<移住>岡山市「いわゆる放射線を恐れた原発からの自主避難です」5/21他(内容書き出し)

もう3年も経ってしまった。
だけどまだ3年です。
放射性セシウム137の半減期が30年という事を考えれば、
まだまだ遅くはないと私は思っています。

以前ご紹介した東京で開業医をしていらした三田医師が出演されています。
岡山への避難を考える、岡山の番組です。


<放射能から避難する>
井戸弁護士「経済的な理由で裁判を断念している避難者の力になる決定だ」
自主避難に初の賠償仮払い命令



増える岡山への移住相談...現状は?

KSB瀬戸内海放送 2014/05/21

先月岡山市に一つの医院が開業しました。

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今日は神奈川県から来ました。
三田先生にどうしても診てもらいたかったので岡山に来ました。

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医院長の三田茂さん。
今年3月まで東京都小平市で開業医をしていましたが、岡山に移住しました。

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三田医院 三田茂院長:
本当に安心できるところというと、中国、四国、九州という事になるのかなと、
やっぱり生活するならここがいいな。

三田さんは東日本大震災以降、東京で放射線被害による健康被害を恐れた母親や子どもに対して、
放射線被ばくに関する検査を行ってきました。
その数は2000人以上に上ります。

三田医院では、午後に予約制で被ばく対応の診察を1日4家族限定で行っています。
開院したこの日も予約は埋まり、4組中2組が関東から来た家族でした。

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石垣綾子さんは長女の結葵ちゃんを連れて、この医院を頼ってきました。

石垣綾子さん 神奈川から来院:
結構ひどいことになっているんですけど、足が。

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これはなんか、きちんとした検査なんかもあまりしてもらえなくて、
状況も良くならないので、きちんとした先生に診てもらえたらと思って、

Q:原因はなんだと思っていますか?

石垣綾子さん: ん…、分からないんですけど、私は被ばくだと、


三田医師:身体全体に湿疹が出る?

石垣綾子さん:そうですね、今も出ている状態で、

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三田医師:
かわいそうだね。被ばくが関係あるかっていうのは、良く分からないんですよね、実はね。
ただ、皮膚炎が多かったり、治りにくいのは明らかなんだと思う。

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三田医院では被ばく対応の検査として、甲状腺の超音波検査と血液検査を行っていますが、
医療保険が適用できず、一人1万8000円の診察費がかかります。


石垣綾子さん:
他の先生だとちょっと、放射線の事を振ってみた時に、
季節的なものとか、ま、PM2.5とかも、そういうことも影響しているんじゃないかみたいなことも言われたので、
まァ、私の中ではなんていうんだろう、「流された」っていう、


石垣さんが岡山を訪れたのには、もう一つ理由がありました。


石垣綾子さん:
結構岡山へ移住した、移住している人が多いという話を聞いて、
で、岡山も今ちょっと考えている状態なんですけど、

震災から3年が経った今、岡山市への移住相談は9倍に増え、6割が関東からの移住者
いわゆる放射線を恐れた原発からの自主避難です。

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先月30日(2011年4月30日)、岡山市は移住を促進しようと、民間と連携した協議会を設立しました。

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先月現在、岡山県の避難者は1081人と西日本で最も多く、今だ増加傾向です。

協議会は、民間の移住支援団体やハローワーク、不動産協会などと協力して、
住居や仕事探しなど、多岐にわたる相談に一つの窓口で対応するものです。

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井上和英事務理事長 岡山県宅地建物取引業協会:
人口も増えますし、家が増えるという事は、お店や商店街が増えたりとか、


岡山市役所 移住・定住支援室

石垣綾子さん 岡山へ移住希望:
岡山県の方が移住者に対しても支援のほうをけっこう頑張ってくれているっていう、

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石垣さんは住居などの移住に関する情報を得るために市役所を訪れました。

石垣綾子さん:移住してきた人への支援というのは、どういう支援があるんですか?

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見川彰彦室長 岡山市 移住・定住支援室:
あまり今、正直お伝えすると無くてですね、希望としては早ければ早いほどいいんですか、

石垣綾子さん:
そうですね、一応早ければ早いほどいいんですけど、

自分の中で考えているのが、夏ぐらいベースにというのは考えています。
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佐川亮太主任 岡山市 移住・定住支援室:
今岡山県内で避難されてくる方の支援をされているグループが沢山あるんですけど、
特に岡山氏をメインに活動されているようなのになるとこの二つ。
コンタクトを取ってもいいかなと、

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佐川亮太主任:
行政という立場でなかなか具体の情報まで提供できない。
まだ不十分な面が多分にあるというのはすごく感じますね。

市が特定の情報を提供できない一方で、民間団体は独自のネットワークで住居などの情報を提供しています。
石垣さんも支援団体に連絡を取り、移住者が住むアパートの見学に向かいました。

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逢沢直子代表 おいでんせぇ岡山:
3軒とも移住者さん。
2階は全部移住者に提供してもらっています、ご厚意で。

ボランティア団体の「おいでんせぇ岡山」には震災以降60件以上の移住相談を受け、
このうち300件ほどが移住。
この部屋に住む母子も、2年前東京に父親を残し移住してきました。

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逢沢直子代表:よく行ってるよね、東京に。

部屋の住人:そうですね、また今週も帰ります。

逢沢直子代表:
みんなそんな感じなの。
だからいきなりガラッと変えるのは、やっぱり、難しいところもあるし。

その後訪れたのは、移住者も利用する食育にこだわった保育園。
そこで語られたのは、放射線を恐れ移住を考える母親の葛藤でした。

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石垣綾子さん:
預けている保育園でもあの、牛乳が出ているので、
「牛乳の方をちょっと飲ませたくないんですけど」っていう事は伝えたんですよね。
そうしたら、「どうしてですか?」って言われた時に、
ちょっと言いづらい部分があって、
お昼ご飯とかも当然出ているんですけど、「それがどこの産地のものか」っていうのも、聞きたいんですけど、
なんか、聞いたらなんか、ちょっと、どう思われるのかな、っていう。


逢沢直子代表:牛乳はどうしているんですか?

保育園:牛乳はうちは使っていないです。

石垣綾子さん:使ってないんですか。

保育園:豆乳で代用していますね。

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石垣綾子さん:
私的にはすごい理想の場所ですね。
こんなこと言ってたらちょっと、ま、モンスターってまではいくか分からないんですけど、じゃないか、って思われるのが、
やっぱり自分の中で、不安って言うか・・・。
話しちゃいけないんじゃないか、っていう雰囲気を感じているので、
やっぱり、思った事を言えないとか、
ここはどうなんだろう?と思ったことも聞けない部分では、
精神的には辛いって言うか、ん…、辛いって言えば辛いですね。

三田医院
数日後石垣さんは三田医院で被ばく対応検査の結果を聞きました。

三田医師:好中球が48%で…

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結果は母子ともに正常。
それでも石垣さんは移住を考えます。


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石垣綾子さん:
このまま関東とかに住んでいると、
やっぱり、今いい数値も、これからどんどん下がっていく可能性もやっぱりあると思うので、


一方でこうした思いを忘れていません。

石垣綾子さん:本音を言えば、何もなかったら移住はしたくないです。



発疹について
<福島のお母さんに記者の質問>「鼻血以外の症状って?」「どんな発疹ですか?」5/21(文字起こし)



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なぜ岡山なのか?
ちょうど1年前の放送

移住者に聞く 岡山の住み心地

岡山放送 OHKスーパーニュース 2013年5月9日

“移住ブーム”反響
人気のヒミツは 岡山に熱視線

3:11~

東日本大震災以降、移住先として注目される岡山県。
その理由について取材した篠原記者です。

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篠原聖記者:
VTRにもありましたが、岡山県の人口の増加を見てみると、
東日本大震災以降転入が転出を上回り人口がプラスに転じています。
つまり県外からの転入者が増えているという事ですが、こんなところにもそれを実感している人がいます。

全然関係ない、御縁のない方が「行くなら岡山」という方が、いらっしゃるんですね、実際。

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こう語るのは岡山市に本社を置く両備不動産の佐藤朝洋さんです。

篠原:
こちらの両備不動産では岡山県外からの物件購入の契約件数が
東日本大震災以降2倍以上に増えたという事です。

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両備不動産では住宅やマンションなどの物件で売買契約を結んだ岡山県外の人は
震災前の2010年と比べ、2011年には2倍以上、首都圏に絞ると10倍以上に激増したといいます。

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佐藤朝洋カンパニー長:
やはり、東日本大震災の影響。
それからきていると思うんですけれども、
やはり安心安全、こういった事をみな様が肌身に感じて緊急避難的にですね、
動かれた結果かなと、感じております。


ポイントとしてあげるのは大きく5つ

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まずは、大震災を始め自然災害の少なさです。
地震の発生に大きくかかわる活断層は岡山県内には中国地方で最も少ない3つです。

そして原発は最も近い島根原発から120km離れ、放射能汚染の危険性が低い事。

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さらに新幹線など交通アクセスの良さや、日照時間の多さなど、
もともとあった良さが再認識されたと佐藤さんは分析します。
両備不動産では、こうした岡山の魅力を全国に発信して移住者の取り組みを図っています。

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契約者の中には仕事を退職した人のほかに、
子どもの生活環境を心配する30代、40代の子育て世代も多いという事です。
過疎化が進む地方で人口の増加は嬉しい要素ですが、
「暮らしてはみたけれどがっかりした」と言われないよう、
住まいや仕事など受け入れ態勢をしっかりと整えることが必要です。




岡山の8市が移住支援へ協定締結

KSB瀬戸内海放送 公式チャンネル· 2014年5月23日
岡山県の8つの市が連携して移住希望者を支援します。
岡山への移住を促進するため県内­の市や不動産協会などが住まい探しを支援する全国で初めてとなる協定を結びました。




移住前の2014年2月14日
三田茂医師講演会文字起こしブログ

<甲状腺基礎知識> 「甲状腺がん・甲状腺腫瘍を扱うのは 内分泌内科ではなく、耳鼻科や頭頸部外科」
~関東の子どもたちの異常について~2/14三田茂医師(文字起こし)


<甲状腺疾患>
「今後は今までの常識とは違う」~関東の子どもたちの異常について(1)~2/14三田茂医師(文字起こし)


<血液検査>
「ホットスポットに住む4歳男子」~関東の子どもたちの異常について(2)~2/14三田茂医師(文字起こし)


<白血球・好中球・リンパ球>
「小児で全体的に大きく減少」~関東の子どもたちの異常について(3)~2/14三田茂医師(文字起こし)


<白血球異常>
「前は2回測ってもいなかった地域の子から異常が出始めるようになった」
~関東の子どもたちの異常について(4)~2/14三田茂医師(文字起こし)


<質疑応答1>
「僕が東京を出て岡山に行く理由」~関東の子どもたちの異常について~2/14三田茂医師(文字起こし)


<質疑応答2>
「だけど、医師会は動かなかった」~関東の子どもたちの異常について~2/14三田茂医師(文字起こし


<質疑応答3>
「"観察した結果好中球が減った"というのが僕の結論です」
~関東の子どもたちの異常について~2/14三田茂医師(文字起こし)





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