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06.05
Thu
川内原発再稼働反対! 0601官邸前・国会前☆大抗議
馬渡耕史氏(原発をなくす全国連絡会)


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/c-zuGXC9E2U?t=55m32s
2014年6月1日
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有名人のあとでみなさんは誰かとお思いでしょうが、
原発をなくす全国連絡会の副会長をしています馬渡といいます。
日ごろは鹿児島の病院で仕事をしています。
今日は出てきました。
私たちは医療従事者として「なにが一番大事か?」
聞くまでもなく「命」です。
その次に大事なもの、同じぐらいに大事なものは、日本国憲法です。
命の大事さと日本国憲法をきちんと考えていけば、
普段の政治を考える物差しは十分にできると思っています。

私たちの命を守る。
なんで原発から命を守らなければならないのかというのが率直な気持ちです。
でも皆さん、避難する30km圏内には1万3000人の入院患者と、福祉施設の入居者がいるんです。
230の病院があるんです。

この人達は避難の対象に入っていないんですよ!
全然、予定さえない!
勝手にやれっていう事です。
しかもですね、川内から最終的に逃げるところは鹿児島市という事になっています。
皆さん方、川内よりも風下が鹿児島です!

いいですか?どこに逃げているか?
福島の時にどこに逃げましたか?
飯舘村に逃げたじゃないですか。
国は何も発表しなかった。

今の計画は「川内から鹿児島に逃げろ」ということですよ。
それも、しかもですね、車1台に二人乗って逃げる計算です。
そしたら9割は29時間後には避難できて、その中には病人は入っていません
そして、カーナビで行き先を選ぶんですね。
高速道路を選ぶ。
夜中にどうやってそこにたどり着くんですか。

Q:道路の損傷はないという前提ですか?

はい。
道路は壊れていなくて、ちゃんと流れるという前提です。

そういう事が許されていいかどうか。
私はビックリしました。

おととい鹿児島県はシュミレーションを出したんですね。
そのシュミレーションが1台に二人乗って逃げるということです。
施設の人はシュミレーションに入っていない。
しかもですよ、5km圏内の人が先に逃げて、それ以外の人は残っておくという計画ですからね。

そういう事が、福島を経験した私たちが成るはずがない!
6割の人はじっと残るだろう」というシュミレーションなんですよ。
絶対にあり得ない!


こういう中で私たちは川内原発を許すことは出来ない!
早ければ6月、遅くても7月と言っていましたけれども、秋になりました。
これは私たちの運動がそこまでさせているんです。

先延ばしという事ではなくて、絶対に止めないといけない。

それを証拠に彼等は権力を無法に、ルールを途中で変えます。
東大の教授(田中知)を原子力規制委員に入れてなんとか押し切ろうとする。

彼等の追いつめられた姿が一つここにあります。

私たちは頑張って、追い詰めて追いつめて最後まで。
川内で鹿児島で最初に復活させるなんて許す事が出来ません!

鹿児島の人達にはどうやって言っているかと言うと、今でも言ってますが、
「私は全国の原発に先立って川内を再稼働させるに生きるんだ」と言っています
そこが彼の遣り甲斐です。
そういう意味でいうと「それを選んでいる県民は何をしているんだ」と言われそうですけれど、
彼は追いつめられています、間違いなく追いつめられています。
この追いつめる力を継続して頑張っていきたい、皆さん頑張りましょう。

ーーー

鹿児島県 
避難時間シミュレーション結果の概要
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4 今後取り組むべき事項
(1)UPZ(5~30km)内において指示に基づかないで避難する人の割合を抑える対策としては、
日ごろから指示に基づかない避難による影響や屋内退避に関する知識について、
周知・啓発を行う事が必要である。
また、避難指示の際には、住民が取るべき行動を放送・行政無線塔により迅速・的確に伝えることが重要である。


「島崎さんはいてはいけない人だから代わってもらう」
原子力規制委員交代の“裏側”5/27報道ステーション&官房長官記者会見(内容書き出し)


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新たに原子力学会の元会長田中知氏と、地質学会の前会長石渡明氏を充てるというものだ。



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ヨウ素剤を配ってまで原発を動かしたいというのって…しかも、たったの5km圏内

ヨウ素剤を7月に一斉配布 川内原発、5キロ圏住民に
日本経済新聞 2014/6/3 12:44

九州電力川内原子力発電所が立地する鹿児島県薩摩川内市は3日までに、
原発事故時に甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を半径5キロ圏の住民に7月27日に一斉配布すると明らかにした。
原子力規制委員会が示した手順に基づいて配布するのは初めてとなる見通し。

市によると、配布対象は3歳以上の全住民で約4800人。
住民説明会を6月17日から計10回開く。
医師が服用の効果や副作用を説明し、住民は問診票で既往症やアレルギーなどを申告する。

事前に配布されない3歳未満の乳幼児は事故発生後に、避難先で医師が調剤したヨウ素剤を服用する。
規制委は昨年6月に原子力災害対策指針を改定し、
原発から半径5キロ圏の住民を対象に事前配布すると決めた。
〔共同〕




誰も責任を取らない

規制庁の安全判断回避「責任転嫁なら問題」 薩摩川内市長、立地自治体協で問題提起へ
[鹿児島県]
=2014/06/03付 西日本新聞朝刊=2014年06月02日(最終更新 2014年06月03日 00時07分)

九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は2日の記者会見で、原子力規制庁が「原子力規制委員会は規制基準に原発が適合しているかを判断するだけで、安全かどうかは判断しない」という見解を示していることについて「(国の)責任転嫁なら問題」と述べ、原発が立地する自治体でつくる全国原子力発電所所在市町村協議会に問題提起し、他の首長と協議する意向を示した。

規制委は、審査合格後に開く住民説明会で「絶対安全」とは言明しないとの姿勢で、再稼働の是非についても判断しない方針。

会見で「再稼働の責任を事業者と自治体が負うことになるのでは」と指摘された岩切市長は「世界に誇る厳しい基準をクリアしたなら安全なはずだ。それが分からないようでは国民は大変困る」と強調。「原発は国策。国が(安全性や再稼働について)知らないということはあり得ない。そうであれば問題視していかなければいけない」と述べた。

岩切市長は、安全性が保証されるならば再稼働を容認する姿勢を示している。








2014年6月1日 
川内原発再稼働反対! 0601官邸前・国会前☆大抗議 文字起こしブログ


吉原毅氏「“日本を取り戻す”どころか“日本を失っている”と思います」

水野誠一氏「日本を取り戻さなければいけないのは私たち国民自身。政治家ではないんです」

菅直人元首相「原発事故は今なお続いているという事を、まず確認しようではないですか」

馬渡耕史氏「川内から鹿児島に逃げろ」ということです。川内よりも風下が鹿児島です!

佐藤和良氏「我々だって様々な疾患を抱えています。 鼻血どころじゃないんですよ、実は」

河合弘之弁護士「あの原発事故の恐ろしさを見て『動かしていい』などとまともな人間なら思わないはずだ」

阿部功志氏「東海第二原発は非常に東京からも身近なんだという事を改めて自覚していただきたい」

布原啓史氏「13基の原子炉がメルトダウンして爆発して、放射能を噴き上げている状況を想像して下さい」




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comment 2
コメント
おはようございます。
いつも書き起こし、ありがとう。
転載拡散します!
感謝!
yokoblueplanet | 2014.06.05 08:29 | 編集
ネットで推進派と脱原発側で、専門家ですらはっきりとは断言できない放射線障害の有無あるいは多寡を、素人同士が論じあっても所詮は信じる学説や守る対象が違うのでつくづく平行線ですし、
一般の方には難しくて興味を喚起しづらい面があると思いますが、

安全の根本的な問題…外部電源の天災人災からの保護や避難インフラの不備は一般市民にもその危険性がわかりやすいのではないでしょうか。
推進派はこの問題に関してはスルーがほとんどですしね。

このような問題提起を本来はマスコミが報道すべきなのにやらない。

不買圧力をメディアにかけて、同時にネットや口コミで拡散するしかないですね!

地震、津波だけでも危ないのに活火山のすぐ側に何故作った???狂ってます
| 2014.06.05 14:09 | 編集
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