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孫政義氏5/23参議院 行政監視委員会④(内容全て書き出し・資料あり)

5月23日参議院行政監視委員会他の参考人の方がたの記事

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後藤政志氏5/23参議院 行政監視委員会②(内容全て書き出し)

石橋克彦氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)



5月23日月曜日
参議院行政監視委員会4~孫政義氏~

参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
                             孫正義



よろしくおねがいいたします
今先生方から話しがありましたように
原発の大いなる恐ろしさ問題点、国民が十分知っているとおりでございます
では、さて原発への依存度をこれから徐々に下げていかざるおえない
出来るだけ早く下げていかなければならないというなかで
替わりに何のエネルギーで国民生活を維持していく事が出来るのか
あるいは産業を維持する事が出来るのかという事で私なりに拙い知恵を少し絞ってみました

孫氏1


今までは事故前で原発による電気の供給というのは約30%
水力を入れたエネルギーが10%、その他火力という事ですが
10年後のイメージとしてみると原発への依存は
事故後の現在の半分ぐらいには少なくても下げていかなければならないだろう
40年以上過ぎた原発は使う訳にはいかないね
地震の真上とかヒビの入っている物、これも減らさなきゃ、止めなきゃいけないね
という風に当然安全運転を強いられる

それをじゃぁ何で賄うのかと
CO2を増やすわけにもいかない
したがって省エネと自然エネルギーここしか答えはないのだろう
省エネももちろん限界がありますので
エネルギーを供給するという意味で言うと自然エネルギーしか答えはないのだろうというふうに思います
そこで現在水力を含めて約10%として
これを10年後には例えば20パーセントぐらい増加で
自然エネルギーの構成比を上げるというMIXにならざるおえないでしょう
もし20%増化を目指すなら何の自然エネルギーで賄うのか
たとえばの例として太陽光を7割、風力を2割、その他を1割だと
この10年間でですね。増加させるものとしてこういうふうに仮置きで置いてみました

孫氏2


で10年後にはヨーロッパでは30%40パーセントにするという国が続々と出てきていますが
日本も30パーセントぐらいには持って行くと
仮にそうするにはどんな事が自然エネルギーを復旧させるために必要かという事で考えました

7ページ目がたとえばでございますけど
ドイツは固定買い取り制度全、量買い取り制度が
ちょうど10年前2000年に始まりまして61円
その後、もっと加速しなければいけないという事で改定されて1キロワットあたり65円で全量買い取り
そこから急激にドイツでは太陽光発電ブームが起きました

孫3


このように一回どんどん拍車がかかってきますと
自然と産業界のエコシステムが回るという例です

従って日本でもできるだけ早く
出来ることであれば
後送りすることなく今国会でヨーロッパ並みの全量買い取り制度の法律を是非決めていただきたい

この時には党派を超えてですね国難における日本の政治の決断として
ぜひ今国会で決めていただきたいと思いますが
当然送電網への電力会社の接続義務
あるいは用地の規制緩和というようなことがございます

この全量買い取り制度に今現在の草案では住宅用は入らないという事になっているようですが
ヨーロッパなどでは住宅用もこの枠に確か入っているように私は記憶しておりますが

この事業用の多目的発電メガソーラーに加えて
住宅用もこういう事で促進したらどうかというふうに思います

で、送電網への接続義務
結局いくら太陽光あるいは風で発電しても
電力会社が送電網につながないと意味がないので
これを、この下半分の所で

孫氏4


「ただし、電気の円滑な供給に支障が生ずるの恐れがあるときを除く」と但し書きがある時が くせ者でして
私どもは電気通信でこの但し書きでいつもやられてきましたので
ぜひ、この但し書きをやたら連発せずに
ちゃんと発電したらちゃんと繋がるという事を是非きっちりと担保していただきたい

そこで今日新たに奇妙な名前のプロジェクトを提案します
「でんでんプロジェクト」第二電電ではございません
「電田プロジェクト」電気の田んぼという意味です

どうしてかといいますと太陽発電をするのに膨大な土地がいります
日本に膨大な土地はあまり余っていません
しかし、休耕田、耕作放棄地、これが合わせて50万ヘクタール以上あるということです
もしここに太陽光発電のパネルを敷きつめると、どのくらいの発電が出来るか
全部に敷きつめて
そのうちの2割だけここに敷きつめたとすると50ギガワットの発電能力があります
これはピーク時における原発50基分と・・・
現在日本には20基の原発が動いておりますので
大体、昼間のピーク時に一番電気が食うと
ピークマネジメントが大切なのですけれども
その位の威力のある太陽光発電が場合によっては出来ると
もちろん夜とか雨に日は使えませんけども
少なくてもピーク対策に大いに役立つだろうという事であります

しかし、今までですと農地には農地以外の事をやってはいけないという日本のルールがあります

孫氏5

原則不許可というふうになっておりますが
ただし、公益性の高い事業に使用する場合は可というようになっています
今、国難の時で、電気が足りないという国難ですから
まさに、公益性の高い発電というものは農地であったとしても
仮設置する事が出来るという法解釈を是非するべきではないかと

法は人を守るためにある
人が国難で今一番苦しんでいる時に人を守るために解釈として
今の法を変えることなく
単にその法をしっかりと解釈することによってこの国難がもしかしたら救われるかもしれないという事です
つまり、農地は農地のままで
農地の上に仮設置としてボルトで留めた斜めに置いただけの太陽光パネルというものは
そこに人が住む訳ではない工場建てるわけでもない

孫氏6


したがって、いざ、日本の農業の自給率の問題で農地が足りないという時には
いつでもこれを取り外してまた耕す事が出来るという意味で
畑の上にビニールハウスを建てたりするぐらいですから
仮設置の物はこれは農地のまま建ててもよいと
電気の田んぼ、どちらも太陽の恵みで成り立っているということで
「電田プロジェクト」と勝手に名付けましたが
一時的設置の物は認めるというようにするべきだと思います

2番目は屋根
これは総理を中心に積極的に検討しているようでございますので
是非頑張っていただきたい

孫氏7


ということで屋根でたとえば10年間に20ギガワット
電田プロジェクトで50ギガワット
その他で30
合計100ギガワットの太陽熱発電
これを実施したと仮に仮定します
これはピーク時における原発100基分に相当しますけれども
もちろん夜とか雨の日は使える訳ではないので
ならして考えるともちろんそれよりは低い訳ですが
けれども、その太陽に加えて風、地熱で50ギガワット
合計150ギガワットの発電容量を持ったとすると

自然エネルギーだけで日本の昼も夜も雨の日も含めた
オールトータルの年間の発電量の約20%を賄う事が出来る
つまり自然エネルギーは必要だけども力弱しと、とるに足らずというのが今までのイメージでしたが
20%やるんだという覚悟を持って
そういうビジョンを持ってすれば
そこから逆算すれば
実は日本には使われていない休耕田だとかその他が沢山あるということでございます

使われていない土地を国難の時に生かしましょう

これを2009年度の年間の雨の日も夜も含めたトータルの発電量
1112テラワットアワーというのですけれども

孫氏7


それの約20%を今申し上げた太陽、風力、地熱その他で賄う事が出来るという事でございます

諦めるのはまだ早いと
国難において建設的なプロダクティブな建設的な代替え案というものを
ぜひ、後送りすることなく
しかも柔軟な発想でやってみてはいかがかということでございます

つまり、従来のエネルギーの基本計画は2030年までに原子力発電を50パーセント以上にすると
今思うと恐ろしい計画をしていた事になりますが
少なくともこれをそのまま突き進んでいくべきだという日本人は
あまりいないのではないかと言う事でございます
これを白紙から見直すという事ですが
見直すのであれば是非、後で後悔しないで済むような見直し方
しかも大きく大局から物を見てまず大掛かりな大くくりのビジョンを持って
そしてそれを着実に実現するための知恵を出してはどうか

子どもたちに安全な未来を提供するために

という事でございます
以上です。ありがとうございました。


<資料>新たなエネルギー政策への提言


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