っている。
簡単に言うと、お茶の食品添加物。
そしたらですね、これを測定したら

固形茶測定結果
2014012614.jpg
セシウム137:90.6±24.2ベクレル/kg
セシウム134:42.2±12.1ベクレル/kg


しっかりと、90.6セシウム137が出て、134が42.2出ました。
固形茶というのは、実は会社の名前は出せないんですけれどもA社の特許商品です。
全国流通していまして、中国地方や四国地方が特に大量消費の県です。
岡山県庁とか静岡県庁の方に連絡をさせてもらったんですけれども、
結局は「今後は検出されないように努力していきます」(A社)ということで、
これは要するに基準値がないんです、食品添加物なので、食品に加える。
飲む状態にした時に、飲料状態で10ベクレルを超えていたりとか、
あと食べるもの、抹茶状態で粉末であれば100ベクレルを超えている。
これであれば基準値はあるんですけれども、こういった混ぜて販売するものには基準値がないので、
「今後は検出されないように努力するよ」という事で、これ以上はできなかった。

~10分間休憩~Youtubeはここまで。



・土壌(香川県香川郡直島町)
今度は土壌という事で、香川県にあります直島町の土壌。
ここの土壌を調べた理由は、近くに三菱マテリアルの工場があって、
「汚染コンクリート」を作っているんじゃないかという話がある。
で、あの近くにおる人が「どうも空間線量が高くなる」
それで土壌を調査したいという事で採取されてご依頼を受けました。
その結果なんですが、ちょっとここにあるように見えますけれども、結局これは誤検出で、
セシウム137も134もありませんでした。

土壌(香川県香川郡直島町)
セシウム137:誤検出
セシウム134:誤検出


で、無かったんですけれども、実際天然核種のトリウム系が、砂に多いんですね。
よく砂埃が舞いますけれども、そういう砂の中に昔からある。
石を粉々に砕いた物が砂に混ざるんですけれども、そういったものにトリウム系がよく入る。
で、「疑惑は無くなったのかな?」という形で、この件は終わりました。
三菱マテリアルって工場が爆発しましたね、この間。
劣化ウランが保管してある。
ここの部分も入れているんじゃないかというお話がありましたが、
結局はセシウムではなく、天然核種の影響で線量があがっている

・しいたけ(熊本産)
今度はしいたけ。
良くシイタケは「でる」って言われる。
熊本県産のシイタケなんですけれども、熊本県の原木を使ってずっと作ってきていた。
それで熊本県産のシイタケを作っていた。



夫の、旦那さんの実家から送られてくる、原発事故後も。
「うちでつくったシイタケだから食べて」と送ってくる。
でもね、なんかね「シイタケは怖いんです」。
この原発事故が起こる前は「美味しい」と言って食べていたんですけれども、
事故が起こって調べたら、チェルノブイリの影響からか、
昔からシイタケっていうのはセシウム137が出ていたのが分かった。
で、特に東北なんかのシイタケは高い値が出ますから、子どもには食べさせたくない、食べさせられない。
じゃあ、実際どうだったか?という話なんですね。
測定結果なんですけれども、綺麗に何も出ませんでした。

しいたけ(熊本県産)
セシウム137:不検出
セシウム134:不検出/p>


「137も134も出ませんでしたよ」という話をしましたら、
不検出と聞いてとっても嬉しかった。というメールが返ってきたんですね。
「夫が特にとても喜んだ」それで食べたんですけど、
シイタケは実は産地で判断できない事が多いんです。
原木の産地が重要になります。
広島県内で群馬県が産地の原木が出回っているんですけれども、
それを知らないでみなさん使われているんですね。
で、広島県産のシイタケから134を含んだセシウムが出てくることが普通にあります。


・玄米(島根県)
次は島根県産の玄米。
こちらは放射能の測定済みの玄米で、すごく意識が高くて測定をしてそれで売りに出していたんです。
で、山梨県在住の方で食事には気を使っているんですけれども、
お米を食べ始めたころから子どもに体調の異変が出た。
「もしかしたらこのお米が原因なのかもしれない」という事で依頼を受けました。
結果なんですが、うちのほうで0.535。
ゲルマニウムの結果では0.34。

玄米(島根県)
セシウム137:0.535±0.479ベクレル/kg
(ゲルマ結果:0.34±0.07ベクレル/kg)
セシウム134:不検出
(ゲルマ結果:不検出)


一応セシウム134は不検出。
やっぱりゲルマで測っても0.34、測った時というのは事故から大体2年半は経っていますので、
134というのはもう半分以下なので、なかなか出ない。
もしかしたらあるのかもしれないし、ないかもしれない。

結果的には出なかったので、チェルノブイリとか大気圏核実験の影響かもしれないし、
原発事故の影響かもしれない。
それは分からない。
でも137だけは出ました。

相手方に「今回セシウムが出たんです」連絡しましたら、
向こうから回答がありまして、「土壌をあれから調べました」
実はいろんな畑を持っていて、今回のは今年初めて作った。
それまで、去年までは他の方がつくっていた。
で今までは測定をしていたけれども今回のはしていなくて、土壌をみたら9ベクレルありました。

土壌
セシウム137:9ベクレル/kg
(全国どこでも5~10ベクレル/kgは出る)


実はこの9ベクレル/kgというのは、大気圏核実験。
5~10ベクレル、多いところは30とかですが、平均的に5~10ベクレルは当たり前なんです。
これはもう仕方がない話なんですけれども、出ない所もありますけれども出てもおかしくない。

玄米への移行率は3%程度ある(環境にもよる)という話もありますので、
大体3%ぐらいかけたら0.27なので、大体0.3ベクレル位出てもおかしくはないのかな。
という計算になります。

で、実はこれは向こうの方も分かっていたんですけれども、
有機農家、体にいいものを作って提供したい。
残留農薬についてもご自分で一生懸命調べて出している。
とてもいい意識があるんですけれども、
やっぱり化学肥料よりも有機の方が残念ながらセシウムの移行率が高いんです。
今回実は残念な結果になったんですけれども、・・・これは仕方がないところ。
もしかしたらカリウムを沢山撒けば、
セシウムの移行はあんまりしなくて、そういうお米が出来るかもしれないんですけど、
美味しいお米になるかどうかは別の話です。
これはなかなか難し話なんですけれども
相手方が言われるのは「0.4まで見ていたので、0.3と言われてももうそこは分から」
喧嘩を売っている訳ではないんですけれども、どうすればいいかは、私もちょっと頭を悩ます所がある。

「子どもの尿を検査したら、セシウム137が同じような量出た」という事で、
これは山梨県在住の方の事なんですけれど、出たんです。
これが原因かどうかというのはハッキリと言えないんですけれど、
呼気からの被ばくもありますし、まあ、あの、とりあえずこういう数字が出たという事です。



・スライスアーモンド(アメリカ・カリフォルニア州)
もうひとつはスライスアーモンドという事で、これはアメリカのカリフォルニア州のアーモンドなんですけれども、
一回他の測定所で測ったら擬陽性の判断が出た。
それだったら、うちの方でも測ってみたいと申し入れをさせていただいて、測ってみました。

スライスアーモンド(アメリカ・カリフォルニア州)
セシウム137:0.911±0.831ベクレル/kg
(ゲルマ結果:0.90±0.06ベクレル/kg)
セシウム134:不検出(<0.7ベクレル/kg)
(ゲルマ結果:0.31±0.06ベクレル/kg)


そしたら、セシウム137が0.911、げるまでは0.90。
で、セシウム134については不検出で出なかったんですけれども、
でもゲルマでは0.31出ている。
というのはですね、うちの機械では0.7までしか見なかったんですね。

ゲルマの方で0.31、それよりも下で出たといった結果で、
実はこれでなにが分かるか?と言いますと、
これはアメリカのカリフォルニア州です。
でこの比率が、原発事故後の比率とぴったり合うんですけれども、
福島原発の事故でここまで飛んでいる可能性がある。


向こうから漏れているという可能性もあるんですけれども、
スライスアーモンドのアメリカ・カリフォルニア州西海岸ですね、
あちらの方でセシウム134が出たので、原発事故の可能性も否めない。

セシウム134も検出
比率から今回の原発事故による可能性
アメリカのカリフォルニア州にも飛散


となると、向こうまで飛んだというひとつの事例、証拠といいますか、なります。
「カリフォルニアなら大丈夫」・・・どうかわかりません。


ーーつづく




ーーお話しの中で、ちょっととっても気になった固形茶調べてみましたーー

上級煎茶を仕上げる際、製造過程で出来る良質な粉茶をさらに粉末化。
その中に天然の海苔と上級茶ほど多く含まれているお茶の旨味(アミノ酸)を加えて固型化。
固形茶を適度に加え「甘さとまろやかさのあるお茶」を造り出す。

お茶の中に固形茶という添加物が入っているものがあること、初めて知りました。
しかも添加物には基準値がないということも、知らなかった><;





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郡山市の高校生が白血病(とある原発のブログ2014-01-12)
原発推進派よ!!この父母達に!子供達に!顔向けできるのか!!
郡山の父母たちの怒り心頭に達する!

サンクス!!

 カリフォルニア産のアーモンド、実は事故以来かなり気になってまして、避けていたのですが、コレ位なら大人は食べても大丈夫の様ですね。
・・・という事はカリフォルニアの「胡桃」も安全パイになるという訳ですね。
「ホッ」としました、データを上げて下さり感謝します。

カルフォルニアにも

今日、こちらのサイトを知りました。たくさん良い情報を提供下さっているようで感謝です。カルフォルニア在住ですが、こちらに飛んで来てるのは間違いないですよ。

消防車には放射線量を測る計器が付いているのですが、友人の友人の消防士さん曰く、福島の事故があって間もなくその計器は反応を始め、今も反応しているそうです。

太平洋も汚染されているのは、こちらの人知っていて、個人でガイガーカウンターをお持ちの人も結構居ます。もちろんこちらでの商品の放射線量はチェックされずに出されますから、個人で測って購入する為です。私はそこまでしていないのですが(日本程染料は高くない様子)、間違いなくこっちに飛んで来てるのは確かです。