布原啓史氏(みやぎ金曜デモ)
30:04~

皆さん暑い中ごくろうさまです。
東北の仙台から参りましたみやぎ金曜デモの布原です。
まずは冒頭九州の川内原発再稼働を許さない運動をやっていらっしゃる現地のみなさんに敬意を表し、
応援のメッセージを送りたいと思います。
さて、宮城県には女川原発が立地している訳ですけれども、
3.11の地震と津波に耐えた堅固な原発である、かの様な宣伝が今なされております。
だけれども、実際どうであったのかという事をもう一回思い出したいと思います。
女川原発には外部電源が5回線ある訳なんですけれども、
地震の影響でその中の4回線がシャットダウンしました。
1回線だけはギリギリ生きていた。
地盤の高さは14.8mあったんですけれども、
地震の影響で1m沈下して、13.8mありました。
地震が起きた約1時間後に津波が押し寄せました。
押し寄せた津波の高さは13m
あと80cmしか余裕がなかったんですね。
あと1m、2m津波の高さが高かったら、
もう、福島と同じようなことになっていた訳です。
当然津波がそこまできましたから、地下は水没ですね。
非常用ディーゼル発電もいくつもシャットダウンしました。
だけども1回線生きていたからギリギリ冷温停止に持ち込んだ訳です。
すれすれだったんですね。
だけれども、こんな事態までいっておきながら、
東北電力は昨年の12月、再稼働に向けた審査申請を行って、
いま、公開ヒアリングが行われています。
で、この10年間に基準地震動Ssを突破された回数が5回あって、
そのうちの2回は女川原発です。
2005年の宮城県沖地震と3.11のあの巨大な地震。
正確に言うと3回。
3.11のあとの4.7の余震でも突破されています。
自分たちが予想した耐震基準度Ssを2回も3回も突破されている訳です。
予測が外れまくっている。
津波もそう。
40年前の建設計画当時、津波の予想は3mとか4mとかって予想をしているんですね。
その後、明治三陸沖地震をいろいろ調査した結果9mだったと、いうふうに予想したわけです、東北電力は。
ところが、実際来た津波は13mですよ。
13mなんて、低い。
女川町の中心部なんて20mですよ。
そして女川町で最も測量が高かったところは43mのところまで津波が駆け上がりました。
こういう事態を目の当たりにしながらですね、まだ東北電力は再稼働させようとしています。
津波でもそう、地震でもそう、
2度も3度も予想を外しておきながら、
今度の基準だけどうして「上回らない、大丈夫だ」と、だれが保証できるんですか!
そんな事を言える科学者や技術者がいるんだったら、
組織の中に隠れていないで、実名で名乗り出てこの場でみんなに説明しろ!
こんなわけで、東北電力は再稼働に向けて、着実に一歩一歩進んでいる訳なんですけれども、
みなさん、3.11の夜をもう一回思い出して下さい。
福島第一はああなりました。
第二原発もギリギリですね。
1回線しか残らなかったんですね、ギリギリ冷温停止に持ち込んだ。
女川原発もそう。
ほんのちょっと運がなかったら、福島第一から福島第二、それから女川原発、
全部で13基ありますよ。
13基の原子炉がメルトダウンして爆発して、放射能を噴き上げている状況を想像して下さい。
3.11の夜は、その寸前まで行ったという事です。
その事をもう一回想起して、絶対に再稼働を許さないんだという決意をみなさん固めましょう。
あの大飯原発差し止め判決を一つの武器にして、
私たち民衆は、脱原発に向けて一歩一歩前進を続けようではありませんか。
最後に宣伝したいと思います。
8月10日に、加藤登紀子フォーク&ライブWith小出裕章先生を行います。

女川総合体育館で8月10日にこのイベントを行いますので、ぜひとも皆さんお越しいただければ幸いです。
よろしくおねがいします。
2014年6月1日
川内原発再稼働反対! 0601官邸前・国会前☆大抗議 文字起こしブログ
吉原毅氏「“日本を取り戻す”どころか“日本を失っている”と思います」
水野誠一氏「日本を取り戻さなければいけないのは私たち国民自身。政治家ではないんです」
菅直人元首相「原発事故は今なお続いているという事を、まず確認しようではないですか」
馬渡耕史氏「川内から鹿児島に逃げろ」ということです。川内よりも風下が鹿児島です!
佐藤和良氏「我々だって様々な疾患を抱えています。 鼻血どころじゃないんですよ、実は」
河合弘之弁護士「あの原発事故の恐ろしさを見て『動かしていい』などとまともな人間なら思わないはずだ」
阿部功志氏「東海第二原発は非常に東京からも身近なんだという事を改めて自覚していただきたい」
布原啓史氏「13基の原子炉がメルトダウンして爆発して、放射能を噴き上げている状況を想像して下さい」
30:04~

皆さん暑い中ごくろうさまです。
東北の仙台から参りましたみやぎ金曜デモの布原です。
まずは冒頭九州の川内原発再稼働を許さない運動をやっていらっしゃる現地のみなさんに敬意を表し、
応援のメッセージを送りたいと思います。
さて、宮城県には女川原発が立地している訳ですけれども、
3.11の地震と津波に耐えた堅固な原発である、かの様な宣伝が今なされております。
だけれども、実際どうであったのかという事をもう一回思い出したいと思います。
女川原発には外部電源が5回線ある訳なんですけれども、
地震の影響でその中の4回線がシャットダウンしました。
1回線だけはギリギリ生きていた。
地盤の高さは14.8mあったんですけれども、
地震の影響で1m沈下して、13.8mありました。
地震が起きた約1時間後に津波が押し寄せました。
押し寄せた津波の高さは13m
あと80cmしか余裕がなかったんですね。
あと1m、2m津波の高さが高かったら、
もう、福島と同じようなことになっていた訳です。
当然津波がそこまできましたから、地下は水没ですね。
非常用ディーゼル発電もいくつもシャットダウンしました。
だけども1回線生きていたからギリギリ冷温停止に持ち込んだ訳です。
すれすれだったんですね。
だけれども、こんな事態までいっておきながら、
東北電力は昨年の12月、再稼働に向けた審査申請を行って、
いま、公開ヒアリングが行われています。
で、この10年間に基準地震動Ssを突破された回数が5回あって、
そのうちの2回は女川原発です。
2005年の宮城県沖地震と3.11のあの巨大な地震。
正確に言うと3回。
3.11のあとの4.7の余震でも突破されています。
自分たちが予想した耐震基準度Ssを2回も3回も突破されている訳です。
予測が外れまくっている。
津波もそう。
40年前の建設計画当時、津波の予想は3mとか4mとかって予想をしているんですね。
その後、明治三陸沖地震をいろいろ調査した結果9mだったと、いうふうに予想したわけです、東北電力は。
ところが、実際来た津波は13mですよ。
13mなんて、低い。
女川町の中心部なんて20mですよ。
そして女川町で最も測量が高かったところは43mのところまで津波が駆け上がりました。
こういう事態を目の当たりにしながらですね、まだ東北電力は再稼働させようとしています。
津波でもそう、地震でもそう、
2度も3度も予想を外しておきながら、
今度の基準だけどうして「上回らない、大丈夫だ」と、だれが保証できるんですか!
そんな事を言える科学者や技術者がいるんだったら、
組織の中に隠れていないで、実名で名乗り出てこの場でみんなに説明しろ!
こんなわけで、東北電力は再稼働に向けて、着実に一歩一歩進んでいる訳なんですけれども、
みなさん、3.11の夜をもう一回思い出して下さい。
福島第一はああなりました。
第二原発もギリギリですね。
1回線しか残らなかったんですね、ギリギリ冷温停止に持ち込んだ。
女川原発もそう。
ほんのちょっと運がなかったら、福島第一から福島第二、それから女川原発、
全部で13基ありますよ。
13基の原子炉がメルトダウンして爆発して、放射能を噴き上げている状況を想像して下さい。
3.11の夜は、その寸前まで行ったという事です。
その事をもう一回想起して、絶対に再稼働を許さないんだという決意をみなさん固めましょう。
あの大飯原発差し止め判決を一つの武器にして、
私たち民衆は、脱原発に向けて一歩一歩前進を続けようではありませんか。
最後に宣伝したいと思います。
8月10日に、加藤登紀子フォーク&ライブWith小出裕章先生を行います。

女川総合体育館で8月10日にこのイベントを行いますので、ぜひとも皆さんお越しいただければ幸いです。
よろしくおねがいします。
2014年6月1日
川内原発再稼働反対! 0601官邸前・国会前☆大抗議 文字起こしブログ
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水野誠一氏「日本を取り戻さなければいけないのは私たち国民自身。政治家ではないんです」
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