上原公子氏 東京都国立市長
http://youtu.be/S0cFWdkuyy8?t=55m32s
井戸川さんは今日健康被害のお話をなさていましたけれど、
「美味しんぼ」の件でですね、福島の風評被害をかえって増長するのではないかという、ま、批判が出ていまして、
この件に対するご見解を伺いたい
井戸川:
風評被害というのはあり得ません、ことばとして。
造語です。
発災も造語です。
この二つがですね、福島県民を大きく惑わしました。
福島県内は実害です。
そもそも放射能はなかったのに、
今度の事で県内一円放射能が出てますでしょ?
それをなぜ風評って言えるんでしょうか?
「風評」という人間ほど、それを多く言う人間ほど嘘つきだと思います。
だから当然実害と風評の整理をしていかないと、この問題は先へ進めません。
私は実害だと思いますよ。
だから、本当のことをしゃべっているだけで、
自分の事をしゃべって、福島県が慌てるっていう事はおかしいじゃないですか。
なんであれほどね、今日は環境大臣がしゃべったんだっけ?
だから私の実害の事をしゃべって、
なぜあの大臣が断りもなく私の身体について云々っていえるんでしょうか?
おかしじゃないですか。

質問:実際に漫画で登場していたような事を、井戸川さんご自身がお話になったという事なんですか?
井戸川:そうですよ。
質問:あのとおり?
井戸川:作られていません。
質問:
すみません、僕は漫画しか見ていないんですけど、
そういう人が沢山いると言うご発現だったんですけど、
あの…、その発言自体も、間違っていない?
井戸川:まちがってない。
質問:井戸川さん自身はすごく健康被害があると言う事は分かっているんですが、
井戸川:他にも聞いていますから。
質問:うーん、です、です、じゃあ、あれは…事実です、事実だと言う事ですね。
井戸川:
あのー、どこかの誰かにウソをつかされている訳ではありません。
逆に「事実でない」と言っている方がウソです。
だから私の事で、雁屋さんの事で大騒ぎになっているんじゃないですか、
いままでウソをつく続けてきた「安心だ」って言ってきた連中が。
質問:ん・・・
井戸川:
「放射能は安心だ」なんて世界中だれも言っていませんよね?
福島の事故では「安心だ安心だ」と言っている人がいっぱい出ましたけれど、
それこそ彼らの行動をこれから見てみたいですよね。
第一私の身体について第三者にいろいろ言われたくない。
調べてもいないのに。
特に野口(野口邦和・日本大准教授(放射線防護学))っていうのは
私の事を調べてもいないのに完全に否定しましたね。
彼に論文を請求したいと思いますよ。
野口邦和・日本大准教授(放射線防護学)
急性放射線障害になれば鼻血が出る可能性もあるが、
その場合は血小板も減り、目や耳など体中の毛細血管から出血が続くだろう。
福島第1原発を取材で見学して急性放射線障害になるほどの放射線を浴びるとは考えられず、
鼻血と被ばくを関連づけるような記述があれば不正確だ。
質問:それはだからその被ばくの影響
井戸川:「被ばくの影響はあり得ない」という。
質問2:
プライバシーにもあたるのであえてお聞きしますが、鼻血が出るという様な事は被災して体験なさったとか、
井戸川:
あれはね、朝刊の一面に、民友か毎日か東京なんですけどね、
そこに鼻血をとって、そこで毎日写真を撮っていますよ。
毎朝。
それで何が悪いんですか?
だから、お見せしますよ。
https://www.facebook.com/i8.katsutaka/posts/235452536649514

http://youtu.be/S0cFWdkuyy8?t=59m22s
質問2:ネット社会なので、インターネットの中でいろんな言われ方をしています、実際に。
ご覧になったこともお聞きになったこともあるかと思うんですけれど、
そういうお声についてはどのような?
井戸川:
ま、本当のことを知らない人間がいろんな事を言ったってしょうがないんですね。
いちいちそれを止めている必要はないし、
だから知っている人間っていうのはそんなに…まぁ、逆に言うと風評ですよね、私にとっては。
知らない人によってね、翻弄されるっていうのは。
質問2:この間の事に関しては撤回することは
井戸川:
ありません!あり得ません、それはあり得ません。
だって、放射能が福島県にない訳じゃなくてある訳ですから。
事故前の放射能っていうのも私は知っていますけどね、
事故前と事故後の放射能っていうのは今いろんなメディアで報道されていますけど、
実際みなさんが測っている数字を出しているのと、政府が出している数字とがありますけど、
「放射能が存在していて安全です」と、もし言いきる人がいたとしたら、わたしは会いたい」
私は自分では放射能だと思っていますよ。
だってその前は、事故前はそんな状況になっていませんから。
体毛が抜けたり、
喉がいまも枯れているんですけど、声もおかしいし、
あの時以来ですよね。
私はヨウ素被ばくをちゃんと県立医大で測っていますので、
ちゃんとしっかりと出ていますよ。
ちゃんと、私は出ています、ヨウ素が何十万㏃って。
だからさっき言ったように、風評被害という言葉をやっぱり整理しないといけませんね。
もう、ここまで出たんだから、私は全面に出て、「風評被害」というものの言葉の意味を
「風評被害」と言っている人に正したいと思っています。

上原:
マスコミが「風評被害」を悪用されているって、気が付いてます?
風評被害でも何でもない。
選択するのはこっちの自由なんだけどね、
いろいろ食物について風評被害で売れないっていうけれども、
選択する側がどう判断するかの問題であって、
「風評被害」って言ったことによって何が起こるかですよ。
逆に使っている「風評被害」って。
まるで被害を受けた側が加害者みたいで。
井戸川:
隠蔽ですよ。
「風評被害」と言って、福島の放射能のベールに使っている。
「風評被害」という言葉でベールに使っている。
本当のことを福島県が言えばいいんじゃないですか。
何も隠さないで、何時までも。
そう書いて下さいよ、福島県ははっきりものを言えって。
もしそれで私に反論するんだったら受けて立ちますよ。
上原:
広島のJAの会長さん、今の全農協の副会長のシンポジウムでね、聞いたんだけれども、
広島のシイタケから放射能が発見されたんですよ。
で、なんでか?って言うと、原木が福島のだった。
そんなもんですよ、
だから風評被害でも何でもないんですよ。
だってそれは、やっぱり食べる側としては避けたいから。
事実を知りたいわけでしょ?
だからそうやって言う事によって売れないって言ったって、売れなくたってしょうがないじゃないですか。
井戸川:
本当の被害ですよ、それは。
本当の被害だから、被害を受けている人は正々堂々と被害の賠償を請求するべきですよ。
それを「風評被害」という事で誤魔化される必要はないんです。
それは本人たちの、
この私の言葉を利用して本当の害を正面切って請求すれないいんですよ。
請求権。
それぞれの福島県民の請求権を「風評被害」という名のもとに妨害されているんですよ。
上原:
あなた達は風評被害で誤魔化されてもいいんですか?ってむしろ私は言いたい。
被害を受けているのに。
もう、何でああいうコマーシャルをやるのか不思議でしょうがないんですよ。
井戸川:
国語辞典で調べてみて下さいよ、「風評被害」って。
「風評被害」って福島のためにつくられたんじゃないんですよ。
もっと違う純粋な意味があるんですよ。
記者1:
ちょっとあの、あれなんですけど、
ようは放射能があるっていう事と、それによる健康被害というのはちょっと別の話で、
放射能があっても、健康被害には関係ないと言っている人も
上原:いや、出るか出ないかは分からない訳ですよ、5年後10年後か20年後、だから結論が出ないから
井戸川:
私はウクライナに行ってみてきていますから現場ね。
で、現地のドクターの話も聞いていますから。
子どもの状況が27年経って、去年ね、子どもの状態がどのようになっているかも直接聞いていますから、
この場では言いませんけれど、
反論できるだけの材料は持っていますし、
なぜ、逆に言うと福島県民は同じ国民でありながら、放射能の中で暮らさなければならないんですか?
平等の原則から言ったらおかしいんじゃないですか?
それを風評被害っていうんで誤魔化してはいけませんよ、県民の権利を誤魔化していますよ。
女性記者:
一つ教えていただきたいんですけど、鼻血が出るとかの症状は事故後いつからいつぐらいまでか、
記憶の範囲で詳しく教えていただけますか?
井戸川:
川俣にいるときは全く無我夢中でしたね。で、スーパーアリーナで藻無我夢中でした。
声はこんな感じでしたね、ほんとに。
で、よくよくあれっていうのは被災国家にしてからでないでしょうか。
よくねバカが「それはストレスだろう」っていうんですよ。
ストレスは何処から来ていますか?
ね。
ストレスの原因ってどこからきていますか?
避難を強要されて、町民に年中いろんな文句を言われてね、
受け皿がないんですよ。
町民だって誰に文句を言えますか。
やっぱり首長にしか言えないですよ、直接東電も国も会ってくれないのに。
そうすると聞くしかない。
そのせめぎ合いの中で苦しんできた私の中で、「ストレスなんか無い」っていうのはウソですよ。
無い様につくろっていただけですよ。
でないと務まらないもの。
無いようにつくろいながらとにかく対応してきたこのつらさというのは、
国は逃げちゃった。
ね。
東電も当然逃げちゃった。
本当は東電がやるべきなんですよ、これは。
私たち住民のいろんなものを聞いて解決して「申し訳ないので私が責任を負います」というのは一般の事故ですよ。
特別に原発の事故は国民が犠牲になるようにできているように感じていますからね。
さっき言ったようにぼーっと出来ないので、
ほとんどみなさんがいる時に聞いたので、答えたものはほとんどありません。
女性記者:高校に避難してからは症状としては
井戸川:
それはね、銭湯に行って「おたくの肌綺麗だね」って言われて初めて気が付いたんですね。
真っ白だったんですよ、脱毛してて。
「えーっ」って。
女性記者:体毛が抜けた
井戸川:
体毛が抜けてた。
ま、そんなことから気付き始めて、
そう言えば鼻血も出るね、と思って。
女性記者:それは朝がひどかったんですか?先程朝刊の話をされていましたけど
井戸川:
今は朝ですけどね、前は夜かな。
職務中は、こうしている時は出にくいんですけど、
気がゆるむと出るんですかね。
女性記者:気がゆるむと出る訳ですか?頻繁に鼻血が。
井戸川:
朝が非常にひどいですね。
朝1時間ぐらい起きてから、体調をコントロールするのに、なんというかボケっとしている時間が、それが必要です。
記者:
実際に漫画見ていないんでニュースでしかなので、事実関係だけ聞きたいんですが、
雁屋さんの取材に井戸川さんが答えられて、という、
それが漫画に搭載されていると、そういう理解でいいですか?
井戸川:
あのね、漫画を見ると、自然的に展開になっちゃうんですよ。
鼻血の話が、自然的に発生しちゃっているんですね。
いや俺も出るよっていう話なんですよ。
俺も出る、俺も出るになって、いやぁ私も出てますよ、っていう。
記者:井戸川さんがしゃべっている
井戸川:
だから鼻血出しているっていうのじゃなかったんですよ。
避難をね、住民の避難の取材にきて、
途中から「いや俺も鼻血が出る」「なに、俺も出る」っていう、そういう話になって、
それが漫画になったんです。
記者:そうして取材にそういうふうに答えられてっていう事ですね。
井戸川:
そうです。
流れが自然発生的に「俺も出るよ」ってなっちゃったのが、そのまま漫画になっている。
本当は違う意味での、原発事故の原発事故における、首長としての何か取りにきたんだと思うんですよ。
だけど、ある人から鼻血の話が出て、
(みんなそれぞれ)鼻血、鼻血、鼻血、ってそういうことですよ。
上原:
実は私もね、つい数カ月前まで知らなかったのね。
で、実はなるって言われてびっくりして、
それでこの前の首長会議の総会の時に、井戸川さんの話をして、
もう「みんなに井戸川さんの症状を伝えて下さい」って。
やっぱりそれはね、科学者は明確に因果関係がないと「関係ある」って絶対に言わない。
「でも体で示しているでしょ」って。
すくなくてもね、今井戸川さんがどんな状況にあるのかっていうのは、
やっぱり首長としてこんな状況をつくっちゃいけないという事を体で示しているでしょ」って。
だからみんなに伝えましょうねっていう話になったんですよ。
もうちょっと悪い時もあったしね。
記者:確認ですけれども他の方もいらっしゃると言う事はお話しされたんですね?井戸川さんご自身だけじゃなくて。
井戸川:はい。耳に聞いています。
ハワイの人が私が学校にいる時にきて、
「この辺(顔)がヒリヒリするな」って。
そして「味は金属の味」って言っていましたね。
人によってそういう感覚が違うから、それを押し並べて誰かが打ち消したって、それは無理なんです。
だから全てをオープンにする以外にないと思いますよ。
私が言っている事を否定する方はね、まずは全てをオープンにして、
福島県民に対してはまず、
「なぜSPEEDIを止めたんだ?」と、
「なぜヨウ素剤を飲ませなかったんだ?」と、
その問題が残っていますよね。
東電テレビ会議でなぜあんなことを言ったんだ?というのもありますし、
計測装置がなぜ止まっていたのか?
使えないのはなぜ?
多くのなぜ?というのがですね、
福島県は文句があるのならば、「なぜ」をみなさんに記者会見して全部明らかにするべきですよ。
「なぜ」が多すぎますよ。
「風評被害」と言っている言葉も含めてね、
「風評被害」「風評被害」って言っている人がいますよね。
上原:
「風評被害」って言っているのが困っちゃう
コマーシャルまで「風評被害に負けません」って冗談じゃない。
井戸川:
それぞれの話で人の、
それぞれの自覚症状を素直にデータにして、
山下氏の事故前のレポートと事故後のレポートは変わってますよね。
恐れがあるとか対策しなきゃいけないとかいろいろ事故前は書いてありましたよ、チャルノブイリの報告で。
私も読んだけど、
上原:だから、私は今井戸川さんに、「細かい症状をとにかく取っておいてください」って言っています。
ーーーー
2014年5月13日 株式会社デイズジャパン
「チェルノブイ リ子ども基金」前代表広河隆一
チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血を訴えた
2万5564人のアンケート調査で判明
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に掲載中の漫画「
美味しんぼ」の「福島の真実」篇に多方面 からの抗議が寄せられているという。問題になったのは次の2点で ある。 ・原発を訪れた主人公が鼻血を出すシーン
・そして疲労感を訴えるシーン
特に鼻血が「ありえない」 「不安をあおる」といった抗議を受けた。
疲労感については、福島原発 事故の後に私自身が経験している。
2011年3月13日朝から原発周辺での取材を繰り返した後、 持っていた測定器が振り切れるという経験をし て、その後4月に突然非常な疲労感と下痢が襲ってきた。 被曝と疲労感が関係あるのかど うか、あとで数字を見てもらう。 鼻血はどうか。私自身は鼻の 粘膜の異常を感じることはよくあった。
しかしはっきり流れるほどの鼻血は経験していない。 私は2012年7月 に沖縄県久米島で福島の子どもたちの保養施設「沖縄・球美の里」
を設立し、運営している。ここにこれまで訪れた保護者たちから、 鼻血の話題は よく聞いた。 福島でも聞いている。 だから誰でも知っていることかと思っていた。 だがこれほど大騒ぎになって、「ありえない」とか「事実無根」 とか聞くと、 そんなに完全 に打ち消そうとするということは、 どのような意図が働いているせいかと疑ってしまう。 これほど大きく問題にすると、かえって「住民の不安をあ おる」ことに なってしまうではないかと思う。 鼻血は出ると訴えている人がいることを認めた上で、 それが大きな病気に結びつくのを防ぐためにはどうすればい いのかを話す 方が建設的ではないかと思う。 私は1986年のチェルノブ イリ原発事故以降、50回 を超えて現地での取材と救援活動を続けている。そしてこの3月、
映画取材班とともに、チェルノブイリを5年ぶりに取材した。 ウクライナの高濃 度汚染地域で あるナロジチ地区のナロヂチ市中央病院の副院長に、 日本では福島原発事故の後、 鼻血がでた子どもが増えたという声を聞くが、チェルノブイリで はどうだった のか、と聞いた。すると副院長は「チェルノブイリでも事故の後、 鼻血が増えた」と答えた。被曝によって血液系統の病気が増えた。 鼻血もそうだ が、貧血も増 えたということだった。白血病の前段階の症状も増えたという。 1990年、 IAEAはチェルノブイリの調査団を派遣し、翌年、
健康被害の不安を打ち消す報告書を発表している。 その報告に疑問を持った私たちは、広河事 務所とチェル ノブイリ子ども基金(当時は私が代表だった)共同で、 現地NGOの協力を得て、 1993年8月から1996年4月まで、避難民の追跡調査を 行ったのだ。 調 査項目は数百にのぼり、
アンケート形式で本人あるいは家族に書いてもらった。 回収できたアンケートは2万5564人分である。チェルノブイリ 避難民のこれ ほど大掛かりなアンケート調査は、ほかにはないと思われる。 私たちにそれができたのは、 これが救援目的におこなった調査だからである。人々の 健康状況を把 握できなければ、 どのような救援を行っていいのかわからないからだ。 アンケート調査は困難だった が、私たちにはIAEAにはない強みがあった。
それはそれまでの救援活動の実績と現地 の人々との信頼関係、 チェルノブイリ支援の現地NGOとのつながり、である。 ほかならぬ被災者に会うことが、私たちの仕事だったということも ある。 この報告書は日露版の冊子の 形で発行され、この3・11後にその一部を『暴走する原発』(
小学館)に収録した。 その結果から、鼻血と疲労に関する数字を中心に見ていきたい。
ただ人々を襲ったのはもっと多様な症 状だったので、それらも記載しておきたい。
●プリピャチ市(原発から約3キロ)
の避難民アンケート回答者9501人 「事故後1週間に体に感じた変化」という質問に、
人々は次のように答えた。 頭痛がした
5,754人 60.6% 吐き気を覚えた
4,165人 43.8% のどが痛んだ
3,871人 40.7% 肌が焼けたように痛んだ
591人 6.2% 鼻血が出た
1,838人 19.3% 気を失った
880人 9.3% 異常な疲労感を覚えた
5,346人 56.3% 酔っぱらったような状態に なった 1,826人 19.2%
その他
1,566人 16.5%
「その人々の事故から約10 年後の健康状態」
健康
161人 1.7% 頭痛
7,055人 74.3% のどが痛む 3,606人 38.0%
貧血
1,716人 18.1% めまい
4,852人 51.1% 鼻血が出る 1,835人 19.3%
疲れやすい 7,053人 74.2%
風邪をひきやすい 5,661人 59.6%
手足など骨が痛む 5,804人 61.1%
視覚障害 2,773人 29.2%
甲状腺異常 3,620人 38.1%
白血病
50人 0.5% 腫瘍
440人 4.6% 生まれつき障害がある 34人 0.4%
その他
1,715人 18.1%
「現在の健康状態は事故の影響だと思っているか」
100%事故が原因である 47.3%
かなり事故が影響している 14.5%
全く事故と無関係ではない 38.2%
事故とは無関係である 0.0%
健康である
0.0%
念のため、数は多くはないが、
比較対象のために行ったモスクワ市民の集計(316人) は次のとおりである。 「現在の健康状態」
健康 173人 54.7%
頭痛 53人 16.8%
のどが痛む 27人 8・5%
貧血 6人 1・9%
めまい 22人 7・0%
鼻血が出る 10人 3・2%
疲れやすい 67人 21・2%
風邪をひきやすい 56人 17・7%
手足などの骨が痛む23人 7・3%
視覚障害 51人 16・1%
甲状腺異常 11人 3・5%
白血病 2人 0・6%
腫瘍 8人 2・5%
生まれつき障害がある0人 0%
その他 22人 7・0%
●チェルノブイリ市(原発から約17キロ)
の避難民のアンケート回答者2,127人 (人々は事故からおよそ8~ 9日後に避難した)
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした
1,372人 64.5% 吐き気を覚えた
882人 41.5% のどが痛んだ 904人 42.5%
肌が焼けたように痛んだ 151人 7.1%
鼻血が出た
459人 21.6% 気を失った
207人 9.7% 異常な疲労感を覚えた 1,312人 61.7%
酔っぱらったような状態に なった 470人 22.1%
その他
287人 13.4% 「現在の健康状態」
健康
58人 2.7% 頭痛
1,587人 74.6% のどが痛む 757人 35.6%
貧血
303人 14.2% めまい
1,068人 50.2% 鼻血が出る 417人 19.6%
疲れやすい 1,593人 74.9%
風邪をひきやすい 1,254人 59.0%
手足など骨が痛む 1,361人 64.0%
視覚障害 649人 30.5%
甲状腺異常 805人 37.8%
白血病
15人 0.7% 腫瘍
80人 3.8% 生まれつき障害がある 3人 0.1%
その他
426人 20.0%
●チェルノブイリ地区の村々の避難民12,864人 の回答
「事故後1週間に体に感じた 変化」
頭痛がした
7,805人 60.7% 吐き気を覚えた
5,497人 42.7% のどが痛んだ
5,160人 40.1% 肌が焼けたように痛んだ
813人 6.3% 鼻血が出た
2,491人 19.4% 気を失った
1,194人 9.3% 異常な疲労感を覚えた
7,259人 56.4% 酔っぱらったような状態に なった 2,471人 19.2%
その他
1,966人 15.3%
●ノヴォシュペリチ村(原発から6キロ)の避難民の回答者351
人 「事故後1週間に体に感じた 変化」
頭痛がした
216人 61.5% 吐き気を覚えた
158人 45.0% のどが痛んだ
124人 35.3% 肌が焼けたように痛んだ
19人 5.4% 鼻血が出た
65人 18.5% 気を失った
35人 10.0% 異常な疲労感を覚えた
192人 54.7% 酔っぱらったような状態に なった 69人 19.7%
その他
55人 15.7% 「現在の健康状態」
健康
4人 1.1% 頭痛
264人 75.2% のどが痛む 114人 32.5%
貧血
55人 15.7% めまい
171人 48.7% 鼻血が出る 70人 19.9%
疲れやすい 268人 76.4%
風邪をひきやすい
225人 64.1% 手足など骨が痛む
211人 60.1% 視覚障害
80人 22.8% 甲状腺異常 110人 31.3%
白血病
0人 0.0% 腫瘍
19人 5.4% 生まれつき障害がある 0人 0.0%
その他
86人 24.5%
●ポレスコエ地区(原発から約45キロ)避難民の回答者1,
005人 「事故後1週間に体に感じた 変化」
頭痛がした
623人 62.0% 吐き気を覚えた
380人 37.8% のどが痛んだ
420人 41.8% 肌が焼けたように痛んだ
76人 7.6% 鼻血が出た
292人 29.1% 気を失った
166人 16.5% 異常な疲労感を覚えた
595人 59.2% 酔っぱらったような状態に なった 215人 21.4%
その他
92人 9.2% 「現在の健康状態」
健康
29人 2.9% 頭痛
705人 70.1% のどが痛む
361人 35.9% 貧血
133人 13.2% めまい
435人 43.3% 鼻血が出る
216人 21.5% 疲れやすい
675人 67.2% 風邪をひきやすい
528人 52.5% 手足など骨が痛む
651人 64.8% 視覚障害
185人 18.4% 甲状腺異常
306人 30.4% 白血病
2人 0.2% 腫瘍
25人 2.5% 生まれつき障害がある
2人 0.2% その他
162人 16.1%
このほかアンケートを行ったのは、約40の市や村である。
その避難民の統計を見ても、同じような数字 の傾向となっている。 鼻血と疲労感だけを抜き出して見ると次のようになる。 ●ナロヂチ地区の場合(194人)
「事故後1週間に体に感じた 変化」
鼻血が出た 47人 24.2%
異常な疲労感を覚えた 111人 57.2%
「現在の健康状態」
鼻血が出る 40人 20.6%
疲れやすい 143人 73.7%
●ナロブリャ地区の場合(1881人)
「事故後1週間に体に感じた 変化」
鼻血が出た 323人 17.2%
異常な疲労感を覚えた 921人 49.0%
「現在の健康状態」
鼻血が出る 195人 10.4%
疲れやすい 975人 51.8%
●ホイニキ地区の場合(908人)
「事故後1週間に体に感じた 変化」
鼻血が出た 124人 13.7%
異常な疲労感を覚えた 443人 48.8%
「現在の健康状態」
鼻血が出る 72人 7.9%
疲れやすい 445人 49.0%
●ブラーギン地区の場合(1,019人)
「事故後1週間に体に感じた 変化」
鼻血が出た 161人 15.8%
異常な疲労感を覚えた 677人 66.4%
「現在の健康状態」
鼻血が出る 119人 11.7%
疲れやすい 492人 48.3%
(アンケートの翻訳には、
東京外国語大学のロシア語科の学生を中心に、 約60名が協力してくれた)
※DAYS JAPAN6月号(5月20日発売号)では、チェルノブイ リの実測放射能汚染地図と、
福島の人が住む町との比較を紹介します。
「美味しんぼ」鼻血問題 関係ブログ
<鼻血は風評被害だ?>環境省が異常な反応~いろいろまとめ~
「如何に福島は危ないかを証明しているのは今の環境省」
<実際に鼻血はあります!>
えっ!?ヽ(ヽ゚ロ゚)!「放射線技師や宇宙飛行士は鼻血が止まらないことになる」~いろいろまとめ2~
「美味しんぼ」福島の真実23話(一部セリフ書き出し)
<3人の先生に質問>
「低線量被ばくについてデータを蓄積する必要はあると思いますか?」
山本太郎議員5/15参議員(文字起こし)
<美味しんぼ>橋下徹大阪市長と松井英介医師
「福島県民の請求権を「風評被害」という名のもとに妨害されている」
井戸川前双葉町長質疑応答・上原国立市長
/広河隆一氏「チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血を訴えた」チェルノブイリアンケート結果
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マスコミが鼻血論争を取り上げたのは
本当にヤバイ心筋梗塞などを隠すため
全く被害がない、などと言えば怪しまれるために何かは被害を出す必要がある
そこで丁度いいところに美味しんぼの鼻血話があったため
マスコミを使い鼻血関連の話だけに集中させるように仕向けた
マスコミ各社に放射能で本当にヤバイ心筋梗塞についても話をしても記事にされないだろうし
取り上げるように言ってもきっと断られるだろう
今回は鼻血論争だけに終始させるつもりだ、そういう策略だろう
政府が予想している一般人の反応は
鼻血→鼻血くらいまぁあるかもしれないね
だるい→原発事故あったんだし仕方ないかもしれないね
がん→原発事故あったんだし仕方ないかもしれないね
しかし、これが心筋梗塞となると
え・・・原発の放射能ってすぐ影響あるの??大人もすぐ死ぬの?マジで?
となる。
即死ぬと分かれば福島や首都圏でパニックが起こる
こんな事になっては政府や原発村にとって都合が悪い
だから、鼻血とだるいくらいの感想ならむしろマスコミに露出するのは
好都合と判断したのだろう。
美味しんぼは政府に都合のいい部分だけ利用されたのだ
全国の心ある皆さん
放射能、セシウムで心筋梗塞が起こることを叫んでください
関東東北に住んでいては・・・
このままでは、みんな死んでしまいます・・・