1.「やっぱりこれは大気中核実験どころじゃない被ばくを私たちはしているんじゃないか」牛山元美医師3/18臨床医が見たチェルノブイリ、福島の現状 (文字起こし)

「臨床医が見たチェルノブイリ、福島の現状」
牛山元美医師(さがみ生協病院)
2014年3月18日


放射線被ばくを学習する会
医師連続講演・被ばく学習会 第2弾!
牛山元美医師(さがみ生協病院)
昨年ベラルーシで甲状腺研修を受け、地元神奈川で日々きめ細かな診察にあたるとともに­、
福島県郡山の病院で月1回の当直勤務もしている。市民とともに「放射能から子どもを­守る」活動を続けている。






http://youtu.be/k1Pv7KyuK9c?t=17m16s~牛山先生の紹介

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http://youtu.be/k1Pv7KyuK9c?t=18m38s

こんにちは牛山です、どうぞよろしくお願いいたします。

この前の報道ステーションを見ていたらあれだけで十分かなと思ったくらいで、
私はただの臨床の内科医で、診療所みたいな病院で毎日患者さんを診ています。
ただ子どもがちょうど原発事故の時に小学3年生と中学校2年生の男の子が二人いたので、
即3月15日に子ども二人を九州の田舎に避難させたりとかしました。
母親として医者として、普通のただの人間として、何をこういう時にするべきなのか?
という事を考えた時にしただったんですけれども、
その時に、今こうしてスライドを作ってあちこち小さな、医療生協にも勤めているんですけれども
その医療生協の方にお話したりとか、
あとは福島から避難されている方とお話したり、
福島から保養に来られている方がいらっしゃる。
そういうキャンプに行って、交流会でこういうお話をしたりとかしています。
福島に行ってそこで現地のお母さんたちにお話をすることもあります。
私がお話しする内容は、正直言うととても優しい簡単な事を。
とにかく「何も知らなかったわ」という方に対して、なるべく分かりやすくお話しようと思って作ったものなので、
ほとんど皆さんにとっては「ああもう分かっている」という様な事ばかりだと思うんですけど、
少しお時間を頂いてお話しさせていただきます。





http://youtu.be/k1Pv7KyuK9c?t=20m33s
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皆さんご存じのように事故によって沢山の放射性物質が落ちました。
私は相模原市というところにいます。町田のすぐ隣の町で、東京の西側にある神奈川県なんですけれども、
そこに子どもが行っていました。
で、たまたま知り合いから紹介されて東大の小豆川先生ってい方が
「10gの砂を取ったら無料で測ってくれるよ」というのを2011年5月に連絡がきたんですね。
慌てて即昼休みに自転車で近くの子どもが通う学校まで行って、
校長に話をして中庭の砂を取らせてもらって、
プラスチックでかき集めて10gだけ取って送りました。
そうしたところ、
「放射性セシウムが出てるよ、それも1kgあたり2700ベクレル出ている」と言われたんですね。
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この連絡が来たのは7月になってから。
しかもブログに小豆川先生のブログに掲載されたのでそれで分かったんですけど、
ハタと困ったんです。
「2700ベクレル/kgって?危ないのかな?」
「校長先生になんて言えばいいの?」
私は別の学校の校医もしているんですけれども、
学校長の許可をもらってやったのでちゃんとお話しなければいけないし、
教育委員会とかにも伝えないといけないだろう。

でもこれは危ないの?どうしたらいいの?子どもたちには手を洗わせるだけでいいの?
とかいろいろ悩んで、慌ててそこから勉強を始めました。

ちょっと調べると事故以前では都内では0~2ベクレル/kgなんですね、
同じ時に目黒区の小学校なんかで取れたものを小豆川先生が調べたら200ぐらいだった。
やっぱり、どう考えてもやっぱり2700というのは高い。
でもじゃあ、「体にどういう影響があるの?」というのをいろいろ調べていきました。

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これが小豆川先生がブログに出されていたものなんですけど、
これには一番下ですけど1360と書いてあるのは、137セシウムだけの数字です。
そうすると、約半分ぐらいになる。
でも「実際は134セシウムもあったので、2700だった」とあとで教えてもらいました。

この時は他の伊達市だとか、すごいとんでもない数字が並んでいます。
今はこれはもうブログで見る事が出来なかったんですけど、
あの当時は50,60以上の検体が、こうやって無料で測ってもらったものが載っていました。

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皆さんはご存知ですけれども
「大気中核実験があったころはやっぱり東京の杉並あたりでは結構落ちてたよ」
「中学生のオシッコからもセシウム出てたじゃない」って言われました。
それを調べたら、その頃落ちてたんですけど単位を直していくと、土で言うと10ベクレル位なんですね。
チェルノブイリ事故で影響を受けても3ベクレルぐらい。

今回事故のためにって言ったら、神奈川では大体200ぐらい平均出ています。
200ベクレル位。
飯舘村では5万ぐらい落ちた。
しかも双葉町では1100万ベクレル落ちているんです。

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すごいむちゃくちゃな数字が出てきて、
「やっぱりこれは大気中核実験どころじゃない被ばくを私たちはしているんじゃないか」となりました。

「ただそう言っても3年前の事でしょ。今は大丈夫なんじゃなんでしょ」
いろんなところから言われるんですけれども、

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ま、実際に東電のホームページを見ればいまだにこうやって、
原発の原子炉近くのところでは今も事務棟で140マイクロシーベルトっていう、かなり高い値が出ています。

これは環境省の基準では、0.23マイクロシーベルト/h以上のところは汚染地だよ、それ以下にしなさい。
それ以下に住んでいなさい。という話だったのが、
とんでもない。
それの実に600倍というほどの高いものが、原子炉の近くではあっても事務棟のところである。

そんな状態に対して東電は、
「1~3号機、原子炉建屋からの放射性物質の放出量は、事故当時の約8000万分の1の値です」と自慢げに、
「もう大分落ちましたよ」と書いているわけです。

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だけど、事故当初よりも確かに3年経って減ったんですけど、
いまだにあの辺りには大気中にこういったものが漂っているんだと。
それはもちろん風に乗ってどんどん流れてきてはいないかもしれない。
でも、風向きによってはやはり福島の方へきたりとか、茨城の方に行ったりしているかもしれないし、
皆さんご存じの汚染水がどんどんどんどんこういった核物質をまきこんで
このまま海へ流れていっているわけですよね。

「今も汚染は続いている」という事を
私はそういった事を今の周りのお母さんたちには知っていて欲しいなと思ってお話ししています。


ーーつづく









放射線被ばくを学習する会「臨床医が見たチェルノブイリ、福島の現状」
2014年3月18日 牛山元美医師 文字起こしブログ

1.「やっぱりこれは大気中核実験どころじゃない被ばくを私たちはしているんじゃないか」

2.「医療被曝も本当は身体に悪いんだよ」

3.「当初鼻血を出した子が甲状腺癌や白血病になったの?」

4.「事故当時0歳~4歳位の子ども達が、ずーっといつの年代でも一番甲状腺癌を発症している」

5.「気にしちゃいけないんでしょ?」って。 「いや、これは気にした方がいいです」

6.IAEAと福島医大「福島の悲劇を奇跡に変えよう!」 「は?」

7.~相模原・町田など65名の甲状腺エコーと白血球検査結果~

8.質疑応答「ベラルーシでの癌のタイプ・他」

9.質疑応答「井戸川元双葉町長&報道ステーション現場」





2014年2月14日
三田茂医師講演会文字起こしブログ

1.<甲状腺基礎知識> 「甲状腺がん・甲状腺腫瘍は 内分泌内科ではなく、耳鼻科や頭頸部外科」

2.<甲状腺疾患>「今後は今までの常識とは違う」

3.<血液検査>「ホットスポットに住む4歳男子」

4.<白血球・好中球・リンパ球> 「小児で全体的に大きく減少」

5.<白血球異常> 「前は2回測ってもいなかった地域の子から異常が出始めるようになった」


6.<質疑応答1> 「僕が東京を出て岡山に行く理由」

7.<質疑応答2> 「だけど、医師会は動かなかった」

8.<質疑応答3> 「"観察した結果好中球が減った"というのが僕の結論です」





2014年3月11日 報道ステーション 内容書き出しブログ
1.子どもが甲状腺がんに・・・ 母が苦悩の告白
2.「甲状腺がん増加は4~5年後」チェルノブイリの“知見”検証
3.「不安あおる」と県に止められた甲状腺初期被ばく調査



関連記事

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【ソーラーは原発20基分】がすでに認定

(参考資料)
★なんと【ソーラーは原発20基分】がすでに認定されている!(週間ダイヤモンド2013年7月23日)・・・太陽光発電が驚異的なペースで伸びていることが業界の関心の的となっている。複数の政府関係者によると、今年3月末までの総出力は累計で【2000万キロワット!】にも達する・・・
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/552.html#c610
★GEが日本国内最大【23万KWの太陽光発電】設立へ 岡山で これまでの倍強の発電規模 2018年稼働(各紙、FGW 2014年3月 29日)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=42542
・・・アレ? ゲンパツ? 要るの?

「日本政府の被曝対策は受け入れがたいほどひどい」

★IPPNWドイツの医学者が「日本政府の被曝対策は受け入れがたいほどひどい」と指摘(大貫 康雄)(DAILY NOBORDER2014年04月02日の見出しのみ、詳細は以下をお読みください)http://no-border.asia/archives/20064

ほとんどの人は、癌+奇形以外の【心不全、脳神経障害、感染症、成人病等の普通の症状の急激な増大】の要因で死んだ

■【トリックにトリックを、ウソにウソを塗り固め、だんだん論理ハタンで意味不明になる国内外の原子力ムラの醜さ!】★原発事故のがん増加「予想せず」国連科学委が最終報告(2014/04/02共同通信)http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/2e2218ed75620f8ffd2745ed57614c15?fm=rss 
■【ほとんど意味をもたないウソツキ安全神話の理由1】チェルノブイリでも、住民の大部分に起きたのはいわゆる典型的なガンや奇形より、何でも無い普通の症状「①心不全」「②脳神経系」「③感染症」「④成人病症状(糖尿病など)」の増大で、それで死んだ。ガンは「ヨウ素が喉に蓄積した甲状腺ガン」「ストロンチウムが骨に蓄積した白血病」の2つが有名だが時間がかかる。それよりも「セシウムが心臓に蓄積した心不全、筋肉に蓄積したぶらぶら病、免疫系を破壊した感染症、膵臓などの臓器を破壊した糖尿病」などの方がよっぽど確率が高く早い!奇形は堕胎するから数は隠蔽され把握できない!
■【ほとんど意味をもたないウソツキ安全神話の理由2】そもそもガンは晩期性障害で大人の病気、発病に時間がかかるから意味ない。日本の原子力ムラは「そもそもガンは4~5年かかる」といってるじゃないか!この発表、意味ないだろ!それでも例外が小児ガンで、甲状腺ガンは、本来なら福島県全体で1~2名しかでないはずなのに75名出ている。それを無視するのだから恐ろしい。
<参考:原発常識>★(原発常識16)原発健康被害は【遅発性=3年前後から始まり7年後にピーク】★(原発常識17)原発事故では、ほとんどの人は、癌+奇形以外の【心不全、脳神経障害、感染症、成人病等の普通の症状の急激な増大】の要因で死んだ★(原発常識18)「トリチウム」「ストロンチウム」「セシウム」は、それぞれ、「水」「カルシウム」「カリウム」になりすまし【体内にとりこまれ】半永久的に生命を破壊する。http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/552.html#c610

いま急増している【若年の心筋梗塞】は医学的にはあり得ない

【いま急増している【若年の心筋梗塞】は医学的にはあり得ないことである】
★ 急増し続ける健康な人たちの死亡(院長の独り言 2014年4月5日)
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/324.html
http://onodekita.sblo.jp/article/92528104.html
(1)原因不明で昨日まで元気にしていた人間がぽっくり亡くなるのは、広島でも見られた被爆死の特徴の一つである。(2)311から丸3年たち、同じような経緯・症状で、若年の心筋梗塞(死亡原因不明)による死亡者が激増している。(3)現在は、若年の心筋梗塞があまりにも増えているため、珍しくないと吹聴されているが、医学的には非常に珍しい。(4)3年経過後の現在はまだ序章に過ぎない。今後、さらに急増するであろう。昨日まで元気だった人間が、急死するのは被曝死の特徴です。