06.03
Tue
2014.5.29 参議院内閣委員会
山本太郎参議院議員
参考人 独立行政法人放射線医学総合研究所理事 明石真言
山本太郎:
次に放射線医学研究所にお伺いいたします。
長期低線量被ばく影響プロジェクトというものが放医研にあるとお伺いしたんですけれども、
内部被ばくの研究も行われているという事でしょうか?

明石真言:
ただ今のお尋ねの長期にわたる低線量影響プロジェクトですが、
この中では、内部被ばくについては調査研究を行っておりません。
これでは、あの~、マウスとかラットに非常に低い線量率で連続的に、もしくは分割して照射をすることで、
外部被ばくの影響をみているというのがこのプロジェクトでございます。
内部被ばくにつきましては、マウスにプルトニウムとか、それからウラン等を投与して、その影響。
それからもしくは、それをどうやって体の外に排出するかというような研究を行ってございます。
山本太郎:
放医研として、「長期の低線量被ばくは、人体には全く影響がない」と、そう言えますか?
「言える」「言えない」で。時間がないのでお願いしたい、こんな勝手なこと言って。
2択で言っていただけると非常に助かります。
明石真言:
ただ今の、現在の状況では健康影響がで、あ、みることは出来ないであろうとわたくしは考えております。
山本太郎:影響がない、ない?
明石真言:影響はないと考えております。

山本太郎:
放医研の見解としては「人体に全く影響がない。低線量被ばくは」ということですか?
明石真言:
えーっと、現在の、あの、環境等から観測される線量では、影響は無いというふうに考えております。
山本太郎:
お聞きしているのは、内部被ばくについてなんですけれども。
内部被ばくというのは個人差がありますよね。
それぞれのライフスタイルによってどれだけのものを取り入れるのか分からない。
どういう場所で空気を吸い込むか分からない。
これ、食べることも空気を吸うことも止めることは出来ないですもんね。

で、内部被ばくの調査をマウスで、
プルトニウムその他のもので少量でやっている。
マウスに対してはほとんど外部という形で実験をされている放医研。
内部被ばくに対しての研究はされていない。
けれども低線量被曝の、長期低線量被ばくによって人体には影響がないという事を宣言出来てしまうんですか?

明石真言:
あの、現在今そのデータをとっているところで、
現在までの結果で、あの、影響は見られていないということでありまして、
今後のまだデータの集積は必要であると考えています。
山本太郎:
「直ちに影響はない」という事をお伝えしたかったという事ですか?
明石真言:
あのー、現在までの結果では「直ちに影響はでない」という事でございます。
山本太郎参議院議員
参考人 独立行政法人放射線医学総合研究所理事 明石真言
山本太郎:
次に放射線医学研究所にお伺いいたします。
長期低線量被ばく影響プロジェクトというものが放医研にあるとお伺いしたんですけれども、
内部被ばくの研究も行われているという事でしょうか?

明石真言:
ただ今のお尋ねの長期にわたる低線量影響プロジェクトですが、
この中では、内部被ばくについては調査研究を行っておりません。
これでは、あの~、マウスとかラットに非常に低い線量率で連続的に、もしくは分割して照射をすることで、
外部被ばくの影響をみているというのがこのプロジェクトでございます。
内部被ばくにつきましては、マウスにプルトニウムとか、それからウラン等を投与して、その影響。
それからもしくは、それをどうやって体の外に排出するかというような研究を行ってございます。
山本太郎:
放医研として、「長期の低線量被ばくは、人体には全く影響がない」と、そう言えますか?
「言える」「言えない」で。時間がないのでお願いしたい、こんな勝手なこと言って。
2択で言っていただけると非常に助かります。
明石真言:
ただ今の、現在の状況では健康影響がで、あ、みることは出来ないであろうとわたくしは考えております。
山本太郎:影響がない、ない?
明石真言:影響はないと考えております。

山本太郎:
放医研の見解としては「人体に全く影響がない。低線量被ばくは」ということですか?
明石真言:
えーっと、現在の、あの、環境等から観測される線量では、影響は無いというふうに考えております。
山本太郎:
お聞きしているのは、内部被ばくについてなんですけれども。
内部被ばくというのは個人差がありますよね。
それぞれのライフスタイルによってどれだけのものを取り入れるのか分からない。
どういう場所で空気を吸い込むか分からない。
これ、食べることも空気を吸うことも止めることは出来ないですもんね。

で、内部被ばくの調査をマウスで、
プルトニウムその他のもので少量でやっている。
マウスに対してはほとんど外部という形で実験をされている放医研。
内部被ばくに対しての研究はされていない。
けれども低線量被曝の、長期低線量被ばくによって人体には影響がないという事を宣言出来てしまうんですか?

明石真言:
あの、現在今そのデータをとっているところで、
現在までの結果で、あの、影響は見られていないということでありまして、
今後のまだデータの集積は必要であると考えています。
山本太郎:
「直ちに影響はない」という事をお伝えしたかったという事ですか?
明石真言:
あのー、現在までの結果では「直ちに影響はでない」という事でございます。
山本太郎議員の国会
<内部被ばくの人体影響>
「あのー、現在までの結果では“直ちに影響はでない”という事でございます」放医研明石真言理事
5/29参議院内閣委員会・山本太郎議員(文字起こし)
<3人の先生に質問>
「低線量被ばくの影響についてデータを蓄積する必要はあると思いますか?」山本太郎議員5/15参議員(文字起こし)
<菅官房長官ご見解を>
「100万人に1~2人と言われていたのが、疑いも含めて89人。 これ、普通な状況なんですか?」
山本太郎議員5/20参議員(文字起こし)
「川内原発に何か起こったときに鹿児島市方面に風が吹くシミュレーション、 一例だけ作ることを文科省が拒否する意味が分からない」4/22山本太郎議員内閣委員会(議事録より)
<川内原発>なぜ事故時の住民避難にSPEEDIを活用しないのか?
~黒木政府参考人と「SPEEDI」の関係~参議院山本太郎議員質疑4/3(文字起こし)
4月8日、4月10日議事録 山本太郎議員参議員内閣委員会より
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コメント
明石真言:
あのー、現在までの結果では「直ちに影響はでない」という事でございます。
「直ちに影響は」って、いつまで言い続けるつもりなんでしょうね。
それで給料もらえるなんて、原子力ムラって最高の就職先ですね。
あのー、現在までの結果では「直ちに影響はでない」という事でございます。
「直ちに影響は」って、いつまで言い続けるつもりなんでしょうね。
それで給料もらえるなんて、原子力ムラって最高の就職先ですね。
福島県民 | 2014.06.03 11:32 | 編集