「島崎さんはいてはいけない人だから代わってもらう」 原子力規制委員交代の“裏側”5/27報道ステーション&官房長官記者会見(内容書き出し)

集団的自衛権行使の裏で、こっそりと変えられていくいやらしさ

日本のこれからを左右するかもしれない、こんな大切な人事に関して、
NHKは一切報じていません。
なぜでしょうか?

安倍自民党は再稼働に向けてまっしぐら
原子力規制委員会を原発推進派で固める人事 
たった一人、中立っぽかった島崎委員を追放
あとはやりたい放題の規制委員
何の歯止めもない、保安院時代に逆戻り





2014年5月27日 報道ステーションより

housute_seifu15nojireiwoteiji_genshiryokukiseii... 投稿者 soekosan
文字起こしは09:38~
古舘:次のこの人事はどうでしょう。

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原子力規制委員が交代“厳格審査”の委員退任

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小川:
これは原発運転再開への布石なのか?という動きが今日ありました。
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理、
この方は5人いる委員の中でも最も原発の審査に厳しかった。
厳しく審査にあたっていた方なんですけれども、
この方の交代が決まりました。

政府が人事案
原子力規制委 委員交代の“裏側”


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菅義偉官房長官:
今日内閣副官房長官から国会に対し、原子力規制委員会委員の候補として
田中知(さとる)氏、石渡明氏、両氏を提示をいたしました。

原発の再稼働に向けた安全審査を行っている原子力規制委員会5人のうち“二人が交代”される方向になった。
今国会中に衆参両院で採決され承認される見通しだ。

政府が提示した人事案は
規制委員会のナンバー2、島崎邦彦委員長代理と大島賢三委員が9月の任期満了に伴って退任し、

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新たに原子力学会の元会長田中知氏と、地質学会の前会長石渡明氏を充てるというものだ。

この人事、特に島崎氏の交代をめぐっては、

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河野太郎衆院議員 自民党
推進側の政府が推進よりの人に変えたのだというのは、極めて言われやすいことで、


地震学者である島崎委員長代理は、安全審査で電力会社に厳しいことで知られてきた。
その一例。
3月の大飯原発の審査での一言。


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島崎邦彦委員長代理 原子力規制委員会:
非常に、敷地に近い所に震源があると。
その震源は今4kmだという事で低く抑えられていますけれども、
ひょっとしたらもっと浅いのではないかと

8分間にわたり電力会社を追及。
この時の島崎委員の指摘がきっかけで、審査合格の第一号に王手をかけていた大飯原発は、
事実上第一号から脱落した。

この厳格な審査姿勢は安全を担保するためだが、
自民党の一部からは「厳し過ぎる」として交代の声があがっていた。



自民党内での原発推進派の先月の発言…
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自民党A議員:島崎さんはいてはいけない人だから代わってもらう

そして、島崎委員の交代が事実上決まった今日…

自民党B議員:
今の島崎さんより再稼働審査がスムーズになる面はあるんじゃないの
彼が代わって本当に良かった。



そもそも島崎委員の任期は今年9月までだが、再任することもできたのだ。
しかし今回政府は再任を選ばなかった。


菅義偉官房長官:両委員についてはですね、えー今期限りの退任の意向が強かったという事であります。


最近島崎氏にあった地震学者によると
島崎氏はとても圧力がかかって憔悴していた。辞めざるを得ない状況のようだった」という。
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後任の田中知東大大学院教授について総理周辺は、
総理周辺のA氏:原子力規制庁に専門家をピックアップさせ、自民党の意見も聞いて官邸が決めた。

総理周辺のA氏:核燃料サイクルの第一人者で、技術的な見地から原発再稼働には前向きだ。

さらにこんな指摘も、

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大内久美子茨城県議 共産党:
(田中氏は)電力関係会社から寄付を受けていると。
これでは独立した安全性の審査をする資格はないと。

田中知氏は茨城県の原子力安全委員のメンバーでもある。
今年3月茨城県議会で原子力関連企業から寄付金をもらっていたことが追求された。
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田中氏本人が提出した申告書によると、確かに物品購入などで
日立の原子力関連会社(日立ニュークリアエナジー株)から2011年に51万円の寄付を受けていた。

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この指摘に対し当時田中氏は
「純粋に工学研究のために寄付を受けた。それで委員としての中立性が揺らぐことはない」と答えている。


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古舘:恵村さん、どうですか?

恵村:
田中知氏ですね、原子力規制委員にふさわしいのかどうか、心配なところがあります。
一つは田中氏は経済産業省の審議員を歴任したと。、
原子力ムラのキーの一人なんですね。
もうひとつは専門が核燃料サイクルとか核廃棄物の問題であって、
安全の専門家ではないという事ですね。
それから三つ目は
田中氏は日本原子力学会の福島第一原発事故の調査委員長というのを務めておられたんですけれども、
3月の最終報告書をまとめたんですが、その中身が物足りないと。
東電が公表したデータをちょっと解釈しなおしたような内容であってですね、
ほとんど注目もされなかったという事もあります。

原子力規制委員にふさわしい資質というのはなにか?と考えた時に、
これはやっぱり3.11の教訓を生かしてですね、
原子力というのは人間が完全にコントロールできるものじゃないんだと。
用心に用心を重ねてですね「疑わしきは黒なんだ」という、
そういう立場をですね、守っていけるかどうかなんだと思います。

この原子力規制委員ですけれども、
3.11後の日本の進路を左右する本当に重い仕事を担っていただいている訳ですから、
日本の未来、それから事故の教訓に恥じない仕事を是非していただきたいなというふうに思います。



ーーー

官房長官の記者会見で規制委員の人事に関して質問したのは朝日新聞の記者だけでした。
文字起こししました。


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平成26年5月27日午後 内閣官房長官記者会見

朝日新聞:
本日ですね、
原子力規制委員会の規制委員に田中東大教授と石渡東北大教授を任命するという人事が議員に諮られたんですが、
この二人の説明を願います


菅義偉官房長官:
まずですね、今日内閣官房副長官から国会に対して、
原子力規制委員会委員の候補として、田中知氏、石渡明氏、両氏を提示をいたしました。
田中知氏については、原子力学会会長の経験を持つなど、
これまで原子力研究の第一人者として活躍をしてきた経歴。
福島の除染活動への貢献や、事故の反省を踏まえた原子力学会としての提言の取りまとめの尽力。
また、石渡明氏については、直近まで日本地質学会の会長であり、
地質研究の第一人者である事。
原子力規制委員会の破砕帯調査に関わるフェアリブ会合の座長を務めた事等、
科学的見地から、原子力の安全確保に貢献できることがポイントだったというふうに思っております。
えーー、独立性を持って、科学的中立、公正な立場から、
職務を遂行できるベストの人事であると、そのように思っております。

記者:
再稼働慎重派として、再稼働を求める議員なんかが交代論が出ている島崎氏が交代しました。
一方で今回その田中氏は原子力学会の会長という事で、
今回の人事は再稼働への布石だという声が出ていますが、それについてどう思いますか?

菅義偉官房長官:
それは全くあたらないと思います。
島崎、大島、両委員についてはですね、えーー、この機会の退任の意向が、強かったという事であります。
ま、そうしたことも踏まえて、
えーー、この、おーー科学的に中立な、公正な立場から職務を遂行していただける、
ま、二人を、おー、提示をした、ま、そういう事です。






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No title

日本国民は日立東芝三菱の製品買っちゃだめですね

島崎氏がしてきたことは、
NHK【ETV特集】「シリーズ 大震災発掘 第1回 埋もれた警告」
も見ることをお勧めします。

http://twtr.jp/kawauchihiroshi/status/471301684044386304
原子力規制委員会人事案が出た。島崎先生が交代する。
この地震国で地震の専門家が規制委員会からいなくなる。異常な人事。
この人事案に国会は同意するのだろうか?

公務員やマスコミのかたにお願いです

秘密保護法が完全施行される前に、心ある官僚のかたや公務員、議員、大企業のかたはリークして、マスコミのかたはそれを報道していただけないでしょうか…
官僚トップ・自民党の暴走を止める情報をお持ちのかたで良心の残るかたはいると思いたいです。

経済高揚の錦の美旗の前に、他は全て犠牲やむ無しの風潮です。
国の破綻になる前にまだまだ絞れる無駄はたくさんあります。

無駄を一切絞らずに経済高揚をしようとするからこのような急速な暴走行為になるのだと思います。

No title

原子力規制委員会は公正取引委員会と同様に三条委員会となっています。これは庁と同格の独立した行政組織で、独自に規則を制定したり告示を発出する権限が与えられているなど独自性が担保された組織のハズです。

自民党議員の「島崎さんはいてはいけない人だから代わってもらう」とか
圧力がかかって憔悴していた。 とか
これがどれぐらい異常か、この政権与党がどれぐらい横暴か分かるというものです。

◆[サンデー毎日 2013/08/11号]
 規制委はこれまで、日本原電の敦賀原発2号機など2つの原発敷地内で活断層の存在を認定した。
 ところが現場では、規制委が命じた使用済み核燃料プールの影響評価を日本原電が“無視”したり、再稼働を後押しする福井県知事らが断層の調査メンバーの変更を求めるなどの攻防が繰り広げられている。
 規制委関係者が打ち明ける。
「断層調査メンバーから外された、かつての“御用学者”が、日本原電の背後であの手この手の反論を展開しています。
 断層調査を主導する島崎邦彦・委員長代理の来夏の任期終了まで、結論を先延ばしする魂胆でしょう」
 原子力ムラが息を吹き返すのか。

因みに、今再検証中
◆敦賀原発2号、活断層を再否定 原電依頼の専門家チーム[福井新聞 2014/06/04] http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/50826.html
 これを受け規制委の調査団は、今年4月から再検証を進めている。