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<見える>被曝の影響が写真に4/19,20東京新聞記事より

東京新聞の記事です。
4月19日の夕刊そして20日の朝刊に被曝の状態を撮影した写真が載りました。

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【社会】<ビジュアル夕刊>放射線を撮る
東京新聞 2014年4月19日 夕刊
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キビタキ 福島県飯舘村で採取(森敏さん・森住卓さん提供)/美しい鳴き声のキビタキは福島の県鳥にもなっている

おそらくこれから二千年もたったころは
それ相当のちがった地質学が流用され
相当した証拠もまた次次過去から現出し
みんなは二千年ぐらゐ前には
青ぞらいっぱいの無色な孔雀が居たとおもひ
新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層
きらびやかな氷窒素のあたりから
すてきな化石を発掘したり
あるひは白亜紀砂岩の層面に
透明な人類の巨大な足跡を
発見するかもしれません
宮沢賢治「春と修羅」序(抜粋)
     ◇
見えない。匂わない。そんな放射能による汚染の実態を、見せる手法がある。
ところどころに黒い斑点があるこの透明な鳥の写真は、オートラジオグラフ(放射線写真)と呼ばれるその手法で、
福島県飯舘村にいたキビタキの被ばくの様子を写し出したものだ。


放射線写真は、放射線に感光する特殊な板に鳥などの被写体を載せ、被写体から放出される放射線を撮影する。
このキビタキは東京電力福島第一原発の事故で放射能に汚染され、
住民が避難を強いられている飯舘村の牛舎で2012年1月、
写真家の森住卓(もりずみたかし)さん(63)が拾った。
東大名誉教授の森敏(さとし)さん(72)が協力し、それを写真にした。

鳥の形がうっすらと見えるのは、キビタキが全身に被ばくしているため。
「翼の黒い斑点は、羽や体に降り注いだ放射性物質。
腹部の色が少し濃いのは、昆虫や植物を食べて放射性物質が胃に直接入ったり、筋肉に蓄積したりしたのだろう」
と森さん。
また、森住さんは「福島の動植物の被ばくを何とか見える形にして、事故の風化を食い止めたい」と話す。
     ◇
宮沢賢治は長い時間軸でものをみつめ、
詩集「春と修羅」の序で「おそらくこれから二千年もたつたころは…」と、遠い未来の人々の視点に思いをはせた。

これから二千年もたった時代に生きる人々は、はるか昔の人間が残した放射性物質に、何を思うだろうか。
自然豊かな福島に放出された放射性物質が消え去るまでのほど遠い時間を、今こそ想像したい。 
(岩岡千景、藤川大樹)

<8万年の月日> 
福島第一原発から放出された放射性物質が10分の1まで減るのにセシウム137は100年。
プルトニウム239は実に、8万年。
実際にほとんどなくなるまでには、セシウム137で200年以上かかるとされる。





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被ばく、くっきり 23日から写真展
東京新聞 2014年4月20日 朝刊

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2011年11月、福島県飯舘村で採取したモミジの放射線写真=写真は森敏さん、加賀谷雅道さん提供

目に見えず、臭いもしない放射能による汚染の実態を見せたいと、
写真家の加賀谷(かがや)雅道さん(32)が、
東京電力福島第一原発事故の被災地に残された動植物などの被ばくの様子を

「オートラジオグラフ」(放射線写真)と呼ばれる写真にした。

このうち、約二十点を展示する「放射線像展」を23日から28日まで、
東京都品川区上大崎の「ギャラリー・やさしい予感」で開く。

展示するのは、コイやモミジなどの動植物のほか、
長靴、ほうきなど生活道具の写真。原発事故で放射能に汚染され、
住民が避難を強いられている福島県飯舘村や浪江町で集めた被写体を、
東大名誉教授の森敏(さとし)さん(72)の協力を得て放射線写真にした。

放射線写真は、放射線に感光する特殊な板に動植物などの被写体を載せ、被写体から放出される放射線を撮影する。
放射性物質が付いたり蓄積したりした部分が影や黒い点となって板に写り、被ばくの様子を可視化できる。

被ばく量が多いほど、被写体の元の形がはっきりわかるという。

加賀谷さんは
「放射能汚染を知るのに、放射線量の数字だけではわかりにくい。写真を見ることで汚染に対する想像が広がると思う」
と話す。入場料五百円(学生は無料)。 (藤川大樹)


ーーー


恐ろしい被ばくの現実です。
全体に放射能が広がっているのが目で見える。
なのに写真は、なぜかとても美しい。
すごい!と思って、加賀谷雅道さんのホームページを探してみました。


放射線像ー汚染の実態をより理解するためにー

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放射線像展 プリントを少し公開
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4月23日から始まる放射線像展の準備を進めております。今回の展示は、ただ放射線像を見るだけのものではなく、インターネット技術を使って多面的で分かりやすい展示を目指しています。Google Mapによる採取地の表示や、研究室やサンプリング時に現地で撮影した映像、スペースの関係上展示できない放射線像の公開などを行う予定です。ぜひモバイル端末をご持参の上、会場にいらしてください。

放射線像展
4月23日(水)-28日(月)
11:00-20:00(最終日は17:00まで)
22日(火)17:00-20:00 報道関係者向けプレオープン
社員証と名刺をご持参ください(入場無料)
場所:ギャラリー「やさしい予感」 JR目黒駅から徒歩5分
   〒141-0021 東京都品川区上大崎2-9-25

一般入場料:500円
インターネットまたはWifi接続可能なタブレットや画面の大きなスマートフォンをお持ちの方はぜひご持参ください。展示された放射線像に関連した映像やさらに詳しい解説をご覧いただけます。

音もなく、臭いもなく、目にも見えない放射能という脅威を、私たちは福島第一原発事故以来、常に感じ続けてきました。私はこの2年間、強度に汚染された土地を中心に、動植物から生活用品までさまざまなものをサンプリングし、オートラジオグラフィー(放射線像)という手法で放射能の可視化を行ってきました。この放射線像によって、放射能汚染を視覚的に認識をすることができます。今回の展示を通して、多くの人に放射能汚染の実態を知っていただき、福島に限らずフォールアウトを受けたすべての土地がどのように汚染されているのか、想像を膨らませていただけたらと思います。
加賀谷 雅道




「見に行きたい」と思っています。


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