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03.09
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プレスリリース 2014年
川崎火力発電所敷地内(産業廃棄物総合保管庫内)における火災について


平成26年3月7日
東京電力株式会社

本日、午後2時22分頃、当社川崎火力発電所(所長:小関 正剛[こせき まさたけ]) 所在地:神奈川県川崎市川崎区千鳥町5-1 総出力212.8万kW)の敷地内にある産業廃棄物総合保管庫において火災が発生しました。

火災報知器が鳴動後、ただちに当社自衛消防隊が初期消火を実施し、午後3時5分に川崎市臨港消防署にて鎮火を確認いただいております。

現場を確認したところ、燃えていたのは使用済みのガスタービン吸気フィルタで、これらは平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震後、空気中の放射性物質を吸着したために保管していたものです(延焼範囲は約3m×約3m)。

同保管庫周辺の空間線量を測定したところ、正門付近で毎時0.06マイクロシーベルトであることを確認しておりますが、現在、火災による公衆への影響や原因等については、確認中です。

地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまには、多大なるご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。

以 上




東電火発で吸気フィルター焼け放射線…大気吸着
読売新聞 2014年3月8日18時40分

7日午後2時20分頃、川崎市川崎区千鳥町の東京電力川崎火力発電所にある産業廃棄物総合保管庫で、使用済みの発電機用布製吸気フィルター約0・5立方メートルが燃えた。

約45分後に消し止められ、けが人はいなかった。

東電の発表によると、燃えたフィルターから毎時4・5マイクロ・シーベルトの放射線量が計測された。保管庫近くで午後6時半に空間放射線量を測定したところ、同0・17マイクロ・シーベルト。約460メートル離れた発電所正門付近では午後7時の時点で、同0・06マイクロ・シーベルトだった。東電広報部は「外部への影響を調べている」としている。

フィルターは同発電所で使われたもので屋外に置いてあった。保管庫に入れる前、作業員7人が乾燥作業中、出火したという。フィルターは東京電力福島第一原発事故で大気中に排出された放射性物質を吸着したとみられる。


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