チリの大地震と日本の原子力発電所

地震:チリ沖でM8.2 中南米に津波警報

毎日新聞 2014年04月02日 10時06分(最終更新 04月02日 14時47分)
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震源地の位置

【サンパウロ朴鐘珠】
南米チリで1日午後8時46分(日本時間2日午前8時46分)ごろ、
同国北部沖の太平洋を震源とする強い地震が発生した。
米地質調査所(USGS)によると、地震の強さを表すマグニチュード(M)は8.2。
米ハワイの太平洋津波警報センターは中南米の太平洋沿岸諸国に津波警報を発令した。

震源地はチリ北部イキケの北西95キロ沖の太平洋。
震源の深さは20キロ。現地からの報道によると、イキケに隣接するアウトオスピシオで地震により5人が死亡した。
このうち1人の死因は心臓発作という。また、3人の負傷が確認されている。

津波警報はチリ、ペルー、エクアドル、コロンビア、パナマの5カ国に発令された。
イキケ近郊の沿岸では2メートルを超える津波が観測された。

震源に近い地域では停電や土砂崩れが発生したほか、イキケの女性刑務所から受刑者約300人が脱走した。
原因は不明だが、地震の揺れで建物が崩れた可能性がある。

チリでは地震が多発しており、
1960年5月のチリ沖を震源とするM9.5の地震では、津波が太平洋を1日かけて横断し日本に到達。
東北地方を中心に142人が死亡し、家屋約1600戸が全壊した。
2010年2月には、中部を震源とするM8.8の地震があり、高さ30メートル超の津波が発生。
521人が犠牲となった。




巨大地震と言えば、原子力発電所。なので、
チリに原子力発電所はあるのか?

原子炉の一覧より

チリ 研究炉

チリ原子力委員会管轄の研究炉が2基存在する。

RECH1…プール型。出力5MWt MTR。1974年臨界。サンティアゴ
RECH2…プール型。出力10MWt MTR。1977年臨界、1989年改造。サンティアゴ



研究炉があるのみのようです。
震源地とサンティアゴも距離があるので、大丈夫かな…と。

「チリ・地震・原発」で検索していたら
東日本大震災のちょうど1年前2010年3月1日のしんぶん赤旗を見つけた


2010年3月1日(月)「しんぶん赤旗」
チリ地震が警鐘 原発冷却水確保できぬ恐れ
対策求める地元住民


チリ地震による津波が押し寄せた原発立地地域では28日、住民の不安が高まりました。
原子炉を冷却する海水が取水できなくなるなど、重大事故につながる恐れがあるからです。
日本共産党は、原発の津波対策の不備を早くから指摘してきましたが、いまだに改善されておらず、
今回の津波が警鐘となっています。(中村秀生)

「3メートルくらいの津波がくると予想されているが、リアス式海岸なので津波は増幅するかもしれない。
原発で何が起こるかわからず、無事に過ごせればいいとハラハラしている」

女川原発(東北電力)がある宮城県女川町。
日本共産党の高野博町議は、避難所を回って住民の要望を聞いて自宅に戻った午後2時すぎ、
本紙の電話取材に答えました。

引き波の脅威

女川原発1号機は、津波(引き波)によって水位が4メートル低下すると、
原子炉の冷却に必要な水を海から直接取水できない構造です。

貯水槽に一定量が貯水されているとはいえ、原子炉の冷却ができなければ、
炉心溶融のような重大事故につながる恐れがあります。

「1960年のチリ地震津波では6メートルほど海面が下がり、町史には海底が見えたと記録されている。
津波の押し引きが繰り返されて、海底の砂や漂流物が取水口に入ったら、
冷却水を取るポンプが本当に動くかどうか…」と高野町議。

「原発の安全性を求める福島県連絡会」の代表で
福島第二原発(東京電力)から5キロの距離に住む早川篤雄(とくお)さんは、津波が到来する前の正午すぎ、
「福島第一、第二原発に、連絡会のメンバーが心配して電話をしたけれども応答がない。
防災無線でも原発については何も言っていない。どうなっているのか…」と不安をもらしました。

経済産業省原子力安全・保安院では今回、原発での津波への備えとして、
各原発で野外作業を停止することなど確認したとしていますが、原子炉停止などは必要ないという見解です。

改善ないまま

原発の津波対策をめぐっては、2006年に日本共産党の吉井英勝衆院議員が国会質問で不備を指摘しています。
5メートルの津波(引き波)によって、日本の原発の約8割にあたる43基の原発で、
冷却水が海から取水できなくなることを明らかにしました。
また、原発ごとに想定されている引き波でも、12原発が、取水不能になるうえ貯水槽もないことがわかっています。
(図)
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二階俊博経産相(当時)は吉井議員に対策を約束しましたが、
保安院によると、4年たった現時点でも改善はされていません。

原発問題住民運動全国連絡センターの伊東達也筆頭代表委員は
1960年の津波のときにはまだ原発はなく、それ以来、本格的な大きな津波に襲われたことはない。
今回の経験にたって、電力会社は、防災対策の現状を住民に説明し、対策をきちんとするべきだ」と指摘します。

高野町議は訴えます。
津波対策は、原発の盲点になっているように思う。
国の安全審査で漂流物や砂の影響を試験するなど、真剣にやってほしい。
大丈夫、大丈夫ということですまされない」
冷却水喪失なら炉心溶融の危険

吉井議員の話 
2007年の新潟県中越沖地震では、地震の揺れそのものによって柏崎刈羽原発が被害を受けた。
津波でも、海面が上がると冷却ポンプが水没する危険があり、海面が下がると冷却水喪失の恐れがある。
これらは、原子炉の崩壊熱による炉心溶融を懸念させる事態だ。

今後も、地震の揺れや津波への対策を前進させるために、国会でも取り組みたい。




もしもチリに原発があったら怖いと思っていた私だけど、
なんと、チリの地震で日本の原発が危険になるという!!

そして、赤旗の記事を読めば、
津波による原発の危険性を東日本大震災の1年前にも、このように警鐘を鳴らして指摘していたのに・・
この時点で、もっと謙虚に、危機感を持っていろいろな対策を原発が取っていたとしたら、
2011年3月11日の東日本大震災で、
福島第一原子力発電所はこれほどめちゃめちゃに壊れないですんだかもしれない。
そうすれば、3年経ち、福島は本当の意味での復興が出来ていたかもしれないのに。

今現在も、同じように何も聞こうとしない原子力ムラ。
いい加減な対策だけで再稼働する事ばかりを考えている原子力ムラ。


いい加減目を覚ませ!ボケ!アホ!!


元々最初っから、危険に関してはなんにも考えていない事が↓からもよーく解ります。


チリ巨大津波発生の年、福島県では原子力発電所誘致の表明がなされた。
以来40年間使いづめされた原子炉。
より一部転記

チリ地震津波が発生した昭和35年、福島県から原子力発電所の誘致表明がなされた。

1960年(昭和35年)
5月24日未明
三陸海岸を中心に北海道、宮城、岩手一体を6mの大津波が襲った。
チリの巨大地震で発生した18mの巨大津波が22時間後地球の裏側の日本を襲った。

11月29日
福島県から東京電力に対し、同県内双葉郡への原子力発電所誘致の土地提供の表明がされた。


翌昭和36年
9月19日大熊町議会にて原子力発電所誘致促進を議決する。

10月22日:双葉町議会にて原子力発電所誘致を議決する。



私も、福島第一原子力発電所が爆発しなかったら目が覚めないままだったと思います。
こんな私だって気が付いたんだから、原子力マフィアの人達もいい加減知らないふりはよそうよ。
まっすぐに危険と向き合う勇気を持とうよ。
どんなに危ないかってことにちゃんと向き合う勇気を出そうよ。




気象庁「津波の到達は早くて3日午前6時ごろか」

TBS 2014年4月2日 

南米チリ北部で起きた巨大地震について、2日午前、日本の気象庁が記者会見し、日本への影響については調査中で、もし津波が来るとすれば、最も早くて北海道や三陸の沿岸にあすの午前6時頃に到達する可能性があるとしています。

「この地震による津波の日本への影響は現在、いろいろなデータ集めて解析中。北海道東部や三陸の早いところあたりでは明日の朝6時くらいに、もし津波が来た場合には、明日朝6時くらいに来るだろう」(気象庁の会見)

チリではすでに最大2メートルを超える高さの津波が観測されていますが、日本への影響については調査中で、津波が到達するかなどについて気象庁はまだ判断できないとしています。しかしながら、2010年2月に南米沖で発生したM8.8の地震では、岩手県の久慈港や高知県の須崎港などで最大1.2メートルの津波が観測されるなど、日本では、南米付近を震源とする大地震に伴う津波でこれまでにたびたび津波による被害を受けているため注意が必要です。

気象庁では、日本にもし津波が来るとすれば、最も早くて、北海道や三陸の沿岸に3日の午前6時頃に到達する可能性があるとしています。気象庁は今後、各国の地震津波観測機関と連携しながら、津波に関するデータを集めて分析し、日本に津波が来るかどうか、来るとしたらどのくらいの高さの津波が来るのか、津波警報や津波注意報を発表するかどうか、夕方頃までには、日本への津波の影響について判断し、新たに発表したいとしています。

 Q.もし津波が来るとすれば、どんな点に注意が必要か?

南米と日本は距離にして1万7000キロも離れています。しかし、これまでの津波が来た実績をみてみると、津波はものすごく早く、時速700キロを超えるような猛スピード、ジェット機並みのスピードでやって来ることが考えられます。ただ、日本へ来るまでには24時間以上かかることが想像されるので、早くても3日午前6時、もし津波が来るとしても、安全を守るためにかけられる時間は十分あり、この時間を有効に使って、もし津波警報や注意報が出る場合には、それに備えた行動をとることが必要となります。(02日11:27)



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もう津波はこりごりだと思っている地域にまた津波が押し寄せるかもしれません。
しかも早朝に。
被害がないように祈ります。



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利害関係

原子力ムラの中でも色々と利害関係が有るんだろうね。目を覚ましても言えない事が有って、黙っている。自分の先のことを考えたら沈黙は金なりってね。その金の元である、日本とういう基盤を失くしてしまうのに、そこに気が行かないアンポンタンばっかってことだね。

No title

チリで約10日前モ〇サ〇ト優遇法案が廃止されていた
http://ameblo.jp/sannriku/entry-11811823081.html
311の少し前、地震があったニュージーランド、T〇Pに反対していたそうです。
http://ameblo.jp/guevaristajapones/entry-11802028339.html
http://ameblo.jp/guevaristajapones/entry-11596110726.html

No title

日本は米国の100%植民地!特に軍事と原子力では米の絶対支配体制
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=288955