【焼却:下水汚泥・除染廃棄物・放射能汚染物】 「放射性汚染物を市民の生活圏で焼却処理をするという、世界でも例のない試み」福島原発告訴団3/1(文字起こし)

福島原発事故から3年 これでも罪を問えないのですか 被害者証言集会
2014/03/01


塙町にお住まいで放射能ゴミ焼却を考える福島連絡回のワダタカコさんから、県内の焼却場の現状の報告を頂きます。
21:27 http://youtu.be/x4n14TcK79U?t=21m27s
2014030318.jpg

県南地区の塙町から参りました和田と申します。

いま福島が第二の原発事故とも呼ばれる大変な問題に直面しています。
放射性物質で汚染された廃棄物を各市町村で焼却処理をするという前代未聞の計画であり、
鮫川村をはじめ、相馬市、福島市や郡山市ですでに仮設焼却炉が建設され焼却処理が進められています。

これらを含め、計画されているのは20基以上にのぼります。

放射性汚染物を市民の生活圏で焼却処理をするという、世界でも例のない試みでもあるに関わらず、
何故かほとんど報道されません。


排ガスによる地域住民への影響のみならず、作業員の被ばくも避けられない深刻な問題です。

田村市
4月からの避難指示解除が決定されてた田村市都路(みやこじ)地区は、
県内最大規模の焼却炉建設計画が進められており、
県内各地から放射能汚染物が持ち込まれ、処理されることになっています。


近くには小学校があり、4月から子どもたちが通うため、
親御さんたちから排ガスへの不安の声があがっています。

焼却施設は帰還の妨げになるうえ、農業への被害も避けられないとして、
地元では建設阻止のため反対運動が持ち上がりました。
3月6日には街宣車が出される予定ですので、
福島を取材されるメディアの皆様には是非報道していただきたいと思います。


福島市
福島市と郡山市には下水処理場に仮設焼却炉が建設され、下水汚泥を処理しています

福島市の焼却施設には石原環境大臣と井上副大臣が視察に訪れ、
石原環境大臣が点火式に参加し、華々しくスタートしましたが、ほとんどの地元の住民には知らされませんでした。
敷地には立ち入り禁止を表す放射線管理区域の標示と
高濃度の償却汚泥が入っていると見られる放射能マークの付いた黄色いドラム缶が並んで、
全身防護服の作業員が立ち働いているのが道路から丸見えの状態です。

その道路を隔てた真向かいには市民プールがあって、
夏場は通常通りに営業しているという異様な光景が広がっています。

敷地の周囲の線量は、昨年11月の終わりに計測したところ、
最も高いところで1.7マイクロシーベルトありました。


郡山市
郡山の下水場施設には100億円以上が投じられ、仮設焼却炉が建設されました。
環境副大臣が点火式に出席し、極めて限定的な人を対象に形ばかりの説明会が開かれましたが、
何故か市議会議員にも知らされませんでした。

7カ月の短期計画でしたが、
つい先日、突然地域住民に対し一方的に2~3年の延長通告が出されました。
その上、国から県に移管されるという事ですが、理由については説明されていません。



相馬市
相馬市に於いては大型焼却炉が3基も建設されました。
がれきと除染の廃棄物を混合焼却していますが、
焼却炉の風下で線量が高くなると、市民から不安が寄せられています。

周囲には多数の運動場や学校幼稚園がたち並ぶ地域ですが、
焼却炉建設に当たっては住民説明会も開かれませんでした。

石原環境大臣は井上副大臣と視察に訪れた際、この炉を「福島復興のシンボル」と絶賛し、
自身のフェイスブックでも発信しています。
その上、事務次官、福島県知事、相馬市長らトップが一堂に会し、
華々しく起工式や点火式が行われているにもかかわらず、地元住民に説明がないというのはどういう事でしょうか?
「復興のシンボル」であるならば被災地観光ツアーに組み込めばよいのではないでしょうか。

今後、全国から福島に訪れる皆さんにぜひお願いします。
復興予算という名の巨額の皆様の血税を惜しみなくつぎ込んで建設される各地の焼却炉を是非見学していただきたい。
そして石原大臣の復興キャンペーンにならって写真を撮り、SNSで全国に発信していただきたいとお願いいたします。


飯舘村
飯舘村には2基の仮設焼却炉の建設が進められています。
ここでもまた建設地地権者を含むに極めて狭い地区住民だけに説明され、
村民にも説明されていません。
そのひとつ蕨平(わらびだいら)においては、筑波の研究者が区長以下7名を
香川県直島町の産廃施設に視察に連れていき、安全性を確認させたという内容が福島民報により報じられました。

放射能ゴミの焼却処理なら相馬市などの仮設焼却炉を視察すべきところを、
なぜわざわざ汚染のない香川県にまで行く必要があったのか?
費用を出した環境省は明確に答えていません。


鮫川村
私の自宅から2km以内の鮫川村にも焼却炉が秘密裏に建設されました。
地権者を含む30軒のみで決定され、わたしたち村以外の人間は排除され続けています。
反対運動もむなしく強行に稼働されましたが、その直後に爆発事故を起こし、
遂に計画後1年も稼働が遅れる結果となりました。
建設目的は他市町村で仮焼却施設を進めるために安全データをとる事でしたが、
鮫川村の実験治験結果を待たずに、すでに各地で建設が進行しています。
鮫川村の実証実験はすでに意味を失ったにもかかわらず、
再稼働に向けて外周工事を行い、現在試験焼却を行っています。

8月の焼却炉爆発事故に於いても、村民以外私たちには何も知らされないまま、
11月に再稼働の説明会が村民を対象に開かれました。
私は何としても入場するため村民の委任状を持って行きましたが門前払いされました。
担当者は「不満ならどうぞ裁判でも何でもやって下さい」と冷たく言い放ったのです。
あの時の屈辱的な言葉は決して忘れることができません。

それは私たち脱原発を望む国民にたいする国と原子力ムラから投げつけられた暴言ではないでしょうか。
「どうせお前たちは何をやっても勝てる見込みなどないんだ」と言わんばかりに聞こえます。

このまま原発事故を過去のものとし、原子力推進のために利用される福島復興を認めてもいいものか、
そして再稼働へと破滅に突き進むのか、
自分自身を含め一人一人に覚悟と生き方が問われていると思います。

ありがとうございました。





ーーーー


鮫川村焼却施設「私文書偽造」と爆発の”事象”10/20(文字起こし)
マコ:
・・・で、「私文書偽造」と「私文書偽造行使」ということで、
環境省と、村長と、そして当時の行政区長宛てを対象として、警察に今告訴状も提出されています。
それが受理されるかどうか?なんですけれども、
本当に鮫川の焼却施設の作り方がめちゃめちゃ強引だったんだよね。
・・・
まだね、環境省がそれを「爆発の事象」って言う事があってから、
すごくその対応がおかしくなっていて、
まだ、村民の方々に詳細な説明会が無いという状況で、そこで止まっています。

鮫川の件もすごくひどくって、
もう地響きがする爆発音があって、山の中なんで山彦みたいに
「ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン・・・」って、
すごくもう、やまびこで響き渡ったんですって。
それで村の人達が心配して、焼却場のゲートに集まって、
8000ベクレル/kg以上のものを燃やしているので心配して来たんですけど、全然説明が無くて。

本来、そういう爆発が起こったら、
消防署と警察署にすぐ、そこの環境省と営業所が連絡するはずだったんですけど、
そこもされていなかった
んですね。

ケン:
「トラブルがあった時にはこういうふうに対処します」っていう説明会があって、
1ヶ月も経たないうちに、ですよ。




「これは最初から出来レースなんです。こんな犯罪を許せますか!」
佐藤和良氏(いわき市議会議員)9.1さようなら原発講演会(文字起こし)

29日に鮫川村に放射性廃棄物の焼却施設。
これがひどいんです。
環境アセスをしなくてもいいということを、環境省が法の抜け道をつくって、
自ら住民の反対を押し切って稼働させた焼却施設があるんです。
そしたらこれが爆発したんですよ、実は。29日に。
コンベアーの部分がですね、まだ原因を環境省も発表していませんけど、
3mにわたって、ステンレス製の砲艦が爆裂して裂けてしまいました。
あれだけ住民、これは鮫川村の地権者も反対をした。
あるいは北茨城市の市長さんも反対した。
我々いわき市議会も「おかしい」ということで問題にしてきた。

そういう周辺住民の声を押し切って環境省がそういう事を今福島県内でやっております。

それが爆発しました。
これこそ見過ごすわけにはいきません!

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放射性物質で汚染された稲わらなどを処理する鮫川村青生野の仮設焼却施設で
29日に異音が発生し、運転を停止した問題で、
「主灰コンベヤー」と呼ばれる装置を覆っているアルミ製ケースの溶接部分が
約3メートルにわたって裂けたことが30日、環境省の調査で分かった。
 
同省によると、異音は断続的に2回発生した。
この際、溶接部分に亀裂が入ったとみられる。



「原発事故で汚染された稲わらや牧草、 除染作業で出る木の枝や落ち葉など」
鮫川村仮設の焼却施設本格稼働

2013081918.jpg
放射性物質を含んだ稲わらなどを焼却し量を減らすため
環境省が鮫川村に建設した仮設の焼却施設が8月19日午後から、本格稼働を始めることになりました。
本格稼働を始めるのは環境省が原発事故で汚染された村内の稲わらや牧草
それに除染作業で出る木の枝や落ち葉などの量を減らすために鮫川村青生野に建設した仮設の焼却施設です。



「高汚染地帯の無駄な除染と帰還をやめ、
汚染物は原発周辺において汚染者負担のもと処理を行うよう強く求めます」
10/13和田央子さん(文字起こし)

この鮫川村の焼却施設はkgあたり8000ベクレル以上もの指定廃棄物を安全に焼却し、
減容化を図るための実証実験とされ、
ここで得られたデータを基に、各地で焼却炉の設置をするためのモデル事業とされています。

しかし、その進め方は恐ろしいほど密室で行われました。
僅か30世帯の同意だけで決定され、
村民にも近隣市町住民にも知らされず、住所も非公開。
公道から施設が見えないように設計し、
法的に授けられた環境設備等を逃れるために施設を小型にするなど、
とても国の事業とは思えないルールを無視したやり方に戦慄を覚えるばかりでした。


(前半)もうひとつの選択肢=「脱ひばく」集団移住権利法実現の課題と展望
6/16 松井英介氏(内容書き出し)

そして問題はこれ、
ひとつ大きい問題は福島県内の焼却物の実験施設を鮫川村という所で始めようとしていると。
しかもそこに配備される焼却炉というのはですね、
199kg/時という、非常に小さなものを何十個も並べてですね、
これは要するに排出法の網にかからない奴。

2013061776.jpg
鮫川村というのはこういう位置にあります。
いわきのすぐ隣。
あるいは、茨城県のすぐ北側にある。


「除染・鮫川村・バイオマス発電」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)
これは鮫川村というところ。
福島県のちょっと県南の方に入っていくんですけれども、
そこに突然降ってわいたように8000ベクレル以上の農林関係の廃棄物ですね、
それを燃やす焼却場が、焼却実験炉が出来るという事が分かったんですね。
そしてこれは、実に水面下でずっと進められていたんだそうです。

それでここの地権者だけには、30人ぐらいの地権者だけには承諾をとったんだけれども、
他の村の人達は何も知らないままにこういうのが検察され始めていたんだそうです。

2013042318.jpg

0.13という放射線の数値が見えると思うんですけれども、
福島県内では比較的線量が少ないというか、低いところなんですね。
原発から50kmぐらいなのかな?ここ。5~60kmだとおもうんですけれども、
その割には線量が低いというふうに言われている場所です。



<なぜ燃やすの?環境省>
8000ベクレルを超える指定廃棄物を燃やす焼却施設建設着工・中断“鮫川村”
&森林除染木材でバイオマス発電“塙町”/12(文字起こし)

「燃すものが無い」というのは、実は鮫川村も全く同じです。
資料の中に600トンという計画が入っていますが、
実際に燃やすものとして今あるのが、たったの116トンです。


たったの116トンのうち指定廃棄物は28トンしかありません。

もし国が最終処分場にさらに持っていくということであれば、
28トンは10トントラック3台分なんですね。
これに今、環境省は7億円以上のお金を付けて燃やそうとしている
まったく馬鹿げているとしか言いようがないと思います。




「福島原発事故から3年 これでも罪を問えないのですか 」被害者証言集会 2014/03/01 文字起こしブログ

【福島原発告訴団】
「沢山の被害者がいるのに加害者がいないのはおかしなことです」武藤類子さん3/1(文字起こし)


【手紙:伊達市】
「今日ここに言葉を寄せる事でさえ身構えてしまいました。 それだけ相手は大きいのです」
福島原発告訴団3/1(文字起こし)


【自主避難:鏡石町→北海道】
「『考えたら避難なんかできない。何も考えず娘の将来だけを考えよう』と自分に言い聞かせました」
福島原発告訴団3/1(文字起こし)


【焼却:下水汚泥・除染廃棄物・放射能汚染物】
「放射性汚染物を市民の生活圏で焼却処理をするという、世界でも例のない試み」
福島原発告訴団3/1(文字起こし)










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福島県いわき市の眼科医「失明した人がたくさんいます」

以下すべてはなゆーさんの報告。なんと「2014年の3月に入って1週間しかたっていない」のにこんなにある!どうしてマスゴミは報道しない!http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2014/03/blog-post_2715.html
【1】福島県いわき市の眼科医「失明した人がたくさんいます」(3月7日)☆福島・いわき市に医療崩壊を食い止めようとする眼科医がいます(フジテレビ)。【2】福島県いわき市は医師不足による「医療崩壊」の危機(同)。【3】【訃報】日本環境開発の本郷潔社長(56歳)が激しい咳(セキ)をしたはずみで動脈が破裂し死亡(同)【4】田丸麻紀さんが体調不良でNHKの生放送をキャンセル(3月3日)「決まっていたお仕事をお休みするのはこの20年近い仕事人生で初めての事でただただ無念です」【5】〔卓球〕福原愛選手が左足を疲労骨折(3月2日)日本卓球協会は、女子の福原愛が左足の疲労骨折のため、世界選手権団体戦を欠場すると発表した【共同通信】【6】〔卓球〕石川佳純選手が「風邪をこじらせ」ジャパン・トップ12大会を欠場(3月1日)前回大会覇者の石川、出場は困難と診断された(共同通信)【7】「熱がでない(発熱しない)インフルエンザ」を罹患した人が目立つ(3月5日)★=被爆・白血病初期症状と類似【チェルノブイリエイズ】【8】福島県の全市町村で「要介護認定を受けた高齢者」が増加している(同)★【チェルノブイリ認知症】☆東北3県、要介護認定2万人増 仮設避難生活が影響(河北新報)地域包括支援センターの担当者は「震災から1年がすぎたころから、認知症が増えた」と指摘。東北大の調査では・・「異常な現象」とみる。【9】〔宮城県〕原発事故後に「出血性潰瘍」が2.2倍に増加していた(同)-東北大大学院、ピロリ菌や薬剤が原因ではない「消化性潰瘍」の患者が震災前より倍増(2012年11月5日朝日)

現在も東北・関東に降り注ぐ放射性セシウムはどこから飛来しているのか

原子力規制委員会のサイトhttp://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/195/list-1.html
に放射線モニタリング情報として放射性物質の月間降下量のデータが掲載されています。
平成26年3月のデータhttp://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/10000/9224/24/195_20140430.pdf
を見ると、現在も放射性セシウム134(半減期2年)、放射性セシウム137(半減期30年)が東北・関東に降り注いでいることがわかります。

このデータからさらにわかることは、すべての県で(降下量が最も多い福島県でさえも)放射性ヨウ素131(半減期8日)が不検出となっていることです。
下記のサイトhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%E5%8F%8D%E5%BF%9C
には核分裂生成物の一覧表があります。
この表からわかるように、もし、福島第一原子力発電所から新たな核分裂生成物が放出され、これが東北・関東に飛来しているのであれば、放射性ヨウ素131が検出されるはずです。
しかし、放射性ヨウ素131は検出されていません。では、放射性セシウムはどこから飛来しているのか。

私は放射性セシウムを含む廃棄物を焼却することで、放射性セシウムを大気中に再拡散させ、これが降下物として検出されていると考えます。
放射性セシウムを含む廃棄物を焼却することで、放射性セシウムを大気中に再拡散させるメカニズムおよび国が定めた測定法では排ガス中の放射性セシウムを検出できないことは
Peace philosophy centre のブログに投稿した記事http://peacephilosophy.blogspot.jp/2013/11/blog-post_22.html
で説明していますので、見ていただければ幸いです。
また、Finance GreenWatchの記事「東京等、関東周辺の大気中セシウム降下継続の原因 一般廃棄物焼却施設からの焼却排ガスか(?)指摘相次ぐ(FGW)」http://financegreenwatch.org/jp/?p=43527も見ていただければさらに幸いです。