1号機原子炉建屋上部空気中放射性物質の核種分析
2014年6月20日 東京電力記者会見
会見の動画はこちら→http://twitcasting.tv/iwj_toudencas/movie/73376551
原子力立地本部長小林:
お手元にダスト関係のサンプル資料があるかと思います。
これも大きく3つの資料に分かれているかと思います。
まず一つ目が1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果1/3
というものが一番頭にあると思います。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における
空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 84.1KB)←6月2日採取分
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における
空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 80.7KB)PDF←6月16日採取分
こちらにつきましてはサンプリングに関して特に大きな変動はございませんが、
1点補足がございまして、
えー、1号機の建屋上部のサンプリングを実施してございますが、
あー、まず、6月の2日の日にサンプリングをしたもの。
それから6月の16日にサンプリングしたものという事で、
同じ月に二度サンプリングしてございます。
これはですね、1回目のサンプリング結果が過去と比較すると少し高めの数字が出ていると、
過去最大までは行かないんですが、ほぼそれに近いようなものも出ているという状況ですので、
再度確認のために二回の測定を実施したものでございます。
こちらにつきましては「何か原因があるのか?」という事で検討をしておるところなんですが、
1号機においてはですね、シャフトの区間をバルーンで閉鎖するという事で、その作業を実施しております。
ただ、この作業をやった際には作業前作業後について特にダストの変動というものはございませんでしたので、
これが原因という事はちょっと考えにくいんですが、
1号機でなにか作業をしたという事になりますと、ま、このあたりの作業であったという状況ではございます。
いずれにしましても、今後状況を確認しながらしっかりと監視してまいりたいというふうに考えております。
ーーー
東京新聞:
1号機の建屋上部の空中の放射性物質の濃度がこれまでよりも若干高かったという事なんですが、
これは、具体的に言うとどのあたりですか?
このマイナス4乗とか出ているところですか?

小林:
元々低い値ではあるんですけれども、
1×10のマイナス4乗位の数字が一つ出ているかと思います。
これは、6月2日のサンプリング試料になるかと思いますが、
北西コーナーのセシウム137でしょうかね、
東京新聞:南西じゃないですか?
小林:南西ですね。
東京新聞:
丸4ですね。
それが16日だと6.3のマイナス5乗に少し下がったかという状況ですね。

小林:ま、下がりましたけど、過去の変動の中でいうと若干高めの数字になっています。
東京新聞:ここでちょっと高い値が出てきたことで、カバーの撤去の計画になにか影響するという事はありますか?
小林:
今の段階でですね、なにか影響するかというところまでは評価していませんでして、
引き続きこちらの1号機のダストにつきましては確認しながら、
またカバーの取り外しについてはまた測定等も実施しながら慎重に進めていく予定でいます。
また1号のカバーの取り外しにつきましては計画がまとまったところで詳細にご説明をするところですので、
もう少しお待ちいただければと思います。
東京新聞:分析の回数をもう少し増やしたりという事もあるんですか?
小林:
そうですね、現在は定例で月一回取っておるわけなんですが、
この作業を進めるにあたってはしっかりとダストの管理という事が必要になろうかと思いますので、
そういうところは、ちょっと頻度がどのくらいになるかという事は今は申し上げられませんが、
しっかりと確認をしながら進めていくことになろうかと思います。
ーーー
5月の結果と比べてみよう!
2014年5月26日
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.0KB)
2014年5月

「過去の変動の中でいうと若干高めの数字になっています」
という事で、どこがどれだけ高めになっているのか?
見やすくするために、5月と6月の表を合体してみました。
まず、東京新聞の記者が指摘した南西の部分。

1号機原子炉建屋上部②(カバー北西コーナー)(粒子状フィルタ)

マイナス何乗の意味が私はちょっと分からないのだけど、
1桁ぐらいは上がっているような?
5月2日に採取してから6月の初めまでに何があったのでしょうか?
5月20日20時25分に福島第一原発で火を吹いてモクモクになった事があったけれど↓
1分15秒ごろから→http://youtu.be/ur1ngyuj7LA?t=1m15s
でも、この画像で左にあるのが1号機だと思うから、
この爆発(火災?)は1号機じゃないものね・・・
だとしたら、1号機にいったい何が起こっているというんだろう?
ーーー
福島県 県中 大草地区農業集落排水処理施設のモニタリングの数値が
2014年5月31日に急上昇していたとの情報をゲット!
原子力規制委員会の放射線モニタリング情報から、
まず、大草地区農業集落排水処理施設の月間グラフを見てみると・・・

5月31日にグラフを突き破っています。
最大値を50マイクロシーベルトに上げてみたら、グラフのてっぺんが見えました。

月間の数値を見てみると、

5月31日16時に11.341マイクロシーベルトに上昇。
(他は大体0.08マイクロシーベルトで推移)

で、この近くのモニタリングの数値をチェックしてみたけれど、
これほど数値が上がっている場所は見つけられませんでした。
この急上昇の意味も
なんだかʅ( ‾⊖◝)ʃワカラナーイ !
2014年6月20日 東京電力記者会見
会見の動画はこちら→http://twitcasting.tv/iwj_toudencas/movie/73376551
原子力立地本部長小林:
お手元にダスト関係のサンプル資料があるかと思います。
これも大きく3つの資料に分かれているかと思います。
まず一つ目が1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果1/3
というものが一番頭にあると思います。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における
空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 84.1KB)←6月2日採取分
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における
空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 80.7KB)PDF←6月16日採取分
こちらにつきましてはサンプリングに関して特に大きな変動はございませんが、
1点補足がございまして、
えー、1号機の建屋上部のサンプリングを実施してございますが、
あー、まず、6月の2日の日にサンプリングをしたもの。
それから6月の16日にサンプリングしたものという事で、
同じ月に二度サンプリングしてございます。
これはですね、1回目のサンプリング結果が過去と比較すると少し高めの数字が出ていると、
過去最大までは行かないんですが、ほぼそれに近いようなものも出ているという状況ですので、
再度確認のために二回の測定を実施したものでございます。
こちらにつきましては「何か原因があるのか?」という事で検討をしておるところなんですが、
1号機においてはですね、シャフトの区間をバルーンで閉鎖するという事で、その作業を実施しております。
ただ、この作業をやった際には作業前作業後について特にダストの変動というものはございませんでしたので、
これが原因という事はちょっと考えにくいんですが、
1号機でなにか作業をしたという事になりますと、ま、このあたりの作業であったという状況ではございます。
いずれにしましても、今後状況を確認しながらしっかりと監視してまいりたいというふうに考えております。
ーーー
東京新聞:
1号機の建屋上部の空中の放射性物質の濃度がこれまでよりも若干高かったという事なんですが、
これは、具体的に言うとどのあたりですか?
このマイナス4乗とか出ているところですか?

小林:
元々低い値ではあるんですけれども、
1×10のマイナス4乗位の数字が一つ出ているかと思います。
これは、6月2日のサンプリング試料になるかと思いますが、
北西コーナーのセシウム137でしょうかね、
東京新聞:南西じゃないですか?
小林:南西ですね。
東京新聞:
丸4ですね。
それが16日だと6.3のマイナス5乗に少し下がったかという状況ですね。

小林:ま、下がりましたけど、過去の変動の中でいうと若干高めの数字になっています。
東京新聞:ここでちょっと高い値が出てきたことで、カバーの撤去の計画になにか影響するという事はありますか?
小林:
今の段階でですね、なにか影響するかというところまでは評価していませんでして、
引き続きこちらの1号機のダストにつきましては確認しながら、
またカバーの取り外しについてはまた測定等も実施しながら慎重に進めていく予定でいます。
また1号のカバーの取り外しにつきましては計画がまとまったところで詳細にご説明をするところですので、
もう少しお待ちいただければと思います。
東京新聞:分析の回数をもう少し増やしたりという事もあるんですか?
小林:
そうですね、現在は定例で月一回取っておるわけなんですが、
この作業を進めるにあたってはしっかりとダストの管理という事が必要になろうかと思いますので、
そういうところは、ちょっと頻度がどのくらいになるかという事は今は申し上げられませんが、
しっかりと確認をしながら進めていくことになろうかと思います。
ーーー
5月の結果と比べてみよう!
2014年5月26日
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.0KB)
2014年5月

「過去の変動の中でいうと若干高めの数字になっています」
という事で、どこがどれだけ高めになっているのか?
見やすくするために、5月と6月の表を合体してみました。
まず、東京新聞の記者が指摘した南西の部分。

1号機原子炉建屋上部②(カバー北西コーナー)(粒子状フィルタ)

マイナス何乗の意味が私はちょっと分からないのだけど、
1桁ぐらいは上がっているような?
5月2日に採取してから6月の初めまでに何があったのでしょうか?
5月20日20時25分に福島第一原発で火を吹いてモクモクになった事があったけれど↓
1分15秒ごろから→http://youtu.be/ur1ngyuj7LA?t=1m15s
でも、この画像で左にあるのが1号機だと思うから、
この爆発(火災?)は1号機じゃないものね・・・
だとしたら、1号機にいったい何が起こっているというんだろう?
ーーー
福島県 県中 大草地区農業集落排水処理施設のモニタリングの数値が
2014年5月31日に急上昇していたとの情報をゲット!
原子力規制委員会の放射線モニタリング情報から、
まず、大草地区農業集落排水処理施設の月間グラフを見てみると・・・

5月31日にグラフを突き破っています。
最大値を50マイクロシーベルトに上げてみたら、グラフのてっぺんが見えました。

月間の数値を見てみると、

5月31日16時に11.341マイクロシーベルトに上昇。
(他は大体0.08マイクロシーベルトで推移)

で、この近くのモニタリングの数値をチェックしてみたけれど、
これほど数値が上がっている場所は見つけられませんでした。
この急上昇の意味も
なんだかʅ( ‾⊖◝)ʃワカラナーイ !
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